Phantasy Star Online 2


初心者ガイド「最速で最前線へ来る方法」

ページ概要

このページでは、新規・初心者・復帰の方を対象に、可能な限り最速で最前線まで来る方法を解説します。できるだけ無駄な下積みを回避・軽減するための「非公式な導線」として活用していただければうれしいです。

PSO2は長寿ゲームであるため、コンテンツが膨大な量まで肥大化しています。その反面、本当に有用なアイテムやクエストが少なく、何から手を付けたらよいのか全くわからないという方も多いことでしょう。

そういうプレイヤーさんに対して、「こういう手順で進めていけば比較的ラクに最前線に来れますよ」という指針を示すことができればと思っています。また、このページを読むだけで、新規・初心者・復帰の方に必要な知識は概ねカバーできるよう網羅的に構成しました。

今から始める方や、最近始めたもののどこから手を付けてよいのかわからない方、最前線を目指している方で網羅的なガイド記事を探している方は、よろしければ参考資料として使ってやってください。

記事がとても長いのと、今後も補記・追記を行う可能性があるので、よろしければブックマークを付けて頂くと便利だと思います。通読していただくほうが効果的だと思いますが、目次から必要な情報だけをピックアップするような使い方もできるようにしています。

上級者やベテランの方も、一から十まで全て口頭で説明するのは大変だと思うので、チェックしていただいて内容に問題がないと思われたら、新規や初心者のフレンドさんに紹介していただければ幸いです。

具体的には、完全新規の方や初心者・復帰の方が下記の目標を達成できるところまでお手伝いすることを目標としています。

本ページの目標

  • 難易度UH(ウルトラハード)に参加できる
  • エキスパート資格を取得できる
  • ファレグに安定して勝てる
  • オメガ・マスカレーダに安定して勝てる
  • ソダムに安定して勝てる
  • ディバイドクエストの高層ソロでクリアできる
  • 新EX「異界と超界」をソロでクリアできる
  • 運に左右されずエンドレスロナーを取得できる

初心者に対してエキスパとかロナーとかアホちゃう?

こういう風に思われる方もおられると思います。実際にはその反応が至極当然なのですが、多分こういうサイトを読まれるような初心者さんは「今すぐには無理でも最終的には挑戦したい」と思われている方もおられるのではないでしょうか。

多分そういう方は「PSO2の初心者」ではあったとしても、「TVゲーム・PCゲームの初心者」というわけではないのだと思います。

適切な導線によって、PSO2という特殊なゲームの性質を理解し、装備の作り方と戦闘の立ち回りをマスターすれば、かなりの短期間で多くの目標を達成できるのではないかと思っています。

効率重視です!

もし私自身が完全新規でPSO2を再スタートしなければならなくなったとしたら、どのようにプレイして前線まで戻ってくるだろうか?

こういう状況を想定して書いておりますので、効率に偏った面白みのないプレイを紹介することが多いと思いますが、ご理解の程よろしくお願い致します。

実体験に基づく教訓

このページに書いているのは、私自身が過去に散々やらかしてきた失敗から学んだ教訓です。

時には、断定的な表現が「上から目線」「決めつけ」という印象を与えるかもしれませんが、「無駄なものは無駄」「損なことは損」とはっきりお伝えするほうが実践的なアドバイスになるという判断に至りました。

時には身も蓋もないこと言ったり、効率や節約のために夢もロマンのないことを言うかもしれませんが、ご理解の程よろしくお願い致します。

ページの構成

本ページは前後半の2部構成になっています。前半は完全に新規の方向けの内容で、ゲームのシステムについて解説しています。後半は基礎的なことをマスターしている初心者や復帰の方を対象としています。

PSO2を初めたばかりで、どこにどんな施設があるのか全くわかからない方や、各コンテンツの概要がわからない方は前半部分にも目を通されることをお勧めします。

一方、基本的な事柄はマスターしていて、上級者がいるような場所までどうやって到達すればよいのかわからないという方は後半部分から読まれることをお勧めします。

私自身が上級者でもベテランでもないので「どうすれば上級者やベテランになれるのか?」という質問には答えられませんが、上級者を目指すスタート地点へ来る方法、換言すれば「効率良くメセタを稼いで、最低限の装備を確保し、立ち回りの基礎を固める方法」を紹介できればと思います。

関連ページ

一通りのことはこのページで網羅していますが、個別の事柄に対する更に詳細な情報をお探しの場合は、下記のページも参考にしてください。

開始直後にしておきたいこと

とりあえず練習クエスト…

練習クエスト

プロローグの鑑賞が終わってゲートエリアに出たら、まずは練習クエストがおすすめです。「練習なんて面倒くさい、すぐに実戦に行きたい」と思われる人も多いかもしれないですが、とりあえず自分のクラスの練習クエストを一通りプレイすることをお勧めします。

というのは、このゲームはクラスによって立ち回りや操作が大きく異なるので、自分が今から遊ぼうと思っているクラスがどういうものなのかを知っておかないと、基本的な行動ができないまま (知らないまま) になってしまう恐れがあるからです。

もちろん、練習クエストですから内容は初歩の初歩。これを覚えたからといって高度なプレイができるようになるわけではありません。しかし、知らないと困る事柄が紹介されているので、面倒でもとりあえず一度やってみることをお勧めします。

練習クエストで紹介されている全ての操作を今すぐに完璧にできるようになる必要はありません。「このクラスにはこういう武器や技、特殊行動があるんだ」ということが分かればとりあえず十分だと思います。後はプレイしているうちに身についてくると思います。

今後も新しいクラスをプレイすることになったら、攻略wikiなどの情報サイトを読む前の予備知識の習得のために練習クエストをプレイするとよいと思いますよ。

オプション設定

Option設定

オプションの調整は任意ですが、中にはデフォルトのままでは不便な項目も含まれているので、実戦に行く前に設定を済ませておきましょう。「オプション」はメインメニューを開くと表示される歯車のアイコンのカテゴリーに含まれています。個人的には、以下の項目を最優先で設定しておくことをお勧めします。

ロックオン関連

まず、基本設定内にある「ロックオン操作」をワンプッシュ操作に変更するのをお勧めします。ロックオンとは敵の部位をロックして攻撃が自動的にその部分に狙うようにする操作ですが、デフォルトではボタンを押している間しかロックできません。

これを「ワンプッシュ」に変更すると、ボタンを押すとロック開始、もう一度ボタンを押すとロック解除に変更されます。通常はこちらのほうが使いやすいと思うので、こだわりがなければワンプッシュ操作に切り替えるとよいと思います。

イベント注目操作

基本設定内にある「イベント注目操作」を「イベント注目をしない」に変更することをお勧めします。クエスト中にイベントが発生すると自動的にカメラがイベントを追いかけます。臨場感という点ではこのほうが良いのかもしれませんが、戦闘中にカメラが勝手に動くとかなり厄介なので切っておくほうがよいと思います。

レアアイテムの即時取得設定

基本設定内にある「レアアイテムの即時取得設定」を「レアリティ13以上のアイテムを即時取得する」に設定しておきましょう。こうしておけば、★13以上のレアアイテムがドロップした時に自動的にアイテムパックに入るようになります。

せっかくレアアイテムがドロップしたのに拾う前に通信エラーなどでゲームが強制終了してしまったというような悲劇を防ぐためにも、この設定だけは忘れずにチェックしておきましょう。

また、2019年8月の中規模アップデートにて、★12以上ユニットと★13以上アイテム、素材アイテムの即時取得も可能になりました。特にこだわりがなければ、こちらも即時取得に設定しておくとよいと思います。

教官NPC

教官NPC

ゲートエリアの出口付近に、アスタルテとレオンティーナという教官NPCがいます。この二人は、新規さんや初心者さんに基礎知識を教えるためのキャラクターとして配属されました。

個人的な意見ですが、アスタルテのレッスンはゆっくり過ぎて少し退屈で、レオンティーナのハンドブックは最低限の知識だけをざっくり伝える形なので新規の人には難しいと思います。

アスタルテのレッスンを退屈せずに進められるなら進めたほうがよいですが、飽きてきたら放置でも問題ありません。レオンティーナのハンドブックは、もう少しゲームに慣れてから、実際に武器強化やレベル上げをしようと思った時に目を通すとよいと思います。

とりあえず、ゲートエリアの出口付近のカウンターに初心者さん担当の教官NPCがいるということだけ覚えておいて、困った時に訪れられるようにしておきましょう。

2019年4月24日の大型アップデートにて従来のアスタルテのレッスン「アークスロード」が廃止され、代わって「アークスミッション」が新設されました。

これはミッション方式でゲームの基本を学べる新機能で、ミッションの完了と報酬の受取という形式で進行します。やることに迷った時はアークスミッションを進めてみるとよいでしょう。

各要素の開放

管理官コフィー

コフィー

自由度が高いオープンワールド系ゲームとは異なり、PSO2では規定の条件を満たしながら少しずつエリアやクエストを開放 (アンロック) していく必要があります。

エリアやクエストだけでなく、キャラクターのレベルキャップや上級難易度なども、規定の条件を満たしながら開放していかなければいけません。

そういった任務は、コフィーというNPCからの「クライアントオーダー」という形で提供され、条件を達成して報告すると「達成」となります。

挑戦できるクエストを増やしたりキャラクターを育成したりしながら、ベテランプレイヤーがいる最前線までたどり着くまで、コフィーのオーダーを順番にこなしていくことになります。必然的に馴染み深いNPCになるでしょう。

アフィンと話してクライアントオーダーの概要説明を受けた後、最初のアークスクエスト「ザウーダン討伐」を完了すると、コフィーからクライアントオーダーを受注できるようになります。オーダーはゲームの進行に応じて開放されていくので、時折チェックしてみましょう。

コフィーはゲートエリアの東側クエストカウンターにいます。非常に重要なNPCなので、他のNPCはともかくコフィーの場所だけは覚えておく必要があります。前述した教官NPCのレオンティーナのハンドブックでもコフィーの場所を確認することができます。

ドリンク開放

アフィン

ドリンクとはクエスト前にプレイヤーキャラクターの能力を強化するサービスで、キャンプシップ内やメディカルセンターで料金を払うとドリンクを飲むことができます。ドリンクは、最高難易度の最前線まで来た後もずっと使い続ける重要なサービスです

かつては、アフィンのオーダー「不安なメディカルセンター」を完了することでドリンクが開放されましたが、2019年4月24日のアップデートによって同オーダーが撤廃され、初期状態でドリンクが使用できるようになりました。

エリアを開放

コフィー

最初のクエスト「ザウーダン討伐」を完了すると、前々項で紹介したコフィーからクライアントオーダーを受注できるようになります。順にコフィーのオーダーをクリアしつつコンテンツを開放していきましょう。

次に、「おすすめクエスト」と「ボーナスクエスト」という重要コンテンツの開放条件となっているオーダー「レベル制限解除試練・Ⅰ」もついでにクリアしておくとよいでしょう。この二つのクエストについては後述します。

どこから手を付けていいのかわからない?

クエストが一気に開放されてもどこから手を付けていいのかわからないかもしれません。基本的には好きなクエストから初めたらいいのですが、敵が弱いクエストから挑戦して徐々に敵が強いクエストに挑戦していくと無理がないと思います。

2019年4月24日の大型アップデートで追加されたアークスミッションの目標を順にクリアしてくのもよいでしょう。ゲームに慣れることもできますし、クリア報酬も貰えるので一石二鳥だと思います。

それ以降は、任意のクエストを攻略しながらキャラクターを育成し、コフィーのオーダーをこなしながら、レベルキャップと高難度を開放していくことになります。まずはレベル75、次にレベル80を目指しましょう。そうすれば、最前線のXH緊急クエストに参加できるようになります。

前項で述べた「森林探索」の完了しただけでも多くのコンテンツが開放されますが、今後キャラクターのレベルが上がると新しいコンテンツがまだまだ追加されます。

ボスが強くて詰まった場合でも、キャラクターや装備を強化することで大抵は打開できるので、レベリングや装備更新を検討してみることをお勧めします。また、クラスを変えてみることで攻略が楽になることもあるので、1つのクラスに固執せず色々と使ってみるとよいと思います。

ギャザリング

ソフィア

概要

PSO2におけるギャザリングとは、フィールドで採取や釣りを行ってアイテムを収集するコンテンツの総称です。ギャザリングの主な目的は、スキルリングや料理の材料を入手することです。

ソフィアというNPCがギャザリングのインストラクターとしてフランカのカフェに配属されており、説明も分かりやすいので一度訪れて説明に目を通しておくとよいでしょう。

ギャザリングの重要性

スキルリングは、戦闘での火力や立ち回りに大きく影響するので無視できない要素となります。料理をコンプリートする必要はないと思いますが、自分が遊んでいるクラスに必要なリングの材料は早めに確保しておくほうがよいと思います。

ゲームに慣れてくると初めの新鮮味が失われて面倒くさく感じてしまうようになりますが、前述のリングの材料確保だけでなく、メセタ稼ぎや序盤の経験値稼ぎにも有用なので、序盤のうちは手当たり次第、ギャザリングしておくのをお勧めします。

ギャザリングのコツ

ギャザリングでは、コンボ数 (連続実行数) が蓄積すると「フィーバー」という状態になり、レアアイテムの出現率やアイテムの出現数が一定時間上昇します。基本的に、この「フィーバー」という状態を利用して目当ての品を狙うようにするのがギャザリングの上手いやり方です。

具体的には、目当ての品が出るのと逆のタイプでコンボ数を稼いでフィーバー状態に入り、その状態で目当ての品が出るタイプのギャザリングを開始します。

例えば、リング用の宝石と鉱石が欲しいと仮定します。宝石と鉱石はピッケルで採取するアイテムですから、先に釣りのほうを実行してコンボ数を稼いでフィーバー状態に入ります。フィーバーになったら釣りをやめて採取を始めます。こうすれば、高レア率で採取することが可能です。

クライアントオーダー

クライアントオーダー

概要

PSO2では、NPCからの個人的な依頼や任務のことを「クライアントオーダー」と呼びます。内容は一般的なRPGにおけるサイドクエストのようなもので、例えば「アイテムを〇〇個持ってこい」「〇〇というエネミーを〇〇体倒してこい」というような仕事がほとんどです。

報酬はメセタ (ゲーム内通貨)、経験値、アイテムなど多岐にわたりますが、クライアントオーダーを達成するかどうかは任意であり、クエストに行くからといって必ずしもオーダーを受注しなければいけないわけではありません。面倒な場合は無視しても構わないコンテンツです。

しかし、クエスト中の戦闘で得られる経験値やメセタは決して多くなく、クライアントオーダーを利用せずにレベル上げやメセタ稼ぎをやろうとしても、実際にはなかなか思うように進まず非効率的になりがちです。

必須とまでは言いませんが、金策や低レベル帯でのレベリングにおいてクライアントオーダーは非常に効果的な手段です。特に新規の人は育成のためのリソースが限られているので、フル活用することをお勧めします

クライアントオーダーを発注してくれる主なNPCは、レオンティーナ教官のハンドブックに記載されているので、所在を忘れた時は立ち寄ってチェックするとよいでしょう。

討伐で経験値稼ぎ

ラヴェール

報酬として経験値が得られるオーダーを発注してくれるNPCで、序盤によくお世話になるのはハンスとラヴェールです。二人ともゲートエリアの大型モニターの前に立っています。ハンスは西側、ラヴェールは東側ですね。

ハンスとラヴェールの依頼内容は指定エネミーの討伐というシンプルなものばかりなので、クエストに出撃する前に受注してクリアしたら報告するという流れになります。

また、初めのうちは、エネミーの顔 (笑) と名前が一致せず、エネミーの名前を見ても、どこにいるのか、どんなやつなのかが頭に浮かんでこないと思いますが、そんな時は、オーダーのタブを参考にして今から行くエリアに関連するオーダーを全部受けて行くと効率的です。

調達で経験値稼ぎ

フランカ

エネミーの討伐ではなくアイテムの調達で経験値を貰えるオーダーも存在します。そういうタイプのオーダーを発注してくれるNPCで、よくお世話になるのはフランカとクレシダです。二人ともショップエリアの東側にいます。

フランカとクレシダのオーダーは、ハンスやラヴェールとは異なり、指定アイテムを納品することさえできれば、自分でエネミーを倒さなくても構いません。アイテムさえ確保しておけば、クエストに行かずに経験値稼ぎができるので、サブキャラ育成の時にも便利ですよ。

納品用のアイテムは、自分でエネミーを撃破して集めるのが王道ですが、マイショップで他のプレイヤーから購入したり、フレンドやチームメンバーとトレードして入手することもできます。

ただし、自分で調達する場合は、当該オーダーを受注した状態でないと指定エネミーを倒しても指定アイテムをドロップしないことに注意しましょう。必ずオーダーを受注してからクエストに出撃してください

ちなみに、「素材倉庫」という機能が実装されてから、調達用アイテムの保管が用意になったためか、納品用アイテムがマイショップで安値で取引されるようになりました。自分で取りに行くよりも格段に楽なので、急いでいる時はマイショップで購入するのも便利ですよ。

TAでメセタ稼ぎ (2019年4月24日に廃止)

クロト

定期収入としてアークス達に長年愛されてきたクロトのTAオーダーですが、2019年4月24日のアップデートによって高額報酬オーダーが削除、残りのオーダーも報酬が大幅に下方修正され、メセタ金策としての役目を終えました。

従来のTAオーダーや関連オーダーによる定期収入については、同アップデートにより新設されたウィークリーミッションに一部吸収される形で統合されることになりました。

旧情報を表示

デイリーミッション

デイリーミッション

2019年4月24日のアップデートによって新設されたアークスミッションのひとつ。毎日0時に更新される簡単なミッションを完了することで報酬を得ることができます。

翌日になると同じミッションが再び攻略可能になり、完了すると再び報酬がもらえます。1日1回チャレンジできるボーナス的なミッションと考えればよいでしょう。

特に難易度スーパーハード以上に参加できるアークスを対象とするミッションには報酬として重要素材やトライブースト+50%、ボーナスキー【銀】が用意されているので、日々こまめにクリアしておけば装備の強化や育成のためのリソースを蓄えることができます。

キャラクターの育成と金策の効率に大変優れており、このデイリーミッションと後述のウィークリーミッションを毎日(毎週)こなしておくだけでも、十分な成果が得られます。プレイ時間が限られている人は、デイリー・ウィークリーミッションを最優先でクリアすることをお勧めします

ウィークリーミッション

ウィークリーミッション

2019年4月24日のアップデートによって新設されたアークスミッションのひとつ。毎週水曜日のメンテンナンス時に更新されるミッションを完了することで報酬を得ることができます。

水曜日のメンテンスが終了すると同じミッションが再び攻略可能になり、完了すると再び報酬がもらえます。メンテナンスがない水曜日は慣例的に13時に更新されています。週に1回チャレンジできるボーナス的なミッションと考えればよいでしょう。

難易度スーパーハードが開放されているアークスを対象とするミッションには、報酬として高額のメセタやボーナスキー東京【金】が用意されているので、撤廃となったクロトオーダーの代替としてメセタ稼ぎやレベリング用のボーナスキー確保に最適です。

キャラクターの育成と金策の効率に大変優れており、このウィークリーミッションと前述のデイリーミッションを毎週(毎日)こなしておくだけでも、十分な成果が得られます。プレイ時間が限られている人は、デイリー・ウィークリーミッションを最優先でクリアすることをお勧めします

レア品調達でメセタ稼ぎ

ヤーキス

ギャザリング中に低確率で手に入るレアアイテムを高額で引き取ってくれるNPCがいます。この種のオーダーを発注してくれるのは、フランカのカフェにいる好事家のヤーキスと、デイリーオーダー担当官のファイナ (@ゲートエリア) とアグネス (@カフェ) です。

ヤーキスは、週1回決まったアイテムを10万メセタで買い取ってくれます。6つのアイテムが対象になるので、全部納品できれば毎週60万メセタを確実に手に入れることができます。

一方、ファイナ (アグネス) のほうは、対象アイテムが毎日更新されますが、高額報酬のレア品オーダーが来るとは限らないので、来なかった日は空振りになります。逆に、当該オーダーが2つ同時に発注される日もあるので、毎日チェックしてみるとうよいでしょう。

デイリーオーダー

ファイナ

前項でも紹介したファイナ (アグネス) は、報酬が比較的良いオーダーを日替わりで発注しています。日によって内容が変わるので、ログインしたらまずここからチェックするとよいかもしれません。

キャラクターのレベルが低いうちは、あまり魅力的でない報酬のオーダーしか受けられませんが、レベルが上ってスーパーハードのクエストに行けるようになったら、報酬額が約10万メセタの討伐オーダーや探索オーダーが達成できるようになります。

特に美味しいのはベリーハードでも達成できる「討伐:バル・ロドス」で、手軽な小遣い稼ぎとして古くからアークスたちに親しまれています。報酬額もSH討伐オーダーの2倍以上もある250,000メセタに設定されており、一種のボーナス的なオーダーとなっています。

バル・ロドスは、海岸探索だけでなく、ランダムで浮上施設やエンドレスクエストにも出現するので、このオーダーを目にしたらとりあえず受注しておくとよいと思います。気が付けば何かのついでに達成していたということも多いですからね。

教官NPC

カトリ

レベリングやメセタ稼ぎではありませんが、ゲートエリアにいる各クラスの教官NPCのオーダーも暇な時に達成しておきましょう。

「〇〇の極致」オーダーを完了するとスキル取得用ポイントが計14ポイントも付与されるので、ほぼ必須級のオーダーとなっています。面倒かもしれませんが、育成のためのと割り切って早めに終わらせておくことをお勧めします。※「極致追求」オーダーはLv75達成後です

期間限定NPC

イケメン化したアフィン

期間限定のイベントとして、PSO2の重要NPC (やそのバリエーション) が登場することがあります。大抵はショップエリアの中央に配置され、一年中誰かしらがいることが多いです。

このような期間限定NPCのオーダーの報酬は、その期間でしか手に入らないものであったり、そのキャラクターのパートナーカードであったりします。また、期間限定の交換用アイテムの引換所を兼ねている場合もあります。

期間限定のイベントやアイテムが必ずしも有用なものとは限りませんが、季節ごとの大型アップデートが入ってロビーが一新されたら、とりあえず一度チェックすることをお勧めします。パートナーカードは称号集めにも有用なので、面倒でも取っておくと役立ちますよ。

ボーナスクエスト

ボーナスクエスト

概要

PSO2には、敵が弱くてすぐに終わって経験値が大量に貰えるボーナスクエストが存在します。プレイするためにはボーナスキーというアイテムが必要になるため無制限に稼げるわけではありませんが、キャラクターの育成に効果的なので是非とも活用しましょう。

ボーナスクエストの開放

コフィーのオーダー「レベル制限解除試練・Ⅰ」をクリアすると、「ボーナスクエスト」が開放されます。また、同時にボーナスキーを獲得できる可能性がある「おすすめクエスト」も開放されます。

ボーナスキーの入手

毎日午前0時に特定のクエストが「おすすめクエスト」に指定され、おすすめクエストに選ばれたクエストをAランク以上でクリアすると、低確率でボーナスキーが貰えます。難易度はノーマルでも構いませんが、Aランク以上でクリアするために敵を一定数撃破する必要があります。

また、ボーナスキーは、集客キャンペーンや支援キャンペーンなどで配布されることもあり、こちらの場合は条件を満たせば必ず貰えます。そのようなイベントは公式サイトに掲載されているので、普段からチェックしておくとよいでしょう。

最近では、面倒くさくて運次第の「おすすめクエスト」より、確実にボーナスキーを貰えるデイリーミッションのほうが効率に優れています。

各種ブースト

各種ブースト

概要

PSO2にも、経験値やドロップ率が上昇する特殊な効果が存在し、主にアイテムの使用や特定オーダーの達成を条件として発生します。このような効果を総称して「ブースト」と呼びます。

アイテム効果

アイテム効果は「獲得経験値+」「レアドロップ率+」「獲得メセタ+」「トライブースト+」といったアイテムを使用することによって発生します。

ブーストアイテムは、イベントやキャンペーン、Funスクラッチの景品として入手できるほか、フォトンスフィアやエクスキューブのようなアイテムと交換して手に入れることもできます。

特に、フォトンスフィアとエクスキューブはXHの緊急クエストで大量に手に入ってくる★10~11武器との交換で手に入るので、「獲得経験値+75%」「レアドロップ率+250%」については、気軽に常用しているプレイヤーも少なくありません。

デイリーブースト効果

ファイナ (アグネス) から受注できるブーストマーク付のオーダー (上の3つ) を達成すると、トライブースト効果が得られます。最大で+50%まで上昇し、1日経過するごとに5%減少します。こちらも、レベリングやレアアイテム発見に役立つので、高く維持しておくとよいでしょう。

プレミアム効果

課金コンテンツの「プレミアムセット」に入っているメンバーだけに付与されます。効果の程は控えめ (トライブースト+50%相当) なので、これを目的にプレミアムセットに入るのはお勧めできませんが、よくプレミアムセットを利用するプレイヤーにとっては嬉しいオマケです。

コレクトファイル

コレクトファイル

概要

コレクトファイルとは、指定のエネミーを倒すことで必要アイテムのゲージを伸ばし、ゲージが満タンになった時にドロップする必要アイテムを全て集めると報酬アイテムが貰えるという仕組みのアイテム配布コンテンツです。

上図を例に解説すると、このコレクトシートを所持している状態で、デイジーチェーン、サディーナエッジ、ターヴルソードの獲得条件に指定されているエネミーを倒すとそれぞれのゲージが上昇し、ゲージが満タンになったアイテムは100%の確率でドロップします。

シートに記載されているアイテム、この例の場合であれば、デイジーチェーン、サディーナエッジ、ターヴルソードのゲージを全て満タンにしてドロップさせて回収すると、管理官のプリンから報酬アイテムのイヴリダハンダーを直接渡されるという仕組みです。

趣旨

コレクトファイルは、どれだけ運が悪い人でも努力次第で確実に水準以上の装備品が手に入るようにという趣旨 (最低保証) で実装されたといいます。私がPSO2を始めたEP4後期には既に実装されていて、★13装備を効率良く集める手段として広く利用されていました。

一方で、こういったシステムは「レア掘りゲーム」としての魅力を殺いでしまうとの意見もあり、ポジティヴな反応ばかりではないようです。

しかし、コレクトファイルに否定的なユーザーであっても、実装されているコンテンツを利用しないのは自ら不利を背負うようなものであり、結局実利には勝てません。現状では賛成派も反対派もコレクトシートを取得して緊急クエストに参加したり、常設クエストを周回したりしています

シートさえ取得しておけば、コストもデメリットも無く対象エネミーを倒すたびにゲージが伸び、最終的には目当ての品を獲得できるのですから、強いこだわりがない限り、コレクトシートを利用してレアアイテムを確保していくことをお勧めします。

賛否両論のコレクトファイルですが、実装されているうちは利用しておくほうがよいでしょう。また、そうしなければ、自分だけ装備面で他のプレイヤーに置いていかれてしまいます。コレクトファイルを使うかどうかと、そのようなシステムがPSO2に必要なのかどうかという議論はまた別の話です。

シートの取得

コレクトシートは、コフィーの隣にいる管理官プリンから取得できます。シートの取得枠は初期状態で3枠あり、SGを消費してさらに2枠増やすことができます。また、プレミアム期間中はさらに2枠使用することができ、最大で7枠までシートを取得できるようになります。

注意点

コレクトシートのゲージは、厳密には敵の撃破ではなくアイテムドロップ時に上昇します。一般の雑魚エネミーは撃破と同時にアイテムをドロップするので注意しなくても大丈夫ですが、ボスエネミーは赤いコアを割るまで倒したことにならないので、常設クエストで回す時はコアを割り忘れないように注意しましょう

また、ドロップに紐付いているという性質上、レアドロップ率のブーストによってゲージの上昇量が増加します。早めにコンプリートしたいシートがある時は、レアドロップ率が上がるブーストアイテム使用することで効率良く進めることができるでしょう。

ちなみに、ゲージが満タンになる前に必要アイテムが通常ドロップとして出現してしまった場合は、その時点でゲージが100%まで伸びてコンプリート状態になります。そのため、ゲージを伸ばすのが面倒な (緊急以外では困難な) アイテムは、直ドロップを狙うのも効果的な手法です。

ビンゴ

ビンゴ

概要

PSO2では季節ごとにビンゴというイベントが開催されています。ビンゴでは特定の条件を達成することによって貴重なアイテムやSGなどが景品として配布されます。

お祭り的な体裁をとったオマケコンテンツのような印象を受けますが、配布されるアイテムの一部がかなりの貴重品であるため、初心者だけでなく上級者もビンゴ達成に必死になっているのはよく見かける光景です。それくらいリターンが大きいコンテンツと言えるでしょう。

価値が高い景品

レオンティーナ証書

まず押さえておきたいのは、最近のビンゴの表面に必ずと言っていいほど含まれている「レオンティーナ証書」です。このアイテムは、教官NPCレオンティーナにレアリティ★13の武器 (レイシリーズ) と交換してもらえる引換券です。

新規や初心者にとっては高レアリティの武器を簡単に手に入れる最速の手段として役立ち、レイシリーズに武器としての魅力を感じないベテランや上級者にとってもアストラル・ソールという強力な特殊能力を付与する際の素材を楽に入手する手段として便利です。

能力追加成功率+n%

次に重要なのは、特に裏面の景品として配布される「能力追加成功率+n%」です。最近は+40%が多い気がしますが、これは装備品に特殊能力を付与する際に成功率を大幅に上昇させる超重要アイテムです。

特殊能力付与をしない人には関係ありませんが、多くのアークスはゲームに慣れてくると特殊能力付与に手を出すことが多く、その際に一定数確保する必要が出てくるのが、この「能力追加成功率+n%」という成功率上昇アイテムです。

「能力追加成功率+n%」はエクスキューブというアイテム20個または100個と交換して入手できるので、ビンゴでなければ手に入らないわけではありませんが、メセタ換算すると40万メセタ、200万メセタに相当するアイテムが簡単な条件を満たすだけで手に入るのは大変魅力的です。

PA・テクニックの習得

PAディスク

概要

一般的なRPGの「必殺技」や「魔法の呪文」に相当するPA (フォトンアーツ) やテクニックは、クエスト中に手に入るディスクを使用して習得します。PAディスクは、エネミーがドロップしたり、破壊したコンテナから出現することがあります。

PAやテクニックは、上位のディスク (より強力なディスク) が手に入った時に上書きで習得できるので、はじめは手に入ったものを片っ端から使用していけばよいでしょう。後から上位のディスクを使用すれば、性能は上位のものに上書きされます。

なお、ディスクには使用条件となる能力値が設定されており、低レベルでは習得できない場合がありますが、レベルが上って能力値が条件となる値に達すれば使用することができます。

また、ディスクはマイショップでトレードすることが可能です。目当てのディスクがなかなか手に入らない時は他のプレイヤーから購入してよいでしょう。ただし、ディスクが非常に高額である場合は、次項で述べるエクスキューブとの交換をお勧めします。

なお、後継クラス (旧上級クラス) のHr・Ph・Et・Luは、初期状態で全てのPAが開放されているのでディスクを使って習得する必要はありません。テクニックについては、後継クラスも基本クラスと同様、ディスクで習得する必要があります。

Lv.17のディスクの入手方法

Lv.17のディスク

エクスキューブ交換ショップ (ショップエリア2階西側) で、Lv.17 (最高レベル) のディスクを入手することができます。レートはキューブ20個と安くないですが、確実に最高レベルのPA・テクニックを習得できるのは魅力です。

以前は自分でドロップを獲得するか他のプレイヤーから購入するしか入手方法が無かったのですが、最近はこの方法で入手難度が高いディスクも確実に手に入るようになりました。

キューブ20個をメセタ換算すると約35万~45万メセタになるので、この方法でばかり手に入れるとコストが高くなりすぎてしまいますが、どうしても手にはらないディスクはこの方法で確保するとよいでしょう。

装備強化

ドゥドゥ

武器の強化

武器を手に入れたらショップエリアのアイテムラボで強化しましょう。建前上は武器の強化は任意という扱いですが、実際には必須級の作業となっています。また、武器の属性値を最大まで上昇させることも強化と同等以上に重要です。

武器は未強化でも一応使うことができますが、強化して使用することを前提に性能が設定されており、バランスの調整も+30以上/属性60の武器の使用を想定していると思われるので、未強化で属性値が低い状態だと火力が水準に達しない恐れがあるためです。

旧式武器と新世武器

PSO2には、旧式武器と新世武器という二種類の存在し、それぞれ強化の方法が異なります。もともと2つの種類の武器があったのではなく、後に新世武器が登場したため旧い武器種が便宜上「旧式武器」と呼ばれることになりました。新約聖書と旧約聖書の呼び方のようなものです。

私がPSO2を始めたEP4後期には既に新世武器への移行が始まっており、新たに実装される武器は全て新世武器で、現在も新コンテンツとして実装されている武器はみな (おそらく今後実装される武器もみな) 新世武器です。

新世武器の中には旧式武器と同じ名称・形状のものが存在し、このような武器には名称の末尾に「NT」の文字が付されています。旧式武器の中でも主要だったものや人気が高かったものが新世武器として再登場しているのでしょう。

旧式と新世、どっちがいいの?

個人的な意見を言ってよければ、新規の人が敢えて旧式武器に手を出す必要はないと思います。というのも、旧式武器の強化は一種のギャンブルのようなシステムで、強化に失敗すると強化値が低下し費用も材料も戻りません。しかも、上限に近い強化は成功率が極めて低いです。

一方、新世武器の強化には失敗がなく、本体に素材を合成すると確実に強化値が上昇していきます。この作業を指して「武器にエサをやる」と表現するプレイヤーもいるくらい、安全確実な方式が採られています。迷った時は新世武器のほうが強化が楽だと憶えておきましょう

また、現在の主力武器はみな新世武器なので、旧式武器が選択肢に入らないという側面もあります。旧式と新世が拮抗していた時代と異なり、現在では単純に性能と潜在能力の有用性で選択すれば大きく誤ることはないはずです。

武器の強化値と上限

強化値

武器本体に材料武器を合成していくと最大+30まで強化することができ、武器の威力が大きく上昇します。また、その過程で潜在能力という強力な特殊効果も開放されていきます。

材料にする武器は何でも構いませんが、レアリティと強化値が高いほど材料としての効果が高くなります。また、強化作業に際してグラインダー (★13以上はラムダグラインダー)、潜在能力の開放にフォトンドロップ (★7以上はフォトンスフィア) という素材アイテムを消費します。

初期状態における強化の最大値は+30ですが、同じ武器を合成する (強化材料として使用する) ごとに最大値が+1増加し、最大で+35まで強化することができます。すなわち、本体1本と強化用5本を用意すれば上限の+35まで強化できるというわけです。

なお、ドロップ品は強化上限が初めから30を超えているものも珍しくなく、その場合は初めから31以上に強化することができます。また、こういう武器を同じ武器の強化材料として使用した場合、上限値も加算されます。

例えば、ある武器を2本持っていて、それぞれの上限が32、33とである場合、これらを合成すると強化上限値は35になります。こういう場合は、同じ武器を6本揃えなくても、強化上限値を35まで引き上げることができます。

※2019年4月24日の大型アップデート以降、★14以上だけでなく★13のドロップ品も属性値が60/強化上限値が35で出現するようになりました。交換品は依然として強化上限値が30のままですが、今後ドロップする★13以上の武器は1本手に入れば最大まで強化することが可能です。

武器の属性値

強化値

武器には属性が付与されている場合があり、属性値の割合だけ武器の威力が増加します。また、攻撃対象の弱点と属性一致している場合はさらに最終ダメージが大きくなります。

新世武器の場合は同じ武器を強化材料として使用すると属性値が+10増加します。また、同じ属性の同じ武器を強化材料として使用すると、属性値がそのまま上乗せされます。

例えば、★13以上の同じ武器が3本あるとして、それぞれ光属性20、光属性25、風属性25である場合、光属性20を本体として光属性25と風属性25を強化材料として使用すると、本体の属性値が55になります。(20+25+10=55/属性不一致時は10しか増えない)

武器の属性値の重要性

属性値には、攻撃対象の弱点と属性が一致していなくても武器の威力を大きく高める効果があり、(たとえ何属性であっても) 属性武器と無属性武器では威力に大きな差があります。さらに、属性値の上昇よる火力上昇率は非常に大きく、最大まで強化することが基本となっています

新規の人のハードルを上げるような提言をするのはとても心苦しいのですが、属性値はできれば最大値まで上げることを強く推奨します。それだけ大きなリターンがあるからです。

弱点と属性の一致によるダメージの増加はさほど大きくないので (といっても十分大きいのですが…)、同じ武器を全属性で揃えるプレイヤーはさほど多くありません。強化や特殊能力付与のコストを考慮すると、実際には全属性で揃えられるプレイヤーはごく一部だと思われます。

このような現状を鑑みた運営によって、フォースやバウンサーの属性関連スキルの条件が緩和されたことにより、現在は、特にダーカーや主要なレイドボスの弱点と一致する光属性だけを用意するプレイヤーが多いようです。

上記を踏まえた上で属性についてまとめますと、属性武器と無属性武器なら迷わず属性武器を選び、属性は使い勝手が良い光属性にし、属性値は頑張って最大値の60 (★12以下は50) にすると思っておけば、とりあえず間違いありません

ユニットの強化

ユニット

現在実装されているものについては、旧式武器と同様のギャンブル方式のものしかありません。アイテムラボで費用と素材 (グラインダー) を消費して強化します。仕組みは至ってシンプルで、成功すれば強化値が上昇し防御値が一定割合で増加します。

失敗すると一定確率で強化値が下がってしまうので、「強化リスク軽減+」や「強化成功率+」などの補助アイテムを上手く活用するとよいでしょう。

「強化リスク軽減+1」はFunスクラッチの景品として手に入るほか、マイショップで手頃な値段で出品されていることが多いので、強化値が下がる可能性がある段階から強化では毎回使用してもよいと思います。

ユニットスキル

ユニットスキル

新規の人が今すぐ実行する必要はないので、知識だけということで紹介しますが、★12のユニットには左手用のスキルリングを埋め込むことができます。

通常、スキルリングは左右の指にLとRを1つずつしか装備できませんが、★12のユニットに埋め込めば、左手用リングが最大で4つまで同時使用できるようになります。今後、複数のLスキルリングが使いたいと思った時は、この「ユニットスキル」のことを思い出してください。

ただし、一度ユニットに埋め込んだリングは取り外しできないので、ユニットスキルの付与は慎重に行いましょう。一度ユニットに埋め込んだリングを外して再利用することはできませんが、新しいリングを上書きで埋め込むことで、ユニットに新しいスキルを付与することは可能です。

クラフト

クラフト

概要

クラフトとは装備品やPA、テクニックをカスタマイズするコンテンツの総称で、マイルームにある端末を操作して実行することができます。クラフト内容にも依りますが、総じて多額のメセタや少なくないクラフト素材を消費します。

現状におけるクラフトの意義

武装エクステンド

2019年8月21日の中規模アップデートにて新世武器の武装エクステンドが実装されました。これにより、事実上ほとんど機能していなかった武装エクステンドは息を吹き返し、重要コンテンツになりうる将来性を獲得しました。

新世武器のエクステンドでは、対象武器に最高で★15武器相当の攻撃力を上書きすることが可能になっています。今となっては型落ち品になってしまった★13以下の武器の中で潜在能力に優れるものを再利用できることは大きな利点と言えるでしょう。

とはいうものの、クラフト作業に必要となるコスト (メセタ・素材) が非常に大きいことは変わらず、新規や初心者の人が気軽に手を出せる分野でないのは事実です。やはり、初めのうちは容易に入手できる★14武器や★15武器を使用するほうが無難です。

その上で、クラフト素材やメセタを確保しつつ、気に入った潜在能力の武器を保管しておき、十分余裕ができてから挑戦するとよいでしょう。

旧情報を表示

PA・テクニック・時限能力

この種のクラフトは現在でも機能しており、クラスによっては必須級のPAカスタマイズやテクニックカスタマイズが存在するので、Webなどの情報を参考にしてカスタマイズしましょう。また、時限能力は地味ながら確実な効果が現在も愛用されています。

分解

レアリティ★7以上の装備品やLv11以上のディスクは、分解して素材に変えることができます。装備品はクラフト用素材に、ディスクはPAフラグメントに分解され、各種クラフトに利用できるようになります。

以前は武装エクステンドが下火になっていたためクラフト素材の存在意義が希薄になっていましたが、★14武器の獲得や★14~15武器のカテゴリ変更にゴード系素材とサファードが必要になったことで、再び無視できない要素となりました。

また、テクニックを主力とするクラスにとって重要なテクニックカスタマイズに使用されるPAフラグメント (法撃) も、テクニックディスクの分解によって得られるので、不要なディスクは面倒でもマイルームで分解するようにするほうがよいでしょう。

ストーリー

シァオ・アァルマ・シィェラ

概要

ここまでプレイヤーの自由行動に関する事柄ばかり述べてきましたが、PSO2にはストーリーもちゃんと用意されています。

以前は「艦橋」にいるNPCに話しかけてストーリークエストを受注していたのですが、少し前からロビーのクエストカウンターでも受注できるようになりました。。

具体的には、エピソード1~3についてはアルマの回想 (オムニバスクエスト) という形で語られ、エピソード4~6についてはシエラのオペレーションによって進行します。

内容

ルサオと自キャラちゃん

PSO2のストーリーは自キャラとNPCの活躍を描くシーンを鑑賞するタイプのデザインになっており、プレイヤーは簡単な選択肢を指定したり、時折挟まれる戦闘パートを操作するだけです。キャラクターのファンへのサービス的な骨休めコンテンツのような位置づけと言えるでしょう。

ただし、SGや称号などのクリア報酬が存在するので、ストーリーやキャラクターに興味がないプレイヤーにとっても、キャラクターの育成やアイテムの獲得のために無視できない要素となっています。

スキップ機能も付いているので、興味がなくても一通りはストーリーをプレイしておいたほうが経済的、物質的に有利になることは間違いありません

マイショップ

ビジフォン

概要

PSO2には、プレイヤー間でアイテムを売買する「マイショップ」というシステムが存在します。マイショップへのアクセスはビジフォン (ピンクの?の装置) を介して行い、売買成立時に価格の5%のメセタが税として運営に徴収されます (5%のメセタがサーバーから消滅します)。

マイショップでアイテムを販売する権利は有料コンテンツですが、アイテムを購入するだけなら無料で全プレイヤーが利用できるので、アイテムの簡便な入手方法として多くのプレイヤーに愛用されています。ただし、稀少品は価格が高騰するので利用には注意が必要

装備品販売時の注意点

他のアイテムと異なり、装備品には本体性能の価値と素材としての価値があります。本体性能の価値は低くても素材としての価値が高い場合があるので、稀少品を安値で売ってしまわないように注意しましょう

本体性能の価値は、攻撃力や防御力、潜在能力によって決まるのでわかりやすいと思いますし、そもそも現状において最前線装備をマイショップで売買することができないので、本体性能の価値によって高額になるケースはほとんどありません。

一方、エンドコンテンツとも言われる特殊能力付与に利用される素材としての価値は、装備品の性能やレアリティに一切関係なく、特殊能力とスロット数で決まります。つまり、本体としては無価値に等しい装備品でも特殊能力次第では高値で取引されるということです

一般に稀少な特殊能力が付与されている多スロット装備品が高額で取引され、その辺で拾ってきたアイテムが、数百万メセタから1千万メセタ超で取引されることもあるほどです。

つい最近までは、マイショップ画面で「特殊能力の検索設定」を利用して手動で素材の相場を調べる必要がありましたが、ようやく出品画面で素材の相場を確認できるようになりました。装備品を出品する時はこの機能を活用して素材の相場を忘れずにチェックしましょう。

取り返しがつかない要素

マグに適当なエサをやらないで

マグ

コフィーのオーダー「マグライセンス授与申請試練」を完了すると、「マグ」という名の機械生命体を1体与えられます。マグはアイテムを与えることで成長してステータス値が上昇し、マグのステータス値は装備者の能力として加算されます。

マグには大抵の不要アイテムを与えることができ、クエスト中に拾ったゴミアイテムを安易に与えてしまいがちですが、アイテムの種類によって上昇するステータス値が異なるので、闇雲にアイテムを与えてしまうと、中途半端な能力値のマグになってしまいます。

しかも、一度上昇してしまったステータス値は特殊なアイテムを使用しなければ下げることができないので、育成に失敗すると課金して新しいマグを買い足すか、同じく課金アイテムでマグの性能をリセットするしかなくなってしまいます。(新マグ: 350AC/リセット: 500AC)

いずれも、失敗から学ぶための授業料として高額すぎるというわけではありませんが、無駄な授業料を払わないに越したことはないので、強いこだわりがない限り、マグの育成システムをきちんと理解するまでマグに一切アイテムを与えないことをお勧めします。

全員ではありませんが、多くのプレイヤーは通称「特化マグ」と呼ばれる、いずれかの能力値が最高値で他の能力値が0のマグを複数所有して使い分けています。

必ずしも特化マグを持たなければならないわけではありませんが、大抵のプレイヤーは運用が容易な特化マグを欲しくなるので、まずはマグの育成の仕組みをよく理解し、自分の欲しいマグを決めてから、納得がいくようにアイテムを与えて育成するようにすることを強く推奨します。

適当なスキルを取らないで

スキルツリー

キャラクターがレベルアップするとスキル取得用のポイントが付与され、クラスカウンターで任意のスキルを成長させることができます。

しかし、 一度取得してしまったスキルは課金するか特殊なアイテムを使用しないとリセットできず、新しいスキルツリーの追加も有料コンテンツになっています。スキルポイントを振る前にどういうキャラクターに育成したいのかよく考えて慎重に育成することを推奨します。

もちろん、ゲームなので基本的には好きなように育成すればいいのですが、スキルの取得によって最終ダメージに天と地ほどの大きな差が出ることや、マルチプレイでの他プレイヤーとの連携を考えると、安易な育成は後悔のもとになるでしょう。

課金してスキルツリーをリセット (または新規追加) することや、失敗することが絶対に嫌な場合は、Web上で参考情報をチェックして似たようなスキルツリーを作成するとよいと思います。自分で考える場合は、基本的な方針として以下のことを念頭に入れておくことをお勧めします。

クラス固有の強スキル

まず、クラス固有の強スキルを最優先で取得することを考えましょう。例えば、ガンナーのチェイン関連スキル、フォースのエレメントコンバージョン、テクターのシフタストライク、レンジャーのウィークバレットなどは、他クラスのスキルでは代替できない強力な固有スキルです。

このようなスキル群は、そのクラスをその道の専門たらしめると言っても過言でないほど象徴的なスキルであり、運営による定期的なバランス調整も当該スキルありきで考えられていることが多く、取得しないと火力が水準に達しない恐れがあります。

また、テクターのシフタストライク (&デバンドタフネス) やレンジャーのウィークバレットなどは他のプレイヤーの与ダメージや防御力にも影響を及ぼすので、取得していないとマルチプレイで他のプレイヤーの期待に応えられないかもしれません。

割合で火力を上昇させるスキル

スキルの中には、(概して緩い) 特定条件を満たすことで火力を一定割合上昇させるものが存在します。例えば、各クラスのスタンススキルや法撃職のマスタリースキルが該当します。

このようなスキルは、元の火力にダメージを加算するのではなく乗算で火力を高めるので、単純な能力値の強化とは異なり、キャラクターの成長と上位武器への更新に合わせて飛躍的に火力を高めてくれます。能力値の上昇より、まず割合で火力が増強されるスキルを選びましょう。

ステップジャンプとエアリバーサル

ステップジャンプとエアリバーサルは、もともとスキルリングの特殊能力として存在していた技能でしたが、あまりの利便性と重要性によって必須級リングと化してしまい、最大4枠しかないLリング枠がかつては常にこの二つに占領される状況でした。

その不便に対する調整なのかサービスなのか、現在はこの二つの技能のリングがゲームから削除され、どのクラスでも規定レベルに達すればスキルとして習得できるようになりました。ポイントを消費しないので、このスキルは規定レベルに達したらすぐに習得しても構いません。

PSO2の現状と対策

PSO2の現状

カジノ…

デリケートな事柄なので話題にすべきかどうかはわかりませんが、新規の人が知らないと損をしてしまう可能性があるので簡単に説明します。

詳細は割愛しますが、EP4の中期~EP5にかけてPSO2は大きくユーザーを失いました。原因についてはWeb上でも多くのユーザーに議論されていますし、開発陣・運営陣による公式な発表も各所で公開されています。

一方で、PSO2に限らずオンラインゲームのユーザーが急激に減少することは珍しくなく、ゲーム内容や運営・開発だけに責任があるとは決して言い切れない部分があります。

しかし、いずれにしても、PSO2のユーザー数はピーク時と比べて大幅に減少し、サーバーによっては以前より過疎コンテンツが目立つようになっているのは残念ながら事実です。

その結果として、UH帯・XH帯に代表される最前線やその一歩手前にあたるSH帯に人口が集中し、VH以下のコンテンツにプレイヤーがあまりいない状態が続いています。

知人と一緒に始めるのでもなければ、新規プレイヤーがゲーム開始直後に同じレベルで一緒に遊べるユーザーが少なく、せめてSH帯に来るまではソロまたは少人数で遊ばざる得ない状況と言わざるを得ません。

もちろん、新規プレイヤーを手伝ってくれる親切なベテランプレイヤーもいますが、常にそういう人たちとマッチングできるとは限らず、いたとしても知識・技術・経験・装備が違いすぎて、同程度の戦力で遊ぶことは難しいでしょう。

また、ベテランや上級者は知識やスキルだけでなく育成のためのリソースもたくさん持っているので、実際はその気になればブーストデー1日でLv1のキャラをLv75やLv80まで育成することすら容易なのです。

大抵の人は、NやHのレベル帯は経験値獲得アイテムを消費して一気にスキップしてしまうため、サブキャラを育成しているベテランと遭遇することも非常に少ない状況です。

人が少なくても十分楽しめます

フレ

あまり良くないことから先に書きましたが、ユーザーが少ないのは主にN・H・VHの難易度帯であって、SHやXHにはたくさんユーザーがいます。XHの緊急クエストでマッチングしないということは現状では滅多にありません。

また、ユーザー減少の余波をモロに受けたのはベテランユーザーが多かったShip1と、PS4ユーザーが多かったShip10で、元々人口が多いShip4などでは旧いコンテンツも一応機能しているので遊べないということはありません。

ユーザーの減少が激しかったShip10でも、XHの緊急クエストではちゃんとマッチングするので、ユーザーが減少したことによる影響を過剰に心配する必要はないと言えます。

また、多人数でのプレイを想定して作られたXHのクエストはエネミーのHPが非常に高く、制限時間以内にソロ (少人数) でクリアするのは、装備・スキル完備の一部の上級者でないと難しいのは否定できませんが、SHまでの難易度は常設も緊急もソロで十分にクリアできる内容です

SH以下をソロや少人数で遊ぶことに抵抗がない人であれば、ユーザーが減少したことによる実質的なデメリットはほとんどないと言ってよいでしょう

そうやって遊んでいるうちにXHのクエストに参加できるレベルまで上がってくるでしょうし、新EP・新クラスの実装や運営によるイベントやキャンペーンが成功すれば今後も新規プレイヤーが増える可能性もあるので、現状を静観しつつ楽しめばいいのではないかと思います。

SHに来るまでの遊び方

正攻法でいく

ノーマル

ベテランプレイヤーがかつて味わった苦労を追体験しながら進めたいのであれば、ノーマルやハードのレベル帯で楽をせずに、ドロップアイテムやNPCショップで購入できるアイテムだけを利用しながら正攻法を攻略していくことをお勧めします。

また、このほうが各ボスの攻撃パターンや弱点を自然に覚えるので、スーパーハードやエクストラハードの難易度でボスの強化版と再戦する時に必ず苦労が活きてくるでしょう。

たとえ途中から楽をして進むにしても、初めのうちはキャラクターの強さに応じた武器でノーマルやハードを一度プレイすることを強く推奨します。その上で、効率プレイに移行してスーパーハードまで来るとよいのではないかと思います。

辛くなったら楽に進みましょう

サモナア

先人の苦労を追体験したほうがよいと言った舌の根が乾かないうちから不適切かもしれませんが、辛くなったらある程度楽をして進むとよいのではないでしょうか。ゲームをやっていてストレスを溜めていては本末転倒になってしまいます。

先人たちも苦労しながらクリアしてきたことは事実ですが、(想像なので多分ですけど) 当時はSHやVHにもそれなりの人数がいて、ある程度は共闘できる環境だったと思うのです。しかし、今はそれをソロ (少人数) でやらないといけません。

私もEP4後期からPSO2を始めたのでSH以下はほとんどソロで進んできましたが、技術・知識・装備が圧倒的に不足していたので、VHやSHのボスには苦戦させられました。特に、クォーツドラゴン、ドラゴンエクス、ブリューリンガーダなどには随分と苦汁をなめさせられましたね。

そういう時も、装備を更新したりクラスを変更することによって意外と楽に切り抜けられることが多いので、「詰まった」と思ったら次項を参考に装備の更新を試してみることをお勧めします。ちなみに、私はサモナーに転職して打開しました。

基本的な装備の確保

自キャラちゃんとお気に入りの銃

概要

SH以下の常設クエストで仲間の確保は絶望的、技術と知識の習得は一朝一夕というわけにはいきません。となれば、装備の更新が最も手っ取り早い対策になります。

私がPSO2を始めたEP4後期にはまだ★10以上の装備品をマイショップで取引することはできませんでしたが、しばらくして★10以上の装備品が解禁され、市場に★12武器や★11ユニットが安価で流通するようになり、装備の確保がとても楽になったのを憶えています。

★12武器や★11ユニットといえば、かつての最前線用装備ですから、これをマイショップで購入して活用すれば、(よほど特殊なサブクラスとスキルツリーでない限り) VHやSHでボスに苦しめられるということは (保証はできないですけど) ないと思います。

入手容易な高性能装備

レオンティーナ

ゲーム開始直後はキャラクターの能力値が低いので、上位アイテムの装備条件がほとんど満たせませんが、すぐに装備できて性能が良い武器とユニットも存在するので、まずはそれから揃えましょう。いずれもマイショップで手頃な値段で出品されていることが多いです。

具体的には、ゲーム開始直後にはすぐに装備可能な★7武器とヒエイユニット一式、VHやSHに行く頃にはノクスシリーズ武器とブリサユニット一式をお勧めします。両ユニットとも一式で装備することで強力なセット効果を発揮するので、是非とも一式揃えて使うことをお勧めします。

そして、ビンゴ景品でレオンティーナ証書を入手したら、証書と交換で入手できるレイシリーズの武器に持ち替え、Lv75に達したらLv75達成を条件とする称号の報酬として支給されるステラユニットに切り替えるとよいでしょう

現在の基準で考えると、レイシリーズの武器とステラユニットは少し頼りない性能なのですが、初めに使う★13武器・★12ユニットとしては十分な性能ですし、入手も容易です。まずはレイとステラを確保して、上位の装備が手に入り次第、適宜持ち替えていくとよいと思います。

無条件で装備可能な武器 (★7)

武器名種類装備条件
ザックス - NTソード打撃力1
クシャネビュラ-NTWランス打撃力1
バシレイオン-NTパルチザン打撃力1
アステラ-NTTダガー打撃力1
スピルティア-NTDセイバー打撃力1
リドルモール-NTナックル打撃力1
ブラオレットGスラッシュ射撃力1
シガルガ-NTカタナ技量1
サーブライト-NTDブレード打撃力1
フルシリンダー-NTAライフル射撃力1
セントキルダ-NTランチャー射撃力1
アレスヴィス-NTTマシンガン射撃力1
ビッグロウ-NTバレットボウ技量1
レッドプロセッサ-NTロッド法撃力1
ローザクレイン-NTタリス法撃力1
レガリア-NTウォンド法撃力1
サーハブリズ-NTJブーツ法撃力1

ノクス武器 (★12)

武器名種類装備条件
ノクスクヴェル-NTソード打撃力425
ノクスジラーク-NTWランス打撃力425
ノクスロザン-NTパルチザン打撃力425
ノクスネシス-NTTダガー打撃力425
ノクスカディナ-NTDセイバー打撃力425
ノクスデスティム-NTナックル打撃力425
ノクスシュディクス-NTGスラッシュ射撃力425
ノクスサジェフス-NTカタナ打撃力425
ノクスディナス-NTDブレード打撃力425
ノクスシュタヤー-NTAライフル射撃力425
ノクスクラード-NTランチャー射撃力425
ノクスシャリオ-NTTマシンガン射撃力425
ノクスレクシオ-NTバレットボウ射撃力425
ノクスリフェル-NTロッド法撃力425
ノクスクリーグ-NTタリス法撃力425
ノクスキュクロス-NTウォンド法撃力425
ノクスプラシス-NTJブーツ法撃力425

ヒエイユニット (★7)

ユニット名種類装備条件
ヒエイホウヨクリア技量155
ヒエイソウアーム技量155
ヒエイショクレッグ技量155

ブリサユニット (★11)

ユニット名種類装備条件
ブリサエーリリア射撃防御430
ブリサオッジアーム射撃防御430
ブリサマーニレッグ射撃防御430

★14武器について

★14武器

現状における武器の最高レアリティは★15ですが、入手機会が限られているので、手軽に★15武器を揃えるというわけにはいきません。一方、それに準ずる★14武器は、入手機会が比較的多く提供されているので、以前からかなり普及しています。

前項ではまず★13のレイシリーズの武器を使用すればよいと述べましたが、レイ武器の性能に不満を感じたら、入手が容易な★14武器へ持ち替えていくとよいでしょう。

コレクトファイルで★14を入手

コレクトファイルで提供される武器は★13がメインですが、期限無制限のSP枠で★14武器が配布されています。このシートを完成させるためには相当数の緊急クエストをクリアしなければいけませんが、確定で強化上限30・属性60の★14武器が手に入るのは魅力的です。

紋章で★14を入手

公式サイトなどでもよく紹介されていますが、キャンペーンやイベントで (かなり気前よく) 配布される「勇者の紋章」「王者の紋章」「覇者の紋章」との交換で★14武器を手に入れることができます。

紋章と★14武器を交換するためには、ショップエリア東側にいる鍛冶職人ジグと話し「新世武器を入手」を選択します。商品リストの画面で欲しい武器を選択し、紋章を規定数 (500個) 提出すれば、その場で対象アイテムが手渡されます。

マイショップで★14を入手

新エピソードEP6の実装に伴う大型アップデートによって、一部の★14武器 (新実装武器) のトレードが可能になりました。新難度UHでのドロップ率が高いことが原因で、これらの★14武器はマイショップ市場に安値で流されています。

マイショップで購入できる新★14の中でも特にお薦めできるのは、潜在能力が強力かつSOP枠①②③完備で装備条件がゆるい (技量440) ディムシリーズ武器です。もちろん、他の新★14武器も装備条件が満たせるなら、初めに握る武器としては申し分ありません。

レオンティーナ証書Bで★14を入手

新エピソードEP6の実装に伴う大型アップデートによって、+30まで強化済みの★14武器をレオンティーナから貰えるレオンティーナ証書Bが実装されました。こちらは、EP5までのストーリー完了を条件とするアークミッションの報酬として手に入ります。

便利なスキルリング

ショートミラージュ

スキルリングは自分のプレイスタイルに合ったものを選択するのが理想ですが、ゲーム開始直後はキャラクターのレベルが低くスキルポイントも不十分なので、スキルとの親和性を考慮に入れてリングを選ぶのは難しいものです。

このセクションでは、とりあえず持っておくと便利で最前線でも使えるリングを3つ紹介することにします。ゲームに慣れてきたら、好みに合ったリングに適宜切り替えてください。

L/ショートミラージュ

テクニックを扱うクラス (テクター・フォース・サモナー) の人に向けてのお話になりますが、回避アクションのミラージュステップの移動距離が長すぎて使いにくいと感じたことはありませんか? もう少し短ければ攻守の切り替えがスムーズになるのに…と。

テクニックを扱うクラスの切なる要望に応え、ミラージュステップの挙動を変更して移動距離を短くするリングが実装されています。フランカのカフェのリングショップに材料を持っていけば30,000メセタで作ってもらえるので、挙動に不満がある人は早速手に入れましょう。

材料のウォパルロックと浮上施設トルマリンは、浮上施設でギャザリングをすることで入手できます。ラムダグラインダーは、ショップエリアにいる鍛冶職人ジグのオーダーの報酬として手に入る「職人の印」と交換で手に入れることが可能です。

職人の印とラムダグラインダーの交換は、ジグに話しかけて「その他のアイテムを入手」を選択し、続いて「職人の印で消費アイテムを入手」を選択します。

L/アトマイザーラバーズ

L/アトマイザーラバーズを装備すると、アトマイザー系回復アイテムの使用速度が上昇して硬直時間が短縮され、回復量が増加します。使用中は無敵になるという強力な効果も持っています。

使用中無敵になるということは、たとえ瀕死の大ピンチのときでも、スターアトマイザーの使用ボタンを押すことさえ間に合えば、ほぼ全回復してすぐに戦線に復帰できるということです。

L/アトマイザーラバーズを装備していれば、ボスの連続攻撃の最中だろうが、危険なDOTエリア内だろうが、すばやくスターアトマイザーを使用することで戦闘不能を回避でき、おまけに、ボスの危険な大技もこの無敵時間を利用して無傷で切り抜けることまで可能なのです。もちろん、戦闘不能の仲間へのムーンアトマイザーによる回復も無敵状態で安全に実行できます。

クラスによっては火力上昇に必要なリングもあるので、L枠を防御系リングに占領されるのが嫌な人もいるかも知れませんが、ユニットスキルという手段もありますし、ステップジャンプとエアリバーサルがスキル化されてL枠に余裕ができたことですから、こだわりがなければ緊急避難用としてアトマイザーラバーズの使用をお勧めします。

R/HPリストレイト

R/HPリストレイトは、サモナーの「HPリストレイト」スキルに準ずる効果を他クラスで使用できるようにするスキルリングです。したがって、このリングはサモナー以外での使用ということになりますが、一定時間ごとにHPを少量ずつ回復する効果があります。

この効果は一見地味ですが、このリングを装備していると普通にプレイしている限り頻繁に回復を行う必要がなくなります。特に、サブクラスが設定できないためにサブHuによるオートメイト回復が不可能なヒーローにとって、効果的な回復手段となるでしょう。また、回復のために攻撃の手を緩めることが少なくなることも魅力です。

最近は、敵を攻撃してHPを回復する「奪命の撃」という強力なS級特殊能力が実装されているので、このリングは以前ほど好まれなくなりました。とはいうものの、現状では1アカウントで所有できる奪命武器の数が限られているので、右手に付けるものがなければ、とりあえずR/HPリストレイトを付けておくことをお勧めします。

ブラオレットとニョイボウ

ジグのお守り

概要

マイショップの項で装備品は特殊能力によって価値が大きく変わるということを述べましたが、強力な特殊能力が付きやすいスペシャルウェポンのドロップ率や、特殊能力の付与率を上昇させる潜在能力を有している武器 (ブラオレットとニョイボウ) があります。

これらの武器もかつては現役武器として活躍していたのでしょうが、すでに武器として使用できる性能ではないので、装備しなくてもアイテムパックに入れておくことで効果を発揮できるようする機能が実装されています。

手順① 潜在能力を解放する

潜在能力の解放

まず、ブラオレットとニョイボウを手に入れてアイテムラボ (ドゥドゥとモニカの店) で+10まで強化し、潜在能力を解放してください。ブラオレットとニョイボウは、さほど安価ではないものの、手頃な値段でマイショップで購入できるはずです。自分で入手しても構いません。

潜在能力は一応Lv.1でも構いませんが、せっかくなのでLv3まで解放することを強く推奨します。手順としては、一度潜在能力を解放し強化値が0まで戻った武器を再度+10まで強化して潜在能力を解放します。これでLv.2になります。もう一度手順を実行すればLv.3になります。

ここまでの作業で潜在能力Lv.3のブラオレットとニョイボウが手に入ったと思いますが、このままでは装備しないと効果を発揮しません。前述の通り、いずれも現在では武器として使用できる性能ではないので、次の作業も半ば必須となります。

手順② ジグのお守りを入手

ジグのお守りオーダー

ブラオレットとニョイボウの潜在能力をアイテムパックに入れているだけで発揮させるためには、ショップエリア東側にいるジグという鍛冶職人が提供しているオーダーをクリアして「錬成巧者のお守り」と「幸運の祥のお守り」を入手しなければいけません。

「錬成巧者のお守り」と「幸運の祥のお守り」を入手すれば、潜在能力Lv.3のブラオレットとニョイボウをアイテムパックに入れておくだけで、スペシャルウェポンのドロップ率や特殊能力の付与率が上昇します。

スペシャルウェポンのドロップ率は違いを体感できるほど大きなものですが、特殊能力の付与率はそもそも比較対象が曖昧なため効果を実感できないかもしれません。とはいえ、大抵のベテランは両方とも携行しているアイテムなので、この機会に入手してしまいましょう。

錬成巧者のお守り

「努力への敬意・錬成巧者」の条件は易しく、マイルームの端末でニョイボウをクラフト (武装エクステンド) してExLv.1にし、それをジグに見せれば完了となります。1回クラフトすれば作業は終わるので、こちらのオーダーについては問題ないでしょう。

幸運の祥のお守り

「努力への敬意・幸運の祥」も基本的な手順は同じなのですが、ブラオレットをExLv.8までクラフトしなければいけません。上位のエクステンドレベルであるLv.8までクラフトするには、上級打撃武器のエクステンドを1から順に8までクラフトする必要があります。

その時に問題になるのは、上級打撃武器7~8のレシピは初期状態では開放されていないということです。これらのレシピを開放するには、上級打撃武器の6のクラフトを規定数 (10回) 実行しなければいけないので、この段階でクラフト素材とメセタを少なからず消費します。

上級打撃武器7~8のクラフトをやってくれるフレンドがいればお任せしたほうがよいでしょう。フレンドがいなくても、ビジフォン (ピンクの?の装置) にある「クラフト」の項でクラフター検索を実行し、クラフトを受け付けているプレイヤーがいればお願いすることもできます。

いずれの方法でも構いませんが、ExLv.8までクラフトしたブラオレットをジグに見せれば完了となり、お守りが手渡されます。

ラッピーシャインという切り札

ラッピーシャイン

新規の人がすぐに手に入れる必要はないアイテムですが、「ラッピーシャイン」という特殊なユニットが存在します。このユニットは、防御値が0である代わりにHPが777も上昇する特異なスペックですが、手軽にタフになれるという点で愛用者が多いのも事実です。

防御値が大幅に低下するため被ダメージはそこそこ大きくなるのですが、HPの上昇値が段違いに大きいので、現状においては効果的な防御手段として十分に通用するようです。

どうしても勝てないエネミーがいる場合にこういうユニットで対処できる場合があるということだけ、知識として覚えておくと切羽詰った時に役立つかもしれません。 (※ただし、一部の強力なボスには逆効果なので、決して万能ではないという点には注意が必要です)。

入手に必要なバスターメダルは、バスター系の緊急クエスト (魔神城が出現する防衛系クエスト) をクリアすると一定数ドロップします。現在なら「不尽の狂気」などが該当します。

ペットという奥の手

サモナア

EP4から実装されたサモナーというクラスは、様々な点で既存クラスと異なり、運用次第ではお手軽かつ強力な奥の手となります。正攻法では勝てないようなボスを手軽に倒すことも可能なので、奥の手としてとして活用するプレイヤーも少なくありません。

力試しのためのコンテンツをサモナーを使って楽にクリアすることに抵抗を感じる人も少なくないと思うので、大っぴらに推奨することはできませんが、称号集め等のために苦手なクラスで急遽特定のエネミーを始末する必要がある時にサモナーはとても役立ちます。

ちなみに、私はTeとHrとPhをメインに使っていますが、いざという時のために余ったエッグでペットのレベルだけは上げておくようにしています。特にソロ用の単独ボスに圧倒的な強さを発揮するので、困った時のために備えて育てておいて損はありませんよ。

育成上の利点

サモナーが使役するペットは、エッグを与えることで成長しキャンディを詰めることで属性値や特殊能力を獲得します。低レアリティのペットは、成長の限界 (最大Lv) が低く設定されていますが、高レアリティのエッグを使用して「進化」させれば、レベルキャップが開放されます。

ペットは既存クラスの武器に相当する要素ですが、武器の強化と異なる点が多く、そこがまたサモナーの強みでもあります。

まず、既存クラスの武器の強化には最低でもメセタとグラインダー (ラムダグラインダー) が必要ですが、サモナーの場合は、拾ったエッグを使用する限り、ペットの強化 (レベル上げ) にコストは掛かりません。

次に、既存クラスの武器の場合は、上位武器を入手した時、必ず初めから強化し直さなくてはいけませんし、特殊能力の付与も再度やり直しです。一方、サモナーは、レアリティ進化で所有ペットのレベルキャップを開放するので、差分だけ成長させればよく、キャンディーもそのまま引き継ぐことができます

以前はクラス間のバランスをとるためか、キャンディーの圧縮などにかなりのコストがかかったので、「サモナー=カネがかかる」という印象が強かったのですが、最近は色々な点が緩和されたおかげで、以前にも増してお手軽かつ強力なクラスになっています。

運用上の利点

サモナーのペットは、全クラス装備可能なタクト (ローズスキュア) を装備すると全クラスで使用できます。PAを使用するためには、サブクラスにサモナーを入れておかないといけませんが、通常攻撃を使用するだけならサモナーをサブクラスに入れる必要もありません

例えば、称号を集めるために、強力なボス (EP4のファレグやEP5のオメガ・マスカレーダなど) を全クラスで手軽に倒したい場合、サブクラスにサモナーを入れて防御を固めたワンダやジンガなどを数体用意し、残りHPを見ながら交代で張り付かせておけば、プレイヤーは一切攻撃を受けることなく (時間はかかりますけど) 無傷で勝つことも可能です。

他にも、サモナーをサブに入れない場合でも、ちょっと安全に回復したい時にボスに近接型ペットを貼り付かせれば、ボスのヘイト (攻撃意識) はペットに向くので、その間にメイトでもアトマイザーでも、安心して使用することができます。

これを応用すれば、「独極訓練:狂想と幻創」のステージ1のオーダーも簡単に達成できます。あのデウス相手に60秒間ノーダメージは通常のプレイでは難度が高いですが、ペットを張り付かせておけば、(その分、時間のロスはありますが) 余裕で達成できます。

マルチプレイに向けて

フレ

装備について

全般

マルチプレイが存在するオンラインゲームにおいて「どれくらいの装備を用意すれば参加しても大丈夫なのか?」ということは、いつも悩みの種だと思います。装備が整っているかいないかで、プレイヤー間で摩擦が生じるという話もあります。

実際にアンケートを取ったわけでも、他のプレイヤーに聞いて回っただけもありませんが、Web上でのプレイヤー間のやり取りやファンブログの情報等を閲覧して知ったことなどを基にして、現在の基準を考えてみたいと思います。

ただし、これから述べることは一個人の見解に過ぎないので、その基準を満たしていれば大丈夫だとは考えないでください。それ以上のパフォーマンスを求めるプレイヤーもたくさんいますし、装備の基準というものはそもそもが正解が存在しない問題だからです。

武器:★14以上/強化値+30以上/属性値60

Web上で色々な情報を見聞きしていると、UHの緊急クエストにおいて、★14以上の武器で強化値+30以上、属性値60というのが多くのプレイヤーが考える (最低限の) 基準のようです。

★14武器が当たり前のようにドロップする現在、ひとつ上の★15武器を所有するプレイヤーが多くなってきているのですが、新規の人がいきなり★15武器を手に入れて+30以上に強化するのはかなり無理があると思います。

レオンティーナ証書Bで貰えるフォボス武器やマイショップで安く変えるディム武器は★14なので、運営としてもとりあえず★14武器 (ペット) を持って最前線のマルチプレイに参加してほしいと考えているのではないでしょうか。私個人の意見としても、まずはフォボスかディムから確保することをお勧めします。

しかし、UHの緊急クエストに集まるプレイヤーは★15の武器を持ってきていることが多いのも事実。その中で疎外感を感じたり、不安を煽られるようなら、何より自分が安心するために、早めに★15武器に切り替えていくとよいかもしれません。

ユニット:★12以上★13が理想/強化値+10

ユニットについては★12以上のもので+10まで強化したものがよいでしょう。以前はレベル75の称号報酬で貰えるステラユニットが一つの基準になっていましたが、現在では少し頼りないと思います。

可能であれば、マイショップで安く変える★12ユニット (光跡シオン・オフゼなど) をとりあえずメインにして、ボーナスクエスト【虹】でよくドロップする★13シュベルに乗り換えるのをお勧めします。ウェポンズバッヂと交換できる★13ノヴェルも耐久に優れる強力なユニットです。この辺は好みで。

個人的な話

私個人としては、メインキャラで参戦する時は★15で、サブキャラで参戦する時は★15か★14ということが多いですね。他の人の装備を見ることはあまりないので、ほとんど気にしたことがありません。

他のプレイヤーの装備に対して厳しい指摘をする人も存在するようですが、実際にはあまり気にしないプレイヤーが多いかと思います。

それに、私の場合は特定のプレイヤーと固定メンバーを組んで緊急クエストに参加するわけではないので (=野良なので)、私が他のプレイヤーの装備にとやかく言う権利もないですし、他のプレイヤーから装備について指摘を受けることも (いままでのところは) ありません。

特殊能力について

マナー盛り?

武器やユニットに特殊能力を付与してプレイヤーの能力値 (攻撃力・防御力・耐性・HP・PP) を上昇させることを通称「盛る」と言います。HPを増やすなら「HP盛り」、PPを増やすなら「PP盛り」などと言い、攻撃力を増やすことは「ステ盛り」と呼ばれています。

かつては他のプレイヤーに配慮して最低限の特殊能力を付与してくることを「マナー盛り」などと呼び、その基準として1部位につきステ60以上 (打撃力/射撃力/法撃力のいずれかが60以上) という考え方が浸透していたようです。

私がPSO2を始めたEP4後期では、既にこの「マナー盛り (ステ60以上)」という概念が多少時代遅れになっていた感があり、さらにステ値を上げたステ100以上の人もたくさんいましたし、その基準に則らずにHPやPPを多めに盛った人も散見されました。

多様化の中で廃れるステ盛り

かつては武器本体の威力が低かったので、ステ盛りで加算される攻撃力は大いにモノを言いました。例えば、武器の威力が1000の時にステ60盛りを4箇所 (武器含む) に施せば、最終的な攻撃力は1240になりますから、それにキャラの能力値を加えて計算すると、約1割強も火力が増加していることになります。

しかし、現在主力の★14~★15武器は+30以上で威力が2000や2500に達するので、4箇所にステ60程度盛ったところで1割にも満たない火力増しか見込めません。また、ステ60程度なら安価に作れますが、100や150となってくるとコストパフォーマンスがかなり悪くなります。

武器の場合は、S級特殊能力 (通称SOP) が使えるものも増えてきているので、能力値を少し増やすだけの従来の特殊能力よりも、強力なSOPに枠を使いたいプレイヤーも増えています。

また、最近実装されるレイドボスの攻撃力は以前より高めに設定される傾向があるので、戦闘不能にならないためにHPを盛るプレイヤーも増えました。

さらに、EP5の主力クラスHrの火力に直結するヒーローブーストの維持には最大HPが高いほうが有利なので、Hrを使う時はステ値をほどほどにしておいてHPを高めに保つという考えのプレイヤーも少なくありません。

一方でさらに激化するステ盛り

ステ盛りにこだわらないプレイヤーが増えた一方で、以前のように60程度盛っているだけでは効果が実感しにくいためか、そのような中途半端なことはせず、多スロットでステ値を150~200くらいまで盛るプレイヤーも見かけるようになりました。

いくら武器本体の威力が上がったとはいえ、さすがに150~200も盛ればかなりの攻撃力増加が見込めますから、エンドレスクエストやタイムアタックで高スコアを狙いたいプレイヤーや、XH緊急クエストをソロ (少人数) でクリアしたいプレイヤーにはこういう装備の人もいます。

普及する万能系の同時使用

4枠以下の特殊能力付与において素材を保護できる「特殊能力保護 (4枠以下)」というアイテムが実装されたことによって、アストラル・ソール、エーテル・ファクター、マナ・レヴリーといった通称「高級OP」を同時使用するような構成も割と見かけるようになりました。

かつてはあまりの成功率の低さとコストパフォーマスの悪さから、「自己満」「道楽」「準廃」などと揶揄されていたのですが、特殊能力付与に失敗しても素材が無くならずに戻ってくるアイテムが実装されてからは、金持ちアークスでなくても十分に狙える構成になりました。

もちろん、「特殊能力保護 (4枠以下)」を入手するためにはリサイクルバッヂが10個も必要なので、それなりにコストがかかるのは事実ですが、イメージほどではありません。

おすすめは…?

おすすめは…全部ですっと言いたいところですが、個人的には「無理のない範囲で適当にやる」ことをお勧めしたいと思います。

というのは、特殊能力付与は一部からは「エンドコンテンツ」とも言われる分野で、新規の人が本格的に手を出すにはあまりにもコストが大きすぎるからです。ある程度メセタや素材を集めてから、余裕を持って挑戦することをお勧めします。

武器は強化値+30以上・属性値60、ユニットは+10まできちんと強化していればストレートに性能が発揮されるので、特殊能力付与はメセタや素材に十分余裕ができてから挑戦しても遅くはありません。くれぐれも無理しないようにしてください。

参考までに実体験を

私が新規プレイヤーの頃は、特殊能力付与には一切手を出しませんでした。仕組みがよくわからないし、多少能力値を増やしたところであまり変わらない気がしていたからです。

しばらくしてから、安価に手に入るHP系やPP系の素材を基に、HPやPP盛りをメインにするようになりました。HPが増えればそれだけ戦闘不能になりにくいですし、PPが増えれば瞬間火力が低くても継続火力は多少はマシになるからです。

そして、最終的には、アストラル・ソール+エーテル・ファクター (最近はさらに+マナ・レヴリー) の欲張りセットに落ち着きました。ヒーローをメインで使っていたので打射法を満遍なく上げたかったのと、構成自体は単純なので深く考えなくてよいというのが理由です。

この構成を「自己満」や「道楽」と考える人も多いようなのですが、実際にはイメージほどコストはかかりません。また、とりあえずこの汎用ユニットを1セット持っていれば、スピードを要求されるクエスト以外は何とかなる点も気に入っています。

また、アスソ・エテファク・マナレヴの材料以外は残す必要がないので、ステ、スタ、スピ、レッサー系、アクスF、ジソール素材、ミューテーション、ドゥームB、モデュレーター等を迷わず全て処分できるのも助かります。倉庫も圧迫しないし、小遣いも稼げます。

火力重視の風潮について

他のゲームでも火力 (攻撃力) が重要視されることには違いありませんが、PSO2ほど全クラスにおいて火力が重要視されるゲームは珍しいかもしれません。

Web上のコミュニティやファンブログなどを見ていても、装備やスキルの構成を考える時に火力、すなわち最終ダメージの大きさを基本にして考えているプレイヤーがほとんどです。本項では、なぜ過剰なまでに火力が重視されるかについてお話します。

役割分担が希薄だから

PSO2はマルチプレイのオンラインRPGにして珍しく役割分担が希薄です。支援職やタンク職がいないことが直接の理由で負けることはほとんどありません。

元々はハンターがタンク役 (敵の攻撃を引き付けて仲間を守る役) を担い、テクターやレンジャーがテクニックやスキルで支援するゲームデザインだったようですが、そういう込み入った戦術をユーザーが好まなかったのか、単にその必要がなかっただけなのかはわかりませんが、出撃前に作戦を練って役割を決めてから戦うということはまずありません。

最近では、そういう本格的なプレイは、難度が高い目標に固定メンバーで挑戦する上級者たちが身内で行っているくらいで、野良の緊急クエストで事前に作戦を立ててから挑戦するということは稀です。

そのため、緊急クエストでは12人が好き勝手にボスを攻撃するような状態になっているのですが、そんなやり方でも難なく勝てるものですから、余計に役割分担をする必要性を感じることが少なくなりました (シフデバ [Te]や ウィークバレット [Ra] 程度のことは行われます)。

その結果、本来のゲームデザインとしてはタンクや支援職だったハンター、テクター、レンジャーのようなクラスも最低限の火力を求められるようになり、運営側もユーザーの要望に応えて支援職の火力が上がる方向で調整を行いますから、ますます火力重視に拍車がかかっています。

UH緊急が作業化しているから

UH緊急クエストは、本来であれば仲間と協力して強大な敵を打ち破り、達成感やカタルシスを得るためのエンドコンテンツという位置づけのクエストであるはずです。実際にそれくらい強力なボスが用意されています。

しかし、アークスたちは、EP4に登場する地球という惑星に存在するインターネットと呼ばれる通信網を介してボスの攻略情報をすぐに共有してしまいます。さらに、Youtubeと呼ばれる映像サイトで効率良くボスを倒す方法を習得してしまうので、UH緊急が現状では完全に作業と化しています。

本来は究極目標であるはずのUH緊急クエストが現状では素材集めやレアドロップ狙いの場と化してしまっていて、いかに素早く倒せるか、いかに効率良く回せるかということを考えるプレイヤーが増えてしまっていのです。

また、報酬期間前などに集客イベントとして実施されるレアドロップ倍率上昇キャンペーンもその傾向を助長しています。

その結果、役割分担が希薄であることも相俟って、とりあえず高火力で攻撃していれば時間短縮に貢献できるという図式ができあがってしまってしまい、ダメージさえ与えていれば何度も戦闘不能になっても構わないとまで考えているプレイヤーもいるほどです。

超高火力を要求されるクエストがあるから

最近になって第二弾が実装されたエンドレスクエストのような高難度クエストで高い火力が要求されるからという理由もあります。そのようなクエストでは、技術もさることながら、前提として超高火力のスキルや装備が攻略に必須なので、自然と火力を重視する風潮が生まれます。

前項と関連することなのですが、多くのベテランや上級者にとってはこういう高難度クエストこそが究極目標になっていて、それを攻略するための装備や、その装備に強い特殊能力を付けるための素材やエクスキューブを獲得するためにUH緊急クエストに来ている人が多いのです。

つまり、高火力で素早く何度もUH緊急を回してドロップを集め、そのドロップを利用して強い装備を作ってさらに高火力を出せるようになり、その超高火力でエンドレスクエストやソロアルティメットクエストで高スコアや好タイムを出すという循環になっているのですね。

そして、火力があれば支援職がいなくても緊急程度なら問題は発生しないので、火力さえあればとりあえず大抵のことは何でもカタがつくという図式に (幸か不幸か) 落ち着いています。

火力重視とどう付き合うか

この火力重視の風潮を自然に受け入れられる人は問題ありませんが、そうでない人は適当なところで折り合い付けるしかありません。火力の追求にはキリがないからです。

また、火力が最重要視され支援や防御が軽視されることで肩身の狭い思いをする人も少なからずいるでしょう。特に、焦らずにのんびりプレイしたい人や、HPや防御を高めて堅牢なスタイルで敵を圧倒したい人には不遇の時代と言わざるを得ません。

残念ながら、エンドレスクエストの第二弾実装の影響もあって、これからも当分は (もしかすると最後まで) この火力重視の風潮が続くと思います。

その中でどういうプレイヤーとして遊ぶかはもちろん各人の自由です。やはりゲームは自分が納得の行くようにやってこそだと思うので、風潮は風潮として、自分は自分ということで自由に楽しまれることをお勧めします。

ただ、ゲーム中に他のプレイヤーと話す機会もあるでしょうから、火力や効率を重視するプレイヤーが少なくないという事実だけは一応知っておいたほうが、コミュニケーションの際に何かとスムーズだと思ったので、念のため、現状について簡単に説明した次第です。

ポジティヴに考える

色々な事柄が重なって多くのプレイヤーが火力重視に偏向していることは、RPGとしてキャラクターの多様性を失っているということですから残念な状況ではあります。

しかし、ポジティヴに考えれば、役割分担が希薄だということは作戦会議もなく気楽にマルチプレイに参加できるということですし、火力さえあれば一応は貢献できるということは装備作成やスキル取得にあれこれ悩まなくてもよいということです (本当はそこが味気ないのだけれど)。

個人的には火力重視の風潮が少し落ち着いてほしいとは思っているのですが、込み入った作戦を練らずボスを好き勝手に攻撃する気楽さは、それはそれで捨てがたいものがありますよね。

もし、緊急クエストで役割を分担して一糸乱れぬ立ち回りが要求されるようになったら… それはそれで結構疲れるのではないでしょうか。問題は、役割分担が希薄なことや気楽にプレイできることよりも、その結果として火力重視に偏向し選択肢の多様性が失われていることですから。

この辺の問題については今後の調整で変わる可能性もあるので、あまり期待はせずに静観しておくのがよいと思っています。

リアル生活を大切にしてください

リアルを大切に

はじめに

後半部「最前線への道標」の初っ端から精神論のような話で拍子抜けかもしれませんが、具体的な内容よりも重要なことだと思われるので、先にお話ししたいと思います。

ゲームの攻略に関する具体的な話でなくて恐縮ですが、個人的には、PSO2を続けるに当たって一番大切なことかもしれないと思っています。

金策・レベリングは時間の無駄

メセタを稼いだりキャラのレベルを上げることに楽しみを見いだせないプレイヤーにとって金策とレベリングは時間の無駄です

多少の金策とレベリングは平気である(苦にならない)というプレイヤーであっても、度を過ぎた作業プレイを強いられると苦痛に感じることが多いと思います。

もちろん「メセタを稼ぐ作業が楽しい」とか「キャラのレベルを上げるのが楽しい」という人は全く問題ありません。しかし、メセタのために嫌々デイリーを回したり、クエスト参加資格を満たすために嫌々レベルアップクエストを回しているという人は、即刻そういう作業をやめましょう。

当サイトでも、色々な金策とレベリングの方法を紹介しているのですが、正直言って、大半は面倒くさくて、実行しても「労多く益少い」ものばかりです。

私も含めて大半のプレイヤーは「好きなクエストに行くのが楽しい」のであって、クエストに行くための準備を強制されるのが楽しいわけではありません。

趣味でゲームをプレイしているのに、好きでもないことを繰り返していてはストレスが溜まります。最悪の場合は「引退」や「アンチ化」という悲しい結末も待っています。

具体的な方法はまとめて後述しますが、基本的な考え方としては、最も効率が良い方法に一本化することで対処していきましょう。

金策やレベリングに多大な時間を割くのはやめて、他にやりたいことやリアル生活を充実させるのに使うほうが賢明です。

有料レアドロブーストは効果を実感できない

ACショップやSGショップでは、有料のレアドロップブーストアイテムが販売されています。少しでも確率を上げたいという人には有用なのでしょうが、値段に見合う効果を実感するのは難しいでしょう。

私もかつて★12シオンユニットが登場したときに、どうしても欲しくてレアドロ+400%やトラブ+150%を「焚いて」いましたが、そのキャラには全くドロップせず、レアドロ+250%しか付けていないサブキャラのほうにばかりドロップしていました。

もちろん、コレクトシートの進捗など効果がはっきりと見えるものに対しては「効いている」実感を得られると思いますが、個人的には、今まで目玉アイテムのドロップ率に効果を実感できた試しはありません。

大切なお金は、レアドロップブーストよりも、他のサービスや商品に投資することをお勧めします。有料レアドロブーストを焚いてもほとんど何も変わりません。

超低予算ブーストだけで十分

大量のディバイドユニット

前述のような失敗を繰り返して痛い目を見て以来、私は有料ブーストは一切使用せず、プレミアムにも加入せず、デイリーブーストも全く維持せずに、下記の低予算ブーストだけでプレイしています。

  • 経験値+75%
  • レアドロップ+250%
  • トライブースト+50%

こんなに低いレアドロ率で本当にレアアイテムが出るのか?と思われるかもしれませんが、超低予算ブーストでも十分ドロップします。逆に、有料ブーストを焚いても出ないときは出ません。

昨年末(2019年の11月頃)から現在まで約1年間、有料ブーストを一切使用せずに上記の超低予算ブーストだけでプレイしていますが、★15武器も★13ユニットも出るときは出ます。

具体的には、昨年末のクリスマス緊急も数回参加するだけでシホウシリーズは4種とも揃いましたし、2020年春に実装されたディバイドクエストの★13ユニットも大量に手に入っています。

最近なら、新アルチのソロ用ソダムからワールドオブガーディアンがすぐに出ましたし、原初の闇の緊急クエストでは短期間にクラースダイヌが2つとクラースヌーム1つが出ました。ディバイド(31~)では、金ロボからボンズやメガリス、シバからタロンも出ています。

原初の闇の緊急は1日に2回(Shipをまたいで1回ずつ)しか行きませんでした。最近は参加すらしていません。それでも、出るときは出るし、出ないときは出ないのです。

ACが必要なプレミアムブーストや有料ブーストアイテムは必要なく、面倒ならデイリーブーストすらスルーしても問題ないということです。チームツリーのレアドロップブーストを使う必要もなく、無理にパーティーを組んでブーストを付ける必要もありません。

ブーストを維持するために苦行のようなプレイをするくらいなら、もう1回余分にクエストに参加するほうが(抽選回数を増やすほうが)良い結果が得られると思います。

ブーストの維持に無駄な時間と労力やお金を注ぎ込まないことを強くお勧めします。はっきり言ってリアルラックと抽選回数(クエスト参加回数)のほうが重要です

レアドロ+250%だけは使おう

ちなみに、余談ですが、超レアアイテムに関しては効果を実感できないレアドロブーストですが、+250%だけは切らないことをお勧めします。ブーストを0にしてしまうと、エクスキューブやその素材武器のドロップ率が目に見えて悪くなるからです。

だからといって、エクスキューブやそのリサイクル材のために有料ブーストを焚くというのもお勧めできません。そんなことをするくらいなら、同じクエストにもう1回多く参加するか、ディバイドクエストのようなキューブ材が大量に落ちるクエストに参加するほうがよいと思います。

【重要】PSO2と上手く付き合うコツ

  • 金策とレベリングで時間を浪費しない
  • 面倒な金策とレベリングは一本化する
  • 無益なブースト維持に時間とお金を浪費しない
  • 節約した時間で好きなコンテンツを遊ぶ
  • 節約した時間で目標コンテンツの研究と練習をする
  • 節約した時間とお金でリアル生活を充実させる

好きでやっている作業は「娯楽」であり「趣味」と言えるので全く問題ありませんが、仕方なく嫌々やるような作業は、できるだけ効率化して手短に済ませるのがゲームを嫌いにならずに続けるコツだと思います

公式情報のチェックは欠かせない

公式

キャンペーン

取得推奨アイテム

PSO2では、ほぼ常時何かしらのキャンペーンが実施されています。その中でも下記のアイテム配布キャンペーンは見逃さないようにすることをお勧めします。

  • 神眼石グライアイ
  • 経験値チケット
  • ボーナスキー
  • 賢者の紋章

神眼石グライアイは、現環境の最強武器「クラース」シリーズの必須素材です。このアイテムの所有数がそのまま最強武器の所有数に直結するので、絶対に取り逃がさないように注意しましょう。

また、経験値チケットは他の手段では入手が難しいので、気前よくバラ撒いてくれる時にしっかり頂いておきましょう。キャンペーンで手に入るチケットを貯め込んでおくかどうかで、面倒なレベリングの効率化に天と地ほどの差がつくので、こちらも忘れずに回収しておくことをお勧めします。

キャンペーンは公式サイトで告知されるので、定期的にチェックするのをお勧めします。毎週水曜日のメンテ明けにアップデート内容と一緒にチェックすると効率的です。

有用アイテム

今からプレイされる新規の人には必須というわけではありませんが、下記の武器素材がキャンペーンで配布される場合もできるだけ取っておくとよいでしょう。

  • 解鍵リバレイト(リバレイト武器の素材)
  • 創望石アンフィトリテ(シオン武器の素材)
  • 時還石クロノス(アトライクス武器の素材)

これらの素材から作成できる武器はかつて一度「最強武器」という王座に君臨したものばかりですが、最近実装されたアジェル・クラース武器が性能・入手難度・利便性において総合的に優れているため、現在は2番手~3番手の立場に甘んじています。

とはいうものの、イクスやシオンの潜在能力やリバレイトのS5枠の有用性は健在で、サブキャラや派遣キャラに装備させるという用途も残されているので、面倒でなければ確保しておきましょう。

公式番組

PSO2では、公式Youtubeチャンネルによる公式生放送が毎月放送されています。リアルタイムで視聴する必要はありませんが、録画されたものを後から視聴したり、ファンサイトやファンブログのまとめ記事を確認しておくほうがよいでしょう。

公式番組で特にチェックしておきたい項目は下記です。

最新装備のリリース

最新装備が既存装備を性能的に大きく上回る場合は、既存装備に特殊能力を付与することが大きな無駄になります。そういう事態を回避してメセタや素材を失わないようにすることが大切です。

ファッションアイテムの再販

ファッションアイテムは再販されると市場に流通して価格が落ち着きます。将来的に再販される品は現在の高値で買わないように注意しましょう。

仕様の変更

仕様が変更されることによって攻略が一気に易しくことがあります。

例えば、最近ならディバイドクエストの踏破階層がリセットされなくなったことによって周回が楽になりました。かなり古い話ですが、ボーナスキーのリサイクルが可能になってからはレベリングが楽になりました。

このように、少し待てばゲームが楽になる場合があるので、その手の情報はできるだけチェックしておき、旧仕様で無駄な苦労をしないように気をつけましょう。

リソースの確保が上達への近道

全知

リソースの確保が最優先

PSO2はアクション色の強いゲームですが、RPG要素が土台となっているため、様々な目標を達成するためには十分なリソースを確保することが不可欠です。

エキスパート試験のクエスト、ディバイドクエスト、エクストリームクエスト、エンドレスクエストなど、PSO2で高難度とされている目標は、いずれも制限時間が設けられており、スピード偏重の課題内容になっています。

こういうクエストは、PS(プレイヤースキル)だけで何とかなるようなものではありません。仮に上級者がパーフェクトなプレイをしたとしても、装備が弱ければ満足な結果を出すことは難しいでしょう。

適切なクラスを選択し、適切な特殊能力な付与した水準以上の装備を身に付けた上でプレイしなければ、いくら練習しても焼け石に水です。そのような下準備には少なからぬリソースが必要というのが、悲しいかな、厳然たる事実です。

普通にプレイをしているプレイヤーがつまずく場所はおそらくこの部分です。

個人的な体験

私もPSO2を開始してから2年くらいは慢性的なリソース不足で、(自分としては)大枚を叩いて作った渾身の装備も、世間的には圧倒的火力不足で、スピードを要求されるクエストでは、全くと言っていいほど良い結果が出ませんでした。

しかし、周囲を見渡してみると、当たり前のようにアストラル・ソールやらエーテル・ファクターやらグレース系特殊能力が付いた装備を持っているプレイヤーも多く、どうやってそんな高価なものを作ったのか全くわかりませんでした。

  • ACスクラッチで金策?
  • クエストで高額アイテムを掘って金策?
  • 自力で素材集め?

そのいずれも正解ですが、それだけではないようです。こういうプレイヤーたちは、どうやらリソースが不足しないようなシステムを構築しているようでした。まるで戦闘中にPPが枯渇しないようPP管理を行うように、リソースが枯渇しないように管理しているわけです。

3つの最重要リソース

PSO2をプレイするに当たって特に重要なリソースは下記の3つです。

  • メセタ
  • SG
  • 経験値

実際のところ、上記のメセタ・SG・経験値を十分に確保できれば、他のことは後から付いてきます

メセタの力で十分な性能の装備を用意し、ボーナスキーや経験値チケットでキャラのレベリングを済ませれば、いつでも好きなクエストに挑戦することができ、練習や研究をすることが可能です。

SGを十分に確保することで、大量のルート(戦利品)を拡張倉庫1に保管したり、素材倉庫を開放したりしてプレイを快適にすることができます。また、SGはエステやスキルツリーリセットの支払いにも使用できます。

リソースはシステムから確実に入手

ウィークリーミッション

メセタ金策

一般的に、「金策」と言うと稀少なアイテムを売却して稼ぐ「マイショップ金策」を連想すると思いますが、マイショップ市場は過去現在を通して上級者に支配されています。

初心者や中級者が苦労して手に入れるようなアイテムでも、上級者には簡単に手に入ってしまうことが多いため、大半のアイテムは市場に多く流通して供給過多となり、市場価値がありません。

現金相当のACスクラッチアイテムなら多少の利益が出るかもしれませんが、皆同じことを考えているためか、一部の超人気アイテムを除いては値段が落ち着く傾向です。

したがって、他のリソースもそうですが、特にメセタはシステムから定期的に決まった額を確保するのが安全確実です

具体的には、レベル50以上に上げた所有キャラ全員で毎週ウィークリーミッションを達成し、決まった額のメセタを毎週確実に確保するのをお勧めします

複数キャラでウィークリーミッションを回すのは面倒だというプレイヤーも多いでしょうが、現状では、初心者や中級者が確実にまとまった額のメセタを稼ぐ方法はこれ以外にないと思われます。

一攫千金のロマンを捨てがたいのも分かりますが、そういうアイテムは上級者たちが固定パーティーを組んで高速周回で掘りまくって市場に多く流してしまいます。そのため、いくら頑張っても苦労に見合うだけの収益を上げるのは難しいでしょうね。

一攫千金のアイテムがあったとしても、自分がソロで1回入手する間に、彼らは最低でも4倍、装備と腕前の差を考慮すれば実際には8倍くらいのペースで入手しているはずです。しかも、これは1人あたりの比較ですから、パーティー全員に同等のドロップがあると仮定すると更に4倍出土している計算になります。

つまり、自分がソロで苦労して一攫千金アイテムを1個入手している間に、4人パーティーでプレイしている上級者たちが同じアイテムを32個市場に流す計算になります。そのアイテム掘っているパーティーは1つだけではないのですから、実際にはその何倍、何十倍という数が市場に流れます。

そう考えれば、ウィークリーミッションは決して悪い選択ではないはずです。マイショップ市場は謂わばPvPコンテンツなので、そんなフィールドで上級者と争う愚は避けたいものです。

スタージェム (SG)

SGの入手経路は多く用意されていて、特に称号報酬で多額のSGが付与されますが、こういうものは一回限りであるため、定期的に確保することはできません。

現在少ない労力かつ無料で定期的にまとまったSGが得られるコンテンツは、イドラポイントだと思います。他にもSGの入手手段はありますが、レートがひどかったり、額が少なかったりするので効果的とは言えません。

イドラポイントは、スマホ用ゲーム「イドラ」とPSO2を連動してプレイすることで得られます (詳細は別項で解説)。イドラポイントと景品の交換は、PSO2のビジフォンで実行します。

なお、月に1回ではありますが、毎月2日(PSO2の日)にログインした全アカウントにSG22×2=SG44が付与されます。毎月2日は忘れずにログインして回収しておきましょう。

経験値チケット・ボーナスキー

経験値チケットやボーナスキーは主に下記のコンテンツから確保できます。

  • デイリーミッション (銀)
  • ウィークリーミッション (金)
  • ミッションパス (虹・金)
  • PSO2esログインボーナス(チケット)
  • 公式キャンペーン(チケット・キー)

かつてはアドバンスクエストやレベルアップクエスト「暗影」などを周回するレベリングが主流で、現在でも推奨されているのを見かけることがありますが、経験値チケットとボーナスキーを使用してブーストデーに一気にレベリングするほうが時間と労力を大幅に節約できます

確かに、十分な数のボーナスキーを確保するためには有料で新規キャラを何体か追加する必要があり、完全無料で遊びたい人にはアドバンスや暗影が現在でも候補になるのは分かります。しかし、個人的には、その時間と労力を僅かな投資で節約し、本当にプレイしたいコンテンツに充てることをお勧めします。

行きたくない緊急はスルー

緊急にはできるだけ行かない

まるでシシュフォスの苦役

一定期間プレイすれば、誰でもPSO2が緊急クエストを中心に回っているのが分かります。新アイテム、重要素材、クリア回数称号、コレクトファイル、エクスキューブ…etc etc。緊急クエストには様々なメリットが詰め込まれています。

しかし、すべての緊急クエストが自分の好みに合うとは限らず、内容が好みのクエストであったとしても、仕事のように義務感で何度も通うようになると苦痛に感じることも少なくありません。平気な人は平気でも、苦手な人は本当に苦手なのが緊急クエストなのです。

私も、新装備やらキューブやらのために、公式サイトの予告表をチェックして時間を作ってずっと通っていました。しかし、こんな風に苦痛を感じながら緊急に通って大きな収穫があったのかと言えば、あまりなかったというのが正直なところです。

レアドロブーストを焚いても滅多に落ちないレア装備、やっと入手した装備はしばらくするとバラマキ、苦労して集めた素材も後に簡単な入手方法が実装されて骨折り損。こんなことばかりの繰り返しで、律儀に緊急クエストに通っても徒労感が募るばかりでした。

ちょうどの昨年の秋、★12シオンユニットのバラマキ(交換品落ち)と、PP以外は上位互換の★13シュベルユニットの実装が決まった頃、私は緊急クエストに通うのをやめ、たまに気が向いたときか本当に必要な素材が出る場合にだけ参加することに決めました。

ギリシア神話の「シシュフォスの苦役」にも描かれるように、苦労がなかなか実らないことや、苦労の末に達成したことを無に帰されることに因る「徒労感」は最も酷い仕打ちであると言えるでしょう。

それ以降、クリスマス、バレンタイン、ホワイトデー、オメガルーサーUH、防衛UHなど様々な緊急クエストが開催されましたが、すべて数回しか行きませんでした。原初の闇だけはグライアイとデイモスのために50回以上行きましたが、以降は完全にスルーしています。

緊急クエストとの上手な付き合い方

結局、大半のアイテムは近い将来にバラマキや型落ちによって価値を失うわけですから、欲しいアイテムのために仕方なく緊急クエストに通っているという人は、下記を自問して参加するかどうかを決めることをお勧めします。

  • その新装備は本当にすぐに必要か?
  • その素材はその緊急でしか入手不可能か?
  • そのアイテムはトレード不可か?

上記の自問への答えが「No」であるなら、嫌々緊急クエストに通うのはやめたほうがよいでしょう。

  • その装備がすぐに必要でなければバラマキが来た時に貰いましょう
  • 他の方法で入手できるなら他の方法で入手しましょう
  • メセタで買えるアイテムはマイショップで売ってもらいましょう

人生でもゲームでも、「努力が実らない」ことや「努力の結果を踏みにじられる」ことほど悔しいことはありません。PSO2のことが嫌になったユーザーの話を色々な場所で読んでいても、大抵はこのどちらかであることが多いようです。

PSO2は優れたゲームですが、オンラインゲームである以上、定期的にユーザーの苦労の結晶を無残に踏みにじります。そのショックで「引退」や「アンチ化」という結末に追い込まれないためには自衛が必要です

私はPSO2が好きで、自キャラにも愛着があります。長く続けたいと思っています。だからこそ最近は、PSO2のことが嫌いになる原因となりかねないコンテンツにはなるべく近寄らないことにしています。それが偶然、現在のメインコンテンツである緊急クエストであっただけのことです。

得するユーザー・損するユーザー

得するガチ勢

PSO2 魚 うおおおおおおお

定期的なアップデートで実装される新コンテンツでは、上位プレイヤー(ガチ勢)でないと倒せないような(HP特盛の)ボスエネミーがよく実装されます。

そういうコンテンツが実装されると、上位プレイヤーと思しき人達が「時間内に撃破できたかどうか」や「どれくらい短い時間で倒したか」などを外部サイトで話しているのを見かけます。

また、そういう新クエストでは慣例的に、高額での売却を見込める素材やSOPなどがドロップすることが多く、上位プレイヤーの主要な収入源となっています。

もちろん、そのこと自体は悪いことではありません。本人の情熱と努力でそれだけの腕前と装備を培ったのですから、そのことに対する報酬は当然のことですし、それによって利益を上げるのも当然のことです。

ここで指摘したいのは、上位プレイヤーは「好循環」に身を置けるという点です

  1. 新コンテンツを楽に速く回せる
  2. 新コンテンツで多くのレアアイテムを入手できる
  3. レアアイテムを売却してメセタを稼げる
  4. そのメセタで次の新コンテンツ用の装備を作れる
  5. (以下1~4の繰り返し)

上級者やガチ勢の装備を見たりすると、「よくそんな高級装備を作れるな」とか「よくそんなに長時間PSO2をプレイできるな」と思うかもしれませんが、逆です。彼らは、おそらくPSO2開始直後からずっと好循環に乗っているので、クエスト攻略もアイテム収集も一般プレイヤーが思うより遥かに楽に回しているはずです。

PSO2経済の頂点に君臨する彼らは、装備の更新に苦労したりしません。彼らには恒久的な経済的自由という既得権益があるからです。そして、彼らの経済的自由を支えているのは、彼らから高級SOPなどのレアアイテムを購入する中間層のプレイヤーなのです。

次々と実装される高難度の鬼畜コンテンツは、彼らのような上位プレイヤーに特権意識を与えて喜ばせるために作られているのであって、一般プレイヤーが楽しめるように作られているのではありません。このように意図的に上位プレイヤーを優遇する運営方針はオンラインゲーム(特にソシャゲ)では極めて普通のことです。

なぜなら、オンラインゲームでは、上位プレイヤーは一般に課金額が多く、ゲームそのものや新コンテンツに対してポジティブな意見を発信することが多いからです。つまり、顧客としても広告塔としても一般プレイヤーより優良だからこそ意図的に優遇しているのです。

このような事実は、差別されているような気分になるため、我々一般プレイヤーにとって受け容れがたいものかもしれません。しかし、オンラインゲーム(特にソシャゲ)の世界における常識となりつつあります。

したがって、いくら上位プレイヤーたちが「簡単にクリアできる」と言っていたとしても、それは装備・練習時間・ブーストアイテムがすべてが揃っている「上位プレイヤーにとっては簡単」であるだけで、一般プレイヤーには当てはまりません。

すなわち、一部の限られた上位プレイヤーが一般プレイヤーにはできない金策をするための舞台、一般プレイヤーには難しいものを簡単にクリアするための舞台を運営が意図的に用意してあげていると考えて差し支えないでしょう。

得するエンジョイ勢

エンジョイ かわいいは正義

一方、ガチ勢の対極的存在と言える通称「エンジョイ勢」も運営に優遇されています。エンジョイ勢とは、強くなることよりも自分がプレイしたい内容を優先するプレイヤーのことで、私もその中のひとりです。

エンジョイする内容は、ファッションであったり、フレンドとのチャットであったり、緊急クエストを仲間でワイワイ楽しんだりと三者三様で、プレイヤーによって異なりますが、共通しているのは「自分が好きなことしかしない」という点です。

そういうプレイスタイルですから、特に育成や装備の面で他のプレイヤーから置いていかれることが多いのですが、定期的に行われるバラマキのお陰で、エンジョイ勢はしぶとく生き残ります

定期的に「○○支援キャンペーン」と銘打って、キャラの育成に必要な経験値チケットやボーナスキー、型落ち品とはいえ最高レアリティで十分な性能を持った装備品が気前良くバラ撒かれます。時には神眼石グライアイ配布のような大盤振る舞いもあります。

そういう配布品さえ確保しておけば、上位勢のパフォーマンスには遠く及ばずとも一応のプレイはできるようになるので、安心して「エンジョイ」できるようになっているのです。

エンジョイ勢が優遇されるのは、エンジョイしている内容が何であれ、ゲーム内に楽しみを見出して長時間プレイするからでしょう。こういうプレイヤーは、上位勢やガチ勢と同様に、ゲームに対してポジティブな意見を発信することが多いという特徴もあります。

ファッションをエンジョイしているプレイヤーの中には、スクラッチを引いて売上に多大な貢献している人もいるでしょう。また、ゲームをエンジョイしているのですから、運営に対して強硬なクレームや無理な要望を出すことも少ないと思われます。

したがって、運営にとってエンジョイ勢はかなりの優良顧客であると考えられます。定期的なバラマキによる救済が行われるのも不思議ではありません。

損する真面目な中間層

ワーキングプア

PSO2で最も損するのは、コツコツとその時々で出来ることをやって、少しずつ上を目指すプレイヤーだと思われます。現実世界では最も成功しそうな人物像ですが、残念ながらPSO2では、運営の気まぐれと無情なアップデートに翻弄される悲劇のヒロインです。

私もエンジョイ勢に転身する以前はこのコツコツ型だったので、PSO2に嫌気が差して去っていたプレイヤーの無念はよく分かります。

まず、参考までに私の実体験からお話しましょう。

EP4の後期からPSO2に入った私は、せっせとマザー緊急に通って何種類ものコレクトファイルを完成させました。そして、入手した各種アストラ武器を+30や+35まで強化し、自分にできる範囲で特殊能力も付与していました。

色々な種類の武器を強化しておいたのは、後で他のクラスをプレイするかもしれないと思ったからで、「最高レアリティの★13武器だから長く使えるだろう」という安易な判断をしたのでした。

しかし、マザー緊急が終わるとデウス緊急がスタートし、ゼイネシス武器がコレクトファイルに入りました。ゼイネシスはクリファドにアップグレードすると付与能力の効果が2倍になるというバランス破壊的な性能。私のアストラ武器は軒並み存在価値を失いました。

しばらく後、マザーのアストラユニットのドロップ率がブーストされるというキャンペーンでユニットを揃え、報酬期間にメセタを使い切って特殊能力も頑張って付けました。しかし、ほぼ上位互換となるイヴリダユニットの登場が発表。またも一杯食わされたわけです。

それから、しばらくの間、PSO2が嫌になってログインしなくなりました。

半年ほど離れて復帰。次は、アトラ武器とアストラユニットでプレイしつつ、イヴリダユニットを集めました。しかし、EP5の最後に当時ほぼ最強スペックの万能型シオンユニットが登場。イヴリダユニットには特殊能力を付けていなかったので傷が浅かったとはいえ、またも徒労。

このシオンユニット欲しさに、必死にDFペルソナの緊急に通うこと約4ヶ月。ついにシオン3部位が揃いました。そして、それからコツコツと特殊能力用の素材や4枠保護のためのリサイクルバッヂを確保し、ついに2019年の8月の報酬期間に、アスソ+エテファク+マナレヴ+クラックⅤを付与したのでした。

これでしばらく装備更新に悩まされずに遊べると思ったら、直後にシオンユニットがジグの交換ショップに入ることが決定し、同時にほぼ上位互換である★13シュベルユニットが実装。

一体何のために私はせっせとDFペルソナに通ってシオン3部位を集め、高価な特殊能力素材を集めたのでしょうか?

この時、私をPSO2に誘ったフレンドは、シオンユニットの型落ちと色違いエッグのコレクト落ちにショックを受けて引退同然の状態となり、残った私もバラマキまで一切装備を更新しないエンジョイ勢に転身しました。どれだけ頑張って装備を作っても、そんなにすぐに上位互換を出されたら付いていけません。

確かに、シオンユニットが登場して1ヶ月くらいで3部位揃えた人なら、約半年はしっかり使えたでしょうから、納得がいくかもしれません。しかし、型落ち直前にやっと揃った人間は強烈な徒労感に打ちひしがれることになります。そして、私はようやく気づきました。

PSO2はコツコツ頑張れば頑張るほど損をする

このゲームは、上位プレイヤーかエンジョイ勢のどちらかにならないと辛い思いをする

こういう結論に至りました。

そして、上位プレイヤーになるのは無理だからエンジョイ勢になることにしたのです。

しかし、ここを読まれている皆さんは強くなるための情報を探してこのページに来たのに、「エンジョイ勢になりましょう」と言われても「は?」となるかもしれません。

その疑問には次項でお答えします。

エンジョイ→ガチへの一足飛び

一足飛び

エンジョイ勢になるというのは、ゲームを好きなように無理なく楽しむという姿勢を見習うということです。バラマキを利用することによってリソースを節約し、アップデート情報や新規装備品が出揃うまで静観し、装備を作った直後に上位互換を出されるリスクを軽減するのです。

そして、「ここぞ」という時に貯め込んだリソースを一気に消費して、上位勢やガチ勢が持っているような装備を作り、存分にエンドコンテンツを楽しみましょうという意図なのです。謂わば「臥龍」「潜龍」となって雌伏し、天に上る機会を窺うのです。

つまり、ガチ勢とエンジョイ勢の「いいとこ取り」をするわけです

もちろん、装備だけを揃えたからと言ってすぐに上位プレイヤーのようなパフォーマンスが出せるわけではありませんが、そもそもエンドコンテンツではマトモな装備がないと話にならないので、何よりまず、強い装備(特に火力が出る装備)を用意しないことには始まりません。

一度強い装備を作ってしまえば、しばらくは装備更新にリソースを割く必要がなくなり、好きなコンテンツを存分に楽しむことができるようになります。もちろん、エンドコンテンツで入手した稀少なアイテムを売却して稼ぐことも可能です。

ここで言うリソースとは、メセタや素材のことだけではありません。体力、気力、プレイ時間、お金(アークスキャッシュ) はすべて大切なリソースです。ゲームを嫌いにならずに続けるためには、こういった限られたリソースをいいように搾取されてしまわないような工夫が必要不可欠です。

はじめのうちは、交換で入手した装備品に付いている初期能力のままで大丈夫です。無理をして特殊能力を張り替える必要はありません。明確な目標ができたら自ずと作りたい装備が見えてくると思うので、その時までリソースを貯め込んでおきましょう。そして、一気に強い特殊能力に張り替えるのをお勧めします。

負の連鎖からの脱却

運営もコツコツ型のプレイヤーを意図的に「損させよう」としているわけではないのでしょう。

しかし、自分たちだけがクリアできるような高難度クエストを求める上位プレイヤーの要望に応えたり、好きなコンテンツだけを自由にプレイしているエンジョイ勢をフォローする際の「余波」が、律儀な中間層プレイヤーにとっては残酷な「賽の河原」になってしまうのです。

  1. 上級者用コンテンツ実装
  2. 上級者用コンテンツに歯が立たないので装備更新の準備を始める
  3. 装備素材や特殊能力素材をコツコツ集める
  4. やっと目標の装備が完成する
  5. 直後に、エンジョイ勢フォローのため、同等か上位互換の装備や特殊能力がバラ撒かれる
  6. (以下1~5の繰り返し)

このような「負の連鎖」は、装備更新のサイクルがあまりにも早いことが原因です。

何でもすぐに揃えられる時間とメセタがある上位プレイヤーと、すぐに緩和してやらないと脱落してしまうエンジョイ勢に的を絞って施策されているから、装備更新のサイクルが異様に早くなってしまい、普通にコツコツとプレイしている中間層が泣きを見るのです

PSO2で損をしたくない中間層プレイヤーは、まず負の連鎖から脱却することが先決です。

本当は運営が方針を変えてくれるのが一番なのですが、優良顧客の上位勢とエンジョイ勢に忖度しなければならない立場としては、それは望むべくもないでしょう。次善の策として、優遇対象であるエンジョイ勢か上位勢に近いプレイスタイルに自分が切り替えていくのが現実的な対応ということになります。

損しないコツ

  • 装備の更新回数を極力減らす
  • 他人の装備と比較しない
  • 鶏を割くに焉んぞ牛刀を用いん (必要最低限の装備でOKの意)
  • 型落ち品を使用するのは恥ではない
  • 堂々とバラマキ装備を利用する
  • 妥協するところはとことん妥協する
  • 装備を自力で更新する時はその世代の最強クラスを目指す
  • 世代最強を狙えない時は更新を見送って次の機会を待つ

価値を失うもの・失わないもの

価値

わざわざ書くまでもないことかもしれませんが、あまり話題にならないようなので、いずれ価値を失うものと価値を失わないものについて考えてみたいと思います。

装備品は使い捨て

武器やユニットといった装備品はPSO2で最も早く価値を失うアイテムです。装備品は所詮、エネミーを倒すための「道具」に過ぎません。より性能が良い「道具」が登場すると旧式の「道具」はすぐに価値を失います。最も寿命が短いアイテムと言えるでしょう。

一応、武器フォーム変更サービスを利用すれば、外観だけは引き続き使用することができます。しかし、外観が好みでない場合は(大半の装備品はそうですが)、すぐに倉庫の肥やしになってしまうことでしょう。

このように、最も寿命が短く最も投資効率が悪いアイテムであるにもかかわらず、装備品と特殊能力素材は多くのプレイヤーが大金(メセタ)を注ぎ込む対象となっています。RPGである以上、装備品を最優先に考えるのは当然ですが、時には「本当に投資価値があるのかどうか」考えてみるのも悪くありません。

  • その装備品は本当に今すぐ必要ですか?
  • その特殊能力は本当に今すぐ必要ですか?
  • 他の物を買ったほうが幸せになれませんか?

装備の更新やそれに伴う金策に疲れた時、私はこう考えることにしています。

ファッションアイテムは一生モノ

実用という尺度で測られることがないファッションアイテムは、PSO2が存続する限り一生使えるアイテムです。一部制限があるとはいえ、ありがたいことに、ニュージェネシス (NGS) で引き続き使用することも可能。

オシャレなアイテムを身に着けているからといって、討伐スピードが上がったり、スコアが伸びたりするわけではありませんが、メセタの投資先として最も無駄にならない選択だと思います。

また、現実世界とは異なり、洗濯で傷んだり、体型が変わって着られなくなるということもありません。

装備品とファッションアイテムどちらか一方しか買えないとしたら、どちらを買いますか?

称号は一生モノ

称号とは自己満足のために存在するものなので、そもそも称号に「価値」が備わっているのかどうかは意見が分かれると思いますが、一応「称号にも価値がある」という前提で考えてみたいと思います。

PSO2は「緩和」の頻度が高いエンジョイ勢に優しいゲームです。そのため、称号の取得条件も緩和してくれるのではないかと期待しがちです。しかし、なぜか称号に関わるコンテンツの緩和はほとんどと言ってよいほど実施されません。

私のように、後からPSO2を始めたプレイヤーや、忙しくてプレイ時間が限られているプレイヤーは多いはずなので、称号に関わるコンテンツの緩和を訴える要望はたくさん届いているはずです。しかし、ほとんど緩和されたことがないように思います。

実際に投書したことがある内容を含め、今思いつくだけでもざっとこれくらいの要望はあります。

  • 休みの日にまとめてプレイしたいので「異世界の残滓」の討伐数制限を撤廃してほしい
  • 1回1時間のリセマラはキツいのでエンドレスで持ち時間を減らす代わりにステージ数を減らしてほしい
  • 称号条件になっている旧式武器を入手しやすくしてほしい
  • 称号条件になっているボスエネミーを常設に出現させてほしい
  • 称号を取り逃したのでマターボードを復活させてほしい
  • エネミーを強くしてもよいので、アブダクションの発生確率を上げてほしい
  • エクストリーム称号を集めたいので週のクリア回数制限を撤廃してほしい

しかし、このような要望が通った試しはなく、称号については、まるで頑なに難度(というか「面倒臭さ」)を維持しようとしているかのように調整されません。これは対応の遅れや偶然ではなく、運営方針なのだと思います (※2021年になってやっと一部緩和されました/項末に詳述)。

装備に関してはバラマキと上位互換配布でエンジョイ勢の便宜を図るのに、なぜ称号に関わるクエストの緩和は一向に実施されないのでしょうか?

おそらく、装備の緩和(バラマキ)によって損をするユーザーと、称号関連コンテンツの緩和によって損をするユーザーの層が異なるからではないかと思います。

前項でも触れましたが、運営にとって優良顧客である上位プレイヤーは最も大切にしなければならない存在です。緩和のせいで高難度称号が一般プレイヤーに簡単に取得されてしまうと、上位プレイヤーが先んじて取得した称号の価値が失われてしまうと懸念しているのかもしれません。

つまり、運営にとって最も大切にすべき上位プレイヤーとエンジョイ勢の便宜が優先されるため、エンジョイ勢のために装備をバラまく「緩和」は実施しても、上位プレイヤーが持つ称号の価値を損ないかねない「緩和」は実施しないのではないでしょうか

これはあくまでも推測であるため、本当のところは分かりません。しかし、いずれにしても、称号関連コンテンツの緩和が滅多に無いことは事実なので、称号獲得のための努力が徒労となるリスクは低いと思います。

それどころか、最近は「双手」系のような、豪華な報酬が貰える名実兼備の称号が次々と実装されており、称号取得に勤しむ上位プレイヤーに対する手厚い待遇が目立ちます。

※2021年1月23日補記:同日放送の公式生放送にて、ソロアルティメットクエストの討伐回数制限の撤廃と、称号条件になっている旧式武器の配信が予定されていることが発表されました。今まで旧仕様で頑張った人(私も含む)には気の毒ですが、これから挑戦する人にとっては朗報ですね

PSO2es・イドラと連動

イドラ

連動のメリット

PSO2es・イドラとの連動は主に経験値チケットとSGのために行います。他にも特典はありますが、一般的なプレイヤーにとって左記の2つが特に重要となるでしょう。

PSO2esやイドラと連動しないからといって多大なデメリットがあるわけではありませんが、レベリングの手間を省いたり、無料でSGを稼いだりできるので、こだわりがなければ連動することをお勧めします。

PSO2esと連動したら毎日のログインボーナスで経験値10万チケットを確保し、イドラと連携したらイドラバトルとクエストに参加してイドラポイントを稼ぎましょう。

PSO2と連動する方法

下記の公式ページで連動の方法が解説されています。

経験値チケットの稼ぎ方

PSO2esにログインするだけで経験値10万チケットが毎日貰えます。これを貯め込んでおくとレベリングが楽になるので、ある程度の期間は毎日ログインしてチケットを貯め込んでおくことをお勧めします。

イドラポイントの稼ぎ方

イドラを開始したら、配布スターダイヤを使用してガチャを回しキャラを確保します。リセマラやキャラの厳選は必要ありません。次に編成画面で適当なデッキを作ります。デッキも「おまかせ編成」を利用してコンピューターに適当に組んでもらうとよいでしょう。

イドラポイントが貰えるのは、イドラバトルへの参戦、クエストのクリア、ログインボーナス取得時です。出撃回数と行動力が回復次第、イドラバトルとクエストを回してポイントを稼ぎましょう。

イドラバトルでは「クイック出撃」→「自動選択」を使用すると一瞬で4戦を消化できます。クエストでは、オートと高速のオプションと「自動再戦」の機能を使用すると自動で行動力が尽きるまで同じクエストを回してくれます。

イドラバトルのクイック出撃が済んだらクエストを自動で回しつつ、他のことをしていればよいでしょう。学生さんなら宿題をやったり、社会人さんなら家事や雑務を処理している間に終わると思います。現在獲得しているポイントは「オプション」→「システム」→「アカウントの連携」の画面で確認できます。

通常は1日2~3回ほどログインしてイドラバトルとクエストを回せば3~4日で上限の10,000ポイントに達すると思います。

稼いだイドラポイントは、PSO2のビジフォンで景品と交換できます。特に欲しい物がなければ毎週SGに換えておきましょう。

サブキャラを増やす

イドラ

多キャラは何かと便利

金策とレベリングの記事にも書きましたが、現在のPSO2はキャラが多いほど有利です。ウィークリーミッションによるメセタ稼ぎはもちろん、デイリー・ウィークリーミッションによるボーナスキーの確保も効率良く行えます。

現金相当のAC(アークスキャッシュ)を消費するコンテンツなので、強くお勧めするわけにはいかないのですが、PSO2に多少のお金を投資できるというのであれば最優先でキャラを増やすのをお勧めします。

特に、ウィークリーミッションで得られるメセタと、デイリー・ウィークリーミッションで得られるボーナスキーのお陰で、金策とレベリングが単一のソースで完結するのが魅力です。

レベリングに関しては、所有キャラの増加に伴ってボーナスキーの入手数が増えるため、キャラが増えるほど新規キャラのレベリングが楽になっていきます。必要なチケットとボーナスキーさえ確保しておけば、1キャラにつき1時間程度でカンスト帯まで育成することも可能。

多キャラによる金策とレベリングの効率化は著しく、最終的にはこれ以外の金策とレベリングを実行する必要がなくなるほどです。

個人的な話をすると、最近はプレミアムも切ってスクラッチもほとんど引かず、キャラの追加に投資することが多いです。そのお陰で、現在Lv.85以上のキャラが30体いて(笑)、ウィークリー金策やディバイド報酬回収に活躍してくれています。

私のように30体も作る必要はありませんが、できれば無料の3体を含む計10体ほど作っておくと、金策とレベリングの十分な効率化が図ることが可能だと思います。

多キャラの超スピード育成

PSO2esで配られる経験値10万チケット、キャンペーンでバラ撒かれる経験値100万チケット、デイリー/ウィークリーミッションで手に入るボーナスキーを併用することで、冒頭の画像で紹介したように1キャラを2~3時間でカンスト帯まで育成することも可能です。

実際にはキャラクターの造形を調整したり衣装をコーディネートしている時間も含まれる2~3時間なので、レベリング自体の時間はもっともっと短く、多分1時間程度で済んでいると思われます (また次キャラを作る際に計測してみることにします)。

  1. Lv.25くらいまで10万チケットを複数使ってスキップ
  2. コフィーにレベルキャップを開放してもらう
  3. Lv.40まで経験値100万チケットでスキップ
  4. コフィーにレベルキャップを開放してもらう
  5. Lv.50まで経験値100万チケットを複数使ってスキップ
  6. (この時点でウィークリー要員として完成)
  7. コフィーにレベルキャップを開放してもらう
  8. 経験値ブーストデーにLv.70までボーナスクエスト東京【金】でレベリング
  9. コフィーにレベルキャップを開放してもらう
  10. 経験値ブーストデーにLv.95までボーナスクエスト東京【金】でレベリング

多キャラ勢には後継クラスがおすすめ

サブキャラのクラスは後継クラスをお勧めします。基本クラスの場合はメイン・サブの両方を育成しなければならない分、2倍の手間がかかってしまうからです。

選択する後継クラスは Hr・Ph・Et・Luのいずれでも構いませんが、ディバイドクエストの報酬を複数のキャラで稼ぎたい場合は、ソロで様々な役割をこなせるPhがオススメです。

ただし、Phで一定以上のパフォーマンスを出すためにはテクニックカスタマイズが必須となるため、その分だけ余計にコストが発生します。装備の使い回しはできてもテクニックカスタマイズの使い回しはできないので、コストを抑えたい場合は他の後継クラスのほうがよいでしょう。

ボーナスクエストでレベリングをする際は、下記を活用すると東京【金】を無理なく50秒から1分くらいでクリアすることが可能です。

  • ヒーロー :ブランニュースター、ファイナルストーム
  • ファントム:ロッドの武器アクション
  • エトワール:ルミナスフレア
  • ラスター :スラッグスキャッター

後継クラスは扱いやすい

アスナもオススメの後継クラス

クソ挙動に強い後継クラス

クソ挙動なんて表現を使うと、開発の方や熱心なファンの方に怒られるかもしれませんが、過去のある時期に実装されたエネミーの挙動には対処が難しいものが多いです。

しかも、狭い部屋に放り込まれてクソ挙動エネミー(失礼)の猛攻に曝され、一歩間違えばお手玉状態にされる鬼畜クエストも増えてきています。

PSO2の戦闘を極めたい場合や、どうしても極めたい基本クラスがある場合は、そちらを優先すべきですが、特にこだわりがなければ、クソ挙動への対応力に優れる後継クラスの使用をお勧めします。

現状における基本クラスは、そのクラスの特性を熟知していてエネミーに応じてアクションを適切に選択できる上級者・ベテラン向けのクラスという位置づけになっています。

クラス特性とエネミーの挙動への理解が必要なのは後継クラスでも同じですが、後継クラスは挙動のキレや機動性に圧倒的に優れているので、練習や研究に対するリターンが大きいです。また、カウンターなどの攻防一体の強力な技を持っていて、敵の攻撃が激しくなるほど強さが増すというメリットもあります。

もちろん、人それぞれ「向き不向き」があるので、特定の基本クラスの挙動が気に入っていて扱いやすいと感じている場合は、そのクラスを優先してください。

特に気に入っている基本クラスがなく、とりあえず「使いやすい」クラスをプレイしたいという場合は、ひとまず後継クラスを使っておくことをお勧めします。基本クラスに興味が湧いた時に改めて練習を始めても遅くないと思います。

素早く後継クラスを開放する

後継クラスから始めるのがオススメといっても、後継クラスを開放するためには、いずれかの基本クラスをLv.75まで上げなければいけません。どうしてもやりたい基本クラスが決まっている人はそちらを優先すべきですが、とにかく早く後継クラスを開放して使いたい場合は、個人的にオススメの方法を紹介します。

もし、私が新規で再スタートしてとにかく早くレベル上げて後継クラスを始めたいと仮定した場合、クラスはサモナー(Su)で開始し、サブクラスはファイター(Fi)を選択します。サモナースキルは攻撃力が上昇するものを優先的に取得し、ファイタースキルはブレイブスタンスを優先的に取得します。

エッグは初期のワンダにEXPエッグ★12を5つ食わせて即戦力に育成します。EXPエッグ★12はペットラボでフォトンスフィアとの交換で入手します。この費用は1回目のウィークリーミッションで捻出します。また、レアリティが高いワンダエッグが手に入り次第、レアリティ進化でアップグレードします。

SG獲得のためにストーリークエストを進めながらレベリングしつつ、PSO2esのログインボーナスで貰える経験値10万チケット、時折キャンペーンでバラ撒かれる経験値100万チケット、デイリー・ウィークリーミッションで得られるボーナスキーを貯め込んでいきます。

ストーリークエストの難所を適宜カジュアルでクリアしながらEP6のストーリー終了まで進めると、推定でメインクラスのレベルが40~50になると思います。ここからは普通に育成すると面倒なので、チケットとキーをメインにレベリングします。

なお、ストーリークエストやボーナスクエストの戦闘では、単体相手にはワンダブレイク、集団相手にはワンダショックを使用しておけば大抵は事足ります。

メインサモナーのレベリングが済んだら、メインとサブを入れ替えFi/Suとしてレベリングします。サブクラスにサモナーを入れておけば、全クラス装備可能なタクトを装備することでペットを使役することが可能。

ただし、マイショップで買える全クラス装備可能なタクトは、現状では★10ローズスキュアだけで、高騰時は100万メセタ程度まで市場価格が上がる場合もあります。ウィークリーミッションを活用して何とかゲットしたいところ。

2クラスのレベルを両方75まで上げるには時間を要するかもしれませんが、運良く経験値100万チケットのバラマキキャンペーン時期と重なれば、すぐにLv.75まで育成できるはずです。そうでない場合は、サブキャラを増やしつつボーナスキーを確保してボーナスクエストをメインにレベリングしていきます。

この方法でレベリングする場合、チケットやキーが不足すると思いますが、急がない場合は気長に貯めていくことをお勧めします。どうしても早くレベリングを済ませたい場合は、アドバンスクエストやレベルアップクエストに参加するとよいと思いますが、かなりの苦行になることを覚悟する必要があります。

後継クラスのメリット

  • 機動力がある
  • PAのキレが良い
  • 無敵・ガードポイントに恵まれている
  • レベリングの手間が半分で済む

各後継クラスの特徴

後継クラス

以下に各後継クラスの特徴を記述しておきます。どの後継クラスにするか迷っている人の参考になれば幸いです。PSO2に関しては全般的に「にわか」なので、奥が深いところまで解説できませんが、横の比較程度のことについては大きく間違っていないような気がします。

個人的な意見としては、どれか1つのクラスに絞るより、2~3つくらい嗜んでおいたほうが、様々なクエストへの対応力が備わるのでお得だと思います (=クエストに有利なクラスを出せる)。

私の場合は、ファントムをメインにプレイしていますが、同じクエストをずっと同じクラスでやっていると飽きてくるので、後継クラスについては一通り触ることにしています。

最近はディバイドクエストをソロで回すことが多いので、退屈しないようにクラスを変えてプレイしているのですが、新しいクラスの練習がてら気分転換するのも悪くないですね。

最近のPSO2は、意図的に後継クラス間で有利不利が生じるようなコンテンツを実装しているような印象を受けるので、いくつかの後継クラスをそれなりにプレイできるようにしておくと、思わぬドツボに嵌められるリスクを避けやすくなるというメリットも無視できません。

汎用か特化か

なお、余談ですが、複数の後継クラスをプレイする場合は、ユニットは汎用(打射法を均等に盛る)にしておくほうが無難です。現在の環境で、クラースやアトラのユニットを3セット揃えて、それぞれに300+のステ値を盛るというのは、リソースが有り余っている廃人でもない限り中々難しい思います。

もちろん、メインで使うクラスに対応するステ値を多めに盛って、他は程々で良いのであれば、アストラル・ソールやマナ・レヴリーのように3種類のステ値を上昇させる複合効果のOPを土台にして、グランド/グレースやステⅥなどでメインのステ値を補強して仕上げるという方法も悪くないとは思います。

個人的には、ユニットについては完全な均等盛りでやっています。そのほうが格段に安く上がるので…(笑)

ちなみに、私は汎用盛りのクラースユニットを装備してツリーとドリンクだけでプレイしていますが、特化ユニットを装備して外付け火力も完備した上級者と比較すると、PA・テクニック1発あたりのダメージが約25%低いです。だからといって、それほど困ってはいないですね。討伐速度は遅いですが(笑)

個人的には汎用ユニットを用意して複数クラスに慣れるのをお勧めしますが、今後タイムアタック的なことをしたい人や上級者と肩を並べる記録を狙いたい人は、汎用ユニットでは全く通用しないので、使用クラスを1つに絞って特化ユニットを作るほうがよいでしょう。

ヒーローの特徴

VSシバ ヒーロー

無敵時間が長くキレが良いPAでクソ挙動エネミーを無力化するのが得意。具体的には、ヴェイパーオブバレット(ソード)やダイブオブバレット(タリス)で敵の攻撃を避けつつ安全にダメージを与え続けることが可能。装備の火力が十分な時は、これを繰り返しているだけで倒せるボスエネミーも多い。

攻撃密度が高い敵にはカウンターで大ダメージを狙うことができるので、動きを読みやすいボスエネミーに対しては通常カウンターとカウンターブランニュースター(Tマシンガン)で圧倒的な火力を叩き出せる。

弱点部位を確実に強襲したい時は、フレームが短く瞬間火力が高いレーサーオブエッジ(タリス)を連発することで対応できる。

強力な攻撃を連発するとPPが枯渇しやすいが、S1:輝勢の恵2、S2:幻精輝勢、S3:輝勢の恵2を付与したTマシンガン(オフスティア推奨)に持ち替えてリロードすることで一瞬でPPを全快できる。

単体戦が得意な反面、雑魚戦はそれほど得意ではなく、効果的な広範囲攻撃がブライトネスエンドくらいしかない。一応、集敵してライジングスラッシュという方法もあるので、全く無力というわけではないのだが、雑魚を素早く広範囲攻撃で処理するのは他の後継クラスにやや劣る印象。

また、ロック部位への確実な座標攻撃を有していないので、妙な位置に弱点や破壊部位があるエネミーには思わぬ苦戦を強いられることもある。一応、タリスでグランツなどの座標テクニックを撃つことはできるが、威力はあまり期待できない。

総じて、強力なボスとの戦いで真価を発揮するタイプ。特にカウンターが決まる相手には滅法強い。

また、最近の上方修正によるヒーローブースト維持の難度低下と弱点部位への大幅なクリティカル率上昇で、単体エネミーへの適性がさらに上昇した。

なお、他の後継クラスは「武器1種で戦える」というコンセプトで開発されたため、1種の武器だけで戦っても問題がない場合が多いが、ヒーローは「武器を切り替えてギアを溜める」というコンセプトで開発されたため、ギア蓄積のための武器の持ち替えが重要になる。

ファントムの特徴

VSシバ ファントム

ロッド

ファントムは、特にロッドによるテクニック攻撃で高いパフォーマンスを発揮する。補助的に使われることが多いカタナやライフルも威力や使い勝手に優れているが、利便性や対応力という面ではロッドが突出している感がある。

ロッドによるテクニック発射時にテクニックアタックによるPP回収が可能で、ドッジカウンターでもPP回収ができるため、テクニックを連発してもPPが枯渇しにくい。また、マーカー起爆でもPPを大きく回復できるため、絶え間なく攻撃するのが得意。

テックショートチャージ(パッシブスキル)によるチャージ時間短縮により、「テク職は鈍重」というイメージとは正反対のスピーディーなテクニック攻撃を展開できるのが魅力。

また、ステルステックチャージ(パッシブスキル)よる長い無敵時間は、攻撃の確実性と生存率を飛躍的に高め、乱戦・混戦におけるフォントムの高いパフォーマンスの源泉となっている。その優位性は、テク職仲間のフォースや他の後継クラスの羨望の的になるほど。

テックショートチャージによるチャージ時間短縮の恩恵が大きいので、テクニックカスタマイズは火力タイプにするのが基本。例外的に、ラ・バータはヒット数増加による火力増とマーカー蓄積率向上のメリットが大きい数多型が推奨される。

PP枯渇時には、S2:災転輝与とS3:災転輝与を付与したゲノンザバーハ(★14AR)で素早く満タンまで回復することが可能。また、ゲノンに頼らずとも威力十分のライフルの通常攻撃でPPを回収することもできる。

単体ボスエネミーにはグランツ、イル・グランツ、ギ・メギド、雑魚エネミーにはラ・バータ、ギ・ゾンデ、零式ギ・グランツという強力なテクニックが揃っている。ダウンしたエネミーには、DPPに優れるフェルカーモルトでPP効率に優れる定点攻撃ができる。

テクニックはエネミーの弱点と属性を合わせるのが基本となるが、通称「死にテク」と呼ばれる火力や利便性に問題があるテクニックを使うくらいなら、単体にはイル・グランツ、集団にはラ・バータやギ・ゾンデで対応したほうがよい場合が多い。

カタナ

カタナ使用時はシュメッターリングという優秀な接敵技で敵を追撃することが可能で、フレームが短く瞬間火力が高いローゼシュヴェルトで弱点を強襲することができる。ダウンしたエネミーには、DPPに優れるフォルターツァイトでPP効率に優れる定点攻撃ができる。

雑魚の群れを相手にする時は、シフト版のフォルターツァイトとクイックカットを交互に出すことでPPを回収しながら広範囲を攻撃し続けることが可能。

ライフル

ライフル使用時はシュトラーフェでビットを展開しながら強力な通常攻撃を繰り出すのが基本。ダウンしたエネミーには、火力に優れるナハトアングリフが効果的。格下の雑魚の群れにはクーゲルシュトゥルムが便利だが、威力のほどはカタナやロッドの範囲攻撃に劣る。

総合

単体エネミーに対する瞬間火力は他の後継クラスより僅かに劣るが、あらゆる状況に対応できる万能性は特にソロコンテンツで抜群のパフォーマンスを発揮する。

エンドレスクエストような格下の雑魚を踏み潰していくようなコンテンツや、ディバイドクエストように多くのことを要求されるコンテンツと特に相性が良い。

なお、ロッドをメイン武器としてプレイする場合は、テクニックの習得とテクニックカスタマイズが半ば必須となるため、他の後継クラスより初期費用が高く付くという難点がある。

エトワールの特徴

VSシバ エトワール

被ダメージを大幅にカットするダメージバランサースキルによる生存率の高さが人気の後継クラス。生存率が高いという特長により「初心者向け」と言われることもあるが、フレームが長く確実に当てるのが難しいPAが多く、火力を出すのは他の後継クラスより難度が高い印象。

各武器の特色は異なるが、総じて発生から終了までの時間が長いPAが多く、PA全段を確実に当てるためには各PAの挙動とエネミーの挙動の理解が要求される。

他の後継クラスはPAのレスポンスが良く直感的な戦闘をしやすいのに対し、エトワールは長い予備動作や連続攻撃のロスを計算に入れてPAを選択する必要がある分、慣れるのに時間がかかる。

優雅で華麗な所作が美しいクラスだが、他の3つの後継クラスとはアクションのテンポが大きく異なるため、プレイ感覚を適応させていくのに苦労することもしばしば。

ダブルセイバー

ディフレクトによるカウンターが強力な主力武器。動き回るエネミーにも静止シューティングスターによる座標攻撃で対応しやすく、打撃を当てにくい弱点部位にも静止シューティングスターがよく刺さる。

火力的には静止セレスティアルコライドが優れているが、発生から終了までが長いので動き回るエネミーに当てるのは難しい。ダウンした敵やほとんど動かない敵に対して効果的なPAと言える。

動く敵には、静止シューティングスターで座標攻撃するか、アブソリュートクエーサーで接近して静止セイバーデストラクションに繋ぐほうが安定する。ただし、ダブルセイバーのPAの中でセイバーデストラクションにだけは「頑強」が付いていないので、吹き飛ばされないように注意が必要。

なお、いつでもPAのモーションをキャンセルしてディフレクトに繋げるのはセイバーデストラクションだけなので、カウンターチャンスを待ち受ける時は、他のPAよりも静止セイバーデストラクションが向いている。

デュアルブレード

接敵にはラディアントスティングが使いやすく、主力攻撃には単体・複数問わずディストーションピアスが使いやすい。雑魚の群れに斬り込んでいったり、暴れるボスに張り付くのが得意。PAの火力も高めで、ヒットさせれば確実なダメージが期待できる。

防御行動のパリィによって回避とPP回復が同時に行えるが、その場でダメージが発生するわけではないので、カウンターが狙いやすい単体エネミーにはダブルセイバーのほうが火力を出しやすい印象。

遠距離攻撃のライトウェーブ以外には「頑強」が付いているので、敵の攻撃が致命傷につながらない局面ではゴリ押しもしやすい。しかし、いくらダメージバランサーの防御効果が強力であるといっても、高難度クエストで「頑強」にモノを言わせてゴリ押ししていると簡単に死ぬ。

ウォンド

特に雑魚戦で使いやすい武器。プリズムサーキュラーは長押しで発生する突進が高速移動や接敵に使いやすく、光の渦は前方にいる雑魚エネミーに対して効果的。超長射程のルミナスフレアは遠くにいる雑魚の群れを焼き払うのに便利である。

雑魚戦に限れば、他のEt武器より圧倒的に扱いやすい。その一方、ボス戦などの対単体については、他のEt武器より難度が高い印象を受ける。

単体戦で主力となるフォーカスPAは、扱いやすいプリズムサーキュラーとルミナスフレアのPP効率が悪く(DPPが低く)、扱いにくいグリッターストライプとブラックホールラプチャーのPP効率が良い(DPPが高い)という熟練者向けの調整になっている。

また、他のEt武器と比べて全般的にPAの火力が低いため、その分をプロテクトリリースで補わなればならない。そのため、ギアの蓄積やプロテクトリリースの運用に一定の熟練を要する。人気の高いEt武器ではあるが、他のEt武器より習得の難度が高い。

ラスターの特徴

VSシバ ラスター

ガンスラッシュしか使用できないため、他の後継クラスと比べてPA数が非常に少ないが、定点攻撃・範囲攻撃・遠距離攻撃が完備されており、いずれも発生から終了までが早く火力が高い。

ギアを消費してPAに追撃を加えるエンハンス攻撃を使用した場合でも、発生から終了までのフレームが短く攻撃がコンパクトにまとまる。エネミーの挙動に合わせて臨機応変に攻撃を差し込める柔軟性は、後継クラスの中でも随一と言っても過言ではないだろう。

ただ、その一方で、敵の挙動に左右されず常に攻勢を維持して攻撃を差し込めるため、必然的にPAの使用サイクルが早くなり、フレームが短いPAを連発しているとPPの枯渇を招きやすい。特に攻撃頻度が少なくカウンターを差し込みにくい相手にはその傾向が顕著になる。

その際は、PPの代わりにギアを消費するエンハンスコンボを組み込むことでPP効率を向上できるが、必然的にコンボの全体的なフレームが長くなるので、素早く動くエネミーに全段ヒットさせるのが難しくなる。

ガンスラッシュの属性に応じて、異なる3つのスタイルを使い分けることができるが、現状では、エンハンス攻撃によるジェルン付与とフレイズディケイの併用による火力上昇が見込めるフォメルスタイルの人気が高い。他のスタイルも固有の長所を有しているが、実用性はフォメルスタイルに一歩譲る感がある。

また、フォメルスタイルは最速ジャスタアタックで「頑強」効果のあるバリアを纏うことができるため、攻撃が激しいボスエネミーだけでなく、雑魚の集団エネミーに対しても適性が高い。そのため、火力だけでなく安定性においても一歩抜きん出た存在となっている。

PAのレスポンスが良いことに加えて、追加入力による派生まで持っているので、他の後継クラスと比べて操作の難度が高いという難点はあるが、PA選択の幅は狭く、状況に応じてPAを選ぶ際に迷うことは少ない。

具体的には、接敵にMフレシェット、定点攻撃にSフレシェット、広範囲攻撃にスラッグスキャッター、狭範囲攻撃にブランドエクステンション、遠距離攻撃にホローポイントと使い分けておけばとりあえず間違いない。あとは、ギアの回収とエンハンス攻撃を組み込めば一応の立ち回りは完成する。

また、ガンスラッシュ1本で手軽に始められるので、他の後継クラスと比べて初期費用が安く済むというメリットがある。

後継クラスの移動PA・移動テク

PAやテクニックの中には、突進性能や移動性能があるものが存在します。もともとは移動という目的のために作られたものではありませんが、プレイヤーが高速移動の手段として使うようになってから、通称「移動PA」や「移動テク」と呼ばれるようになりました。

移動PA・移動テクをどうしても使わないといけないわけではありませんが、クエストの進行が高速化してしまった最近のPSO2では、半ば「必修項目」のようになっているので、一通り理解・習得しておくことをお勧めします。

ヒーロー

  • フラッシュオブトリック(ソードPA)→ステップキャンセル
  • 零式サ・フォイエ(テクニック)
  • イル・ゾンデ(テクニック)

ファントム

  • シュメッターリング(カタナPA)→ステップキャンセル
  • シフト版ナハトアングリフ長押し(ライフルPA)
  • 零式サ・フォイエ(テクニック)
  • イル・ゾンデ(テクニック)

エトワール

  • アブソリュートクエーサー(DセイバーPA)→ステップキャンセル
  • ステップスライド(Dセイバー装備時ステップ2回押し)
  • ラディアントスティング(DブレードPA)→ステップキャンセル
  • プリズムサーキュラー長押し(ウォンドPA)

ラスター

  • フレシェット(ムーブ)→ステップキャンセル
  • ステップスライド(ステップ2回押し) [要スキル習得]

後継クラス比較表 (私見)

HrPhEtLu
単体火力
範囲火力
随意瞬間火力
カウンター火力
遠隔攻撃
座標攻撃
無敵・ガードポイント
近接カウンター
遠隔カウンター
タイム型強化
支援適性
ジェルン付与
ヘイトコントロール
ウィル (致命傷回避)
生存力・耐久力
敏捷性・レスポンス
柔軟性・器用さ
ソロ適性・対応力
習得難度
初期費用
サブクラス適性-

初期装備の取り方・作り方

ジグ

他の項目でも述べましたが、基本的に装備更新に使った素材やメセタは戻ってこないので、装備の更新頻度が多いほどリソースを多く浪費してしまいます。可能な限り装備の更新回数を抑えるのが得策です。

まずは容易に入手できる装備品で最低限の戦力を確保し、その上で無理なくリソースを貯めていきましょう。そして、一足飛びに世代最強の装備品に更新するのをお勧めします。

初めに手にする武器

経験値チケットとボーナスキーで低レベル帯をスキップしてLv.50~60くらいに到達しているとした場合、まず★14ディムシリーズの武器を入手することをお勧めします。装備条件が緩いにもかかわらず十分な性能を持ち、S1・S2・S3のSOP枠も完備した優れた武器です。

★14ディム武器は、現在のエンドコンテンツの1つ「ディバイドクエスト」で大量に出土するため、マイショップ市場に安価で流通しています。こだわりがなければ、マイショップで購入しましょう。

まだ、そこまでレベルが上っておらず、もう少し装備条件がゆるい武器が欲しい場合は、★12ノクスシリーズがオススメです。ノクスシリーズはかつて(大昔)最前線用の武器だったので、他の★12武器より性能的に優れています。こちらもマイショップで安価で購入できることが多いです。

レベルがLv.85程度まで上がってきたら、★15ノヴェル武器に持ち替えるとよいでしょう。ノヴェル武器は、ショップエリア南東にあるナノンの「バッヂ&メモリ交換ショップ」でウェポンズバッヂとの交換で入手できます。ウェポンズバッヂは、季節緊急クエストや一部のおすすめクエストなどでドロップします。

まとめると下記のように装備を取っていくとよいでしょう。

  1. 適当な武器を使っておく
  2. ★12ノクス武器を買って使用する
  3. ★14ディム武器を買って使用する
  4. 季節緊急クエストなどに参加してウェポンズバッヂを貯める
  5. ★15ノヴェル武器を交換ショップで入手する

初めに手にするユニット

経験値チケットとボーナスキーで低レベル帯をスキップしてLv.50~60くらいに到達しているとした場合、★11ソリッドバリアを入手することをお勧めします。

ソリッドバリアは、エンドコンテンツの1つ「ディバイドクエスト」で大量に出土するため、マイショップ市場に安価で流通しています。こだわりがなければ、マイショップで購入しましょう。

なお、ソリッドバリアは「サブ」というカテゴリに属するユニットなので、リア・アーム・レッグのいずれの部位にも装備することが可能です。この段階で火力を気にしても仕方がないので、特にHPや防御が伸びる特殊能力が付いたソリッドバリアをなるべく安く手に入れて全身に装備するとよいでしょう。

Lv.75に達すると称号「新たなる境地へ」の報酬として「ステラウォール」が配布されます。称号カウンターでステラウォール一式を受け取り、こちらに乗り換えましょう。ステラウォールも「サブ」というカテゴリに属するユニットなので、リア・アーム・レッグのいずれの部位にも装備することが可能です。

レベルがLv.85程度まで上がってきたら、★13ノヴェルユニットに乗り換えるとよいでしょう。ノヴェルユニットは、ショップエリア南東にあるナノンの「バッヂ&メモリ交換ショップ」でウェポンズバッヂとの交換で入手できます。ウェポンズバッヂは、季節緊急クエストや一部のおすすめクエストなどでドロップします。

まとめると下記のように装備を取っていくとよいでしょう。

  1. 適当なユニットを使っておく
  2. ★11ソリッドバリアを買って使用する
  3. Lv.75称号報酬の★12ステラウォールに切り替える
  4. 季節緊急クエストなどに参加してウェポンズバッヂを貯める
  5. ★13ノヴェルユニットを交換ショップで入手する

マグの育成・アクションの選び方

マグの育成

マグの役割

コフィーのオーダー「マグライセンス授与申請試練」をクリアすると、マグという人工生命体(?)が1つ与えられます。マグは、エネルギーを与えることで戦闘中にプレイヤーをサポートする「仲間」のようなものですが、実際にはその役割はオマケで、プレイヤーの能力値を上昇させることが主要な役割になっています。

マグによって上昇できる能力値は最大で200という僅かなものですが、上位装備品の装備条件を満たすために必要不可欠な要素です。マグによる能力値の上昇がないと一部の上位装備品を身につけることができなくなるので、必ず1つの能力に特化させて育成しましょう

どの能力に特化するかはプレイするクラスによります。後継クラスの場合なら、Phは技量特化マグ、その他の後継クラスは打撃特化・射撃特化・法撃特化のいずれかを選択。1人のキャラでPhと他の後継クラスをプレイしたい場合は、必然的にマグが2つ必要になります (AC300でマグ1体追加可能)。

特化マグの作り方

特化マグとは、1つの能力値が200で、他の能力値が0のマグのことを指します。マグは不要アイテムを適当に与えることでも育成できますが、この方法では複数の能力が上昇してしまうため、育成中に誤ったアイテムを与えると特化マグの作成に失敗してしまいます。

また、誤って上昇させてしまったマグの能力を下げるためには、交換レートが高いアイテムを使ったり、有料アイテムを購入したりする必要があるので、マグに適当なアイテムを与えるのは避けましょう

間違って育成してしまった場合は、ACショップで販売されているマグ獲得チケットを300AC(300円)で購入して、新規マグを追加するするという選択肢がベターです。能力値をリセットできるマグリセットデバイスも500AC(500円)で販売されていますが、こちらは200円も割高になっています。

リソースをどうしても節約したい場合は別ですが、間違えずに素早く特化マグを作成したい場合は、フォトンスフィアとの交換で入手できる「フードデバイス/○○ミニ」を使用することをお勧めします。デバイスの使用は、メニューから「マグ」を選択して「デバイスを使う」の項目を選んで実行します。

フードデバイス/○○ミニは、ショップエリア2階西にあるティフリスの「フォトンドロップ交換ショップ」で、フォトンスフィアとの交換で入手できます。フォトンスフィアは、クエストでのドロップのほか、★10武器をリサイクルすることで入手することが可能です。

また、フォトンスフィアはマイショップでの購入も可能なので、資金に余裕があれば他のプレイヤーから購入するとよいでしょう。序盤にマグ育成用デバイスの素材を購入するのは経済的に苦しいとは思いますが、ウィークリーミッションなどを活用して何とか頑張って特化マグを作ってください。

オートアクション

どのアクションを選ぶか

オートアクションとは、一定条件を満たした時にマグが発動する自動アクションのことです。何種類かのアクションが存在しますが、最近は専ら火力の足しとして使用されます

具体的には、下記のアクションが火力の足しとして好まれます。

  • 法撃/メギド
  • SP打撃/乱舞

法撃/メギドの威力はプレイヤーの法撃力を参照するので、法撃クラス使用時に真価を発揮しますが、打撃クラスや射撃クラスも法撃/メギドでよいと思います (他に良いものがない)。

遠距離攻撃クラスの場合は「SP打撃/乱舞」の代わりに「速射」、テク職の場合は「収束」が理想とされているようですが、いずれも大した効果ではないので、面倒くさい場合はメギドと乱舞で良いと思います。

オートアクションの習得

オートアクションはマグの成長に合わせて自動的に習得されますが、プレイヤーが希望するアクションを任意に選択できるわけではないので、デバイスで上書きして習得させます

前項で挙げた「法撃/メギド」「SP打撃/乱舞」は、ショップエリア2階西側にある「エクスキューブ交換ショップ (ニッサの店)」で入手可能。レートはメギドがキューブ2個、乱舞がキューブ50個です。

オートアクションの火力

マグのオートアクションに「どれくらいの火力があるのか?」と問われると返答に窮しますが、体感的には、ディバイドクエスト35層のシバ戦で、Ph使用時に10秒程度の短縮には繋がっているような気がします。

所詮はその程度なので「あってもなくてもよい火力」ですが、「たかが10秒、されど10秒」。タイムアタック勢の人や、制限時間ギリギリの戦いを強いられている人には「大きな10秒」となるかもしれません。

リングの準備と充電

なお、マグのオートアクションで火力を出すためには、「L/マグエキサイト」リングがほぼ必須です。フランカのカフェにあるスキルリングショップで用意しましょう。リングの素材は海底探索でギャザリング(採取)すると手に入ります。

当然のことながら、充電されていないマグはオートアクションを実行しないので、戦闘前に何か適当なアイテムを食わせて充電しなければいけません。

トリガーアクション

トリガーアクションとは、一定条件を満たした時にマグが発動する自動支援アクションのことです。

ガチ勢の人は、アクション枠を拡張して、厳選したトリガーアクションをしっかり入れているようですが、個人的な意見では、普通にプレイする分には、トリガーアクションは何でもいいと思います。枠の拡張も不要

トリガーアクション用のデバイスは、ショップエリア2階西側にある「フォトンドロップ交換ショップ (ティフリスの店)」で入手可能なので、そこにあるアクションで気に入ったものを入れておきましょう。

選ぶのが面倒だという人には、下記の2つをお勧めします。

  • HP回復B
  • PP回復B

フォトンブラスト

マグは成長に伴って様々な形態に進化しますが、有用なのは主に下記の2つです。

  • ケートス・プロイ
  • ユリウス・ニフタ

ケートス・プロイは、フォトンブラスト使用時にPPを急速回復できるフィールドを生成します。ユリウス・ニフタは、フォトンブラスト使用時にエネミーを吸い寄せてダメージを与えます。

どちらを選ぶかはプレイスタイル次第ですが、普通にプレイする分にはケートス・プロイが便利だと思います。マルチプレイでもエネミーにラッシュする場面で展開すると重宝されるはずです。

一方、エンドレスクエストをプレイする予定がある人にはユリウス・ニフタをお勧めします。エンドレスクエストでは各ステージのオーダーを達成して制限時間を回復するのですが、そのオーダーの中に「背後からエネミーを倒せ」というものがあり、ユリウス・ニフタで倒すと背後から倒した扱いになるからです。

理想は両方持っておくことですが、どちらか一方しか所有できない場合は、自分のプレイスタイルと相談して決めましょう。

なお、フォトンブラストの上書き用デバイスは、ショップエリア2階西側にある「エクスキューブ交換ショップ (ニッサの店)」で入手可能。レートはキューブ8個です。

【まとめ】マグの作り方

  • 必ず1つの能力に特化させる(1つの能力値が200)
  • 安全な育成にはフードデバイス/○○ミニが便利
  • フードデバイス/○○ミニはフォトンドロップ交換ショップで入手可能
  • オートアクションは「法撃/メギド」と「SP打撃/乱舞」を推奨
  • オートアクション習得用デバイスは「エクスキューブ交換ショップ」で入手可能
  • トリガーアクションは好みのものでOK
  • トリガーアクション習得用デバイスは「フォトンドロップ交換ショップ」で入手可能
  • フォトンブラストはケートス・プロイかユリウス・ニフタを推奨
  • フォトンブラスト上書き用デバイスは「エクスキューブ交換ショップ」で入手可能
  • 「L/マグエキサイト」リングを必ず用意しよう
  • オートアクションを実行させるためにはマグを充電する必要がある

マグの完成例

例としては、下の画像にようになっていればよいと思います。トリガーアクションは好みのものに置き換えてください。

マグ育成例

電池 (PP回復道具) を作ろう

ゲノン電池

電池とは

電池とは、特定の武器の潜在能力を活用 (悪用?) してPPを急速回復できるようにしたアイテムのことです。公式に「電池」という名称が使われることはありませんが、プレイヤーの間では電池と呼ばれています。

用途

クエスト中にPPが枯渇した時に、電池武器に持ち替えてPPの急速回復を行います。主に、ボスが形態変化する時の演出などで攻撃不能になる時に使われることが多いです。もちろん、エンドレスクエストやディバイドクエストをプレイ中にPPが枯渇した時にも便利です。

ゲノン電池 (推奨)

最も愛用されている電池です。★14ゲノンシリーズ武器は、潜在能力を解放するとPA・テクニック使用時に自身にダメージを受けます。この仕様を逆手に取り、ダメージを受けた際にPPが回復するSOP「災転輝与」を付与して、好きなタイミングでPP回復を行える電池にしてしまうわけです。

具体的には、まずゲノン武器を+30以上まで強化して潜在能力Lv.3まで解放します。次にS2とS3にSOP「災転輝与」を付与すれば完成。

戦闘中にPPを回復したくなった時、ゲノン武器に持ち替えて適当なPAやテクニックを連続使用すると一気に満タンまで回復できます。使用するPAやテクニックは何でも構いませんが、連発しやすい零式ナ・バータや、回復を同時に行えるレスタがよく使われます。

ゲノンシリーズの武器は、クエストでのドロップの他、ジグの交換ショップでも賢者の紋章250個と交換で手に入ります。まだ電池を作っていない場合は、賢者の紋章を他のアイテムとの交換に使用せず、電池用のゲノン武器との交換に使用するのをお勧めします。

ゲノン電池の難点

性能的には申し分ないゲノン電池ですが、1つだけ難点があります。それは、ゲノンシリーズがすべての武器種に展開されていないことです。そのため、特定のクラスではゲノン電池を使用することができません。その場合は、後述する他の電池を使用することになります。

具体的には、現在のPSO2では、サモナー、エトワール、ラスターがゲノン電池を使用することができない状況です。今後のアップデートで使用可能になるかもしれませんが、その見込みは薄いと思われます。

ミラージュ電池

★14ミラージュシリーズの武器は、潜在能力を解放すると、武器を収めている状態でのPP自然回復量が大幅に上昇します。

自分のクラスが装備できるミラージュ武器(要強化・要潜在解放)をパレットに入れておいて、PPを回復したくなった時に持ち替えればPPを急速回復することができます。こちらは、ゲノン電池のようにSOPの効果を利用しているわけではないので、装備して納刀状態にしているだけで回復します。

回復スピードはゲノン電池に劣りますが、どのクラスでも使用できるのが便利です。任意ですが、S3枠に「輝勢の恵2」を入れて回復力をもう少し増強することも可能。

気輝応変電池

仕組みは前項で紹介したのミラージュ電池と同じですが、こちらはSOP「気輝応変」を使用します。武器を収めている状態でのPP自然回復量が大幅に上昇するSOP「気輝応変」を任意の武器に付与して電池として利用します。通常は、S1とS2の両方に「気輝応変」を入れて使用。

ミラージュ電池と同じく、気輝応変電池をパレットに入れておいて、PPを回復したくなった時に持ち替えて急速回復します。ゲノン電池のように「災転輝与」の効果を利用しているわけではないので、装備して納刀状態にしているだけで回復します。

ミラージュ電池と同様、回復スピードはゲノン電池に劣りますが、どのクラスでも使用できるので便利です。任意ですが、S3枠に「輝勢の恵2」を入れて回復力をもう少し増強することも可能。

気輝応変電池として使用する武器は、S1とS2スロットが空いている武器なら何でも構いませんが、ガンスラッシュにしておくと全クラスで使用できるので便利ですね。

また、全クラスで装備できるタリス「イクルシオクルテ」もオススメです。こちらは、武器固有技にシフタが設定されており、シフタ使用時にデバンドが同時発動する潜在能力も有しているので、PP回復のついでにシフデバ付与ができるスグレモノ。クエストでのドロップの他、スペシャルコレクトファイルでも入手可能。

他には、1度だけ戦闘不能を回避できる潜在能力を持つアトラ (イクス) 武器に「気輝応変」を入れて、電池兼お守りにするのもよいアイデアだと思います。

定番リングを用意しよう

リングショップ

全クラス共通

説明
L/ジャンピングドッジ瞬間的に高度をとって敵の攻撃を回避する。高度調節にも便利。
L/マグエキサイトマグのオートアクションを活用するなら必須。このリングなしでは役に立たない。
L/アトマイザーラバーズアトマイザー系アイテムを素早く無敵で使用可能になる。ボスの危険な大技もアトマイザー使用ですり抜け可能。
L/ステルスアタック火力が高いプレイヤー向けのヘイト回避リング。マルチプレイで一方的に攻撃したい時に便利。
L/クイックブラスターA.I.S.のブラスターが素早く撃てる。エンドレスのマガツ戦で便利。
R/Cストライククリティカル率+20%とクリティカルダメージ3%上昇する現在最強のRリング。

各クラスの有用リング

説明
L/JGカウンターHu用のカウンター系リングがまとまったもの。ただし、カウンター中に硬直するので、無被弾が重要な局面では外したほうがよい場合も。
L/チェイスWサポートFi用のチェイス系リングがまとまったもの。
L/タイムエンロールGu用の重要リングがまとまったもの。
L/ディフェンステックTe・Foの重要リングがまとまったもの。ショートミラージュ効果がSuにも重要。
L/ブレイブパワーBr用の重要リングがまとまったもの。
L/キックエンスナッチBo用の重要リングがまとまったもの。
L/TマシンガンSアップGuに必須のTマシンガン強化リング。
L/AウォンドEチェンジTeに必須のウォンド属性変化リング。補助系テクで属性変化が発生しない改良版。
L/Phロックオンボムマーカー起爆がロック箇所に発生する。Phには必須級。
L/イージーフルコネクトEt用の便利リング。フルコネクトをいきなり出せるようになるが、有用かどうかは評価が分かれる。

Ph用定番テクニックカスタマイズ

ヘルガちゃん

威力型が基本

ファントムは、固有パッシブスキル「テックショートチャージ」の恩恵で、テクターやフォースより素早くテクニックを発射することができるので、基本的に威力が上昇するカスタムが採用されることが多いです。

また、建前上は「テクニックカスタマイズは任意」ということになっていますが、武器の強化と同じく、ファントムで火力を出したい場合はテクニックカスタマイズするのが必須に近いので、極一部の例外を除いてカスタムしておきましょう。

なお、テクニックカスタマイズはマイルームの端末で実行しますが、初心者や新規の人が今からカスタマイズを自力で全てアンロックするのは現実的ではないので、既に完成したディスクをマイショップで買い求めるほうがよいでしょう。カスタマイズを頼めるフレンドがいる場合は、お願いするのもアリです。

カスタマイズディスクは手頃な値段で買えるディスカウント品で大丈夫です。最高の逸品でなくても、未カスタムとカスタム済では雲泥の差があるので、購入できる範囲内で、それなりに良いものを確保できればとりあえずはOK。余裕ができたらより良いもので上書きするとよいでしょう。

習得推奨テク・推奨カスタム

ラ・フォイエ「広域」カスタム推奨。威力は期待できないが、座標攻撃でバーン付与を狙える。
サ・フォイエ「零式」カスタム推奨。主に移動や高度調整に使用する突進テクニック。
シフタ「数多」カスタム推奨。シフタの発動間隔を短縮し発動回数を1回増やす。素早いシフタ付与が可能に。
ラ・バータ「数多」カスタム推奨。ヒット数増加により総ダメージが増加。マーカー蓄積にも優れる。単体・範囲いずれにも効果的。
イル・バータ「氷牙」カスタム推奨。氷弱点の単体エネミーに連続使用して大ダメージを与えられる。
デバンド「数多」カスタム推奨。デバンドの発動間隔を短縮し発動回数を1回増やす。素早いデバンド付与が可能に。
ゾンデ「零式」カスタム推奨。威力は高いが、動き回るエネミーに当てにくい。チャージ中に移動できないのも不便。
ギ・ゾンデ「雷迅」カスタム推奨。威力十分で単体・範囲問わずに強力。主力の雷テク。
イル・ゾンデ「雷迅」カスタム推奨。移動・攻撃の両面で便利な突進テクニック。
ゾンディール「深刻」カスタム推奨。散らばった雑魚エネミー(小型・中型ボス含む)を集めるのに使う。
ラ・ザン「数多」カスタム推奨。ヒット数増加により総ダメージが増加。威力は低いが座標攻撃でミラージュ付与を狙える。
ザンバース「集中」カスタム推奨。展開中、範囲内からの攻撃に追撃が発生。マルチでは全員でのラッシュ時に、ソロでは大技使用前に置くとよい。
グランツ「閃光」カスタム推奨。必中の座標攻撃で中程度のダメージを与える。動き回る相手に便利。
ギ・グランツ「零式」カスタム推奨。雑魚の群れを一掃するのに便利。
イル・グランツ「閃光」カスタム推奨。現状で単体相手に最高威力を誇るテクニック。パニック付与率も高い。基礎火力が高いお陰で光属性弱点以外のエネミーにも高い火力を出せる。
レスタ「閃光」カスタム推奨。回復力が大きく増強される。Phはチャージ中に無敵になれるので、チャージレスタ回復と相性抜群。
アンティカスタムは任意。非カスタムでも特に問題はない。
メギド「深闇」カスタム推奨。闇属性が弱点の集団に便利。ポイズン付与率もダメージもそこそこ。
ギ・メギド「深闇」カスタム推奨。闇属性が弱点の単体エネミーに強い高威力テクだが、動き回る相手には全く当たらない。ポイズン付与率が高い。
ラ・メギド「零式」カスタム推奨。闇球をエネミーにこすりつけて追加ダメージどマーカー蓄積を狙える。
サ・メギド「深闇」カスタム推奨。闇属性が弱点の動き回る単体エネミーに便利だが、追尾性能はイマイチ。
メギバース「集中」カスタム推奨。展開中、範囲内からの攻撃でHPを回復できる。

最強装備の素材を入手

素材を手にするアスナ

全身ノヴェルに身を包んだら

全身ノヴェルシリーズで固めたら、最強武器の素材を集めに行きましょう。ノヴェル武器の性能は、現在の基準で考えると少し頼りないのですが、最低限の攻撃力は有しているので問題ありません。一方で、ノヴェルユニットは、防御力・耐久力に限れば、現在でもトップクラスの性能を誇る優れたユニットです。

具体的な情報は後述しますが、世代最強装備の素材は主に特定の緊急クエストやディバイドクエストで手に入ります。とりあえず、ノヴェル一式で辛抱しながら必要な素材を集めましょう。「どうしても」という場合は、イクス・シオン・リバレイトを作っても構いませんが、経済的に苦しくなってしまうと思われます。

現状での最強装備品

武器

現在のPSO2における最強武器は「クラース」シリーズです。クラース武器は、アジェル武器を素材にしてアップグレードで入手するため、まずアジェル武器を手に入れるのを目標とするとよいでしょう。

アジェル武器は、緊急クエスト「虚無より睨む原初の闇(XH以上)」やアルティメットクエスト「最終決戦:時空の狭間」でドロップしますが、ドロップ率は低く、欲しい武器種が手に入るとも限らないので、ジグの交換ショップで手に入れるのが近道です。

なお、アジェル武器は、クラース武器の素材武器という立場でありながら実質上第3位の性能を持っています。単なる素材ではなく、十分な性能を備えた実用的な武器なので、クラース武器にアップグレードせずに使用しても十分な火力を発揮します。

理想はもちろんクラース武器へアップグレードすることですが、クラース武器の必須素材である神眼石グライアイは入手できる個数が限られているので、メインで使用するクラスの武器をクラース武器にアップグレードし、サブで使用するクラスはアジェル武器のまま使用するとよいでしょう。

ユニット

現在のPSO2における最強ユニットは「クラース」シリーズです。

こちらもアジェル武器と同じく緊急クエスト「虚無より睨む原初の闇(XH以上)」でドロップしますが、3部位とも揃うとは限らないので、やはりジグの交換ショップで手に入れるのが近道です。

アジェル武器の素材

入手方法
原闇石デイモス×20緊急「虚無より睨む原初の闇」やULT「最終決戦:時空の狭間」でドロップ。
エメラード×50★14武器分解で入手可能。ディバイドクエストで分解用武器を集めやすい。マイショップでの購入も可能。
プラム素材×100★14武器分解で入手可能。ディバイドクエストで分解用武器を集めやすい。マイショップでの購入も可能。
EXキューブ×200★10~14武器リサイクルで入手可能。ソロ徒花XHやディバイドクエストでリサイクル用武器を集めやすい。
閃機片エメル×200ディバイドクエスト15層以上で入手可能。同クエストの週間報酬でも貰える。メダル交換ショップでディバイドメダル10個との交換も可能。
ULTブースター×30フォトンブースター90個と交換で入手可能。ディバイドクエストの週間報酬でも貰える。

クラース武器の素材

入手方法
アジェル武器前項の一覧表を参照。
原闇石デイモス×150緊急「虚無より睨む原初の闇」やULT「最終決戦:時空の狭間」でドロップ。
神眼石グライアイ緊急「原初の闇」50クリア称号報酬、「時空の狭間」50層クリア報酬、ミッションパス・シーズン4(Tier28)、2020年12月キャンペーン。
閃機晶グラーニア×4メダル交換ショップでディバイドメダル350個・閃機片エメル200個と交換、ゴールドプライズメダル500個と交換。ディバイドクエスト上層で超低確率ドロップ。ミッションパス(Tier18)。
ディアルド×50★15武器分解で入手可能。マイショップでの購入も可能。
職キューブ×300一部の緊急クエスト、ULT「異世界の残滓」、ULT「時空の狭間」でドロップ。Lvカンストクラスのレベルアップボーナスとして入手可能。シロナのトレジャーショップで(ボッタクリ価格で)購入可能。

クラースユニット

入手方法
原闇石デイモス50緊急「虚無より睨む原初の闇」やULT「最終決戦:時空の狭間」でドロップ。
モジュール/シバディバイドクエスト35層に出現するシバがドロップ。緊急「終の慟哭」に出現するシバがドロップ。マイショップでの購入も可能。(必要数は部位によって異なる)
モジュール/ミトラディバイドクエスト20層~30層に出現するミトラがドロップ。同クエストの週間報酬。マイショップでの購入も可能。(必要数は部位によって異なる)
モジュール/ヴァルナディバイドクエスト15層~30層に出現するヴァルナがドロップ。同クエストの週間報酬。マイショップでの購入も可能。(必要数は部位によって異なる)
モジュール/エクゼクル×50ディバイドクエストに出現するエクゼクルがドロップ。同クエストの週間報酬。マイショップでの購入も可能。

効率が良い素材の集め方

原闇石デイモスを入手するには、緊急クエスト「虚無より睨む原初の闇」やULTクエスト「最終決戦:時空の狭間」に行くしかありません。時間に縛られるのが嫌な場合は、ソロで好きな時にプレイできる「最終決戦:時空の狭間」がオススメです。ただし、1日2回しか討伐できないという回数制限に注意。

閃機晶グラーニアは入手個数が限られている貴重な素材です。いくつかの入手方法が用意されていますが、いずれもその期間に取り逃した分を後から交換してもらうことはできないので、毎シーズン全部入手するのが理想です。ちなみに、ディバイド高層でのドロップは都市伝説レベルの確率なので期待しないほうが無難です。

その他の材料のほとんどは、ディバイドクエストやその週間ポイント報酬で手に入ります。低層や中層でも構わないので、自分が楽に回せるステップを回しましょう。マイショップで買える素材は買ったほうが早い場合もあるので、定期的に値段をチェックしてみて、安ければ買うことをお勧めします。

モジュールについては、ドロップだけで数を集めるのは非現実的なので、ディバイドクエストの週間ポイント報酬で集めつつ、足りない分はマイショップでの購入で補うことも検討してみましょう。

まとめると、緊急クエスト「虚無より睨む原初の闇」やULTクエスト「最終決戦:時空の狭間」に通って原闇石デイモスを確保する傍ら、なるべく多キャラでディバイドクエストを回すことが近道になります。マイショップで安く買える時はメセタを惜しまずに買うほうが時間の節約になります。

楽な場所で稼ぎましょう

個人的な話をすると、ディバイドクエスト実装当初は強い装備を持っていなかったので、6~15層付近を回して素材を集めをしていました。その頃は、★15アトラ・イクスと★12シオンユニット(時代遅れの品)を使っていたと記憶しています。それでも必要なものは十分集められるので、問題はなかったですね。

それからスティル武器を経て、現在は全身クラースに身を包んで31~35層をプレイしています。装備が全てではありませんが、ディバイドクエストのボスは吉岡さん特製のHP特盛のヤツが多いので、火力が出る装備を所有すると攻略が一気に楽になります。それまでは大変かもしれませんが、何とか乗り切ってください。

SOP・OPの選び方と考え方

SOP・OPの選び方と考え方

SOP・OPより装備品の格を優先

S級特殊能力(通称「SOP」)や従来の特殊能力(通称「OP」)は装備品の性能を極限まで引き出してくれる頼もしい味方ですが、強力な装備品に付与しなければ、効果を実感するには至りません。SOP・OPの入手よりも、まず、本体となる装備品を獲得することを優先するのをお勧めします。

例えば、3番手・4番手の装備品に最高のSOPとOPを付与したものと、最強の装備品に廉価なSOPとOPを付与したものとを比較した場合、良くて同等、大抵は後者のほうが優っているということのほうが多いのです。それだけ武器本体の攻撃力パラメータと潜在能力の効果は絶大です。

装備品本体が揃わないうちは、SOP・OPをとりあえず後回しにしても大丈夫です。強い武器本体やユニット本体を手に入れてから用意しても遅くはありません。

OPよりSOPを優先

基本的に、キャラクターの能力値を少しだけ上昇させる既存の特殊能力(通称「OP」)と比べて、個性的な効果を持つS級特殊能力 (通称「SOP」) のほうが遥かに強力で、効果の程を実感できることが多いです。また、単純に火力を強化する場合でもSOPのほうが大きな効果を発揮します。

例えば、基本的な火力SOPの一つ「剛撃の志」は火力を僅か2%上昇させる効果しかありませんが、その僅か2%という値も、攻撃力の数値に換算すると100~120程度の大きな数値と同等なのです。これは、現在の最強OPであるガーディアン・ソールの攻撃力値(70)よりも遥かに大きな値です。

つまり、火力上昇効果という部分にだけ注目すれば、超高級OPのガーディアン・ソールより廉価SOPの剛撃の志のほうが優れているのです。それだけ、SOPによる乗算の効果は高いと言えます。 (※現在の最終攻撃力は5000程度に達するので、70を足すより1.02をかけるほうが大きい=加算より乗算のほうが効果的)

個性的な効果を得る場合でも、単純に火力を増強する場合でも、従来のOPよりSOPのほうを優先しましょう。基本的な考え方として、先にS枠すべてにSOPを入れてから、余った枠に従来のOPを入れると考えれば間違いありません。(※ただし、特殊な用途のために従来OPを優先する場合はその限りではありません)

フレイズ系はSOP相当

従来OPの1つであるフレイズ系特殊能力は後発のSOPと類似した性質を持っています。本質的にはSOPと同等の効果を持っているため、SOPと同等に扱われることが多いです。特に、ジェルンが付与されたエネミーへの火力が5%上昇する「フレイズ・ディケイ」が有用です。

重要度のまとめ

  • 装備本体 > SOP・フレイズ系OP > 従来OP

SOPを選ぶ際の考え方

自分でSOP構成を考えるのが面倒な場合は、他のプレイヤーが考案した構成をそのまま自分の装備に流用すればOKですが、自分で考えてみたい場合は、実際のプレイ中に不便を感じた部分を解消したり、自分の苦手な部分を補ったりできるSOPやOPを選択するとよいと思います。

特にPSO2のコミュニティ界隈でよく推奨されているのは、何故かTA(タイムアタック)向きの極端な火力特化構成が多いので、自分のプレイスタイルと合わないこともあると思います。そういう場合は、TA向きのテンプレ構成を捨てて、自分が快適にプレイできる構成に切り替えてみるとよいでしょう。

例えば、PPが枯渇しやすいなら滅域系・縮減系のSOPや時流の恵を入れてみたり、強引な戦闘をしたいなら災転輝与と奪命の撃をセットで使用したりすることで、テンプレ構成より好結果が出るかもしれません。

個人的には、ずっとカウンターばかりしているようなボスエネミーを討伐するクエストには火力特化のテンプレ構成を採用することが多いですが、雑魚エネミーとの戦闘がだらだらと続くようなクエストにはPP効率構成やゴリ押し構成を採用することが多いですね。

初期武器のSOP・OP

推奨SOP・OP

まずは最強構成をチェックする

例えば、現在の最強SOP構成と言えば、「S1:錬成の志2」を軸にした妙撃構成と「S1:花ノ赤閃」を軸にした六色構成が挙げらます。また、変則的な構成としては、PP管理から解放される「時流の恵」を3つセットする構成も人気がありますね。

妙撃構成

  1. 錬成の志2 or 光子の秤2
  2. 妙撃の志2
  3. 妙撃の志2
  4. (目的によって異なる)
  5. 妙の巧志 or 活器応変 or 錬成萌花

六色構成

  1. 花ノ赤閃
  2. 六色の志
  3. 花海雪の歌2
  4. (目的によって異なる)
  5. 妙の巧志 or 活器応変 or 錬成萌花

時恵構成

  1. 時流の恵
  2. 時流の恵
  3. 時流の恵
  4. (目的によって異なる)
  5. 妙の巧志 or 活器応変 or 錬成萌花

ロビーを歩いている上級者らしきプレイヤーの装備を見ても、だいたいこのいずれかであることが多いようです。

妙撃構成は固有スキルでクリティカル率を高く保てるPh、Et、Luなどと相性がよく、六色構成は固有スキルでクリティカル率を高く保つのが難しいクラスに向いています。ただ、六色構成は武器の持ち替えが発生すると効果がリセットされてしまうので、持ち替えが多くなるクラスには最適とは言えません。

S4枠はプレイヤーによって異なり、累加追撃(火力優先)、輝器応変(PP効率重視)、静心の志(通常攻撃ダメ重視)、奪命の撃(生存力重視)が好まれます。ただし、S5に妙の巧志を入れている時は、過剰回復になってしまうことが多いので、奪命の撃が外されることが多いですね。

可能なら上記の最強構成を組めるのが理想ですが、初心者や復帰の人がいきなり自力でドロップを狙ったり、マイショップで買うのは難しいと思います。

まずは、安価に組める妥協バージョンで我慢しておいて、メセタが貯まり次第、上位のものに乗り換えていくのが現実的だと思います

安価な妥協バージョンを作る

以下に、私もよく使っている低コストな構成を例示します。

妙撃構成(妥協バージョン)

  1. 妙撃の志
  2. 妙撃の志
  3. 妙撃の志
  4. (目的によって異なる)
  5. 妙の巧志

剛撃構成

  1. 剛撃の志2
  2. 剛撃の志
  3. 剛撃の志
  4. (目的によって異なる)
  5. 妙の巧志

PP効率構成

  1. 光子縮減2
  2. 災転輝与
  3. 輝勢の恵2
  4. (目的によって異なる)
  5. 妙の巧志

格安オススメSOP構成(オールラウンド型)

  1. 剛撃の志2
  2. 災転輝与
  3. 輝勢の恵2
  4. 奪命の撃
  5. 妙の巧志

SOP入手方法

前項で紹介したSOPのほとんどは、マイショップで付与カプセルや現物武器が出回っています。それ以外のものについては下表を参照。

入手方法
S2:災転輝与★14シノノメ武器の特殊能力因子で付与可能
S4:奪命の撃★15銃剣アジェルティア、★15銃剣アトラアルズ・イクス、★14銃剣アトラアルズの特殊能力因子で付与可能
S5:妙の巧志★15銃剣リバレイトスラッシュの特殊能力因子で付与可能

従来OPはフレイズ系から

とりあえず、ソロをメインでやる人以外は、フレイズディケイで1枠埋めましょう。フレイズディケイは、★13バジリス武器の特殊能力因子で付与できます。武器本体は至るところで入手できますが、マイショップに流通している安価なものを買い求めればよいでしょう。

ソロをメインでやる人でも、自力でジェルンを付与できるPh、Lu、Huをプレイする人はフレイズディケイが最適です。Raもジェルンショットでジェルンを入れられますが、このスキルを取らない人は対象外です。

フレイズディケイ以外はとりあえず何でもよいと思います。慣れてきたら強力なOPに張り替えるとよいでしょう。

ちなみに、Ph、Lu、Hu以外でソロをメインでやる人は、フレイズウィークのほうが良い場合があります。フレイズウィークは、★13フォルニス武器の特殊能力因子で付与できます。武器本体は、マイショップに流通している安価なものを買い求めればよいでしょう。

フレイズ系以外の推奨OP

最強にこだわるならガーディアン・ソールやマナ・レヴリー、ディバイン・オーダーやイクシード・エネジーなどが候補ですが、こちらも初心者や復帰の人がいきなり所有するのは難しいと思われるので、私もよく使っているコスパOPを以下に紹介します。

説明
アストラル・ソールディバイドクエストで大量に手に入る★13ユニオン武器の特殊能力因子で付与できる。マイショップ市場にも安価に流通。手軽で強い。
センテンス系ミッションパス報酬で付与アイテムが手に入る。マイショップ市場にも安価に流通している。性能はそこそこだが入手が容易。付与アイテムを使わずに現物をレセプターで移してもよい。
グレース系上位互換のグランド系が登場してから安価で流通するようになった。コスパ最強。ただし、供給不足時期は極度に高くなる。
エレガント系グレース系の下位互換。コスト削減したいときはこっち。ただし、流通事情の影響でグレースより高値だったりすることもあるので値段比較は入念に。
ステⅥディバイドクエストで大量に手に入る★14ディム武器の特殊能力因子で付与可能。マイショップ市場にも安価で流通。手軽で強い。
モデュレイター★13シャライラ、★13アリュール、★13クラーデム、★13ディトネションの特殊能力因子で付与可能。ディバイドクエスト上層で出るようになりマイショップ市場に安価で流通。

初期ユニットのSOP・OP

推奨SOP・OP (ユニット)

オススメ初期OP

安価に流通している素材で作れるユニットを紹介します。私もよく使っている5スロットのコスパ最強構成です。

説明
S6:守護の備
S7:ステ上昇
S8:活器上昇
安くて便利。いずれもシルバープライズメダルと交換可能。交換場所はショップエリア2階西側。
イクスアレス・ソールディバイドクエストや緊急クエストで大量にドロップ。マイショップ市場にも安価で流通。
オリジン・グレア緊急「虚無より睨む原初の闇」やULT「最終決戦:時空の狭間」でドロップ。マイショップ市場にも安価で流通。
ドゥームブレイクⅢ季節緊急クエストなどでドロップ。マイショップ市場にも安価で流通。
付与アイテム系グレース系、エレガント系、センテンス系など安価なもの。好みのものを選びましょう。

上記構成の付与作業例

特殊能力成功率+10%の報酬期間の場合、下記の組み合わせで、「能力追加成功率+40%」を使えば100%で完封できます。

OP
本体SOP
素材①イクスアレス・ソール
素材②イクスアレス・ソール、オリジン・グレア
素材③オリジン・グレア
素材④ドゥームブレイクⅢ
素材⑤ドゥームブレイクⅢ
付与材任意の付与アイテム

入手困難なOPがある場合

欲しいOPが入手困難になっている場合は下表の代替OPも参考にしてください。

代替案
オリジン・グレアシバ・グレア、ミトラ・グレア、ヴァルナ・グレアでもOK。性能はだいたい同じ。ただし、打・射・法が均等ではないので、自分のクラスに合うものを選択。
ドゥームブレイクⅢアクスMAX、ペルソナレヴリーでもOK。アクスMAXはPP増加なし、ペルソナレヴリーは防御力低下のデメリットがある。いずれも継承率がドゥームブレイクⅢと異なるので付与作業の組み合わせは変わる。
付与アイテム系とにかく安ければ何でもいい。どんなOPでも付けておけば無いよりはマシ。安くてPPがドバっと増えるグランドスピリタが便利。

次のユニットのSOP・OP

推奨SOP・OP (ユニット)

他の項でも触れましたが、ユニットの更新はメセタや素材などのリソースを大きく消費します。段階を踏んで少しずつ強くしようとすればするほど、どんどんメセタと素材が失くなっていきます。

前項で紹介したコスパユニットを徹底的に使い倒してメセタと素材を貯め込み、一気に最強8スロットユニットに更新するのをお勧めします。

こんなことを言うと「初心者や復帰に対してガデソ8スロットとかバカじゃねえの!?」と思われるかもしれませんが、冗談抜きで私は大真面目です。

正直なところ、ユニットのOPを少しくらい変えたところで効果の程を実感できないことが多いので、どうせ更新するなら、徹底的にやらないと折角使ったメセタと素材が無駄になってしまいます。

私個人も、8スロットの最強ユニットを所有する前は、ステ値100前後の汎用のユニットを使い倒していました (それも★12シオン!)。普通にプレイする分にはそれで十分だったからです。それで1年以上も我慢してメセタと素材を集めて、やっと最近になって最強8スロットに乗り換えました。

少し古い基準で恐縮ですが、ステ値100前後の汎用のユニットとスティル武器の組み合わせでは、ディバイドクエスト25階のエクゼクルを制限時間以内に倒すのがやっとでしたが、8スロットの最強ユニットを所有した今は、ミスしまくっても余裕で1分以上は残ります (シフドリ+ツリーのみで)。

個人的には、どうせ更新するなら一足飛びで最強に乗り換えて、「自転車→バイク」「乗用車→競技用スポーツカー」「農耕馬→競走馬」に乗り換えるような爽快な気分になってもらいたいと思います。

しかし、これはあくまでも個人的な意見、個人的な感覚なので、「ユニットなんぞに数億もかけられるか!」という人にはお勧めできません。

ただ、高級OPを使用しない構成でも、特化ユニットを作ろうとすると、グランド系特殊能力1つで4000~8000万メセタ(現時点)ほどしますから、結構な額のメセタ(億単位)が飛んでいきます。どうせなら奮発して万能的なのを作っておいたほうが、かえって節約になるのではないかというのが正直なところです。

作り方

この手の最強ユニットは、ベースとなる4スロットユニットを作って(買って)、1つスロットが多いユニットに特殊能力パスで移植しながら、付与アイテムで特殊能力を追加していきます。それを8スロットまで繰り返して完成させます。

今回の例の場合は、まず「ガデ+アブ+クラⅤ+リタⅤ」のユニットから適当な5スロットのユニットに移植を行い、その時に「特殊能力(エーテルF)」を使って「エーテル・ファクター」を付与します。

次に「ガデ+アブ+クラⅤ+リタⅤ+エテ」のユニットから適当な6スロットのユニットに移植を行い、その時に「特殊能力(マナレヴリー)」を使って「マナ・レヴリー」を付与します。

最後に、8スロットまで拡張して予めSOPを付けておいた目当てのユニット(この場合はクラース)に、「ガデ+アブ+クラⅤ+リタⅤ+エテ+マナ」のユニットから特殊能力の移植を行い、その時に「特殊能力(マークアンガル)」を使って「マーク・アンガル」を付与して仕上げました。

音声付きの映像で解説されたほうがわかりやすい場合は、Youtubeに上がっている解説動画を参考にするのをお勧めします。

付与する能力は任意

付与する特殊能力は、所有している付与アイテムや予算によって柔軟に変更しましょう。ベースを安いものに変えても問題ありません。

特殊能力(エーテルF)と特殊能力(マナレヴリー)は、いつでもミッションバッヂとの交換で手に入るので、どのプレイヤーにもオススメです。

マーク系とステⅥの付与アイテムは過去のSGスクラッチで配信されたものを持っていない場合は使用できません。代替案としては、グランド系、センテンス系などが候補になるでしょう。

リターナーやクラックを用意できない場合は、似たような効果のドゥームブレイクⅢでもよいと思います。

安く作りたい場合

例えば、安く作りたい場合は、「ガデ+ドゥムⅢ」のベースに下記の特殊能力を順に付与して仕上げるのもよいと思います。

  • エーテル・ファクター
  • マナ・レヴリー
  • グランド系
  • センテンス系
  • ステⅥ

かなり強力な1ステ特化のユニットができますね。この方式では、移植パスが150枚必要になります。

注意点

注意点は、最終的に特殊能力を移す予定のユニットを8スロットまで拡張しておくことです。その際にSOPも忘れずに付けておきましょう。

そのSOP付きの8スロットに対して、6スロットのユニットから移植を実行し、その時に最後の特殊能力付与アイテムを使用します。すると、SOP1つと従来OP7つのユニットに仕上がります。

立ち回りの基礎

立ち回りの基礎

クエスト攻略でつまずいた時に、周囲の人にアドバイスを求めると、「上級者の動画を見て同じようにやればいい」というアドバイスが返ってくることが多いと思います。

楽器を練習していて演奏したい楽曲がある場合に、「楽譜を買ってきてその通り弾けばよい」「教則ビデオを見てその通り弾けばよい」というのに似ていますね。

それは決して間違いではありません。大抵のコンテンツには先行者による攻略動画が存在するので、教材が見つからないということはないでしょう。

実際に、そのような方法でトレーニングしても問題なくクリアできると思いますし、自分で考える時間をカットして時間短縮を図るという意味では極めて効果的な選択だと思います。

しかし、時には、このように感じることもないでしょうか。

  • 腕前的に上級者と同じ動きをするのが困難
  • 装備の火力的に動画のような進行が不可能
  • ドリンクとツリーくらいしか外付け火力を使えない
  • 自力で攻略方法を探してみたい
  • お手本がなくてもクリアできる応用力を身に付けたい
  • 自分なりの立ち回りを確立したい
  • 自分の腕前・装備・スタイルに合ったプレイがしたい

個人的には、常々こういう風に感じていて、基本的に攻略動画を見ずにプレイしています。

ガチプレイヤーによる攻略動画が溢れかえっている現在において、こういう攻略法は「間違ったプレイ」なのかもしれません。しかし、そのほうが自分の装備と腕前に合ったプレイを確立できるので、無理なく攻略を進めてくることができたと思っています。

また、縛りプレイと言うほどではありませんが、自分なりの方法でクエストをクリアすると達成感と満足感が大きいので、クリア後の気分も爽快なものです。

次項以降では、自力で立ち回りを組み立てていくヒントを記載していくので、自分の立ち回りを完成させる参考にしていただけるとうれしいです。

もちろん、外部ツールやマクロのようにPSO2利用規約に触れる要素は研究に不要です。普通の考え方を紹介します。

PA・テクニックの性質を把握

まず、自分が使っているクラスのPA・テクニックの性質を把握しましょう。特に下記の要素が重要です。

  • DPS
  • DPP
  • フレーム
  • 挙動
  • 座標攻撃どうか
  • 頑強(SA)付きかどうか
  • 無敵時間があるかどうか

このような情報は、ロックベアを使って自分で測定することもできますが、wikiやファンサイトなどの情報サイトに掲載されていることもありますし、Twitterで計測結果を公開している人もいるので、そのようなソースからデータをチェックしても構いません。

DPSとは

DPSとは 「Damage per Second」の略で、1秒間に与えられるダメージ量を指します。実際には、原義にある「1秒間」の部分はあまり重要ではなく、単純にその技の威力を表すことが多いですね。

DPSは、同じ対象に同じ攻撃を一定時間当て続けて、総ダメージ量を秒数で割ることによって求められます。例えば、測定ロックベアを使う場合は、20秒間同じ攻撃を当て続けて、総ダメージ量を20で割れば、DPSを求めることができます。

こうやって求められるDPSを比較することによって、「このPAはあのPAより強い/弱い」ということが分かるわけです。DPSが高いPA・テクニックは、威力があるPA・テクニックということです。

DPPとは

DPPとは「Damage per PP」の略で、PP当たりのダメージ量を指します。DPPは技の威力を消費PPで割ることによって求められ、DPPが大きいほど、少ないPPで大ダメージを与えられるということです。すなわち、PP効率が良いということですね。

つまり、DPPが良い技は連発してもPPが枯渇しにくく、DPPが悪い技は連発するとPPが枯渇しやすいということになります。DPS(威力)に優れていてもDPP(燃費)が悪い技は、強くても使い所が限られてくるというのが分かります。

フレーム

フレームとは、1秒間を等分割した単位を指します。一般的に、1秒間を60分割した1/60秒を1フレームで考えることが多いようです。一般に、ゲームにおけるフレームとは、技の発生から終了までの時間を指すことが多いです。

「フレームが短い」と言えば技が発生してから終了するまでが短いということを指し、「フレームが長い」と言えば、技が発生してから終了するまでが長いということを指します。

フレームが短い技のほうが、フレームが長い技より、最後までキッチリ当てやすいということが分かります。

挙動

PAには様々な挙動があり、前進・後退といった前後の動きがあるものや、跳躍・下降といった上下の動きがあるものも存在します。逆に、その場から一切動かないものもあります。

主に、前進挙動は接敵や移動によく用いられ、跳躍挙動は高度の調整によく用いられます。また、静止挙動は一箇所への定点攻撃によく用いられます。

座標攻撃

座標攻撃とは挙動の一種で、ロックした場所に直接ダメージが発生する攻撃を指します。遮蔽物や障害物に遮られることなくダメージを与えることが可能な便利な技です。

座標攻撃は、フィールド内を動き回る素早いエネミーや、妙な位置に弱点や破壊部位が付いているエネミーに対して効果的な攻撃手段です。

頑強 (スーパーアーマー)

頑強 (スーパーアーマー) とは、エネミーの攻撃によって、怯んだり吹っ飛んだりしない性質を指します。頑強付きのPAには、エネミーの攻撃によって中断されることがないので、安定してダメージを与えられるというメリットがあります。

頑強 (スーパーアーマー) は、攻撃が激しいボスエネミーや、弾幕が激しい雑魚エネミーの群れに対して効果的です。

無敵時間

無敵時間とは、PAの発生から終了までの間に存在する、エネミーの攻撃に対して「無敵」になる時間を指します。無敵時間が長いPAは、エネミーの攻撃を回避しながら攻撃できるというメリットがあります。

【まとめ】PA・テクニックの性質

  • DPSが高い技は威力が高い
  • DPPが良い技は燃費が良い
  • フレームが短い技は当てやすい
  • 前進挙動は接敵・移動に便利
  • 跳躍挙動は高度調整に便利
  • 静止挙動は定点攻撃に便利
  • 座標攻撃は素早いエネミーに対して効果的
  • 座標攻撃は特殊な位置への攻撃に便利
  • 頑強は安定してダメージを与えやすい
  • 無敵時間を利用すると回避しながら攻撃できる

VS 単体エネミー

挙動が単純/あまり動かない

挙動が単純だったり、あまり動かないエネミーが相手の時は、PP効率が良いコンボをずっと叩き込んだり、電池でPPを回復しながらDPSが高い技を連発すると効率的です。

異なるPAを繋ぐことでPPの消費を抑えたりダメージが上昇する固有パッシブスキルを持っているクラスを使用している場合は、高DPSと高DPPのPAを交互に使うことで、ダメージ増強とPP効率向上を同時に図ることができます。

カウンターが狙いやすいエネミーの場合は、積極的にカウンターを狙っていきましょう。後継クラスはいずれも強力なカウンターを持っており、威力はもちろんのこと、PP効率も向上するので、カウンターできる攻撃はカウンターするのが最も効率的です。

クソ挙動/動き回る/暴れる/わからん殺し

エネミーの攻撃力が低い場合や、奪命効果で回復が追いつく場合は、頑強付きのPAでゴリ押しするのが効果的。その際にSOP「災転輝与」を併用するとゴリ押しが捗ります。

エネミーの攻撃力が高い場合や、奪命効果で回復が追いつかないような場合は、ゴリ押しをするのは危険です。その場合は、遠距離から座標攻撃を当てたり、無敵時間が長いPA・テクニックを活用するのが安全確実です。

VS 複数エネミー

  • 雑魚エネミーの群れ
  • ボスエネミー・雑魚エネミーの混合
  • ボスエネミー複数

複数エネミーという場合、大抵上記のパターンになると思われますが、いずれも範囲攻撃を活用することで安全に処理できることが多いです。

各クラスが所有している範囲攻撃PAでできるだけ多数を巻き込みながら攻撃するとよいでしょう。テクニックが使用できる場合は、零式ギ・グランツ、数多ラ・バータ、雷迅ギ・ゾンデなどが効果的。

ボスエネミー複数を相手にする際に、効果的な範囲攻撃を持っていない場合は、単体PAで1体ずつ各個撃破することになります。その場合は、ロックしていないほうのエネミーの攻撃が危険なので、無敵時間が長いPAや遠距離から座標攻撃を活用するのが効果的です。

後継クラスのPA・テク活用法

アスナのPA・テクニック講座

ヒーロー

説明
[大剣]ヴェイパーオブバレット高火力の定点攻撃が可能。無敵時間が長く回避しながら攻撃できる。[このPA>このPA>通常3]と繋ぐコンボが人気。単純にこれだけ連発しても強い。怖いボスを楽に殺せるズルい技。
[大剣]ライジングスラッシュ頑強付きのゴリ押しPA。威力はそこそこだが、一箇所に留まっての定点攻撃が可能。上方修正で連続攻撃部分の威力が上がり、使い勝手が向上した。
[大剣]ブライトネスエンド雑魚狩りに優れる範囲PA。チャージが長くPP消費が重いのがネックの残念PA。
[大剣]フラッシュオブトリック機動力に優れる突進PA。素早く攻撃対象に接近できる。
[双機銃]ブランニュースターステップ回避からこのPAに繋ぐとカウンターが発生。ほぼカウンター専用だが、一応範囲PAとして雑魚狩りもできる (弱いけど)。
[双機銃]ファイナルストーム全方向ガードポイントが離脱や移動に便利。雑魚狩りにも使える。
[双機銃]セカンドオブエッジフレームが短い強力な突進型単発攻撃。僅かな隙に差し込めるのが便利。
[双機銃]モーメントオブトリック多段ヒットの攻撃。フレームが長めなので使い所の見極めが重要。迂闊に出すと被弾する。
[導具]ジェットホイールエネミーを吸引できるホーイルを設置。集敵に使える。
[導具]ワイズハウンドエネミーに継続ダメージを与える。ギアの蓄積が非常に高い。ギア回収のためだけに使うのもアリ。
[導具]ダイブオブバレット発動時の無敵と移動による回避性能が高い。DPPが非常に高く威力も高いので、横移動で連発することで一方的に攻撃可能。怖いボスを楽に殺せるズルい技。
[導具]レーサーオブエッジDPSが高い単発定点攻撃。弱点の強襲や僅かな隙への攻撃に向く。タリスPAの主力PAと言える。

ファントム

説明
[抜剣]シュメッターリングなかなかの威力を持つ突進技。攻撃対象への接近に便利。
[抜剣]フォルターツァイトDPPに優れる高威力の定点攻撃。6段目がヒットしないと弱いので、動き回る敵には向かない。ダウン中の敵や動かない敵に効果的。シフト版は強力な広範囲攻撃。クイックカットと交互に使用することで広範囲を制圧できる。動きが分かりにくいボスに楽に勝つことも可能。
[抜剣]ヴォルケンクラッツァー衝撃波に因る狭範囲攻撃。威力はまあまあ。シフト版はフォトン弾による遠隔攻撃。クイックカットと交互に出すことで遠隔攻撃と追尾を同時に行えるが、威力は微妙。
[抜剣]ローゼシュヴェルトPhカタナ最高威力の技。発生時に長い無敵があり、フレームが短くDPS最強という万能PAだが、PP消費が重く、連発するとすぐに息切れする。「ここぞ!」というところで差し込んでいこう。
[長銃]クーゲルシュトゥルム扇状の広範囲攻撃。雑魚狩りに便利だが、威力は低め。シフト版は1箇所から中威力の定点攻撃。SOP静の胆力やSOP活器応変と併用して垂れ流すと割と強い。
[長銃]ナハトアングリフPhライフル最高威力の技。低速の爆弾ビットを飛ばし起爆する。ダウン中の敵や動かない敵に向く。位置調整に手間取るくらいなら通常攻撃やSクーゲルでも当てるほうが確実。シフト版は長押しでダッシュ、リリース時に青い光弾で攻撃。威力はまあまあ。
[長銃]フェアブレッヒェンまあまあの威力のビットをフィールドに並べる。横に並べて広範囲を制圧するのに便利。マスカレーダがフィールドに作るピンクの障害物を潰すのにも使える。
[長銃]シュトラーフェビットによる継続攻撃技。これを使うのと何か他の攻撃を当ててダメージ確定させるのと、どちらがいいのかよくわからないが、出しておくと玄人っぽく見える。シフト版はギア回収量が異様に高い設置型地雷型。エネミーの湧く位置に置くとよい。
[長杖]ルーフコンツェルトまあまあの威力の中範囲攻撃。発動時無敵・発動中頑強の便利技。威力は弱いが、格下の雑魚の群れなどに使える。シフト版は貫通性能の遠距離攻撃。遠距離にいるボム持ちエネミーの起爆などに使える。
[長杖]フェルカーモルト長押しで光球による連続攻撃。リリース時に範囲大ダメージ。威力はまあまあだが、DPPに優れるので、ダウンしたエネミーへのラッシュに便利。シフト版は周囲にダメージフィールドを15秒間発生させる。ギア蓄積やディバイドの結晶集めに便利。
[長杖]シュバルツカッツェ斬り上げてから離脱する高威力PA。斬り上げ時のJAタイミングで再入力すると離脱をキャンセルして連続攻撃できる。高DPSの連続攻撃技だが、DPPではフェルカーモルトに劣る。PP効率も良い[このPA>このPA>通常3]のコンボも有用。
[長杖]アイゼンフリューゲルフィールドに留まってテクニック発射の起点となるタリス弾を設置。これ自体の威力は弱いが、設置したタリス弾からテクニックを撃てるという戦術的な意味がある。現在の高速化したクエストでの出番は多くないが。

ファントムロッド (テクニック)

説明
広域ラ・フォイエ必中の座標攻撃。主にバーン付与に用いる。ロックベア系ボス、エクゼクルなどの着火に便利。威力が低いのでダメージを期待して使ってはいけない。
零式サ・フォイエ主に移動用。稀に高度調整用に用いる。
数多シフタクエスト開始前や、エネミーを攻撃できない局面で出すとロスが少ない。
数多ラ・バータ氷属性の雑魚・ボスに便利。主にソロプレイ時に、ディゾルセイバーのような殺意の塊みたいな雑魚の動きを封じるのに最適。複数ボスをまとめて攻撃しつつマーカー蓄積するの戦法も強い。マルチでは、集敵の邪魔になるので使用は控えめに。
氷牙イル・バータ氷が弱点のボスエネミーに連発して大ダメージを狙うのに使えるが、ラ・バータで代用できる場面が多い。
数多デバンドクエスト開始前や、エネミーを攻撃できない局面で出すとロスが少ない。
零式ゾンデ威力は強力だが動く敵には当てにくいので、ダウン中の敵に使用するのを推奨。
雷迅ギ・ゾンデ単体・範囲問わず強力なテク。上方修正で更に使い勝手が向上。雷弱点の動き回る敵には零式ゾンデよりこちら。
雷迅イル・ゾンデ主に移動用に使われるが、突進で確殺できるような相手には攻撃用に使うのもアリ。
深刻ゾンディール散らばっているエネミーを集めるのに使用。マルチでは、テクターが担当することが多いが、テクター不在時にはPhが集めるのも悪くない。
数多ラ・ザン必中の座標攻撃。主にミラージュ付与に用いる。威力が低いのでダメージを期待して使ってはいけない。
集中ザンバースソロでは、Phタイムフィニッシュの前に設置すると追撃ダメージを稼げる。マルチでは、全員でボスにラッシュをかける時に設置すると大きな追撃ダメージが発生する。
閃光グランツ必中の座標攻撃。威力は中程度だが、高い位置にある部位や地中に埋まっている部位にもヒットするズルい技。光が非弱点のエネミーでも、狙った部位を攻撃できる特性は有用。
零式ギ・グランツ光弱点の雑魚エネミーの群れに便利。有用な範囲テクニックが少ない炎・風・闇を弱点とするエネミーに対しても代用テクニックとして使える。難点はチャージ中に妨害されやすいこと。HP3000の頑強活器応変と相性が良い。
閃光イル・グランツ高威力の単体用テクニック。基礎火力が高いお陰で、光弱点以外のエネミーにも高火力を出せる。特に、使い勝手の良い単体テクニックに乏しい炎・風の代用として使える。弾速が遅いので間合いを詰めて近距離から使う。
閃光レスタステルステックによる無敵チャージを持つPhと相性抜群の回復テクニック。危なくなったら、チャージレスタ一発ですぐさま戦線復帰。
アンティ状態異常を回復するテクニック。マルチでは、「スーパートリートメント」スキルを持つテクターに状態異常を回復してもらうほうがよい。
深闇メギド闇弱点の動くエネミーや雑魚の群れに便利。ポイズン付与率もなかなか。単体に対しては、シフタドリンク使用の閃光イル・グランツのほうが強いことが多い。
深闇ギ・メギド闇弱点の単体エネミーに効果的なテクニック。威力が極めて高い反面、動き回るエネミーには全く当たらないという残念な特徴を持つ。そういうエネミーには、メギド、サ・メギド、イル・グランツで対応。
零式ラ・メギド自分の周囲に闇球を呼び出す。威力は弱いが、ヒットさせればマーカー蓄積やギア蓄積の足しになるので、戦闘中に余裕があれば展開しておきたい。
深闇サ・メギド追尾性能がある単体闇テクニックで、威力も高い。ギ・メギドがうまくヒットしない相手に有用だが、追尾性能はイマイチなので過信は禁物。当たらない場合はイル・グランツで対応しよう。
集中メギバースフィールド内から攻撃するとHPが回復する便利な技。かつてはとんでもない超回復力を誇ったが、難易度UHでは弱体化されて普通の回復テクニックになった。

エトワール

説明
[両剣]アブソリュートクエーサー前半の突進部分と連続攻撃部分が特に強い。接敵にも便利。後半部分の薙ぎ払いは威力が低めなので、キャンセルして他のPAに繋ぐと実践的。同じ理由でスキップアーツとしての有用性も疑問。
[両剣]セイバーデストラクション静止入力時の(スキップ時の)縦斬りからが定点攻撃に便利。他のEt両剣PAと異なり常時ディフレクトでキャンセルできるので、カウンターチャンス待ちにも便利。ただし、他のEt両剣PAにはある頑強がないため、妨害されないように注意。
[両剣]シューティングスター特に静止状態から出す座標攻撃が便利。あまり離れると当たらないが、動き回るエネミーや弱点部位を確実に攻撃できるのが魅力。発生時の長い無敵時間の回避力も特筆に値する。威力も高めで主力として使いやすい。
[両剣]セレスティアルコライド静止状態から出す高威力の単発攻撃が強力。Et両剣ではトップクラスの破壊力だが、始動からダメージ確定までが長いので、動き回るエネミーには当てにくい。
[飛翔剣]ディストーションピアス威力が高く攻撃範囲が広い。単体・複数を問わず使いやすいEtDBの主力技。ただし、ダメージが集中している後半部が躱されるとロスが大きいので、動き回る敵には他のPAのほうが良い場合もある。
[飛翔剣]ラディアントスティング接敵に便利な突進技。威力も高いので、接敵だけでなく攻撃の主力としても使える。単純だが[ラディアントスティング>ディストーションピアス]というコンボも使いやすい。
[飛翔剣]バーティカルフロウフレームが短く僅かな隙に差し込むのに便利な技。
[飛翔剣]ライトウェーブ連続で光刃を飛ばす便利な遠隔攻撃。PAモーション中に移動することも可能。上方修正により範囲・移動速度・射程が改善され使い勝手が向上した。ただし、他のEt飛翔剣PAにはある頑強がないので妨害されやすい。マルチで後方から当てるのには便利。
[短杖]プリズムサーキュラー長押しで突進、フォーカスで高威力攻撃が便利な主力技。単純に移動手段としても便利。
[短杖]グリッターストライプ自キャラの少し前にフォトンを放つ。フォーカスでは範囲が狭くなり威力が上がる。DPS・DPPに優れるが、ロック箇所ではなく自キャラの前に発生するという性質上当てるのが難しい。
[短杖]ブラックホールラプチャー自キャラの少し前に吸引性のブラックホールを設置。雑魚を集めるのに便利。フォーカスでは範囲が狭くなり威力が上がる。DPS・DPPに優れるが、ロック箇所ではなく自キャラの前に発生するという性質上当てるのが難しい。
[短杖]ルミナスフレア超長射程のビームを放つ。雑魚狩りに最適。フォーカスでは範囲が狭くなり威力が上がる。フォーカス・非フォーカスともに強力なPAだが、PPの消費が非常に重いという難点と、非フォーカスはフレームが長く妨害されやすいという弱点がある。SOPによるPP効率の向上や使い所の見極めが重要。

ラスター

説明
フレシェットフレームが短く高威力な単体攻撃技。ムーブアーツは接敵、ステイアーツは強力な定点攻撃に便利。ギアを消費するエンハンスアーツもフレームが短く、僅かな隙に差し込みやすい。ギアの蓄積量も高い。
ブランドエクステンションフレシェットとほぼ同程度のDPSの狭範囲攻撃。方向入力をしながら微妙に位置調整することも可能。この技を起点とするエンハンスコンボはDPPに優れる定点攻撃となる。ただし、フレシェットよりフレームが長いので動き回る敵に全段当たらないこともある。
スラッグスキャッター散弾による範囲攻撃。雑魚の群れを一掃するのに便利。
ホローポイント発射から着弾が早い射撃攻撃。フレームが短い単発攻撃なので、動き回る敵や距離を取ろうとする敵に効果的。反面、フレームに対してPP消費が多いので、連発するとすぐにPPが尽きてしまうこともある。使い方に注意が必要。

後継クラスの即席コンボ・立ち回り

フォルニスの後継クラスの即席コンボ講座

後継クラスの各PAやテクニックの特徴を前項で紹介しましたが、実際に各PAやテクニックをどんな状況で使えばいいのか分からないという人もおられるかもしれないので、普段私がプレイする時によく使う戦法を紹介します。あくまでも一例として気楽にお読みいただき、適宜改良していただければ幸いです。

なお、自分には下記の傾向があります。

  • 難しいことをたくさん覚えるのは苦手
  • ワンパターン戦法が好き
  • より簡単に勝てる方法を採用
  • 安定して勝てるような戦法が好き
  • カウンターは狙いやすい状況だけ行う

似ているという人は特にオススメできると思います。逆に、テクニカルなことをしたいという人には、少し物足りない内容になるかもしれません。なお、できるだけ簡潔に書くために、各項は敬体でなく常体で記述します。また、各項目は重要なクラススキルを全て取得済みという前提でお話しています。

ヒーロー (Hero)

対単体ボス

動き回る単体エネミーには、ソードのヴェイパーオブバレットを連発することが多い。PPが少なくなってきたら、[ヴェイパー>ヴェイパー>気弾]や[ヴェイパー>気弾>ヴェイパー>気弾…]のようなこともやる。被弾リスクがほとんどないので、ヒーローブーストを剥がされる懸念も少ない。

エネミーの動きに慣れてきたら、可能なタイミングで[ヴェイパー>ヴェイパー>通常攻撃3]を入れたり、分かりやすい攻撃にカウンターを入れたり工夫する。ダウンなどのチャンスタイムは、前後に移動する形で[ヴェイパー>ヴェイパー>通常攻撃3]を連続で入れる。

カウンターチャンスが多いエネミーに張り付きながら弱点を狙いたい時は、ソードのヴェイパーオブバレットで移動するとロスが多いので、タリスのレーサーオブエッジを使用。敵に接着してレーサーオブエッジを連発したり、[レーサー>レーサー>通常攻撃3]を繰り返しながら、敵の攻撃が来たらカウンターする。

カウンターチャンスが多く、かつ動きが遅かったり、あまり動かないエネミーに対しては、ツインマシンガンのカウンター・ブランニュースターを狙うことが多い。カウンターチャンスを待っている間は、セカンドオブエッジやモーメントオブトリックを入れたり、通常攻撃を垂れ流したりする。

対集団エネミー

雑魚の群れには、ソードのブライトネスエンドを使用。というか、選択肢がこれくらいしかないので、雑魚が倒れるまでブライトネスを連発する。可能な場合はゾンディールで敵を集めてから、ライジングスラッシュでゴリ押しすることもある。

ボーナスクエストの雑魚エネミーのように、ものすごく柔らかい相手(HPが低い相手)には、ツインマシンガンのブランニュースターやファイナルストームを使用することが多い。

ヒーローギア

ヒーローは色々なPAを使用することによってギアが蓄積する。ギアが半分まで蓄積すると「ヒーローリフレッシュ」、ギアが最大まで蓄積すると「ヒーロータイム」が使用可能になる。

ヒーローリフレッシュには、ヒーローブーストの回復速度を上昇させたり、ウィルの使用回数を回復する効果がある。ヒーロータイムには、ヒーローブーストの回復速度を大幅に上昇する効果があり、ヒーロータイムが終わるまでに、再度ヒーロータイムのボタンを押すことで強力なフィニッシュ技を繰り出す。

PAには個別のギア蓄積量が設定されているが、使用する度にそのPAの蓄積量が下がる。そのため、ギアを蓄積する目的なら、武器種を持ち替えて満遍なくPAを使うのが理想。ただし、エネミーに合わない武器や、自分が苦手な武器に持ち替えることで被弾が増えるくらいなら、最小限に留めるのも賢明な選択と思われる。

武器をあまり持ち替えたくない場合は、特にギア蓄積量が高いタリスのワイズハウンドや、タリスのカウンターなどでギアを大きく稼いだら、得意な武器の得意な戦法に戻り、時間経過による蓄積に頼るというのも悪くないだろう。

ファントム (Phantom)

対単体ボス (ロッド)

光・炎・風属性が弱点のエネミーに対してはイル・グランツを連発する。闇属性のエネミーに対してはギ・メギドを狙うが、動き回って当たらない場合は、サ・メギドを使用。それでも当たらない場合はイル・グランツを使う。いずれも、非弱点属性の場合は、「弱プレ」ドリンクではなくシフタドリンク推奨。

氷属性が弱点のエネミーに対してはラ・バータを連発する。フリーズで凍結できる相手には特に効果的。雷属性が弱点の相手に対しては基本的にギ・ゾンデを使用。ダウン時や動かない相手の場合は零式ゾンデも使う。

変な位置に弱点があったり、動きが異様に素早い相手にはグランツも使用。

対単体ボス (カタナ)

カタナ使用時は、シュメッターリングで接近してフォルターツァイトかローゼシュヴェルトを使用。あまり動かない相手や6段目までヒットする相手にはフォルターツァイト、素早い相手にはローゼシュヴェルトで対応する。

動きがわかりにくかったり、攻撃がやたらと危険なボスや、まともに相手をするのが躊躇われるようなクソ挙動の場合は、[シフト版フォルターツァイト>クイックカット>シフト版フォルターツァイト>クイックカット…]を繰り返す。イメージに反してなかなかの威力が出る便利な抜け道として重宝する。

対単体ボス (ライフル)

シュトラーフェによるビットをエネミーに展開しながら通常攻撃を当てる。通常攻撃の比重が高いので、S4:静心の志による火力補強が理想。ダウンした相手には、うまく位置調整してナハトアングリフを当てる。2連発が両方当たらないと大したダメージならないので、距離感については予め練習して把握しておく必要あり。

対集団エネミー (ロッド)

基本的に、光属性弱点エネミーにはギ・グランツ、氷属性弱点にはラ・バータ、それ以外にはギ・ゾンデを使うことが多い。ギ・グランツはチャージ中に妨害されるリスクがあるので、攻撃が激しい時は使用しないか、S5:活器応変などを活用。例外的に、安全のため凍結を狙いたい時は氷属性弱点以外にもラ・バータを使う。

なお、マルチプレイでは、安全より討伐スピードを重視するプレイヤーが多く、攻撃範囲が狭いPAしかないクラスも存在するため、エネミーを一箇所に集めようとする「暗黙の了解」みたいなものがある。ラ・バータで敵を凍結すると、ゾンディールやレ・ザンディアなどで集敵しようといる人の邪魔になるので注意。

ちなみに、ボーナスクエストの雑魚エネミーのように、ものすごく柔らかい相手(HPが低い相手)は、超広範囲をカバーするロッドの武器アクション(マーカー起爆と同じ操作)で一掃することができる。このアクションは単に広範囲を攻撃すればよい状況に最適。例えば、ディバイドクエストの結晶集めにも便利である。

対集団エネミー (ロッド以外)

カタナ使用時は、別項でも紹介した[シフト版フォルターツァイト>クイックカット>シフト版フォルターツァイト>クイックカット…]の繰り返しが強い。ライフル使用時はクーゲルシュトゥルムが便利だが、威力はロッドのテクニックやカタナの上記コンボに劣る。低火力でも確殺しやすい格下の雑魚に便利。

状態異常付与 (ロッド)

便利なテクニック
パニック閃光イル・グランツ、数多ナ・グランツ
ポイズン深闇ギ・メギド、深闇メギド
バーン広域ラ・フォイエ、火炎ギ・フォイエ
フリーズ数多ラ・バータ
ショック雷迅ナ・ゾンデ
ミラージュ数多ラ・ザン

マーカー起爆・PTF

エネミーに攻撃を続けていくとマーカーが蓄積され、最初は青色、最大で紫色になる。紫色までマーカーが蓄積された時が最大ダメージの起爆タイミングとなる。基本的に最大蓄積で起爆すればよいが、雑魚エネミーなど最大まで蓄積するまでに倒れてしまうような相手には、一段回目(青色)で起爆するとよい。

ファントムタイム中は、当該パッシブスキルを取得していれば、マーカーの蓄積速度が大きく上昇するので、マーカーの起爆回数を増やしてダメージを稼ぐチャンスとなる。また、ファントムタイム・フィニッシュ(PTF)を放つ前にザンバースを展開しておくと、かなりのダメージ増加が見込めるのでオススメ。

エトワール (Etoile)

対単体ボス

動き回る相手には、Dセイバーの[アブソリュートクエーサーの前半分>スキップ・シューティングスター×2]をよく使う。カウンター(ディフレクト)が狙いやすい相手には、[アブソリュートクエーサーの前半分>スキップ・セイバーデストラクション]でカウンターチャンスを待つことが多い。

ダウン時には、[アブソリュートクエーサーの前半分>スキップ・セレスティアルコライド]のコンボも便利だが、セレスティアルコライドがキッチリ入らないような状況では、[アブソリュートクエーサーの前半分>スキップ・シューティングスター×2]のほうを採用することが多い。

カウンターが狙いにくい相手やダブルセイバーが使いにくい相手には、デュアルブレードで[ラディアントスティング>ディストーションピアス]を使用。タイミングが分かるものについては、適宜パリィを入れてPPを回収しておく。マルチで自分にヘイトが向かない状況なら遠目からライトウェーブを飛ばすのが安全確実。

個人的にはウォンドで単体ボスと戦うことは少ないが、使用する場合はフォーカス・プリズムサーキュラーやフォーカス・ルミナスフレアを使うことが多い。ブラックホールラプチャーやグリッターストライプのフォーカス版を動き回るボスに当てる戦法も存在するらしいが、少なくとも私には難度が高すぎた。

デュアルブレード使用時はチャンス時にコネクト(フルコネクト)、ウォンド使用時はチャンス時にプロテクトリリースを狙っていく。特にウォンドPAは、他のエトワール武器と比べて威力が低めなので、プロテクトリリースのしっかり当てていかないとなかなか火力が出ない。

対集団エネミー

比較的狭い範囲にいるような集団には、デュアルブレードのラディアントスティングで突っ込んでディストーションピアスで一掃することが多い。遠距離や広範囲の集団には、ウォンドのルミナスフレアをよく使う。ただし、ルミナスフレアは消費PPが非常に多いので、SOPなどでPP効率を改善して使用するのが理想。

ラスター (Luster)

対単体ボス

あまり動きのない相手には、ブランドエクステンションを起点としてエンハンスコンボにつなぎクイックシュートで〆る人気のコンボが便利。PP効率が良くダメージにも優れる。具体的には、[ブランドエクステンション>同PAのエンハンス部分>クイックシュート]というコンボとなる。

素早く動き回る相手や、少し動くと弱点が狙いにくくなる相手など、上記のコンボがうまく入らないような相手には、フレシェットのステイアーツを差し込むことで対応できる。長押しでギアを消費して追撃を発生させるエンハンスアーツも、フレームが短くダメージ確定が早いので重宝する。

その他、接敵にはムーブアーツのフレシェット、遠距離に移動した相手にはホローポイント射撃で対応。遠くにいる敵にムーブアーツのフレシェットで接近してもよいが、敵の方から近寄ってきそうならムーブアーツのホローポイントでダメージを与えつつじわじわ接近するという方法も効果的。

カウンターが狙いやすい相手には、武器アクション(イベイドシュート)による回避から通常攻撃入力によるカウンターが効果的。ステップ回避からのカウンターも可能だが、武器アクションを使用するカウンターは高度を維持できるという利点がある。

対集団エネミー

広範囲に広がる集団にはスラッグスキャッター、比較的狭い範囲にいる集団にはブランドエクステンションが便利。フォメルスタイル使用時には、最速ジャストアタックで頑強バリアを張っておくと、集団エネミーの猛攻による妨害を防げる。

また、ギア消費技ゆえに使い所は限られるが、サンディスタイルのエンハンスシュート(武器アクションボタン長押し)で広範囲に落雷を発生することが可能。この際、ギアを3つ消費するまで長押ししすると攻撃範囲が非常に大きくなる。

エンハンスアタック

通常攻撃を長押しするとギアを1つ消費してエンハンスアタックが発動する。スタイルごとに効果は異なるが、特によく使われるのはフォメルスタイルのジェルン槍である。この槍はPA使用時に同時に発射され、一定確率で相手にジェルンを与え、同時にPPを回復する効果を持つ。

使用武器に「フレイズディケイ」のOPを入れている場合は、ジェルンが入ることで大幅にダメージが増加するので、意識的に敵をジェルン状態にするように立ち回ると効率が向上する。

スタイルパージ・ラスタータイム

武器アクションボタンを素早く2回を押すことでスタイルパージを発動させ武器の属性を破棄することができる。その際に大ダメージを与える攻撃が発生するのだが、特に重要なのはこの「副産物」の追撃大ダメージのほうで、ラスターの重要なダメージソースとなっている。

ただし、属性を破棄すると武器が一定時間「無属性」として扱われるようになり、各スタイルの特性も失われてしまう。このデメリットを回避するためにラスタータイムを活用するのである。

ラスタータイムは、発動時とフィニッシュ時に武器の属性を回復させる効果を持っているので、ラスタータイムを発動する直前と、ラスタータイムフィニッシュを発動する直前に、スタイルパージを使用するように組み立てるのである。

具体的には、[スタイルパージ>LT発動>LT中>スタイルパージ>LTフィニッシュ]という流れになる。こうすれば、スタイルパージのデメリットを回避しつつ、ダメージソースとして利用できるようになる。

定期的にやっておきたいこと

ミッションパス

ミッションパスの報酬グライアイ

2020年後期に実装された「ミッションパス」は、ティアミッションを達成することでティアと呼ばれる「段階」を上げ、到達したティアに応じた報酬を受け取るシステムのことです。また、ティアは、デイリーミッションやウィークリーミッションで上昇させることも可能で、SGを支払って購入することもできます。

最近のゲームなら、原神の「大地紀行・天空紀行」や、レッドデッド・オンラインの「ウィーラー&ローソン・無法者パス」と同様のシステムです。これらのゲームをプレイしている人にはお馴染みだと思います。

ミッションパスでは、恒例として、18ティアの報酬に閃機晶グラーニア、28ティアの報酬に強武器の必須素材が設定されることが多いようです。最近は、28ティアに神眼石グライアイが設定されていましたね。また、下一桁が2のティアの報酬としてミッションバッジが配布されるもの恒例になっています。

  • 閃機晶グラーニア
  • 神眼石グライアイ
  • ミッションバッジ

特にこの3つのアイテムは、強い装備を作る際に必要になる重要アイテムなので、できるだけ取り逃がさないようにしましょう。今すぐ使うことがなくても、いずれ使う日が来ます。

ちなみに、ミッションバッジは、カメオのリサイクルショップでアイテムと交換する時に使うのですが、最前線を目指す人なら、いずれ「特殊能力(エーテルF)」や「特殊能力(マナレヴリー)」が欲しくなると思うので、他のアイテムに無駄遣いしないよう気をつけましょう。

ティアミッションの課題の一部は、特に旧いコンテンツを活用することで達成しやすくなっています。下表も参考にしてください。

推奨達成法
緊急10回説明不要。緊急が嫌いな人は他で稼げばスルーしても大丈夫。個人的にはスルーすることが多い。
SPギフト10回おすすめクエストをAランク以上でクリアしてギフトを取る。最低でも3日かかる。面倒なので個人的にはスルーすることが多い。
CO30回報告フランカの食材納品オーダーや、クレシダの石拾いオーダーで達成すると楽。素材は拾ってもいいし、買ってもいい。サポートパートナーに採取させるのも手。
エネミー500体撃破他の撃破型ミッションを攻略する過程で達成される。
弱点攻撃100体撃破他の撃破型ミッションを攻略する過程で達成されることが多い。
侵食核付き50体撃破他の撃破型ミッションを攻略する過程で達成されることが多い。
○○種300体撃破対象種族が出現するアドバンスクエストが便利。だいたい1.5周くらいで終わる。
ダーカー300体撃破アドバンスクエスト「遺跡」「市街地」が便利。だいたい1.5周くらいで終わる。
幻創種100体撃破ボーナスクエスト東京【金】やアークスクエスト「トレイン・ギドラン」討伐が便利。
魔物種100体撃破フリー探索「幻惑の森」VHが便利。
閃機種100体撃破ディバイドクエストが便利。

異世界の残滓

異世界の残滓101

慣れてきたらアルティメットクエスト「異世界の残滓」を毎日5回しておくのをお勧めします。バラマキが激しい最近は、「残滓」産アイテムの価値暴落が著しいのですが、一応、「S2:妙撃の志2」は高値で取引可能で、武器フォーム変更補助券やクラスキューブという旨味は健在です。

OPを張り替えていない交換品のノヴェル装備一式でも1層なら1分前後で終わると思うので、キャラのレベルを上げて少し装備を整えれば、新規や復帰の人も十分周回可能な内容だと思います。

装備が強くなって慣れてくれば、101層の周回をお勧めします。1層でも構わないのですが、多少ドロップ品がマシなのと、最前線装備を使用すると1層も101層も大して変わらないので、個人的には101層を回すことにしています。なお、使用クラスはクラスキューブが欲しいクラスを選択するのをお勧めします。

なお、999層を目指す人は、101層で足踏みせずにどんどん進んで行きましょう。私も999層をクリアするまでは低層を回さずに上に進んでいきました。

時空の狭間

時空の狭間

ある程度やりこんでからになりますが、毎日2回アルティメットクエスト「時空の狭間」を回しておくのをお勧めします。まずは第1層を安定してクリアできるところを目指すとよいと思います。慣れてきたら、どんどん先に進みましょう。

このクエストで入手できるアイテムのうち、主に原闇石デイモス、クラスキューブ、武器フォーム変更補助券が有用だと思います。

100層クリア後や、100層を目指さずに周回する場所としてオススメなのは41層~99層です。41層からは「S1:錬成の志2」などの稀少なSOPがドロップするようになるからです。体感的には、91層以降は稀少アイテムのドロップ率がさらに上昇している印象を受けます。

個人的には、PhとLuでしかまともにプレイしていませんが、火力SOPを積んだ全身クラース装備を使用する場合、99層まではシフタドリンクのみ(非弱プレ・ツリー無・時限無・フード無)でクリアできることを確認しました。

一方、100層は時限以外のブーストアイテムをフルに使用して制限時間ギリギリだったので、費用対効果を考えると99層を回すのがウマいと思います。

周回する時はもちろん、時間を節約するため、コストが安い「弱点ダメージアップ(可能な時はプレミアム)」ドリンクや攻撃力ツリーを使用するつもりです。

装備がまだ揃っていない人なら1層、そこそこ揃ってきたら41層、装備も揃って慣れてきたら99層を回すのがよいのではないでしょうか。99層は難度が高いですが、後継クラスを使用する場合は、装備が揃っていればドリンクとツリーだけで2分ほど残してクリアできる程度のバランスだと思います。

後継クラスのソダム適性は [Lu=Hr>Ph>Et] という印象を受けるので、PhやEtで手こずるようになったら、LuやHrに乗り換えるのも一手 (もちろん練習は必要)。

ディバイドクエスト

ディバイドクエスト

ディバイドクエストは、獲得したポイントに応じて毎週報酬が貰えます。この習慣報酬は最強装備を作るのに必要なものばかりなので、参加資格を満たしている所有キャラ全員で回して素材を確保するのをお勧めします。といっても、マラソンは苦行なので、週に2~3キャラ回せば十分だとは思います。

高ポイント報酬のモジュールは、バラマキや乱獲のせいで最近は市場価値が大暴落しているので、メセタに余裕があれば、自力で集めるよりマイショップで購入するほうが効率的かもしれません。

こういう事情で、特に重要になってくるのは、低ポイント報酬の下記アイテムですね。

  • ディバイドメダル
  • 閃機片エメル
  • ピュアフォトン
  • アルティメットブースター
  • 武器フォーム変更補助券

上記アイテムは、35万ポイントで全て回収できるので、35万ポイント稼いだら次のキャラで攻略するようにすると効率的に集められます。

閃機晶グラーニア交換

グラーニア確保

最強装備の作成に必要な素材「閃機晶グラーニア」は、都市伝説レベルのドロップを除いて、期間ごとに決まった数しか交換してもらえません。今すぐ使うことがなくても、いずれ必要になるアイテムなので、貰える分は毎回全部貰っておきましょう。

説明
ディバイドメダル交換場所はショップエリア2階西側。4週間(28日)に4個限定。閃機片エメル200個とディバイドメダル350個と交換。最も重要な入手場所。交換用アイテムはディバイドクエストで入手可能。
プライズメダル交換場所はショップエリア2階西側。1週間(7日)に1個限定。ゴールドプライズメダル500個と交換。レートがきついので、艦隊戦によく行く人向け。
ミッションパスミッションパス・ティア18の報酬。1シーズン2個限定。普通にプレイしていれば取り逃すことは少ないと思われる。

特殊能力移植パス交換

グラーニア確保

初めのうちは必要性を感じないアイテムですが、特殊能力移植パスは強力な複合効果OPがギッシリ詰まった装備を作る時に必要になります。こちらもグラーニアと同様、期間ごとに決まった数しか交換してもらえないので、貰える分は毎回全部貰っておきましょう。

交換場所は、ショップエリア2階南東にあるカメオのリサイクルショップです。その中にある「限定クラスキューブ交換ショップ」でクラスキューブと交換することで入手可能です。4週間(28日)にパス40個限定(10個×4)です。

グラーニアと異なり交換用アイテムが4種類のクラスキューブなので、特に初心者や復帰の人にはなかなか大変だと思いますが、「異世界の残滓」と「時空の狭間」を回すことである程度の数は確保できると思います。

苦手なクラスで異世界の残滓の1層を回し、得意なクラスで時空の狭間の1層を回せば、必要数は一応確保できるのではないでしょうか。

他には、デイリー・ウィークリーミッションでボーナスキーを確保して、カンストクラスのレベリングを行って集めるという正攻法も効果的です。

豆知識

マイルーム利用3日

マイルームを自由に改装するための「マイルーム利用3日」チケットは、エクスキューブ交換ショップ (ショップエリア2階西) で入手可能。レートはエクスキューブ1個と良心的。また、Funスクラッチの景品としてもよく当たるので、プレミアムに加入しない人は、いずれかの方法でチケットを入手するとよいでしょう。

Fun1000獲得チケット

Funスクラッチを引くのに必要なFunは、通常の獲得方法のほか、「Fun1000獲得チケット」でも獲得可能。同チケットはエクスキューブ交換ショップ (ショップエリア2階西) で入手可能で、レートはエクスキューブ2個と良心的です。

マイショップ出店3日

マイショップでアイテムを売るために必要な「マイショップ出店3日」チケットは、Funスクラッチの景品に入っています。当選確率が低いためアテにはなりませんが、100~200連で1個くらいは出るので絶望的というほどでもありません。無課金の人は前項で紹介した方法でFunを貯めてチケットを入手しましょう。

PSO2オリジナル武器迷彩

武器迷彩のコラボスクラッチの景品であることが多く、マイショップで検索しするとビックリするような高値がついていることが多い。武器の外見を変えたいけど、迷彩が高すぎて買えないという人は、下記の交換ショップで配布されているPSO2オリジナル武器迷彩もチェックしてみましょう。

  • バッヂ&メモリ交換ショップ内
  • フォトンドロップ交換ショップ内

バッヂ&メモリ交換ショップはショップエリア南東のカウンター、フォトンドロップ交換ショップはショップエリア2階西側にあります。

武器フォーム変更

最大まで強化した武器(新世+35/旧式+10)は、アイテムラボの「武器フォーム変更」で好きな外見に変更することができます。武器の外見に使えるのは、所有している武器迷彩か、最大まで強化した同一カテゴリの武器(新世+35/旧式+10)です。費用は、工賃100万メセタと武器フォーム変更パス1枚。

武器フォーム変更パスは、リサイクルショップで武器フォーム変更補助券150枚と交換で入手可能。報酬期間などで、交換レートが安くなっている時は、枚数を割引して交換してもらえます。

武器フォーム変更補助券は主に下記のコンテンツで入手可能です。

  • アルティメットクエスト「異世界の残滓」
  • アルティメットクエスト「時空の狭間」
  • ディバイドクエスト週間報酬

ドリンク

主に下記の4つのドリンクに人気があります。

弱点ダメージアップ

ノーマルとプレミアム(通称弱プレ)の2種類があり、ランダムドリンクの効果としてランダムで出現。一発で出なくても何度か飲めば出てくる。ノーマル版は弱点へのダメージ15%アップ、プレミアムメンバー限定のプレミアム版はダメージ20%アップの効果を持つ。

ここで言う弱点とは、物理攻撃の場合は弱点部位へのダメージ、テクニックの場合は弱点属性で攻撃した時のダメージを指す。弱点が常時ムキダシのエネミーや、主力テクニックと弱点属性が一致しているエネミーに対して特に効果的。

シフタドリンク

ノーマルとプレミアム(通称弱プレ)の2種類があるが、火力増強面においては同等。ただし、プレミアムの場合は必ず副効果に「PP消費軽減」が入るため有用性に優る。このドリンクは単純にプレイヤーキャラクターの打撃値・射撃値・法撃値を上昇させる。討伐対象の弱点が狙いにくい時に便利。

フォトンドリンク

ノーマルとプレミアム(通称弱プレ)の2種類があるが、火力上昇効果があるサブ効果「PAダメージアップ」が必ず付くのはプレミアムのみ。非プレミアムではランダム付与。「PAダメージアップ」にはPAの威力を10%上昇させる効果を持つ。

デバンドドリンク

ノーマルとプレミアム(通称弱プレ)の2種類があり、多くのプレイヤーが有用性を見出しているのはサブ効果の「特殊能力付加率アップ」。プレミアム時は確定、非プレミアムではランダム付与。スロット数が多い装備を狙う時に使用される。

聖戦:火力教 vs PP教 vs 活器教

聖戦:火力教 vs PP教 vs 活器教

火力教 vs PP教

PSO2の世界では古来より、火力教とPP教という対立する二大宗教による戦いが続いてきました。瞬間火力を信奉する火力教、継続火力を信奉するPP教。当初この2つの勢力は拮抗し、互いに譲らぬ戦いを繰り広げていたのでした。

彼らは聖職者であると同時に帯剣して戦地に赴く戦士でもありました。いつ落命してもおかしくない戦場で彼らを鼓舞するものは、自らが信仰する神の加護以外にありません。彼らはOPと呼ばれるタリスマン(護符)を自らの武具や防具に装着して戦場での無事を祈願し、自らを奮い立たせていたのでした。

聖職者に清められたOPには実際に不思議な力が宿っていたと言われています。OPの力を借りて強大な敵を打ち破ったという伝承や、OPの力によって九死に一生を得たというような伝承が各地に残っているのです。

その頃、火力教団のメンバーは瞬間火力を高める力が宿ると言われるOPを、PP教団のメンバーは継続火力を高める力が宿ると言われるOPを自らの武具と防具に装着し、信仰の証としたと言われています。

火力教の台頭

火力教とPP教の危うい均衡は長くは続きませんでした。ある火力教の司祭が天体観測の技術を応用し、戦場での活躍を数値化して記録することに成功したのです。これは、天文学と占星術と数学という異なる学問を巧みに融合する革命的な手法でした。

それまでは単なる机上議論の対象でしかなかった火力という概念が、数値化して計測できるデータへと変わってしまったのです。

イデアの世界にのみ存在しうるという最適解は、謂わば神の言葉でした。それは敬虔なる者が恩寵を受けて微かに知覚するもの、決して語り得ぬものでした。しかし、科学の力が不敬にも神の領域にメスを入れてしまったのです。

この技術は様々な悲劇をもたらしました。我々人類は「知る」ことによって文明を発展させてきましたが、「知らない」ことによって幸福でいられたのです。

数値化したデータを背景に着々と教義を広めた火力教団は次々と信徒を獲得。PP教団の信徒の中には改宗する者まで現れ始めました。また、火力教団は、戦場での勇猛さで知られるTA勢という好戦的な部族の教化に成功し、テンプル騎士団の中核に据えたのでした。

この頃になると、武具や防具に火力OPを装着していない者は異端者として苛烈な弾圧を受けました。迫害を受けた者、審問を受けて処刑された者、追放された者は10万余にも及ぶと言われています。

皆様もご存知の「ソールⅢⅢⅢ」「マナー盛り」「ステ最低60」という言葉は、この時代の故事から生まれたものです。

この時代に流行した火力偏重・効率重視の風潮、また、それに伴う差別や迫害は国力を大いに損ないました。事態を憂慮した時の国王は、深刻化する世情不安を解消するため、数値による火力の測定を国法によって禁じました。

SOPの登場

王国歴EP5:17の年12の月、全く新しいタリスマン(護符)を生み出す技法が誕生しました。潜在能力を解放した武器と旧式のタリスマン(OP)を祭壇上に安置し、聖職者が七日七晩祈りを捧げることで、武器の潜在能力をタリスマンに付与することに成功したのです。

この新しいタリスマン(護符)は、OPでありながら武器の潜在能力をも兼ね備えた「スーパーな特殊能力」転じて「S級特殊能力(SOP)」と名付けられました。従来のOPは所有者の能力を僅かに高める程度のものであったのに対し、SOPには高度で複雑な効果を発揮できる可能性が秘められていたのです。

従来OPより大きく瞬間火力を高められることに逸早く気付いた火力教団メンバーはすぐにSOPを愛用するようになりました。その一方で、僅かに生き残っていたPP教団のメンバーもSOPの研究に着手し始めたのでした。

皆様もご存知の「迷はば剛撃を撰べかし」「火力を高むるにOPを以てするはSOPを以てするに如かず」「アスエテ使いの剛撃知らず」という言葉は、この時代の故事から生まれたものです。

PP教の復興

所有者のPPを単純に増強する従来OPと異なり、SOPにはPP効率やPP回復力を向上させるという高度な力を授ける力がありました。この力のお陰で、PP教団は、かつて机上の空論でしかなかった継続火力という概念を具現化するに至ったのです。

この時代には、縮減系、滅域系、輝勢系、輝剰系など様々なPP系SOPが作られました。そして、時流の恵という極めて強力なSOPの発明によってPP教団は完全な復興を遂げます。無限に近いPPを源泉として、絶え間なく攻撃を繰り出して敵を圧倒するという堅牢な戦法を確立したのです。

皆様もご存知の「時恵の泉は九海の如し」「時恵一本値千金」という言葉は、この時代の故事から生まれました。

活器教の勃興

王国歴EP6:19の年3の月、西方の蛮族「伍里於氏」のシャーマンによって活器応変と呼ばれるSOPが生み出されました。これは、肉体の活力を高めることによって、攻撃力と耐久力を同時に高めるという極めて危険な秘術でした。

特に、肉体の活力を極限まで高めた者は、敵の攻撃によって体勢を崩すことが一切なくなる「頑強」という境地に至ったと伝えられています。しかし、通常の訓練で「頑強」に至るほどの活力を身に付けるのは本場の戦士にとっても至難であったようで、「頑強」の境地に達する者は極一部の選良に限られました。

なお、当時の西方見聞録には「頑強の者みな一様に黄金羽を纏い神鳥の加護を得むと欲す。其の様甚だ異なるもまた楽しからずや。」と記されており、神鳥と呼ばれる土着神へ信仰があったことが窺えます。

戦場における活器応変の有用性はすぐに本国でも知られるところとなり、舶来の活器応変を愛用する戦士の一団が形成されました。この一団が宗教性を帯びて活器教団へと形を変えていったのです。

各教団の特徴

火力教

  • 幸運という名の神を信仰する
  • 全てが都合よく運んだ時の最高タイム・スコア(理論値)が重要
  • タイム・ダメージ・スコアといった数字を信奉している
  • 何故か自分を含む周囲の火力を正確に把握している
  • 戦士というより数学者
  • 純粋な火力を上げることを好む
  • 破棄→リトライのリセマラを苦にしない(というか好き)
  • 速いタイム・高いスコアが出るまで何度でもリプレイする
  • 一度だけ最高に良い記録が残せれば何度失敗しても気にしない
  • 根気を問われるリセマラコンテンツ(TA・エンドレス)が大の得意
  • 新ボスが実装されると教団メンバー同士で討伐速度の記録を競う恒例の祭事が行われる

PP教

  • 安定性という名の神を信仰する
  • 都合の悪い展開も含む平均タイム・スコアが重要
  • クリア率、成功率、被弾率といったアベレージを信奉している
  • 火力そのものには特に興味がなく結果の善し悪しを重視する
  • 戦士というより戦術家
  • どんな展開でも息切れしないこと好む
  • クエスト失敗・破棄は「敗北」と同じ
  • タイム・スコアには拘らないがPP枯渇で攻撃できないのは嫌
  • 最高に良い記録は要らないが毎度安定して好成績を収めたい
  • リセマラコンテンツは得意でも苦手でもない
  • 新ボスが実装されると息切れしないSOP構成と戦術を研究する

活器教

  • 黄色い神鳥を信仰する
  • 細かいことを気にせずに常に攻撃できることが重要
  • 何をされても死なない・吹っ飛ばないのが重要
  • 常に攻撃し続ければ火力が出せると考えている
  • 戦士というより霊長類ヒト科の動物 ウホッ
  • どんな展開でも死なない・吹っ飛ばないことを好む
  • 時間切れ以外でクエスト失敗になることがない
  • タイム・スコアは単なる結果に過ぎない
  • 記録云々より常に攻撃し続けたいという衝動が勝る
  • リセマラを必要としない
  • 新ボスが実装されると接着してタコ殴りにする