概要
全般
ニックスとは種牡馬と繁殖牝馬の相性を指す。例えば、スピードに優れるが体質の弱い種牡馬と競走能力には劣るが健康な母の配合などは古くから「ニックス」と呼ばれ、親しまれてきた。
本来はこのような系統間・個体間における具体的な相性を指してニックスというが、ウイニングポスト8におけるニックスとは父系と母父系が属する子系統の漠然とした相性の良さを指し、効果は爆発力の上昇という形で一括されている。
ウイニングポスト8におけるニックスは、成立し易く悪影響がないという点で非常に優れた配合理論であり、配合に際して積極的に狙っていきたい。なお、ゲーム内に存在するニックスは「記録」内の「ニックスファイル」の項から参照できる。
特殊なニックス
通常のニックスが成立している状態で更に父系と母母父系とのニックスが成立する状態を「ダブルニックス」と呼ぶ。
また、ダブルニックスが成立している状態で更に父系と母母母父系とのニックスが成立する状態を「トリプルニックス」、トリプルニックスが成立している状態でさらに母母母母の父系とのニックスが成立する状態を「フォースニックス」と呼ぶ。
当然のことながら、爆発力の増加は [フォース>トリプル>ダブル] の順で大きくなる。
また、父系と母父系とのニックスが成立しないものの、父系と母母父系とのニックスが成立する状態を「2次ニックス」、父系と母母母父系とのニックスが成立する状態を「3次ニックス」、父系と母母母母の父系とのニックスが成立する状態を「4次ニックス」と呼ぶ。
絶対量は微々たるものの、上記いずれの副次的なニックスも多少の爆発力の増加が見込める。
クイック・リファレンス
ニックス
○次ニックス
爆発力増加量
1本 | 2本 | 3本 | 4本 | |
---|---|---|---|---|
ニックス | 2 | 4 | 6 | 8 |
○次ニックス | 1 | 2 | 3 | - |
ゲーム開始直後(1982年)に存在するニックス
ニックス対象 | |
---|---|
エタン系 | ノーザンダンサー系 |
サーゲイロード系 | リファール系 |
ダマスカス系 | ノーザンダンサー系 |
トウルビヨン | ネイティヴダンサー系、ノーザンダンサー系 |
トムフール系 | ニアークティック系、プリンスローズ系 |
ニアークティック系 | トムフール系、ロイヤルチャージャー系 |
ニジンスキー系 | ネイティヴダンサー系、ネヴァーベンド系、ヘイルトゥリーズン系、レイズアネイティヴ系 |
ネイティヴダンサー系 | トウルビヨン系、ニジンスキー系、ノーザンダンサー系 |
ネヴァーベンド系 | ニジンスキー系、パーソロン系、ファイントップ系、リュティエ系 |
ノーザンダンサー系 | エタン系、ダマスカス系、トウルビヨン系、ネイティヴダンサー系、ハイペリオン系、プリンスリーギフト系、ヘイルトゥリーズン系、リボー系 |
ハイペリオン系 | ノーザンダンサー系、ボールドルーラー系 |
ハンプトン系 | ブランドフォード系 |
パーソロン系 | ネヴァーベンド系、ヘイルトゥリーズン系、リファール系 |
ヒムヤー系 | リボー系、ロイヤルチャージャー系 |
ファイントップ系 | ネヴァーベンド系、マンノウォー系 |
ブランドフォード系 | ハンプトン系、ボールドルーラー系 |
プリンスリーギフト系 | ノーザンダンサー系、リュティエ系 |
プリンスローズ系 | トムフール系 |
ヘイルトゥリーズン系 | ニジンスキー系、ノーザンダンサー系、パーソロン系 |
ボールドルーラー系 | ハイペリオン系、ブランドフォード系 |
マンノウォー系 | ファイントップ系、リファール系 |
リファール系 | サーゲイロード系、パーソロン系、マンノウォー系 |
リボー系 | ノーザンダンサー系、ヒムヤー系 |
リュティエ系 | ネヴァーベンド系、プリンスリーギフト系 |
レイズアネイティヴ系 | ニジンスキー系 |
ロイヤルチャージャー系 | ニアークティック系、ヒムヤー系 |