概要
人物
全般
インスティチュートによって製造された人造人間の一人。第二世代と第三世代の中間的なプロトタイプとして試験的に用いられていたが、廃用となって破棄される。その後、人間と調和して暮らす方法を模索し、現在はダイアモンドシティで助手のエリー・パーキンズと共に探偵業を営んでいる。
連邦の人間は皆、インスティチュートによって身近な人間が人造人間と入れ替えられることを恐れており、ニックのような人造人間は恐怖の対象となるはずだが、かつてのダイアモンドシティ市長の働きかけと自身の努力により、少なくとも同地の住人からは人間として親しまれている。
また、筐体の損傷が激しく内部の機械部品が露出してしまっているが、その異様な容貌によって人造人間であることが一目瞭然であることがかえって人々を安心させているところがあるのかもしれない。
現在はダーラという女性の誘拐事件の捜査を引き受けており、スキニー・マローンというギャングが支配するVault 114の調査に赴いている。なお、同事件の顛末を描くクエスト「Unlikely Valentine」完了後、ニックを仲間として同行させられるようになる。
来歴
インスティチュートに破棄された直後のニックは自失状態でウェイストランドを彷徨った後、人間の集落の技師によって修理され、同地の人々に受け入れられたという。その後、ダイアモンドシティ市長の娘の誘拐事件を解決した功績によって、同市に受け入れられ、探偵事務所を開業するに至った。ちなみに、本人の言によると、トレンチコートを愛用しているのは、人間の世界の探偵とはそういう格好をするものだと認識しているからであるとのこと。
ニックの探偵としての捜査技術や戦闘技術は、インスティチュートの実験でニックにダウンロードされた戦前の警察官の記憶に由来するものだという。その警察官の名前はニック・バレンタインといい、人造人間のニックはその人物の名前を借用しているのである。また、警察官という模範的な人格がダウンロードされたおかげで、人間と調和できるのだとニックは語っている。
戦前の警察官ニック・バレンタイン
人造人間のニックに中に記憶を転送された戦前の警察官ニック・バレンタインは、元々シカゴ配属の敏腕刑事であったが、当時のボストンの犯罪組織のボス、エディー・ウィンターを捜査する特別チームに主任として迎えられた。
同チームはエディー・ウィンターの捜査に尽力したが、エディーの手下がニックの婚約者ジェニファーを殺害したことにより、状況が一変する。また、エディーに強力なコネクションがあることが判明したことも後押しとなり、同年内に捜査は打ち切られ、ニックはエディーを電気椅子に送ることはできなかった。
特技・特殊 Perk
ハッキングを得意としており、同行中はパスワードでロックされたターミナルをハッキングさせることができる。また、好感度が最高に達すると、特殊Perk「Close to Metal」を伝授してくれる。同 Perk はハッキングの試行回数を1回増やし、ロックアウト時間を短縮する効果を持つ。
思想・嗜好
戦前の警察官の人格が転送されているためか、一般的な観点から倫理的と思われる行動がニックに好感を与える。高潔な行いを旨として進んで人助けを行い、厚意の対価として多くを求めない態度が好まれる。
最も効率的にニックの好感度を上昇させる方法として、ミニッツメンのサイドクエストを繰り返し攻略することが挙げられる。被害に遭っている居住地で住人に協力を約束するごとにニックの好感度が上昇する。
好印象を与える行動 |
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・人助け全般 ・平和的な対応全般 ・高潔な行動全般 ・ハッキング ・レールロードに協力 |
写真
基本情報
データ | |
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オリジナル名 | Nick Valentine |
性別 | 男性 |
不死属性 (Essential) | 不死 (Essential: 重要人物属性) |
所属・組織 | なし |
ロケーション | Vault 114 ⇒ DCマーケット |
商取引 | 不可 |
医療行為 | 不可 |
素材注文票取扱 | なし |
仲間・特殊Perk | 可 (特殊Perk: Close to Metal) |
データ
所持品
関連クエスト
- Unlikely Valentine
- Getting a Clue
- Reunions
- Dangerous Minds
- The Disappearing Act
- The Gilded Grasshopper
- Long Time Coming