概要
人物
全般
連邦の人々から神出鬼没の「ブギーマン」と恐れられる謎の組織インスティチュートの指導者。組織の運営という実務的な面はもちろん、組織を未来へと導く精神的な面においても卓越したリーダーシップを発揮し、同組織の科学者や人造人間から敬愛の念の込めて「ファーザー」と呼ばれる。
来歴
インスティチュートの最も悪名高い技術の結晶である「人造人間」は、現在より約1世紀の程前に開発が着手された。開発当初、同組織の技術の粋を集めても単純なロボットしか製造できず開発は難を極めたが、試行錯誤の末、研究者たちは放射能に汚染されていない遺伝子を持つ子供をサンプルとして人造人間を製造する手法を構築、遂に第三世代の人造人間の製造に成功する。
当時、第三世代の人造人間開発に際して遺伝子サンプルとして利用された子供が幼い日のファーザーであった。このことは人造人間が彼をファーザー (父) と呼ぶ所以でもある。そして、ファーザーがインスティチュートに拉致される前に両親から貰った名前はショーン。すなわち、物語の冒頭でVault 111から傭兵ケロッグに攫われた主人公の息子である。
主人公は、ショーンを拉致されるのを目撃した後、再度冷凍睡眠から目覚めるまで、10年程しか経過していないと思い込んでいたが、実際には60年経過しており、その間にショーンは60歳を迎えていたのであった。ショーンが拉致されたのは正確には2227年のことであり、後に優れた科学者に成長したショーンは、優れた功績を残して人々の信頼を獲得し、指導者となって2287年現在に至るのである。
思想
研究者、指導者として優れた資質を持ちながらも、赤子の時から現在に至るまでインスティチュートが唯一の世界であったことが災いして、地上の事柄に関しては極めて独断的な見地を取る。ショーンの目には放射線と万の犯罪に満ちた地上が救いようのない世界としか映らず、インスティチュートこそが科学力と独自の理念によって連邦の未来を担うべき存在だと信じて疑わない。現在、ショーンは体内に抱える悪性の腫瘍によって死期が迫っており、そのことによる焦燥感が原因で急進的な思考に傾いている可能性も否定はできない。
写真
基本情報
データ | |
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オリジナル名 | Father |
性別 | 男性 |
不死属性 (Essential) | なし |
所属・組織 | インスティチュート |
ロケーション | インスティチュート |
商取引 | 不可 |
医療行為 | 不可 |
素材注文票取扱 | なし |
仲間・同行 | 不可 |
データ
所持品
関連クエスト
- War Never Changes
- Institutionalized
- Banished from the Institute
- Synth Retention
- The Battle of Bunker Hill
- Mankind-Redefined
- Pinned
- Powering Up
- End of the Line
- Airship Down
- Nuclear Family