Red Dead Redemption


マルチプレイ 立ち回り・裏技

ボニー・マクファーレン ハーイ!
チュートリアル娘のボニー・マクファーレンよ。

今までのレッスンだけでも十分強くなったと思うけど、理論的なものが多かったわね。

今回のレッスンでは実際の立ち回りや裏技ぽいものについて教えるわね。

この手のゲームはエイムとか立ち回りについての技術論が重視される風潮があるけど、Red Dead Redemption は自動照準だから、プレイヤー間にほとんど巧拙の差はないわ。

差があるとすれば、ヘッドショットを狙えるかどうかと、接近戦でうまくショットガンがつかえるかどうかくらいね。確かにそういう操作が巧いことは大きなメリットになるわ。だから、たまには放浪モードでコンピューターギャング相手に練習しておいてね。

でも、巧いからといっていつも勝てるとは限らないわ。技術で優っていても作戦が悪ければ負けてしまうのよ。

兵は詭道なり『孫子(始計篇)』

私だって操作が苦手だから安心して。操作が苦手でも対戦に強くなる方法を教えてあげる。でも、操作の練習も怠っちゃだめよ。

それから、いいかげん私のことはボニーって呼びなさいよね。

デッドアイ活用法

デッドアイについては知っているわね?

ギャング戦で成績上位の人たちはだいたいデッドアイをうまく使ってるわ。

シングルプレイと違って、マルチプレイではレベル2限定(自動ターゲット限定)で時間の流れが遅くならないわ。

あまり使い勝手が良くないと思い込んでるのか、デッドアイを使っている人が少ないようだけど、デッドアイを活用するとギャング戦で10~15キルくらい余分に稼げるわよ。

反撃のチャンスを与えない

例えば、運良くあなたの方が先に敵を発見したとするわね。ヘッドショットが狙えればいいけど、距離や状況によってうまく狙えるとは限らないわ。

あなたが先に撃っても即死させることができなかったら、すぐに物陰に隠れらて回復されたり、反撃されたりするわね。こうなったら、せっかく先に敵を発見したのに、条件が対等になってしまうじゃない。

デッドアイゲージが十分にあるなら、即死させるのに必要な弾数の×印をつけて一気に弾を叩き込むべきよ。それなら、撃たれたと気付いた時に敵は既に死んでいるわ。

例えば、ウィンチェスターリピーターなら4発で敵を殺すことができるから、デッドアイで4つ×印を付けて発砲すれば即死させられることになるわね。ヘンリーリピーターなら3発、スコフィールドリボルバーなら4発ね。

デッドアイで敵に3~4つの×印を付けるのは慣れれば1秒くらいよ。相手があなたに気付いている場合なら、その1秒間にヘッドショットを食らうかもしれないけど、相手があなたに気付いてなければ、相手は印を付けられてるなんて知る由も無いから、確実にあなたが勝つわね。

各武器の威力とキルに何発必要かは一つ前のレッスンで紹介したから、しっかり頭に叩き込んでおくのよ。

射程を無視できる

知ってると思うけど、射程外にいる敵にはたとえ自動照準がロックオンしてもほとんど弾が命中しないわ。

例えば、ハンドガンで中距離以上の敵を狙おうとすると、自動照準が敵に吸い付いても命中しなかったりするわね。リピーターやライフルでも同じよ。射程外の敵には弾が外れるようになっているの。

でも、デッドアイで×印を付けた場合は、射程外でも確実に命中するようになってるわ。これはバグや裏技の類かもしれないけど、何度パッチが入っても一向に改善されないところを「仕様」だということね。

デッドアイで×印さえ付ければ、150ヤード先の敵にもハンドガンの弾が命中するわ。これを知ってるのと知らないのは大違いよ。

以前、私もギャング戦でたまに100ヤード以上遠くからハンドガンで殺されたりした時はチートかと思ったけど、これをやられたというわけね。

だから、遠くからハンドガンでやられたりしても、悪評を送ったり通報したりしちゃダメよ。

マップが広いのにリピーターを初めから持っていないタンブルウィードのギャングシュートアウトで特に便利ね。

遠くの敵をスコフィールドリボルバーで倒すのに使えるわよ。ラスヘルマナスも初期装備にハンドガンとショットガンしかないけど、遠くの高所に陣取ってる敵を倒したりするのに使えるわね。

単純にライフルやリピーターの弾が無くなった時にも便利よ。敵陣でリスポーン狩りしてるとすぐに弾がなくなってしまうから、ハンドガンの弾しか無くてもこれで離れた敵に対応できるわ。その他にも、ギリギリ射程内だけど命中するかどうかわからない局面でも、デッドアイを使って確実に殺すことができるわよ。

クイックリロード

クイックリロードというのは私が勝手にそう呼んでるだけなんだけど、デッドアイモードに入ると、弾倉の弾が満タンになるの。これもバグか裏技の類だけど、パッチが入らないから「仕様」ということね。

通常のリロードは一定の時間がかかるわね。でも、デッドアイモードに入れば一瞬で一気に満タンまで弾が装填されるから、一人で複数を相手にするときに便利よ。

例えば、ボルト式ライフルの装弾数は5発ね。ヘッドショットを狙えない距離に敵が2人現れたとするわ。一人目に×印を3つ付けて即死させたら、弾倉に2発しか残らないわね。この時にそのまま2人目をロックオンしてデッドアイを発動させると、その瞬間弾倉が満タンになるわ。また5発まで撃てるから×印を3つ付けて即死させられるわ。敵から見れば、一瞬で二人やられたように感じるだろうけど、タネ明かしをすればこんなところよ。

また、敵陣でリスポーン狩りしてる時は特に有効よ。有利ポジションを陣取ってるとしても、3、4人に一気に詰め寄られたら、悠長にリロードしてるとやられてしまう。それでも、これでクイックリロードしちゃえば、安全に殺し続けるが出来るわ。

デッドアイに頼らずヘッドショットで殺せる距離でも、リロードの時だけデッドアイモードに入ればいいのよ。デッドアイモードに入ってすぐにキャンセルすれば、普通にリロードするよりもはるかに速いわね。

デッドアイに関してはこんなところね。知ってると知らないでは大違いよ。使うかどうかはあなたの自由だけど、成績上位の人はよく使ってるテクニックだから覚えておいて損は無いわ。知っておけば、敵に回しても対応もしやすいでしょ。

彼を知り己を知れば百戦して殆うからず『孫子(謀攻篇)』

立ち回り編

基本

敵を見付けるとすぐに発砲したがる人が居るけど、勝算があるならまだしも、むやみに発砲しても自分が不利になるだけよ。

小敵の堅は大敵の擒なり『孫子(謀攻篇)』

確かに先に撃った方が1発分有利よ。それでも相手の方が良い武器を装備してる場合もあるし、デッドアイを持っていたり、ヘッドショットが巧ければ、あなたが殺されてしまうわ。単純に敵の人数が多くてもやられるわね。

鋭卒には攻むること勿れ『孫子(軍争篇)』

他にも、味方が静かに敵の陣地に忍び込もうとしていても、隠密移動中のその人のそばで走ったり、発砲すれば水の泡になるわ。うまく1、2人の敵を倒せたとしても、敵陣に忍び込んでバッグを取ったり、リスポーン狩りできる場所を取り損ねるのは大きな損失よ。

餌兵には食らうこと勿れ『孫子(軍争篇)』

目先の数キル奪うことより、強武器の設置場所やリスポーン地点を狙える高所を押さえることを考えた方がいいわ。一度良い場所を押さえてしまえば、一人で15~30キルくらい稼げるし、バッグ戦でも味方の進軍を支援できるわよ。

先ずその愛するところを奪わば則ち聴かん『孫子(九地篇)』

出会い頭は仕方がないとしても、有利なポジションを取るか味方の援護が期待できるまでは無駄な発砲は控える方が賢明ね。そして、有利な状況になったら一気にたたみかけるのよ。

勝つべからざるは守るなり。勝つべきは攻むるなり。『孫子(軍形篇)』

決闘の後にすること

決闘に勝ったら、真っ先に有利ポジションへ急ぐべきね。どこが有利かはマップによって違うけど、リスポーン狩りが出来る高所、強武器やデッドアイの箱がおいてあるところがいいわね。あなた自身も放浪モードで良い場所が無いか日頃から探しておくのよ。そして良い場所を見付けたら私に教えなさいよね。

ゴールドキーパーなら敵陣へ突っ走って1つ目の袋を取ってしまうべきね。味方が取ったら、その人を護衛しなさい。護衛の必要が無ければ、2つ目を取るために敵陣に潜伏するのよ。2つ目をいつ取るかは展開次第ね。味方が戦線を押し上げやすいように、敢えて袋を取らずにリスポーン狩りし続けるのも良い作戦よ。

逆に、負けた場合は、すでに敵が良い場所に陣取ってると考えて慎重に動しなきゃだめよ。自分の近くに強武器やデッドアイがあるなら、それを忘れずに取っておくようにね。一人で突っ込んじゃダメ。無駄に死ぬと敵に余分なキルとデッドアイゲージを与えることになるわよ。

ゴールドキーパーの場合は1つ目の袋を取られるのを覚悟しなくちゃね。うまくいけば阻止できるけど、無理だと思ったら諦めて2つ目を取られないように守りを固めること。

2つ目を連続で取られるのは、決まって1つ目を取り返そうと味方全員が敵陣付近まで突っ込んで自陣ががら空きになってる時よ。他の味方が袋を取り返しに自陣を離れてしまっているなら、あなたが自陣まで引いて2つ目の袋を簡単に取らせないようにすることが大切よ。

シュートアウト

もしチームに貢献することより爽快感を重視するなら走り回って撃ちまくればいいけど、チームを勝利に導きたいならある程度我慢も必要よ。突撃しないといつまで経っても巧くならないという意見もあるけど、操作の練習はコンピューターとやれば十分じゃないかしら。

基本的には、強武器を手に入れるか、デッドアイが溜まるまでの間はヘッドショットで即死させるように心がけることね。これは反撃を受けないようにするためよ。一人に対して何発も撃っていたら、他の敵にやられてしまうわ。

もし、リピーターやライフルで狙える距離に敵が現れても、あなたの近くまで無警戒に近付いて来そうなら、引き付けてヘッドショットを狙うか、ギリギリの距離でショットガンで殺す方がいいわね。

もちろん、リピーターやライフルでヘッドショットが狙える距離なら狙うべきよ。でも、殺し損ねたら回復されて弾は無駄になることもあるし、あなたの位置が知られてしまうわ。敵が多い時や止めを刺しきれない可能性が高い場合は撃たない方がいいわ。リスクとリターンを考慮することね。

智者の慮は必ず利害に雑う『孫子(九地篇)』

連射の利くピストルや高威力、長射程のライフルが手に入れば、大胆に戦ってもいいけど、基本は反撃させないように立ち回るべきよ。

あなたの装備の方が良くて操作も巧ければ、単純に正面衝突しても簡単に勝てるだろうけど、時には自分より巧い人もいるだろうし、ラグのせいで負けたり、相打ちにされることもあるわ。やむをえない場合は正面からドンパチやるしかないけど、可能な限りうまく立ち回った方がいいんじゃないかしら?

古の所謂善く戦う者は勝ち易きに勝つ者なり『孫子(軍形篇)』

味方の行動に合わせるのも大切よ。敵が見えていても隣にいる味方が撃たないのは引き付けようとしている可能性もあるわ。ここで発砲してしまうとその人の作戦は台無しになってしまうわね。

もちろん、常に人に合わせる必要も無いし、その人の判断が悪い場合もあるから、一概には言えないわ。でも、少し心に余裕を持って他の人をサポートするのも悪くないことよ。人を自分に合わさせるのはほぼ不可能だけど、自分が人に合わせるのは今からすぐにできることでしょ。

そういえば、以前、チュパロサのギャングシュートアウトで屋根の上から敵を撃っていた時、ずっと後ろを守ってくれていた人がいたわ。その時はその人が後ろを守ってくれたおかげで、私は安全にキルを稼ぐことができて、チームが勝つことが出来たわ。

その人のキル数は8くらいだったけど、真のトップはその人と言えるわね。こういうストイックなプレイをしてくれる人は少ないわ。成績表の上位にいる人だけが良いプレイをしているというわけではないということよ。

善く戦う者の勝つや、智名なく、勇功なし『孫子(軍形篇)』

ゴールドキーパー、バッグ争奪戦

常に味方の位置をミニマップで確認して、手薄なところを守るべきよ。

多くの味方が前線に出て戦線を押し上げているなら、あなたは自陣に引くべきね。味方が左右どちらかに密集している時は逆から来る敵を警戒するのよ。

アルマジロ、チュパロサのように右、左、中央という形で整然としたマップは、そのいずれかの道を通って敵がやってくるわけだから、敵の動きが予想しやすいわね。ラスヘルマナスは敷地の外を通って来ることもあるから気を付けてね。

バッグ戦の場合は、他の地点に味方が十分布陣している場合は、そのバッグは味方に任せて、次にバッグが来そうな場所に潜伏するべきよ。1、2回読みが外れるかもしれないけど、あなたの地点にバッグが出現した時は、無警戒に突っ込んでくる敵を片っ端からヘッドショットとデッドアイで倒せるわ。その間に味方がバッグを確保してくれるはずよ。

攻めるときは味方と逆の方向から攻めるべきよ。

敵味方が交戦している場所は兵力が拮抗して膠着状態になりやすいから、その場所に駆けつけても、力ずくで突破するのは難しいわ。敵味方双方が見落としている場所を通って、必ずしゃがみ状態で敵の背後まで行くのよ。途中で敵のマップに映ってしまったら全く意味が無いから面倒でも走っちゃダメよ。

暗渡陳倉『三十六計(第八計)』

小ネタ

画面の右下にミニマップがあるわね。そこに武器やデッドアイの箱の位置が表示されてると思うけど。それがいきなり消えた場合、その付近に敵が居るということね。

以上よ。

ちなみに、私は孫子を崇拝してるわけじゃないから誤解しないでね。でも、あんな感じの方が覚えやすいでしょ。

じゃあ、くれぐれも慎重に戦ってね。

もしかしたら、また特別レッスンをするかもしれないけど、必須テクニックについてはほとんど書いたと思うから、あなたはもう私を超えていると思うわ。

戦場で私に会った時は手加減しなさいよね!