TES IV: Oblivion (いまさらながら) 抗いがたい魅力と mod の功罪

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今日も今日とて Oblivion 絶賛没頭中ですが、中でもスクリーンショットを撮るのが楽しくて仕方ない。当時も色んなブロガーさんが、絵日記風や物語風のブログを運営されていて、かくいう自分もSS撮りまくってはブログに貼り付けたりしていたのですが、とにかくSSを撮りたくなってしまう魅力があるんですよ。

初めて Xbox360 でオブリをプレイした時にSSを残したいとはあまり思わなかったのですが、後に (当時としては) 高解像度の PC版 で mod を入れて環境や装備を強化すると、途端にSSをたくさん撮りたくなってしまうようになってしまいました。そういうわけで、Oblivion のフォルダはいつもビットマップイメージで溢れかえっています (笑)

好きな衣装を着せた自キャラと仲間を、好きな背景と好きな角度で角度で撮るのはまた格別で、これにはナルシスト的な中毒性がありますね。最近でこそ SNS 等で自撮り写真を公開するのが一般に浸透してきているので、自身を人目に晒すという行為が自然に受け入れられつつありますが、当時はまだ一般人がネットで自分の写真を晒すのは特殊なことでした。そんな中で自キャラを晒すのはその代償的行為だったのかもしれません。

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温かみのあるグラフィック

さて、Oblivion がブームになっていた当時は、ちょうどゲームのグラフィックが今風の写実的な映像に移行する過渡期だったと思うのです。それ以前のゲームと比べれば格段にリアルなグラフィックだけど、今のゲームと比べると全然リアルじゃない。そういう記号と写実の中間地点にあるこの時代のグラフィックが個人的には大好きでした。

その時代のゲーム、例えば、Fable、Rainbow Six、Gears of War、FF12、Valkyrie Profile 2 などに見られる、絵と写真の中間的な雰囲気は、実写と見紛うほどリアルな映像が溢れかえっているこの2017年現在だからこそ、懐かしいような微笑ましいような温かみを感じさせるのかもしれません。

また、現在は当たり前のように海外のゲームが日本に入ってきて人気を博していますが、当時はまだまだ洋ゲーというととっつきにくい印象がありました。登場キャラクターのあの不気味な顔面の造形だけでなく、世界観や設定も結構ダークだったり、救いようがないストーリーのクエストがあったりと、外観・内容ともに一癖も二癖もあるものが多いからです。そういう事情もあって容姿を変更する mod が人気を博したりするのですが、不気味な顔面ばかりであっても、やはり日本にオープンワールドRPGの魅力を最も鮮烈に伝えたのは Oblivion だったような気がします。

mod の良いところ・良くないところ

ところで、この手のゲームをプレイするなら「mod を利用できる PC 版一択」という考えがありますが、自分は必ずしもそうは思いません。確かに自分もかつては mod を作っており、今も昔も mod を入れて遊んでいますが、元々は Xbox360 でプレイしており、多少の不便、不具合、理不尽を感じながらも、ゲームとして存分に楽しませてもらいました。

もちろん mod は素晴らしいもので、使うのも作るのも好きでしたが、人が作った mod を入れるだけならまだしも、自分で mod を作ってゲーム内を調整し始めると、箱庭遊びとしては充実しても、ゲームとしての魅力は死んでしまうような気がします。自分の知識と技術の範囲内ではあったとしても何でも自由にできてしまうので、mod が適用された世界には、運・不運もなく、驚きも達成感もなく、ただ自分にとって都合の良いものと、何が起こるか知っているものばかりで溢れかえってしまうからです。

ただ、どうしても残念だったのは、自由に連れ歩ける仲間がいないことでした。タマネギ頭の彼では頼りないし、KotN の部下は重要人物属性が付いてないのですぐに死んでまうし、仮に慎重にプレイして生かし続けたとしても、強引に渡した装備はロードを挟んだ扉を通過した場面で初期状態に戻ります。こういう事情で PC 版に手を出し、コンパニオン mod「1st Alchemy Companion Julienne」は生まれたのですが、元々プレイヤー1人で冒険できるように調整されているオブリですから、こんな感じでクエストに挑戦すると…

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死傷者を出さずに余裕でクリアできてしまい、報酬のチルレンドをいとも簡単に入手出来てしまいます。また、もっと良くないのは、CS を使えば、チルレンドなんかより超高性能な武器をいくらでも作ることができてしまうので、もはやオリジナルのクエスト報酬などに何の魅力も感じなくなってしまうことです。おまけに、かっこいい自作装備品の mod を公開して下さる作者さんがたくさんいらっしゃるので、その装備品を拝借してCSで自分の好きな特殊能力をつけたりすると、もうね、これはゲームが完全に死んでしまいます。

以前もそのように感じていたので気を付けてはいたのですが、10年ぶりのプレイとなる今回も早速やらかしてしまったので、久しぶりにCSで「1AC Julienne」を開いてコンパニオンの1日の賃金を大幅に値上げして、おいそれと仲間にできないように設定して、再度下水道からやりなおしました (笑) ここぞという時に大金を払ってでも力を借りたいのかどうかを選択するという「縛り」を導入することによって、やっとゲームとして息を吹き返すんですね。

結局のところ、与えられた制限の中で最善を尽くし、その中で結果を出すことによってしか、充実感や達成感は得られないのかもしれません。何事も。

では、今日はこの辺で。

最後に Bravil の幸運の老女像の写真を貼っておきますね。

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Cicero はこの下からお母さんの棺桶を掘り出してきて、遠路はるばる Skyrim までやってきたんですねー、あーなんか、もうアヒャ(゚∀゚)って感じです。