概要
はじめに
基本的には物語を読み進めていくだけのアドベンチャーゲームにおいて、初心者ガイドという表現も少々奇妙な感じがしますが、シュタインズ・ゲートには分岐という点において一般的なアドベンチャーゲームと異なる点がいくつか存在します。
本ページでは、ネタバレをしないように注意しつつ、初見のプレイヤーがシュタインズ・ゲートのプレイにおいて知っておきたい事柄を解説します。
選択肢がない
アドベンチャーゲームでは、物語の節目に発生する選択肢に応じて展開が異なるというシステムが一般的ですが、シュタインズ・ゲートにはいわゆる「選択肢」という概念がありません。
それに代わるものとして「フォーントリガー」と呼ばれるものが用意されていますが、これはプレイヤー自身が携帯電話を使用して自発的に発生させる必要があるため、普通に何もせず読み進めていくと、(選択肢を全く体験しないまま)必ず特定のエンディングに到達することになってしまいます。
詳細
フォーントリガー
フォーントリガーとは携帯電話の使用によって物語に変化が現れるシステムのことであり、具体的には、着信への応答・無視、メールの受信・返信、通話の発信、メールの送信などによる分岐システムを指します。
大半の着信やメールは物語に大した影響を及ぼしませんが、一部は物語の展開に多大な影響を及ぼします。また、物語に大きな影響を与えるとまではいかなくても、展開が多少異なったことによって、回収できるCGが異なる場合もあります。
収集系トロフィー・実績の条件は、このフォーントリガーで適切な行動をとったかどうかによって成否が判定されるものがほとんどです。条件の詳細をお探しの場合は、以下の個別ページを参照してください。
エンディング
物語の中盤以降、各章ごとに大きな決断を迫られる場面があり、テキストの文末にフォーントリガーのマークが表示されます。この時にフォーントリガーを使用して適切な行動をとったかどうかによって、各エンディングや次章への進行などの分岐が発生します。
なお、何もせずに読み進めてしまった場合は、「選択肢がなかった」のではなく、「何もしないことを選択した」という扱いになり、それに応じた分岐を辿ります。これを書いている私自身も、初見プレイではフォーントリガーを理解しておらず、あるエンディングに直行してしまいました。
エンディング条件は単純なものと条件が厳しいものがあり、単純なものは前記のとおり重大な決断の場面でフォーントリガーを操作することだけが影響を及ぼしますが、条件の厳しいものは物語の序盤からフォーントリガー(主にメールの返信)で適切に行動していたかが重要になります。
初心者ガイドということで概要のみの説明としましたが、具体的なエンディング条件をお探しの場合は、以下の個別ページを参照してください。