Winning Post 8


最優秀生産者賞

概要

最優秀生産者賞とは

年末顕彰にてその年に現役馬が獲得した賞金の合計が最も多かった生産者に授与される賞。ウイニングポスト8では強力なライバルの存在により、受賞難易度が高い賞となっています。

本来、最も優れた生産者を表彰することがこの賞の意義になりますが、ゲームプレイ上は秘書との関係を発展させるための条件やエンディング条件の一部、分場や海外牧場の開設の条件の一部という意義があります。

先か後か

この賞の獲得を困難にしているのは、プレイヤーの所有制限数より遥かに多い数の繁殖牝馬を抱える大手牧場の存在です。具体的には、社台ファームと祝永牧場が毎年のごとく上位に食い込んでくるため、普通にプレイしていてもなかなかプレイヤーが受賞するには至りません。

幸い、社台ファームは史実期間を過ぎると自然に凋落し、祝永牧場は史実期間の後に来る架空期間になるまで台頭することはありません。そのため、タイミングさえ良ければその狭間の期間に偶然受賞することもなくはないのですが、狙って受賞するとなると多少骨が折れます。

前述のとおり、社台ファームが凋落して自牧場が充実する架空期間が受賞を狙う時期としては最も良いのですが、秘書との結婚を考えている場合、2015年以降の架空期間に受賞しても初代が婚期を逸する可能性があります。

そういう趣旨で最優秀生産者賞を狙う場合は、ゲーム開始直後、すなわち、社台ファームがサンデーサイレンスを得て日本競馬を席巻する前に受賞してしまうとよいでしょう。この時期は非社台産の名馬が頂点に君臨していた時代でもあり、ライバルの現役馬を減らすために過剰に社台産馬を押さえる必要がないという点でも良い時期です。

具体的な方法は後述しますが、この方法はお守りや資金に余裕がある2周目を前提としている点にご注意ください。

ゲーム開始直後に受賞するフロー

1982年

繁殖牝馬購入

種付け

  • チヨダマサコ  :リィフォ
  • シャトーハード :フィリップオブスペイン
  • メジロヒリュウ :モガミ

1983年

繁殖牝馬購入

種付け

  • サクラスマイル :サクラショウリ
  • グリーンシャトー:シービークロス

1984年

繁殖牝馬購入

種付け

  • ホワイトナルビー:ダンシングキャップ
  • ダイナサッシュ :ディクタス
  • ツルミスター  :ヤマニンスキー
  • ナイスデイ   :ノーアテンション

1985年~1987年

上記で生産した競走馬を全て所有し、不必要に競走寿命を消耗しないように注意しながら必要最低限のレースにだけ使っていく。

1988年

全馬を以下の路線でフルに稼がせる。海外組はGⅠ連戦で7レース程度、国内組は賞金が高いステップレースのGⅡを含めて8レース程度が目安。余程の不運に見舞われなければ、この年に最優秀馬主賞と最優秀生産者賞を同時受賞できるはずである。

  • ニッポーテイオー:海外マイル (ドバイDF~BCマイル)
  • フレッシュボイス:国内短中距離(安田記念~天皇賞・秋)
  • メジロラモーヌ :国内牝馬限定(Vマイル~エ女王杯)
  • タマモクロス  :海外中長距離(ドバイSC~BCターフ)
  • サクラスターオー:国内中長距離(天皇賞・春~有馬記念)
  • オグリキャップ :米国三冠  (米国三冠~BCクラシック)
  • ヤエノムテキ  :国内中距離 (皐月賞~天皇賞・秋)
  • サッカーボーイ :国内マイル (NHKマイル~天皇賞・秋)
  • スーパークリーク:国内長距離 (国内牡馬三冠)

最優秀馬主賞と最優秀生産者賞を同時受賞

架空期間(2015年以降)に受賞する方法

架空期間は史実馬に頼ることができないため、自家生産馬で勝負することになります。基本的には、生産馬の質と量の両面でライバル牧場を圧倒しなければなりません。

強い馬を生産すること自体に苦労する場合は、こちらのページの「本格的指針」の項以降を参考にしてください。コンスタントに優秀な馬を生産できるはずです。

とは言うものの、質の良い繁殖牝馬が揃っていなかったり、諸事情によりライバル牧場と真っ向勝負ができないこともなくはありません。その際に効果的な補助的手段として、繁殖牝馬の転売をお勧めします。その際、仔を受胎している繁殖牝馬だけを狙って転売しましょう。

まず、「人情報」から「牧場」と進み、毎年ライバルになっている牧場をチェックします。大抵、ライバルは祝永牧場か社台ファームなのですが、特に前者の繁殖牝馬を購入して売却することを繰り返します。

祝永牧場の繁殖牝馬数が90前後になると、売却先に祝永牧場が選ばれるようになるので、それ以上転売することはできなくなりますが、毎年約30頭程度は転売できるので、祝永牧場の生産頭数は年々減少していきます。

これを4~5年繰り返すと、本来なら年間40億円くらい稼ぐ祝永牧場が20億程度しか稼げないほどにまで落ちぶれます。自牧場が優秀な競走馬を送り出すことと併せて、この方法を活用すれば、近い内に最優秀馬主賞と最優秀生産者賞を同時受賞することができるでしょう。

2015年以降に最優秀馬主賞と最優秀生産者賞を同時受賞