Dragon's Dogma


メイジ

ジョブ概要

杖を装備して攻守両方の魔法を操る魔法使いの基本職。魔法攻撃、魔法防御の成長率に優れています。

上級職ソーサラーの下積みという位置付けですが、魔法が使える全ジョブの中で回復魔法が使えるのはメイジだけであるため、魔法を扱う上級職や混成職の存在によってメイジの価値が損なわれることはありません。むしろ、攻撃に特化したソーサラーより柔軟性があり、サポートポーンとして好まれる傾向もあります。

回復魔法をセットしない場合は、メイジより魔法攻撃力の成長率に優れ、より破壊力のある魔法を習得でき、メイジの杖より魔法攻撃力が高い大杖を装備できるソーサラーに転職した方がいいでしょう。

ゲーム終盤になって金銭的な余裕ができ、回復薬を大量に用意できるようになれば、回復を担当していたメイジをソーサラーに転向させて、攻撃に特化させるのも悪くありません。

育成

覚者・ポーン共通

前述の通り、攻撃に特化するならソーサラーを選ぶことになるため、メイジを使い続ける理由は回復魔法を装備させ、攻守両面での活躍を期待する場合がほとんどです。したがって、魔法スキル6枠のうち、体力回復の「ヒーリングスポット」とステータス異常回復の「キュアスポット」で常に2枠つぶれてしまい、実質的に自由な魔法スロットは4枠しかありません。

この残り4枠に何をセットするかが悩みの種であり、メイジの楽しみでもあります。特に、パーティー内に魔法職が一人しかいない場合は、一人で多くの局面に対処することを要求されるため、様々な状況を想定して魔法をセットしたいところです。

まず、1つめお薦め魔法は「サンダーレイン」です。サンダーレインは序盤から終盤まで何度も遭遇するサイクロプスを完全に無力化することができ、ドラゴン系の弱点やリザードマンの尻尾をピンポイントで狙ったりする時にも便利です。また、物理攻撃に対する耐性を持つ終盤の強敵ガーゴイルの弱点が雷属性でもあります。詠唱時間が非常に短いという面でも、妨害されにくいという信頼性があります。

次に、中盤以降に出現するタフなアンデッドが苦手とする炎属性の魔法も用意しておきたいところです。「ファイアボール」と「フレイムウォール」両方をセットできるに越したことはありませんが、どちらかを選ぶなら、メイジの場合は「フレイムウォール」をお勧めします。

基本魔法の「ファイアボール」は詠唱時間が非常に短く、威力も高い優秀な魔法であり、特に飛行系のモンスターを地上に落とす際にも役立ちますが、大量に現れるアンデッドやその他のモンスターを一網打尽にしたり、転倒したボスモンスターを延焼させるという用途を考えた場合「フレイムウォール」の方に軍配が上がります。

雷、炎属性を用意すれば、中盤までのほとんどの敵に対応できます。残りの2枠はお好みで使いやすいものをお薦めします。以下は参考までに卑見を付記しておきます。

3属性全て揃えるなら、残り2枠の1つは「フロストスパイク」ということになりますが、この魔法は詠唱終了から発動までに若干のタイムラグがあり、その間に対象が移動すると、簡単に回避されてしまいます。

特に、氷属性魔法の援護が最も欲しくなる強敵ヘルハウンドは非常に敏捷で、フロストスパイクが思うように当たりません。詠唱時間の長さもネックであり、ヘルハウンド戦のみを想定するなら、「アイスギフト」によるエンチャントの方が効率的でしょう。

ギフト系のエンチャント魔法をセットするなら、聖属性「ホーリーギフト」のみをお勧めします。ゲーム終盤に登場する強敵が聖属性を弱点とすることが多いことに加えて、前述のヘルハウンドを含め、"決定的な弱点"ではないにしても、ほとんどの敵に安定したダメージを与えることができるからです。

多くの種類のエンチャント魔法を用意して使い分けられれば理想的ですが、現実には少ないスキル枠で"やりくり"しなければならないため、対応する敵の数が圧倒的に多い聖属性1本で間に合わせようという妥協案です。

成長率

レベルアップ時のステータス上昇値は、レベル帯によって異なります。具体的には、レベル2~10、10~100、101~200の3つの段階で成長率が変化します。レベル101以降は顕著な能力上昇は期待できないようになっています。

レベル2~10

HP  :+22
スタミナ:+20
物理攻撃:+2
魔法攻撃:+4
物理防御:+3
魔法防御:+3

レベル11~100

HP  :+21
スタミナ:+10
物理攻撃:+2
魔法攻撃:+4
物理防御:+1
魔法防御:+4

レベル101~200

HP  :+10
スタミナ:+10
物理攻撃:+0
魔法攻撃:+2
物理防御:+0
魔法防御:+2

スキル・アビリティ

カスタムスキル、ノーマルスキル、アビリティは以下を参照願います。