Final Fantasy 7 Remake


難易度 Hard 対策

準備編

装備充実

レベルを50に

難易度 Hard では全エネミーが大幅に強化される。Normal や Easy では楽勝だった雑魚エネミーですら油断すると大ダメージを被るほどで、ボスエネミーに至っては専用の対策と準備を怠ると簡単に負けてしまうことも珍しくない。

やりようによっては低レベルでもクリアできるのかもしれないが、「やりこみ」としての「縛りプレイ」でもない限り、キャラクターが強くなっているに越したことはない。強いこだわりがない限り、適当な場所で戦闘を繰り返してレベル50まで上げておくことを推奨。

レベル上げの一例としては、コルネオ・コロッセオの上級バトルコースをお薦めしたい。バトルコースは「選抜3人組 vs 神羅ウォリアーズ」あたりがエネミーも適度に弱くて便利である。

なお、一度ゲームをクリアした後に「チャプターセレクト」で再プレイすると獲得経験値が2倍になるので、レベル上げはクリア後のチャプターセレクトで実行すると効率が良い。

とはいうものの、レベル上げを目的としたプレイをしなくても、後述のマテリア育成を行う際に自然とレベル50に達すると思われる。

主力マテリアを育成

趣旨

難易度 Hard でのボス戦では、的確に弱点を攻めたり、回復・支援を行うことが重要となる。また、ヒートを誘発するために属性攻撃が必要になったり、厄介な状態異常や属性攻撃を防ぐ対策が必要になることも多い。そのため、必要最低限のマテリアは予め育成しておくのが望ましい。

以下に Hard モードで特に役立つマテリアを列挙するので育成の参考にしていただければ幸いである。なお、チャプターセレクト時には獲得APが3倍になるので、レベル上げと同様、マテリアの育成もクリア後のチャプターセレクトで実行すると効率が良い。

育成推奨マテリア

ラストリーヴ

リレイズ効果を持つ武器スキル「ラストリーヴ」は、使用者が戦闘不能になった時に一度だけ自動で蘇生してくれる。リレイズよる保険は特に熾烈な戦闘で大きな安心感につながるので、ラストリーヴを持つ下記の武器を主力に使っていくことをお勧めしたい (特に太字のものを推奨)。

精霊のピアス

武器スキルのラストリーヴ以外では、精霊のピアスがリレイズ効果を持っている。効果が発動すると壊れて失くなってしまうが、僅か500ギルで使えるのはありがたい。ラストリーヴと併用してより堅牢にするもよし、ラストリーヴが無い武器を使用する時の保険にするもよし。

状態異常対策

Normal や Easy では強引な戦法も通用したが、Hard では強敵が操る状態異常攻撃への対策が半ば必須となる。状態異常の中にはアクセサリーで完全に防げるものがあるので適宜活用しよう。具体的には下記のアクセサリーを人数分用意しておくとよい。

アクセサリーで防げない状態異常については、『たいせい』マテリアと魔法マテリアを組にして対応しよう。

実戦編

the touching reunion

MP節約の重要性

Hard モードでは、消費アイテムの使用が制限されるだけでなく、ベンチなどの休憩スペースで休んでもMPが回復しない。必然的に、エアリスのアスピルを除いて、MPの回復手段は戦闘中の自動回復と神羅ボックスの魔晄石に限られる。

MPは攻撃・回復の両面で非常に重要な戦術ファクターであるため、MPの不足・枯渇は強敵の攻略に際して大きな支障となる。したがって、シナリオの節目で戦うボスエネミー以外の戦闘では極力MPを節約するのが得策と考える。

範囲化+マジカルによる雑魚対策

前項でMP節約の重要性を述べたが、極度にMPを節約したがために戦闘が長引いて大ダメージを受けてしまい、回復のために大量のMPを使っていては本末転倒である。したがって、道中の雑魚エネミー戦では少ないMPで手早く処理することが求められる。

雑魚エネミーへの攻略アプローチは色々あると思うが、個人的には、エアリスに次いで魔力が高いクラウドに『マジカル』マテリアを2つ装着して魔力を高め、『はんいか』マテリアで範囲化した攻撃魔法で一掃させる戦法をお勧めしたい。

使用する武器は、スキル『攻撃魔法MP消費量軽減』を有するミスリルセイバーが適している。また、『MPアップ』マテリアも2つ装着して最大MPを引き上げておくと万全である。

範囲化魔法で弱点を衝く

雑魚エネミーは、タイプによって弱点が概ね以下のように決まっている。

  • 人間:炎
  • 生物:氷
  • 機械:雷
  • 飛行:風

範囲化魔法で雑魚エネミーを一掃する戦術を採用する場合は、戦闘前に範囲化する攻撃魔法マテリアを敵の弱点属性に変更しよう。エネミーがどのタイプかは外見から容易に判断できるだろうし、間違えたとしてもポーズメニューから戦闘前に戻ってマテリアを変更すれば問題ない。

強敵への対策

ファイナルファンタジーⅦリメイクのボスエネミーは各々が非常に個性的なので、画一的な戦術を論じるより個別の対策を提示するほうが有意義ではあるのだが、攻略情報に頼らず自力で攻略する予定の人を対象に以下にポイントをまとめておこうと思う。

弱点を衝く

雑魚エネミーと同様、ボスエネミー戦でも弱点属性で攻めるのは基本中の基本。弱点で攻撃することによってヒート状態を誘発したり、バーストゲージが大きく増えることもあるので、エネミー情報を確認して効率的な攻撃を選択しよう。

リカバリーを意識

たとえ敵の動きが一定のパターンにプログラムされているコンピューターゲームであっても不測の事態は起こるもの。『かいふく』『そせい』のマテリアは戦闘メンバー全員が装着しておくとよい。失敗しないことも重要だが、失敗した時に適切に対処できることはさらに重要である。

また、メンバー3人で戦う時は誰か一人を回復役に設定し、攻撃に参加させず常にATBゲージ満タンでリカバリーに備えさせるのも効果的。『HPアップ』マテリアを2つ装着して耐久力を上げ、三日月チャームで非操作時のダメージを軽減してやれば、極めて堅牢なヒーラーとなる。

1vs1の戦闘では強化魔法も

ファイナルファンタジーⅦリメイクには、クラウドが一人で戦うボス戦が存在する。このような戦闘では敵の攻撃がクラウド一人に集中するためHPを一気に奪われる展開になりやすい。また、回復も自身で行う必要があるため、一度後手に回ると挽回が難しくなりがちである。

必須というわけではないが、1vs1の戦闘では、バリアマバリアで被ダメージを半減した上でリジェネで自動回復を付与するのをお勧めする。その上で、敵の攻撃をできるだけガードしながら慎重に立ち回れば、さほど苦戦せずに勝てるはずである。

強力な全体魔法はマバリアで

リヴァイアサンバハムートなどが放つ強力な全体魔法攻撃には、一撃でパーティーが全滅させるだけの威力がある。事実、こういった必殺技には何らかの対策しておかないと、最大まで成長した『HPアップ』を2つ装着した状態でも戦闘不能に陥る公算が高い。

基本的な対策としては、『はんいか』マテリアで範囲化したマバリアで魔法ダメージを半減させるのが効果的である。そして、大ダメージを受けた味方全体を『いのり』で迅速に回復すれば、スムーズにリカバリーできるはずである。