Skyrim


戦闘のテクニック

戦闘の基礎知識

片手武器

スピードと威力のバランスが良い片手武器は扱いやすく、初心者、上級者を問わず、お薦めできるスタイルです。左手に盾を装備すれば、防御効果が飛躍的に向上し、より堅牢なスタイルになります。

重量の関係やこだわりによって盾を装備しない場合でも、防御ボタンを押すことで武器によって防御を行うことができるので、敵の攻撃に対して全くの無防備ということにはなりません。

両手武器

威力が高い反面、スピードが遅く、各動作における隙が多いという弱点があります。また、両手で武器を扱うため、左手に盾を装備することができません。したがって、防御が甘くなるというデメリットがあります。

片手武器と同様、防御ボタンを押すことで武器で防御を行うことができるので、敵の攻撃に対して全くの無防備ということにはなりません。

弱点も多いスタイルですが、重装備をして被ダメージを軽減し、スタミナに物を言わせてパワーアタックで押していくなら、非常にダメージ効率が良いスタイルになります。

二刀流

両手に片手武器を装備する二刀流は、左右の武器を交互または同時に繰り出す攻撃的なスタイルです。防御は全くできません。ロード画面では、攻撃力が倍化するような表現がされていますが、実際にはそれほどダメージ効率が良いわけではありません。

左右同時に攻撃を繰り出す場合、確かに1撃当たりのダメージは大きくなりますが、次の攻撃への連繋が遅いため、連繋による総ダメージはイメージほど大きくありません。

左右交互の攻撃も特定の能力(Perk)を習得してやっと片手武器より多少速い程度で、意外と扱いにくいスタイルです。

ただ、回転しながら斬りつける二刀流のパワーアタックは、範囲と速度の両面で命中させやすく、ダメージも大きいので、一撃必殺という点では信頼性が高いスタイルです。

弓矢

遠距離攻撃ができる弓矢は、開けた場所で圧倒的な優位を誇ります。ただ、弓術の能力(Perk)を習得していない初期状態では、矢を番えて素早く動くことや標的をズームすることができないため、素早い敵に対応しにくいという短所もあります。

魔法

攻撃魔法の呪文は、主に魔法の弾を撃つものが多く、弓矢の扱いと同様、動き回る敵に命中させるには多少の慣れが必要になります。また、1発ごとにマジカを消費し、マジカが枯渇すると呪文を発射できなくなるため、運用が難しい面もあります。

ただ、弓矢と異なり、魔法を構えながら素早く移動することができるので、素早い敵を追い詰めたり、敵の攻撃をかわしながら戦いやすいという長所もあります。

杖はチャージされた魔力がなくなるまで無制限に魔法の弾を撃てます。使用回数が多い巻物と考えれば良いでしょう。運用は、魔法の呪文と基本的には同じです。

馬上戦闘

パッチが当たってから、馬に騎乗した状態で武器を扱うことができるようになりました。

弓矢の扱いは通常時と同様ですが、近接武器を装備している場合は、RT(R1)で馬の右側、LT(L1)で左側を攻撃をするという点で、通常時と異なります。魔法は使用できません。

戦闘のテクニック

近接戦闘

防御で敵の攻撃をブロックし、敵が隙を見せたら攻撃をするという繰り返しが基本的な戦術になります。こちらの防御や敵自身の空振りによって、大きな隙を見せたらパワーアタックで一気にダメージを奪いましょう。

防御しながら攻撃ボタンを押すと、スタミナを消費して盾や武器でバッシュ(弾き飛ばし技)を繰り出すことができます。バッシュによって敵の体勢崩したら、すかさずパワーアタックで大ダメージを狙っていきましょう。

威力が高い敵のパワーアタックは、防御しても大ダメージを受けてしまうので、敵が振りかぶった時にすかさずバッシュを入れて、パワーアタックを潰してしまいましょう。また、その際、ほぼ確実に敵は体勢を崩すので、こちらのパワーアタックのチャンスになります。

二刀流の時など、防御ができないときは、とにかく動き回って敵の攻撃をかわしましょう。それでも近接戦闘における回避には限界があるので、できれば麻痺の効果が付いた武器などを使用して敵の動きを止めるか、パワーアタックで大ダメージを与え、一気に勝負を決してしまうほうがよいでしょう。

射撃

近接攻撃を仕掛けてくる敵を相手にする場合は、とにかく距離をとることを最優先して立ち回りましょう。野外など広い場所での戦闘では、まず捕まることはないでしょう。また、敵が近づけない高所に陣取れる場合は、地形を利用して一方的な攻撃を展開できます。

一方、ダンジョンなど狭い空間では、非常に辛い戦いを強いられます。この場合は、ダンジョンの暗さを活かして隠密による不意打ちを旨とすることをお勧めします。

弓を扱う敵と弓で戦う場合は、左右に常に動くことを心がけます。左右に動き続けている限り、敵の矢はほとんど当たりません。自分が狙って射つ一瞬だけ止まり、それ以外は動き続けるようにしましょう。

左右に動く敵を遠距離から狙うときは、敵の動きに合わせて照準を調整しましょう。例えば、敵が左に走っているなら、距離に応じてやや左に照準を合わせて矢を放ちます。かなりの遠くの敵を狙っている場合は、敵の体1つくらい前を狙うくらいでちょうどよいでしょう。

魔法

魔法の弾を飛ばす魔法は、思いのほか命中しません。しかも1発ごとにマジカを消費するため、あまり無駄撃ちができません。

ただ、魔法は弓矢と異なり、魔法を構えたまま素早く動くことができるので、できるだけ標的に接近して命中させることを心がけましょう。

立ち回りのテクニックではありませんが、魔法の威力は特定の能力(Perk)を習得しないと上昇しないことに留意しましょう。破壊魔法スキルをいくら上げても魔法の威力は上がらないので、威力が不満を感じる場合は、能力を習得するか、より高度な魔法を習得するようにするとよいでしょう。