転職
場所・時期
転職は、ゲーム中盤で訪れるダーマの神殿で可能。転職が許されるのは、レベル20以上のキャラクターに限られる。
賢者への転職
賢者に転職できるのは、所持品にさとりのしょが入っているレベル20以上のキャラクターである。特例として、遊び人に限り、さとりのしょを持っていなくても、レベル20以上であれば賢者に転職することができる。
各職業の最適な転職のタイミング
戦士・武闘家
基本的に、パーティーの物理攻撃の要になる戦士・武闘家は早い段階で転職させないほうがよいと思われる。高いHPや素早さを持った僧侶や魔法使いがいると便利と思うかもしれないが、結局、初期値が高い能力値はしばらくの間あまり上がらなくなるので、大したメリットにならない。
どちらかといえば、魔法使いや僧侶が全ての呪文を習得した後に、戦士や武闘家に転職し、呪文を使える物理アタッカーに仕上げるほうが使い勝手が良いだろう。
商人・盗賊・遊び人
商人と盗賊と遊び人は、レベル20までにその職業固有の特技を習得してしまうので、レベル20になると同時に他の職業に転職するのに向いている。特に、遊び人はレベルが上がるにつれて戦闘中にイタズラばかりして役に立たなくなるので、さっさと賢者にしてしまうとよいだろう。
商人の鑑定や金儲け技能も冒険に必須というほどのこともないので、「あなほり」と「おおごえ」を引き継いだ他の職業になるのを推奨。
盗賊も同様に、「タカのめ」「フローミ」「とうぞくのはな」「しのびあし」「レミラーマ」を習得してしまえば、他の職業に転職しても問題ない。なお、レミラーマは運が悪ければレベル20で覚えないことがあるということに留意しておこう。転職前に5つの特技を全て覚えているか再チェックを忘れずに。
僧侶・魔法使い
戦士・武闘家の項目でも述べたが、魔法使いと僧侶はすべての呪文を習得してから他の職業に転職するのが望ましい。ただし、賢者に転職する場合に限り、引き続き同系統+αの呪文を習得し続けられるので、レベル20で転職しても構わない。
僧侶と魔法使いのどちらを賢者にするか
オリジナルのファミコン時代から、僧侶よりも魔法使いを賢者に転職させるほうがよいとされてきた。主な理由は、賢者になることで物理攻撃が得意になることや、最大HPが増えたり、身につけられる防具が増えることで、耐久力が高まるといったところである。いずれも間違いではなく、スマホ版・PS4版でも当てはまる。
ただ、魔法使いが賢者としてレベル1に戻ってしまい、再びレベル20になるまで新しい攻撃呪文を習得しないことの不便さを考えると、個人的には、僧侶を賢者に転職させるだろうと思われる。この辺は、各人が自身のプレイスタイルを考慮した上で検討する余地があるだろう。
ちなみに、ファミコン時代は僧侶と賢者の最強装備が同じだったため、最終的な肉弾戦の強さは僧侶と賢者では互角だった。具体的には、両者ともゾンビキラー、まほうのよろい、みかがみのたて、てつかぶとを使うことになり、魔法使いの呪文が使えないこと以外、僧侶が賢者に見劣りする点は無かったと言える。
一方、スマホ版・PS4・SFC版では、新しい装備が多く追加されており、最強武器「はかいのてっきゅう」を賢者が装備できるなど賢者の優遇が目立つ。また、賢者との比較にとどまらず、僧侶は他の職業と比べて装備面で不遇であるため、レベル20で賢者になるか、呪文を取得し終わったら転職するほうが望ましい。