問題の切り分け
ミスの種類
プレイ中にミスをしたり、わけがわからなくなる原因を考えてみましょう。うまくいかない場合は、以下のいずれが問題なのかを探ってみます。
- そもそも譜面が読み取れていない → 読譜の問題
- 読み取れるが、指が追いつかない → 運指の問題
例えば、「○○○○○△△△△△」のような単純な譜面ならミスすることなく叩けても、「○○→△↑□□←」のような譜面が突然現れると、わけがわからなくなってしまう場合は、譜面の読み取りのほうに問題があると言えます。
一方、「○×○×○×○×」や「△↑△↑△↑△↑」のように単純な繰り返しで、譜面も理解できているのに指が追いつかないのは、運指のほうに問題があるといえます。
読譜が苦手な場合
このゲーム独特の譜面を読み取れるようになるには、やはり何度もプレイして慣れる必要があると思います。かく言う私も当初は複雑な譜面が出ると、わけがわからなくなりました。
この問題は、繰り返しプレイしているとある程度解消します。慣れてくると、やや複雑な譜面でも初見で捌けるようになります。ただ、EXTREMEくらいの複雑な譜面になると暗譜することも必要になります。
指が追いつかない場合
指が追いつかないケースは、無理な運指になってないかチェックしてみましょう。例えば、「○×○×」を右手の親指だけで捌こうとして追いつかない場合は、右手で○、左手で十字キーの下を交互に押すことを試してみましょう。
また、「△↑△↑△↑△↑」のように同方向への同時押しが交互に来る場合は、十字キーの上を放さずに押しっぱなしにしながら、△を叩いてもかまわないことも覚えておくとよいでしょう。
リズムの把握
ビート
私たちが普段耳にするポピュラー音楽のほとんどは、4ビート、8ビート、16ビート、ロッカバラードのいずれかです。DIVA f 2nd に収録されている曲も、ほとんどは、そのいずれかに大別することができます。
そもそも○ビートという言い方は曖昧なものですが、強引に言うと、4ビートとはハネる8ビート(表が裏より長い)のことです。16ビートにはハネないリズムとハネるリズムもあります。ここで言うハネるとはスタッカートで短く切るという意味ではなく、表が裏よりも長くなるという意味です。
1小節 (4/4 の場合) | |
---|---|
4(スイング) | タータ タータ タータ タータ |
8 | タタ タタ タタ タタ |
16 | タタタタ タタタタ タタタタ タタタタ |
16(バウンス) | タッタタッタ タッタタッタ タッタタッタ タッタタッタ |
ロッカバラード | タタタ タタタ タタタ タタタ |
曲を聴いてビートを把握するのは、プレイヤーの音楽経験によるところも大きいので、すべてのプレイヤーにお勧めできるわけではありませんが、ビートが把握できれば、リズムゲームが格段に楽になります。
楽曲のメロディーも伴奏もそのリズムの上にあるので、リズムゲームでボタンを押すタイミングもそのリズム上のどこかに乗っているということになるからです。
「ビート」というものがよくわからなくても、たとえば、PVなどで曲を聴きながら手拍子をしたりして、その曲のノリを掴めれば、目で厳密にメロディアイコンを追う必要がなくなります。
難易度 Hard 以上になってくると、重なる瞬間を目で追っていては間に合わなくなる場面もあるので、曲のリズムからボタンを叩くタイミングがわかるようになれば、スコアが格段に伸びると思います。
メロディか伴奏のいずれか
リズムゲームでボタンを押すタイミングは、曲のメロディ(歌メロ、副旋律、楽器のソロ)か伴奏(リズム楽器)のいずれかであることがほとんどです。まずは、適当にメロディーや基本リズムを叩いてみましょう。
「メロディアイコンの速さが変わる」と悪名高いリンクフリップも、ほとんどはメロディか伴奏のいずれかです。目でメロディアイコンを追わず、まずは適当にメロディか伴奏のリズムを叩いてみることをお勧めします。
単純な四分音符や八分音符の繰り返しということも多いので、目で覚えるより音で覚えたほうが攻略が容易になると思います。
思い切り良く!
自戒をこめて
これは自分自身への教訓でもあるのですが、リズムを外すまいと変に構えて丁寧にプレイすると、かえってリズムが乱れてしまうことがよくあります。逆に、曲のリズムに乗って思い切り良くボタンを叩くとCoolが連発できることがあったりします。
リズムが乱れるのは、目でメロディアイコンが重なる瞬間を確認したり、自分が押したボタンの評価(Cool、Fineなど)が気になるからだと思います。一度狂いだすと、いつもはうまくいく部分がSAFEの連続になってしまうことも少なくありません。
ターゲットだけ見る
ターゲットを見て押すボタンと裏か表のリズムを確認したら、曲のリズムに乗って思い切り良くボタンを叩くことをお勧めします。
CoolやFineなどの文字が見えてしまうのは仕方がありませんが、「Fineが出てしまったから次はジャストのタイミングでCoolを出してやる」みたいな感じで力まないことが大切です。
個人的には、とにかくノリノリでコントローラーをペチペチ叩いてやるくらいの気持ちでプレイしているときのほうが好結果を生むことが多いです。
チャレンジアイテムを活用する
チャレンジアイテムのミクロノーツを使用すると、ターゲットとメロディーアイコンが小さくなり、スピードも速くなります。そのため、視覚的にタイミングを捉えることが難しくなり、リズムを正確に覚える必要に迫られます。