概要
発生条件
カボット家の関連クエスト「Special Delivery」を完了すると、自動的にこのクエストが発生する。
フロー
- エドワードと話す
- エモジーン・カボットを見つける
- (オプション) エモジーンについてサードレールで聞き込みをする
- カボット邸へ戻る
- ジャックと話す
報酬
- 経験値
- キャップ
攻略のヒント
全般
失踪したエモジーン・カボットを発見して連れ戻すクエスト。直接エモジーンがいる場所に行って連れ戻してもよいが、ここでは通常の手順を紹介する。
まず、エドワードから得た手掛かりに従って、グッドネイバーのバー「サードレール」に行き、マスターのホワイトチャペル・チャーリーに聞き込みをする。
次は、ホワイトチャペル・チャーリーの勧めに従って歌手のマグノリアに聞き込みを行う。マグノリアへの聞き込みの最後に、用心棒のハムから「*コミュニティフライヤーのピラー」が渡される。情報を綜合すると、エモジーンは宗教関係の人物と駆け落ちしたことが判る。
チャールズビュー野外劇場に行き、ブラザー・トーマスにエモジーンのことを尋ね、贈賄・威嚇・説得のいずれかの方法でエモジーンを解放させる。また、直接トマースの事務所へ行き、錠を破ってエモジーンを解放してもよい。
エモジーンを解放した後、カボット邸に戻ってジャックに報告すればクエストが完了する。なお、報告を行う前に、次のクエスト「The Secret of Cabot House」の導入部が見られる。
コミュニティフライヤーのピラー?
ゲームプレイとは直接関係ないが、サードレールで渡される「*コミュニティフライヤーのピラー」という珍妙な名前のアイテムがある。中を見れば同団体のチラシであることが一目瞭然であるが、アイテム名が少々おかしなことになってしまっている。
このアイテムのオリジナル名は「Pillars of the Community Flier」であり、「コミュニティのピラーのチラシ」あたりが訳語として妥当であろう。文法的には、前にある名詞「Pillars of the Community」が形容詞的に後ろにある名詞「Flier」を修飾しているのである。
英語において、このような名詞による形容詞的修飾は頻繁に行われ、具体的には、Fallout Games (=フォールアウトシリーズのゲーム)、Bethesda Games (ベセスダ製のゲーム)、Baseball Bat (野球のバット) などの例が挙げられる。
おそらく、翻訳をする際、「Pillars of the Community Flier」を「Pillars of the Community + Flier」と考えずに、「Pillars + of the Community Flier」と考えてしまったことにより、「*コミュニティフライヤーのピラー」という訳語になってしまったものだと考えられる。
エモジーンの若返り
前クエスト「Special Delivery」で謎の血清を渡さずに私物化し、エモジーンとの会話の際に所持していれば、エモジーンに血清を渡すことができる。同クエスト完了の後、エモジーンはサードレールや後続クエストなどに若返った姿で登場することになる。