概要
大戦以前に中国軍からアラスカを開放する目的で開発された米軍の巨大兵器。瞬く間に敵を灰燼と化すレーザーと強力な核爆弾を装備している。
大戦による破壊の後、約2世紀もの間リバティ・プライムは国防省に放置されていたが、その有用性に目を付けたB.O.S.に回収される。そして、当時同組織に所属していた科学者マジソン・リーの手によって改修され、実戦に投入された際は鬼神のように敵を粉砕したという。驚異的な戦闘力で敵を圧倒し続けたリバティ・プライムは当初無敵かと思われたが、最終的には敵の手によって破壊された。
以来B.O.S.の技師によって幾度となく修理が試みられたが、必要な部品が揃わず作業は難航し、此度のインスティチュート打倒作戦では、やむを得ず修理未完のままプリドゥエンでボストン空港に輸送され、プロクター・イングラムの指揮の下、現地で部品を調達することとなった。
リバティ・プライムは本編を通してB.O.S.の最終兵器として描かれ、B.O.S.の重要なメインクエスト「Ad Victoriam」では、ボストン空港からC.I.T廃墟の間に布陣する敵を蹂躙し、友軍の進攻を導く重要な役割を果たす。一方、予てからリバティ・プライムを危険視していたインスティチュートは、ハッキングを用いて無力化する作戦を立案し、クエスト「Airship Down」では、プリドゥエン共々破壊されることになる。リバティ・プライムがいずれの運命を辿るかはプレイヤーがいずれの勢力に身を投じるか依って異なる。
ちなみに、リバティ・プライムが攻撃目標を中国軍や共産主義者と見做すのは、本稿での冒頭で述べた通り、元々旧中国軍と戦う目的でプログラミングされていることに因る。つまり、2世紀経った現在も、リバティ・プライムは人造人間やスーパーミュータントを旧中国軍や共産主義者と認識して (勘違いさせられて) 戦っているのである。
写真
基本情報
データ | |
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オリジナル名 | Liberty Prime |
性別 | 男性 |
不死属性 (Essential) | 不死 (Essential: 重要人物属性) |
所属・組織 | B.O.S. |
ロケーション | ボストン空港 |
商取引 | 不可 |
医療行為 | 不可 |
素材注文票取扱 | なし |
仲間・同行 | 関連クエスト中のみ |