Dragon's Dogma


ミスティックナイト

ジョブ概要

覚者のみが就くことができる、剣と魔法、そして鉄壁の防御を誇る魔道盾を操る混成職。

近接攻撃武器として、片手剣の他にミスティックナイト専用のメイスを装備することができ、杖を装備して基本的な魔法を使うことができます。また、専用の魔道盾は堅牢な防御を実現し、強敵の猛攻やボスクラスのモンスターの強烈な一撃も軽く防ぐことができます。

魔道盾には、パーティー全体の武器をエンチャントするスキル、敵の攻撃を防いだ際に自動的に光弾で反撃するスキル、バリアを張るスキル、武器のリーチを伸ばすスキルなど、有用なものが揃っており、わずか3つしかないスキル枠に何をセットするか迷うほどです。

斬撃用の片手剣、打撃用のメイス、魔法用の杖をすべて携行して使い分け、防御・支援のための魔道盾を使いこなせば、誇張ではなく、あらゆる局面に対応可能な万能戦士となりえます。

近接武器を装備した状態でも、スキル「魔撃砲」を使用すれば、誘導性能付きの光弾を射出して、飛行系モンスターに難なく対応、地上のモンスターにもコンスタントなダメージを遠距離から与えることができます。

剣と弓を扱えるアサシンに攻撃力では一段劣ると目されがちなミスティックナイトですが、打撃武器のメイスを扱えること、魔道盾による鉄壁の防御と支援スキル、前述の「魔撃砲」による遠距離攻撃手段の補完を考慮すると、アサシンと同等またはそれ以上の総合的な強さを持っています。

物理、魔法、攻撃、防御、近接、遠隔、全てにおいて死角が無いジョブであるため、回復薬さえ十分に用意すれば、覚者の一人旅に最適なジョブであるとも言えるでしょう。

育成

物理攻撃力、魔法攻撃力両方を求められるジョブであるため、ウォリアーの「奮迅」(物理攻撃力+20%)とソーサラーの「開眼」(魔法攻撃力+20%)は、面倒でも習得しておきたいところです。前述の「魔撃砲」は魔法攻撃扱いとなるため、「開眼」により補強されます。また、一人旅をする場合は、アサシンの「孤高」(一人の時に攻撃力+70%)も必ず用意しましょう。

ミスティックナイト固有のアビリティとしては、戦闘不能になったポーンを救助した際にポーンのHP回復量が増える「助勢」が、ゲーム終盤で非常に役に立つでしょう。ゲーム終盤では、エヴァーフォールに出現する強敵やドラゴン系の即死技によってポーンが戦闘不能に陥ることが格段に多くなるからです。

メイン武器のスキルについては、それほど多くの種類を習得できるわけではなく、攻撃範囲の広い「円月斬り」と誘導性能と吹き飛ばし力がある「一閃突き」をお薦めします。もう1枠は、前述の「魔撃砲」がいいでしょう。

むしろ、杖に持ち替えない場合における遠隔攻撃の生命線である「魔撃砲」を先に入れて、後から他の近接スキルを考えるほうが良いかもしれません。生命線といっても最低限の性能のスキルというわけではなく、射程、威力、誘導性能、同時攻撃数が非常に優れているため、「魔撃砲」があれば、他の遠隔攻撃手段を特に必要としません。

「魔撃砲」を設置して光弾をばら撒くことにより、ダメージを与えるだけでなく、多くの敵を同時に怯ませる事ができるので、レンジャーの全霊弓、ソーサラーの大魔法などの"溜め時間"が長く隙が大きいスキルをポーンが使用する際に時間を稼いでサポートすることができます。

サブ武器である魔道盾のスキルは、地味ながら威力が侮れない光弾反撃の「○○ガード」を1種類と、お好みで使いやすいものをお薦めします。ガード系を使う場合は、弱点対応するモンスターが多い「ホーリーガード」がいいでしょう。

ミスティックナイトのエンチャントはメイジの"ギフト"と異なり、覚者自身を含め近くにいるパーティーメンバー全員をエンチャントできるため、非常に支援効果が高く、メンバーの武器の性能が底上げされるまでは重宝するスキルです。

ゲーム終盤になってウルドラゴンから聖属性の最強武器を入手したら、他のスキルをセットするためにエンチャントを外してもいいでしょう。

他のスキルでは、前方にバリアを張る「セントウォール」、武器のリーチを伸ばす「アビスペイン」などが使いやすくお薦めです。

成長率

レベルアップ時のステータス上昇値は、レベル帯によって異なります。具体的には、レベル2~10、10~100、101~200の3つの段階で成長率が変化します。レベル101以降は顕著な能力上昇は期待できないようになっています。

レベル11~100

HP  :+30
スタミナ:+20
物理攻撃:+2
魔法攻撃:+3
物理防御:+3
魔法防御:+3

レベル101~200

HP  :+15
スタミナ:+5
物理攻撃:+1
魔法攻撃:+1
物理防御:+1
魔法防御:+1

スキル・アビリティ

カスタムスキル、ノーマルスキル、アビリティは以下を参照願います。