概要
人物
全般
イーグレット・ツアー・マリーナに一人隠れ住む女性。同地を訪れてフィリスと対面すると、いきなり銃を突きつけられ退去を迫られるばかりで話が要領を得ない。説得に成功すれば事情を話してくれるが、説得には高ランクのCharismaが必要とされるため、平均的な育成をしたキャラクターである場合まず説得に失敗する。
一方、一般的な説得を諦め、フィリスがいる建物の二階にあるターミナルを調べて孫のサミュエルの死についての情報を得てから話を進めると、説得は必要とならず、フィリスは渋々ながら事情と経緯を話してくれる。また、話の最後に主人公がミニッツメンに所属していれば、行き場のないフィリスをミニッツメンに勧誘することができる。ただし、こちらは高ランクのCharismaが必要とされる。
真相
フィリスは以前、孫のサミュエルと暮らしていたが、銃器を携えて周囲の警備に当たっていたある日一時的に気を失ってしまい、意識を取り戻すと目の前に血まみれの孫サミュエルが横たわっていたという。
駆け付けた隣人の目撃ではその時フィリス以外の人影がなかったことから、フィリスが気を失っている間にフィリスの銃によってサミュエルが死亡したことは間違いなく、本人もそのことを認めているが、サミュエルを心から愛していたフィリスは自身の手で孫を殺したという衝撃的な事実を受け入れることができなかった。
以来、フィリスは自分がインスティチュートによって製造された人造人間であり、何らかの外的な指令に操作されてサミュエルを殺してしまったと結論付ける。そして、新たな被害者が出る前に以前の住居を去り、イーグレット・ツアー・マリーナで他人との接触を断って暮らすようになった。
サミュエルの死は、おそらく疲労等による一時的な意識不明とその際の銃の暴発による事故であると考えられるが、たとえ不可抗力であったとしても自らの手で最愛の孫を殺してしまったという事実がフィリスの精神を蝕み、遂には自身を人造人間だと思い込むようになったのだろう。
また、そう思い込むことによって、サミュエルを射殺した時の自分は本来の自分ではなく、インスティチュートに操縦された状態の自分であったと言い聞かせることができる。このような形で僅かながらも罪悪感を軽くすることによって、辛うじて正気を保っていたものとも推測される。
写真
基本情報
データ | |
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オリジナル名 | Phyllis Daily |
性別 | 女性 |
不死属性 (Essential) | なし |
所属・組織 | なし |
ロケーション | イーグレット・ツアー・マリーナ |
商取引 | 不可 |
医療行為 | 不可 |
素材注文票取扱 | なし |
仲間・同行 | 不可 |