審問会
戦略テーブル
ヘイブンやスカイホールドの戦略テーブルで実行する作戦の所要時間は実時間で計算されます。例えば、所要時間が1時間の作戦の場合、リアル世界で実際に1時間経過すると、作戦が完了します。
作戦の所要時間はゲーム機本体の現在時刻を参照して計算されており、ゲームをプレイしていない間も実時間は進んでいるため、作戦が進行します。所要時間が長い作戦は、ゲームをやめる前に実行しておくとよいでしょう。
パーク
勢力に比べて影響力の成長は遅いため、獲得できるパークの数は限られています。また、有用なパークは意外と多く、選択に迷ってしまうことも多いでしょう。特に序盤は慎重に習得パークを選択することをお勧めします。優先的に習得することが望ましいパークについては、おすすめパークの頁が参考になれば幸いです。
ただ、パーク習得用ポイントの不足に悩まされるのは中盤までです。中盤以降はサイドクエストの完了によって獲得できる影響力が非常に大きくなり、それに伴ってパーク習得用ポイントにも余裕ができます。最終的には、必要なパークはだいたい揃うと思っておいて問題ありません。
密偵
ゲームに登場する人物の中には、密偵として審問会に加わる者がいます。密偵は顧問をサポートし、作戦の所要時間を短縮します。ほとんどの人物はクエストや会話を通して勧誘することが可能で、半数は特殊な条件を要しません。
一方で、クエストの完了や通常の会話だけでは勧誘できず、審問官が特定の審問会パークを習得していることが条件であったり、仲間に説得してもらう必要がある人物もいます。密偵の一覧と詳しい条件は、密偵一覧の頁を参照願います。
密偵とパークポイント
パークの中には、同カテゴリー内に一定ポイントを割くことが習得条件となっているものがありますが、勢力に比べて影響力の成長は遅く、パーク習得用ポイントは不足しがちです。
クエストなどを通して審問会に加入する密偵も各カテゴリーの1ポイントとして換算されるので、習得条件を満たすためにカテゴリー内パークを増やす必要がある時は、当該クエストを攻略して密偵を増やすことを考えるとよいでしょう。
研究用アイテム
敵を戦闘で倒すと研究用のアイテムをドロップすることがあり、研究用アイテムを提出すると敵の弱点に対する研究が進みます。
審問会の本拠地には研究用アイテムを提出するテーブルがあり、ヘイブンではジョゼフィーヌの執務室、スカイホールドでは、レリアナがいる塔の2階に設置されています。
弱点に対する研究が一定まで進むと、その敵に対してより大きなダメージを与えることができるようになります。研究の進捗はコーデックス「生物・モンスター」の各項目の画像下部のゲージで確認できます。
素材収集依頼
各エリアのキャンプにいる調達担当仕官から引き受けることができる素材収集依頼は、実質上、審問会の勢力を1ポイント稼ぐためのクエストのようなものです。ストーリーに直結するような内容のものはほとんどありません。
素材収集依頼に応えれば、手持ちの素材やアイテムを提出して確実に勢力を稼ぐことができますが、サイドクエストには、一度に多くの勢力を稼げるものも少なくないので、無理に素材収集依頼に応える必要はありません。
また、素材収集依頼の中には貴重な素材を多数提出することを求められるものが多く、その報酬は一律、勢力1ポイントであるため、積極的に取り組む意味はありません。そもそも、普通にサイドクエストを攻略していれば、勢力不足に陥ることはまずありません。
キャラクター
仲間との会話
審問会の本拠地では、仲間や顧問と様々なトピックについて会話をすることができます。会話をしなくても特に問題はありませんが、会話によってサイドクエストや恋愛感情が発生することがあります。また、Dragon Age の世界観を深く知る機会にもなるので、探索や戦闘の休憩を兼ねて仲間や顧問と会話することをお勧めします。
仲間のカード
パーティー編成画面などで表示される仲間のカード風イラストは、クエストや会話を通して親密になると変化します。仲間の精神を象徴するかのようなイラストは印象的で、変化に気付いた時には新鮮な驚きがあるでしょう。
恋愛
会話やクエストを通して特定の仲間や顧問と恋愛関係になることができます。ただし、審問官(主人公)の種族と性別によって恋愛対象にならない場合もあります。恋愛可能な人物の一覧と恋愛対象については、恋愛対象一覧の頁を参照願います。
恋愛関係になることは難しくなく、普段から相手の価値観に合う選択をして好感度を上げ、ハートマークの選択肢がある場合は優先的に選ぶようにしましょう。その上で対象の個人的なクエストを攻略していけば、重大な選択においてよほど反感を買っていないかぎり、恋愛関係になれるはずです。
また、築いた恋愛関係は破棄することができます。具体的には、当該キャラクターに話しかけ、恋愛関係を終了させることを伝える選択をすることにより、恋愛を終了させることが可能です。
あまり好ましいことではありませんが、こうすることで複数のキャラクターとの恋愛を楽しむことができます。ただし、同時に恋愛関係になれるのは1人のみです。他のキャラクターと恋愛関係になるためには、現在の関係を終了させる必要があります。
振り直し
アビリティを振り直し(リスペック)するためのアイテム「戦術家の巻き直し」販売されています。ヘイブンではハリットのいる鍛冶場で、スカイホールドでは地下室で購入可能です。
「戦術家の巻き直し」を装備すると、今までに習得した全アビリティを忘却し、習得に使用した全アビリティポイントが払い戻されます。なお、「戦術家の巻き直し」は一度使用すると消滅します。
アイテム・資金
倉庫
出荷状態では、アイテムを保管できる倉庫がなく、持ちきれないものは売却するか破棄するしかありませんでしたが、アップデート(パッチ)により、倉庫(箱)が実装されました。倉庫(英語表記:Storage)は、スカイホールドの地下室(生産・強化などを行う部屋)に配置されます。
売却品への移動
アイテムリストで「売却品へ移動」したアイテムは一時的に、「貴重品」の項目に移されます。操作ミスや勘違いなどで誤って「売却品へ移動」してしまった場合は、貴重品の項目から元に戻すことができます。
こまめに整理
クエストなどでダンジョンや邸宅などの広い場所を探索する場合、持ちきれないほどのアイテムが手に入ることが少なくありません。こういった場所に入る前に、予めアイテムを売却・保管しておくようにすることをお勧めします。
貴重品
貴重品に分類されるアイテムは、基本的に換金用の売却専用アイテムです。一部、素材収集依頼で使用するアイテムもありますが、基本的に全部売却しても問題ありません。
取り逃したコーデックス
ストーリー展開によって消滅したエリアで取り逃したコーデックスや、分岐によって訪れることがなかったエリアにあるコーデックスは、ヴァル・ロヨーの書店で購入できるようになっています。
資金繰り
Dragon Age: Inquisition の通常のプレイにおいて、資金に余裕がある状態になることはなく、十分な量の資金を手早く計画的に稼ぐような方法はありません。
終盤になるとそれなりに余裕はできるものの、一般的な国産RPGのように有り余るほどのお金が残ることはありません。1回のプレイでは、各地の商店で販売されている高額アイテムの一部しか購入できないでしょう。
したがって、商店では慎重にアイテムを吟味し、本当に必要なアイテムだけ購入するほうがよいでしょう。コレクター的な買い方をすると、すぐに資金は尽きてしまいます。もちろん、資金が尽きたからといって、ゲームが「詰む」ことはまずありませんが、無駄遣いは極力控えるほうが賢明です。
探索
ファストトラベル
各エリアに設営したキャンプには、ファストトラベル(瞬間移動)が可能です。戦闘中でない限り、いつでもファストトラベル可能なので、キャンプを設営しておくと、以後の探索が非常に楽になります。新しいエリアに到着したら、まずキャンプ候補地を目指すとよいでしょう。
また、一部の砦や村落にもファストトラベルが可能なものがあり、こちらもキャンプと同様、探索の助けになります。そういったロケーションを発見・制圧するようなクエストをなるべく先に攻略することをお勧めします。
捜索
Lスティック押下で使用できる捜索は、素材、宝箱だけでなく、燭台・扉のようなインタラクティブな物体まで発見することが可能な非常に便利な機能です。エリアやダンジョンの初回探索時はLスティックを連打しながら移動するくらいでちょうどよいでしょう。
特殊な捜索
近くに重要なアイテムやクエストに関連するアイテムがある場合、ミニマップの縁が点灯し、捜索ボタン(Lスティック)で対象の位置を探ることができるようになっています。
特殊な捜索が可能な場合、捜索ボタンを押下する度に対象の方向が表示され、コントローラーが振動して高い効果音が鳴ります。また、仲間が以下のようなセリフ(バリエーション多数)で捜索を促してきます。
- There must be something here.
- We should search the area.
- We should look around.
- Let's look around.
他の目的地に移動中は、ミニマップの点灯を見落としやすいので、効果音と仲間の声に注意しておきましょう。
パーティーに各クラスを
エリアやダンジョンには、各クラスの固有スキルがないと進入できない場所があります。具体的には、壁・魔法障壁・施錠された扉が存在し、対応したクラスによってのみ破壊・開錠が可能になっています。
- 壁・鉱脈:戦士のみ破壊できる
- 魔法障壁:魔道士のみ破壊できる
- 施錠扉 :ローグのみ開錠できる
スムーズに探索するためには、よほどのこだわりがない限り、パーティーに戦士、魔道士、ローグを一人ずつ入れておくことをお勧めします。
リスポーン
一度取ったアイテムや倒した敵などが一定時間経過後に復活するような現象・設定を指して「リスポーンする」などと言います。Dragon Age: Inquisitionでは、薬草や金属のような素材はリスポーンし、宝箱の中身はリスポーンしません。
ルーン
エリアに存在する遺跡、ダンジョン、石壁などにルーンが描かれていることがあります。通常、ルーンはヴェイルの炎を手に持っている状態でないと解読することができません。
ヴェイルの炎は、魔力を注いで点火した燭台から手に取ることが可能です。ルーンを発見したら、近くに魔力を注入できる燭台がないか探してみましょう。
サイドクエスト
キャラクターや審問会の強化のために可能な限りサイドクエストを攻略することが望ましいのですが、サイドクエストの中には、ストーリー性が薄く報酬が控えめな所謂「お使いクエスト」も少なくありません。
そういったクエストは無理に攻略する必要はなく、気が向いた場合や、他のクエストのついでに着手するとよいでしょう。ほとんどは無視しても大勢に影響がないものばかりです。
戦闘
属性
ダメージの数値の色は攻撃の属性を表しています。自分や仲間の攻撃によるダメージがあまりにも少ない場合、敵がその属性に耐性を持っているはずです。高難易度では、耐性はほぼ無効に近く、ダメージが1程度しか与えられません。
戦闘中に武器やグレネードを持ち替えたりアビリティのマッピングをすることができないため、次の戦闘以降での対処ということになりますが、属性の異なる武器を用意しておくと戦闘が楽になるでしょう。特に、魔道士は3種類の属性の杖を携帯しておくことをお勧めします。
なお、色が表す属性は以下の通りです。
- 赤:物理ダメージ
- 橙:火ダメージ
- 藍:雷ダメージ
- 水:冷気ダメージ
- 黄:精霊ダメージ
障壁
魔道士が使える魔法「障壁」は一定時間体力へのダメージを防いでくれます。戦闘開始時点では、まず魔道士とローグに障壁を使用すると受けるダメージを大きく軽減できます。コンピューター操作時にも優先的に障壁を使用するように、戦術画面で「推奨」に指定しておくことお勧めします。
タンクを一人用意する
Dragon Age: Inquisition の戦闘では、強いタンク(敵の攻撃を惹き付ける役)が一人いるだけで戦闘が非常に楽になります。体力が高い戦士であれば誰でもタンクができるものの、やはり堅牢な「片手武器・盾」のスタイルが理想的です。
「片手武器・盾」のスタイルを推奨する理由は、「シールドウォール」などのアビリティによって得られる「ガード」の効果が非常に高いことです。ガードが発生している場合は、ダメージを受けた際に体力ではなくガードのほうが先に減り、ガードが崩されるまで体力が減りません。
Dragon Age: Inquisition では、上級クラス「魔道騎士」のフォーカスアビリティ「再生」を除いて一般的な回復魔法がなく、体力の回復は限られた数のポーションに頼らざるを得ません。そのため、長時間の探索や強敵との戦闘において、少しでもダメージは軽減したいものです。
通常、防御力の高い鎧を装備していてもガードがなければ、それなりのダメージは受けてしまいます。しかし、 “第二の体力” とも言えるガードを作り出し、受けるダメージを無効化してしまえば、結果的にパーティー全体のダメージを軽減することが可能です。
実際には、適切なアビリティを習得したタンクが敵の攻撃意識を惹きつけられれば、ほとんど無傷で戦闘を終えることができ、その傾向は終盤に近づくほど顕著になります。
各個撃破
各キャラクターがバラバラに敵を攻撃するより、弱い敵を確実に倒し、敵の数を減らしていくほうが戦闘がスムーズに進みます。苦戦する場合は、各個撃破を狙っていくとよいでしょう。
待機
複雑な地形に突入すると混戦状態になることがあり、魔道士や弓ローグが接近戦に巻き込まれると不利な展開になりがちです。地形が複雑な場合は、「待機」コマンドでパーティーの動きを止め、敵を遠距離攻撃で刺激して誘き寄せるとよいでしょう。
後衛の撤退
魔道士や弓ローグが前線の戦闘に巻き込まれている場合は、戦術カメラを使用して安全な位置まで下がらせるように指示しましょう。敵が執拗に後衛を追う場合は、手動で操作して攻撃意識がタンクに向くまで逃げるのも一手です。
戦術カメラ
戦術カメラ使用時にカーソルを敵に合わせると、敵の正確な体力、弱点、現在のステータス異常などが表示されます。非常に便利な機能なので、活用することをお勧めします。
その他
英語字幕
Dragon Age: Inquisition の日本語版は、日本語字幕+英語音声の仕様になっていますが、オプションの「オーディオ項目」にある「テキストの言語」で英語テキストに変更することが可能です。原文による本作の世界も味わい深いものなので、興味のある方は是非お試しになるのをお勧めします。
酒場の歌
ヘイブンやスカイホールドの酒場では、吟遊詩人が色々な歌を演奏してくれます。楽曲のクオリティが高く、探索や戦闘の息抜きにもなるので、たまに酒場に立ち寄ってみるのをお勧めします。なお、一度聞いた楽曲の歌詞は、コーデックスの「話」の項目として記録されます。