G1 Jockey 4


騎乗コンセプト

騎乗の三基軸

G1ジョッキー4で馬の能力を引き出すポイントを3つに集約します。

  • 前後位置 :ポテンシャルを最低2目盛りは蓄積するため
  • 左右位置 :道中はインを走り、前が詰まることなく抜け出すため
  • タイミング:残り200m前後でスタミナが切れるように運ぶため

前後位置

脚質に応じた位置をキープすることによって約2目盛り蓄積されます。そのため、まず脚質に合った位置取りを取るように調整します。

見せムチでモチベーションを上げてから手綱を引くと仮定すると、モチベーション一段階減でスピードメーターの約半分~2/3減ります。

減速の差は馬の素直さによって上記幅程度の少々のズレがありますが、この減速を1減速という単位で考えて話を進めます。

出走メンバーの脚質に偏りが無く、馬の能力が平均的であった場合、前後のポジションは以下のように想定されます。

  • 減速なし:先頭~好位
  • 1回減速:好位~中団
  • 2回減速:中団~後方
  • 3回減速:後方~最後方

このことを念頭に入れて減速するとポジションがとりやすくなります。

左右位置

道中は最内(またはそれに準ずる位置)を進むのが最も有利です。結局、3~4コーナーでの抜け出しパターンは以下の3種類しかありません。

  • イン→イン(ロス小)
  • イン→アウト(ロス中)
  • アウト→アウト(ロス大)

馬群を見ながらそのつど判断しますが、出走表からある程度予測できます。

例えば、自分の馬が中団からレースをする平均的な馬の場合と仮定します。ライバル馬に先行馬が多い場合は前が団子状態になりやすいので、まともに外から交わすとロスが大きくなります。よって、「イン→イン」から抜けるパターンが多くなります。

逆に、差し馬が多い場合は後ろが団子状態になりやすいので、前の馬群が少なく外から交わしてもロスが少なくなります。よって、「イン→イン」「イン→アウト」で抜けるパターンになります。

次に、出走メンバーの脚質に偏りが無い場合は縦長になりやすいので、左右に自由に動くことは困難です。結局、その時々のポジションを維持することが多くなります。よって、「アウト→アウト」「イン→イン」で抜けます。

タイミング

前後位置のところで述べた設定した減速単位をもとに進めます。体感的には、減速1回につき、通常追い約200m疾走分のスタミナが温存されます。

「Go!」にする地点を理想的なラスト200mとすると、道中減速無しでラスト400mからの追い出し場合が基準になります。

仕掛けポイントを逆算するにためには、スタミナ切れ理想地点ラスト200mに対し、追い出し地点はラスト400mになり、1回の減速につき「200m×減速した回数」を加算します。

  • 減速1回:600mから追い出し
  • 減速2回:800mから追い出し
  • 減速3回:1000mから追い出し

馬群中の位置や時計はメンバーやプレイヤー馬の能力によって毎回異なるので、このようにペース配分は自身の減速した回数で把握すると間違いがありません。