G1 Jockey 4


コースの知識

コーナーの内外・緩急

コーナーでは馬が自然に減速しますが、内外と緩急による差があります。内外差は走る位置、緩急差はコースによって変わります。

  • コーナーの内側にいるほど減速率が大きい(内外による差)
  • コーナーの角度が急であるほど減速率が大きい(緩急による差)

コーナーの遠心力の副作用を利用して馬を減速させることも可能で、素直でない馬のモチベーションを下げずに減速する方法として有効です。

また、コーナー通過中は最高速度も制限されます。そのため、4コーナーで内を回ったときはその後に急加速が必要になるので、切れのない馬、大跳びの馬は4角で順当に外を回る方が無難です。内を回る場合は4角通過後、豪腕でフォローするのもいいでしょう。

最終直線の長さの影響

  • 直線が長いと4コーナーで各馬が余り動かないので内を掬いにくい
  • 直線が短いコースではGo!まで加速する距離が少なくなる

直線の長いコースでインから差す場合は抜け出せない恐れがあるので、4コーナー通過中に鼻面を入れて進路を主張しておく必要があります。

包まれた場合は通常追いで速度をキープしながら、進路を探します。スタミナが切れるまでに進路が確保できなかった時はまず挽回不能です。

直線の短いコースではコーナー抜け出し後からGo!にするまでの距離が少ししかないので急加速が必要になります。切れがない馬は順当に外からロングスパートをかけていくか、事前に逃げ馬の直後まで順位を上げておいた方が無難です。特に、地方競馬と札幌競馬場は直線が極端に短いので注意が必要です。

コース内の坂の影響

コース内の坂では馬が自然に加速・減速を行います。ペースを維持するためには手綱を少しだけ動かして調整します。また、坂を通過中は加速・減速に補正がかかります。 

  • 上り坂:加速しにくく、減速しやすい
  • 下り坂:加速しやすく、減速しにくい

坂を利用して馬を加速・減速すると手綱による制御を減らすことが可能。仕掛け地点に坂が含まれる場合はそれを利用して急加速したり、逆にスタート直後に坂がある場合は、そこで減速して差しに回などの工夫するとレース運びがスムーズになります。

基礎知識おさらい

  • 逃げ・先行は圧倒的に不利
  • 基本は差し(好位差し、中団差し、追込)と考えます
  • 逃げ馬はたまたま先頭を走っている差し馬と考えます
  • このゲームの「差す」とはゴールまで脚を維持してバテた馬を抜くこと
  • 直線一気とは前崩れ、逃げ切りとはスローペース前残りと同義
  • 芝とダートでレース運びを変える必要はない