Cassandra Pentaghast
ネヴァラの王家の子女として生まれるが、幼少より騎士としての修行を積み、教会の探求騎士となった人物。
教会においては、「教皇の右手」として教皇ジャスティニアを補佐した。
Dragon Age 2 で描かれる事件に端を発する魔道士とテンプル騎士の抗争においては、多くの探求騎士が教会を見限る中、忠実に教皇ジャスティニアを支えた。
同じく「教皇の左手」として教皇を補佐するレリアナと共に審問会の設立を計画し、その中心人物としてフェレルデンの英雄(Origins の主人公)とホーク(2 の主人公)を迎えようとした。その際に行われたヴァリックへの尋問が前作(2)で描かれている。
事態の悪化を憂慮した教皇は、魔道士とテンプル騎士のための講和会議を開いたが、謎の爆発により全参加者が死亡する。その中でただ一人生き残った、手に謎の印を持つ人物(Inquisition の主人公)を尋問するシーンから本作(Inquisition)の物語が開始する。
ちなみに、ネヴァラ出身ということを表現するためか、カサンドラは独特の訛りを持った英語を話している。
人物
好感度
カサンドラはアンドラステ教会の敬虔な信徒であるため、主人公が教会の教義に沿う言動を行うことを好む。また、主人公がアンドラステの使徒という役割に則って行動することも望んでいる。
道徳的で慈悲深く、他者への献身を厭わない人物だが、一方で魔道士に対する嫌悪感と不信感が深く心の中に根ざしており、魔道士の自由を制限することを当然と考えている。そのため、魔道士の権利を容認するような言動はカサンドラの心象を悪くする。
恋愛
カサンドラは恋愛候補の一人であり、男性の審問官が恋愛対象となる。その信念の毅さと戦場での勇猛さとは対照的にロマンチックな性格であり、個人的なクエストや会話を通して意外な一面を窺い知ることができる。
恋愛を発展させたい場合、会話ではハートマークの応答を優先的に選択し、なるべくカサンドラの価値観に合った言動を心がけよう。
十分な好感度を得ていると、クエスト「破壊の約束」と「後ろめたい喜び」の完了後に話しかけた際に、2階のテラスに呼び出されて二人きりで話すイベントが発生する。
同イベント内で恋愛を発展させたいという意志を示すと、カサンドラの理想とする求愛を要求され、クエスト「理想的な求愛」が発生する。同クエストを通してカサンドラと深い関係になることができる。
次期教皇
Dragon Age: Inquisition のエンディング(エピローグ)にて次期教皇が選出されることなるが、カサンドラはその候補の一人である。候補の中から誰が選出されるかはプレイヤーの行動に影響される。詳細は次期教皇の選出を参照されたい。