Mount and Blade Warband


戦闘ガイド (野戦・攻城戦)

個人戦闘

徒歩時

対:近接歩兵1人

盾や武器で敵の攻撃を防御しながら丁寧に立ち回る。基本は敵の攻撃を防いだ後にこちらが攻撃する。可能なら頭を狙ったほうがよい。

対:近接歩兵複数

囲まれると危険なので、盾を構えながら後退するなどして敵を一つの方向に集めるように立ち回る。その上で隙を見て一人ずつ倒していく。戦闘が長引くほど危険が増すので、多少ダメージを受けても素早く敵の数を減らすようにするのが望ましい。

対:弓兵1人

盾を装備しているなら盾を構えながら接近して接近戦に持ち込むのがよい。盾が無ければ、敵が射撃する一瞬に横移動して矢を躱しながら接近する。自身も投射武器を装備していて照準が定まるくらいの熟練度があるなら射ち合ってもよい。その場合はなるべく遮蔽物に身を隠し、射撃する一瞬だけ身を出すほうが望ましい。

対:弓兵複数

とりあえず遮蔽物に身を隠すことを考える。遮蔽物に身を隠した後は、投射武器を装備しているなら一人ずつ敵を減らしていこう。投射武器が無ければ、盾を構えて矢を防ぎながら接近して接近戦に持ち込もう。その際、攻撃対象が他の弓兵の射線に入るように動いて、矢が当たらないように立ち回るのが望ましい。

対:騎兵

基本的に徒歩時に騎兵をまともに相手するのは分が悪い。やむを得ず騎兵と戦う場合は、まず馬を殺すことを考えよう。短い片手武器しかなければ、動きを止めてから馬の頭を狙って攻撃するのがよいだろう。先端が鋭い長柄武器を装備しているのであれば、矛先を突き出して走行中の馬の動きを止めるようにすれば、馬自身のスピードが仇になって大ダメージを与えられる。

騎乗時

対:近接歩兵・弓兵

急接近して攻撃し、素早く離脱することの繰り返しが効果的である。スピードが出ている状態での攻撃には大きなダメージボーナスがつくので、敵兵の真横をすれ違う様に移動しながら斬りつけると即死級の大ダメージを与えられる。ランスを装備している場合は、スピードが乗った状態で先端を当てると即死級の大ダメージを与えられる。

対:騎兵

直接敵兵を狙ってもいいが、確実性を重視するなら馬を殺して転倒させるのが望ましい。高低差がない場合は武器を水平に振るとちょうど敵の馬の頭を狙えるので、すれ違いざまに斬りつけて大ダメージを狙おう。ランスを装備している場合は、スピードが乗った状態で先端を当てると馬にも即死級の大ダメージを与えられる。

集団戦の用兵

Mount and Blade 戦闘

野戦

野戦での敵の動きは概ね以下の3パータンである。

  1. 真正面から突っ込んでくる
  2. じわじわ前進してきて一気に突撃してくる
  3. 初期位置で待機して待ち構える

1と2の場合は、自軍は初期位置で待機して、弓兵を少し前に出し、その弓兵を守るように歩兵を弓兵の前に出す。こうしておけば、自軍の矢の雨の中に敵兵が勝手に入ってきて勝手に倒れていく。兵力が劣る場合やもう少し念を入れたい場合は、騎兵を左右に展開しておき、敵軍と歩兵と衝突するくらいのタイミングで突撃 (Charge) させるとよいだろう。

3の場合は、敵兵を左右から攻撃できる位置に騎兵を展開しておき、正面から歩兵と弓兵を前進させる。自軍の弓兵の攻撃が始まるタイミングで左右から騎兵を突撃 (Charge) させると崩しやすい。敵兵と歩兵が接触するくらいまで待ってから騎兵を突撃させるのもよい。

いずれの場合も、自軍の兵力が敵軍より圧倒的に多い場合 (3倍~5倍) は、全軍で突撃して一気に殲滅すると素早く撃破できる。

攻城戦

概要

野戦と比べて攻城戦は非常に難度が高い。城壁に守られた敵兵を排除するのは骨が折れる上に、自軍にも大きな被害を被るからである。基本的に城攻めは不利な戦闘であるとの認識の上で、なるべく被害が少なく済むようにするという方針で話を進める。

準備

守備兵が非常に少ない場合を除き、一回の戦闘で陥落させるのはほとんど不可能なので、繰り返し攻撃を仕掛ける必要がある。また、戦闘前に攻城兵器を毎回用意する必要があり、兵器製造の為の時間は大きなロスになる。攻城戦の波状攻撃における兵器のスムーズな供給は最も重要な要件なので、パーティー内に必ず高ランクの Engineer スキル習得者を入れておこう。

次に、攻城戦では野戦と比べて味方に大きな損害が出る点を考慮する。しかし、兵が次々と負傷するからといって、兵を補給するために包囲を解いて自城に戻っていては敵に利するばかりである。やはり、一度も包囲を解かずに連れてきた兵だけで敵城を陥落させたい。

これを実現するためには、深手を負った兵士が死亡する確率を大幅に下げる Surgery スキルと負傷した兵士の体力を回復して速やかに戦列に復帰させるのに役立つ Wound Treatment スキルを持つ仲間が必要となる。いずれも高ランクの習得者をパーティーに用意して戦闘で負傷しないように配慮しよう。

戦闘

戦闘では、上位の弓兵を多めに配置して城壁に見える敵兵を素早く排除していこう。具体的には、Vaeger Marksman、Nord Veteran Archer などが理想的である。自軍の弓兵の矢が尽きる頃には敵を20~40人程度倒しているはずなので、弓兵の様子を見て矢が尽きたら一度退却する。

一度退却したら、再度攻城兵器を製造して攻撃を繰り返す。パーティーの Wound Treatment スキルが高ければ、攻城兵器を製造している間に負傷兵のほとんどは戦列に復帰するので、攻撃と退却を繰り返し、安全確実に敵兵を減らしていく。守備兵の総兵力が自軍の1/3~1/5くらいまで減少したら、歩兵を突入させて一気に陥落させよう。

この作戦は時間がかかるが、自軍の死傷者を少なく抑えることができるので、決着を急ぐ必要がない戦争ではお勧めしたい。