Skyrim


忘却の彼方

クエスト概要

発生条件

「エセリウム戦争(The Aetherium Wars)」という書物を読むのがクエストを発生させる自然な流れになる。

同書はウィンターホールド大学(College of Winterhold)にある書庫やドラゴンズリーチ(Dragonsreach)にあるファレンガー(Farengar)の書斎などで見つかる。

また、本を読まずに直接アルクンザムズ(Arkngthamz)に向い、カトリア(Katria)と会話してもクエストは発生する。

なお、バグによりクエストが発生しない場合については、「バグと対策」の項を参照されたし。

目的

エセリウム鋳造器具(The Aetherium Forge)を発見して、アイテムを作成する。

進行

アルクンザムズに入ると、立ち去るよう何者かの声に警告される。しばらく進むと、カトリア(Katria)という人物の霊が現れ、再度警告した後、協力を申し出てくる。

カトリアの霊と合流した場所からすぐの場所に、カトリアの遺体が横たわっている。所持品の中からカトリアの日記(Katria's Journal)を回収し、中を確認しておく。

最深部のスイッチを正しい順番で作動させ、奥にあるエセリウムの破片(Aetherium Shard)を手に入れる。エセリウムの破片をカトリアに見せると、他の破片も捜索する展開になる。

具体的には、以下のロケーションで残りの破片を発見する。ロケーションをまだ発見していない場合は、カトリアの日記を参考にして探してみるとよいだろう。

ビサルフトの遺跡(Ruins of Bthalft)にある装置に4つのエセリウムの破片を嵌め込むと、エセリウムのクレスト(Aetherium Crest)に変化する。エセリウムのクレストを回収すると、エセリウム鋳造器具へ通じるエレベーターが現れる。

エセリウム鋳造器具が部屋へ入り、バルブを閉めて蒸気を止める。その後出現するドワーフのオートマトンを撃破する。

エセリウム鋳造器具で以下のいずれかのアイテムを作成する。

バグと対策

クエストを開始する前に関連ロケーションのムズルフト等を訪れていたり、エセリウムの破片(クエスト発生前は別名)を回収してしまっていると、クエストが開始されないバグが存在する。

この状態になると、「エセリウム戦争」を読んでもアルクンザムズを訪れてもクエストが発生せず、カトリアの遺体にカトリアの日記が現れない。当然ながらクエストを完了することはできず、同クエスト完了を条件とするトロフィー獲得・実績解除も不可能となる。

バグが発生した場合の確実な対処法はなく、以前のセーブの中からクエストが開始できるものを探し、そのデータで攻略するしかない。また、上記以外の場合にもバグが発生することがある。総合的な解決法としては以下を推奨する。

まず、DLC「ドーンガード」をシステムからアンインストールする。その後、ドーンガード関連のクエストが開始する以前のセーブをロードして一度セーブする。これはDLC「ドーンガード」の情報を一度そのセーブ内から完全に消去した状態にするためである。

また、ドーンガード関連のクエストが開始する以前のセーブを使用する理由は、関連クエストが既に進行中の場合、DLC「ドーンガード」がインストールされていない状態ではセーブデータ自体が使用できないためである。

その上で、DLC「ドーンガード」を再インストールする。先ほど作ったセーブデータをロードして、「エセリウム戦争」を読むか、アルクンザムズを訪れてクエストを発生させる。

確実ではないが、ほとんどの場合はこの方法でバグを解消できる。当サイトのプレイ中、同バグによりクエストが発生しなかったときも、この方法で解消することができた。

攻略のヒント

全般

クエスト開始から完了までに多くのロケーションを訪れることになり、移動距離が長く戦闘の回数が多い。十分に準備して臨むほうがよいだろう。

アルクンザムズ

アルクンザムズ最深部にある5つスイッチの作動順については、アルクンザムズ(Arkngthamz)の頁のこちらの項を参照されたし。

ムズルフトのエセリウムの破片

ムズルフトの遺跡ではなく、外部にあるドワーフの保管室(Dwarven Storeroom)でエセリウムの破片が見付かる。

ビサルフトの遺跡の地下

エレベーターで地下へ降りた先にある施錠された扉は、アルクンザムズの仕掛けと同様、高所にある青い部品の付いた回転スイッチに矢を射ち込む。

エセリウム鋳造器具

手許にあるエセリウムがスカイリムに存在する最後のサンプルになる。すなわち、3種類のアイテムの内1つしか入手することができないので、慎重に選択しよう。