このページでは、中級者や復帰勢の人を対象に、上級者やガチ勢が実際に行っている金策・レベリングを紹介します。効率的な金策・レベリングはなかなか難度が高いものですが、上級者の人たちを参考にさせてもらって、我々もしっかりメセタと経験値を稼いでいきましょう~!
なお、このページの解説は一通りの基礎知識を持っている方を対象としています。最近始めたばかりの新規の方や初心者の方は、よろしければ初心者の方が最速で最前線へ行くためのガイド記事を参考にしてください。
ページ概要
2つを同時に扱う理由
メセタ稼ぎと経験値稼ぎは本来は別のものですが、実際には一つのアクションが金策とレベリングの両方に役立つことがよくあります。PSO2はかなり時間を食うゲームなので、個別に行うよりもできるだけ同時に行なったほうがよいと考えたからです。
注意点
本ページで紹介する金策やレベリング方法の中には、効率を重視するあまりゲームを楽しむという趣旨から逸脱したものや、ACやSGなど現実のお金を投資する必要があるものも存在します。そういった点で、全ての方法が万人に推奨できるものとは限りません。
当サイト及び筆者は、ここで紹介している全ての金策やレベリング方法を推奨するわけでも強制するわけでもありません。しかし、知らなければ上級者との大きな差を埋めるどころか格差が開く一方なので、新規の人に定着してもらうためにも、知っていることを全て公開する次第です。
ここを読んでいただければ、上級者やガチ勢の人が大量のメセタや高級なOPが付いた装備をたくさん持っている理由や、高レベルのサブキャラを多数所有している理由などが分かるはずです。彼らもただ長時間ゲームをプレイしているというだけではないのです。
我々としては、その中から真似できる部分を参考にさせてもらって、ゲームプレイの幅を少しでも広げることができればよいのではないかと考えています。くどいようですが、ここに書いてあることを実行しなければならないということではありませんので、くれぐれもご注意ください。
できれば通読していただくほうが分かりやすいと思いますが、記事があまりにも長くなってしまったので目次を設けました。以下の目次リンクから各章の先頭にジャンプしていただくことができます。
目次
初心者対象
中級者以上対象
サブキャラ金策
まとめ
付録:SG金策
特別付録:ガチ勢の得意技
ギャザリング (推奨)
概要
ギャザリングは、メセタ稼ぎと序盤の経験値稼ぎの両方に役立つコンテンツです。アクションの動作が緩慢なので、作業としては面倒くさい部類に入るのですが、確実にメセタを確保したい場合はこまめにギャザリングに訪れましょう。
ギャザリングで得られる経験値はかなり大きく設定されており、新規プレイヤーが初めに作成するキャラクターの育成には有用です。レベルが20くらいまでの間は、積極的にギャザリングで経験値を稼ぐとよいでしょう。
ゲーム開始直後には役立つ一方、レベルが20を超えたあたりからギャザリングで得られる経験値では大して成長しなくなるので、それ以降は他のレベリング方法に移行しましょう。
経験値稼ぎとしては序盤のみ有用でしたが、メセタ稼ぎとしては最前線に来てからも極めて有用です。ギャザリングでメセタを稼ぐ方法は大別して2つです。1つ目はレア品のガラクタをヤーキスやファイナに持っていくこと、2つ目は需要の高い品をマイショップで売ることです。
ヤーキス用のガラクタ
フランカのカフェにいる好事家のヤーキスは、用途不明のガラクタを1つ10万メセタで買い取ってくれます (6種類)。オーダーのクールダウン時間の都合上週に1回しか受注できませんが、品物さえ揃っていれば毎週60万メセタを確実に手に入れることができます。
また、クライアントオーダーはアカウントではなくキャラクター別に管理されているので、複数のキャラを所有していれば、[60万メセタ×キャラ数] のメセタを稼ぐことができます。5人いれば300万メセタ、10人いれば600万メセタとなります。
ヤーキスに納品できるガラクタは、各惑星で「採取」を行った時に低確率で手に入ります。必ず先に「釣り」を連続で実行してフィーバー状態にし、レア率と取得数を上昇させてから「採取」を行いましょう。
ここまで述べたとおり、ヤーキス金策は採取・納品のいずれにおいてもキャラクター数が多いほど有利になります。納品だけならLv.1でも構わないので、とにかく所有キャラクターが多いほど儲かりますね。
デイリーオーダー用のガラクタ
レアアイテム
デイリーオーダーでは、「釣り」で手に入るレアな品の納品を受け付けている日があります。その品物を納品するとヤーキスの場合と同じく10万メセタが支払われます。
ただし、デイリーオーダーは一周のサイクルが長いので、同一アイテムを次に納品するチャンスが回ってくるまで時間がかかります。また、ヤーキスと逆の「釣り」で手に入るレア品なので、先に「採取」でフィーバーさせてから「釣り」を行うことになります。
当然ギャザリングを実行できる人員には限りがありますから、ヤーキス用の品物とファイナ用の品物を両方用意するためには人員を半分に分ける必要があり、結果的に両方とも十分な数が確保できないということも起こりがちです。
個人的な意見としては、週単位で分かりやすく決まった品物を6つ納品すればよいヤーキスをメインにし、ヤーキス用の品物を確保した上で余裕があれば、ファイナ用の品物をギャザリングしに行くほうがよいと考えています。
一般アイテム
デイリーオーダーでは、レアなガラクタを10万メセタで引き取ってくれるオーダーとは別に、料理などに使用される食材などを350メセタで引き取ってくれるオーダーが存在します。
このようなオーダーは単価が安いので大した稼ぎにはなりませんが、日々のギャザリングで大量に倉庫に溜まっていく対象アイテムを一気に吐き出して換金するのに向いています。また、999個以上持っている場合は、複数キャラで達成するとよいでしょう。
ちなみに、このような食材アイテムは期間限定でショップエリアに登場するNPCのオーダーで必要になることがあるので、全部売ってしまわないように注意しましょう。その期間にはマイショップで安値で販売して多少のメセタを稼ぐこともできますよ。
需要の高い品
現在のマイショップ市場で需要の高い品物は遺跡ブドウと海岸オリーブです。この2つは攻撃力を増強する「肉野菜炒め」の材料になるからです。PSO2では、攻撃力に関わるものは全般的に高値になりやすく、エンドレスクエスト実装の影響でその傾向がさらに顕著になっています。
エンドレスクエスト以外でも、新しいエキスパート条件となった「狂想と幻創」や「輝光を砕く母なる神」のSランククリアに必要な火力を補うために使用されることもあり、遺跡ブドウと海岸オリーブの需要はいやが上にも高まっています。
また、海岸オリーブは防御力を増強する「マリネ」の材料にもなります。PSO2では防御が軽視されがちですが、「異世界の残滓」の特定の階層のように防御値が必要な局面も存在するので、マリネにもそれなりの需要があります。
ヤーキスのオーダーで必要なナベルダケとウォパルシェルは、惑星ナベリウス・惑星ウォパルならどのエリアでも採取可能ですが、どうせなら「遺跡探索」や「海岸探索」で採取したほうが、ハズレを引いた時に遺跡ブドウや海岸オリーブが出ることがあるのでお得ですよね。
クロト (廃止)
定期収入としてアークス達に長年愛されてきたクロトのTAオーダーですが、2019年4月24日のアップデートによって高額報酬オーダーが削除、残りのオーダーも報酬が大幅に下方修正され、メセタ金策としての役目を終えました。
従来のTAオーダーや関連オーダーによる定期収入については、同アップデートにより新設されたウィークリーミッションに一部吸収される形で統合されることになりました。
毎週100万から200万メセタも稼がせてくれる金策界の有名人クロト。かなりの額を貯め込んでいる上級者でも未だにクロトのオーダーを毎週やっている人も多いそうです。
全部やれば約200万メセタ稼ぐことが可能ですが、かなり時間がかかるので、定期収入のために毎週やる場合は「百錬成鋼」「一意専心Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ」「新たなランク」の5つだけを受注して、ハルコタンのSHを1回とVHを4回やって短時間で終わるほうがと楽だと思います (約100万)。
ヤーキスのオーダーと同様、複数キャラで達成することが可能なので、[100万メセタ×キャラ数] が稼げます。5人で500万メセタ、10で1000万メセタ稼げるということになりますね。
個人的な意見としては、新規や初心者の人はクロトで稼いでおくと後が楽だと思います。ある程度稼いだ後は、所有キャラ全員でやる必要はないと思いますが、時折やっておいたほうがよいでしょうね。PSO2では、武器の強化と特殊能力付与で一気にメセタを奪われてしまうので…
ウィークリーミッション (強く推奨)
2019年4月24日のアップデートで新設されたウィークリーミッションは、報酬として高額のメセタやボーナスキー東京【金】が用意されており、金策とレベリングの両面で非常に優れたコンテンツとなっています。
前項で紹介したクロト金策を上回る圧倒的な回転効率を誇り、とりあえずこれさえやっておけば、通常のプレイで必要なメセタは十分に確保できるほどです。他の金策やレベリングは面倒だから放置する場合でも、このウィークリーミッションだけは優先的に消化することをお勧めします。
表現を選ばずに本音を吐露してもよいのであれば、ものすごく楽に短時間で稼げるので、このウィークリーミッションだけは所有キャラ全員で回しましょう!
PSO2es (強く推奨)
経験値チケット
PSO2本家の所有キャラクターと連動してスマートフォン・タブレット向けゲーム「PSO2es」をプレイすると、色々なサービスを受けることができます。
その中でも特に有用なのでが、毎日のログインボーナスとして気前よく配布される「経験値獲得チケット」です。現在は10万のチケットが配布されています。
経験値10万チケットを溜め込んでおくと、新規キャラクターを育成する際に、難易度ノーマルとハードのレベル帯を一気にスキップしてアドバンスクエストに行けるLv.40まで上げることが可能になるので、これを持っているのと持っていないのでは効率にかなりの差が出ます。
PSO2esに興味のない人でも、PSO2と連動してログインしていれば毎日チケットが貰えるので、ストーリーは進めなくてもとりあえず始めて見るのも悪くないと思いますよ。ゲーム内容が自分に合わなければ、チケットだけ貰いに来ればよいのですから。
ボーナス探索
最近のPSO2esには「ボーナス探索」なるものが存在し、クイック探索を15回実行すると、ボーナスとして全エリアを無料で1回クイック探索できるようになっています。
経験値チケットを貰うついで初回無料のクイック探索を行っておけば、15回達成した時点で大きなボーナスが貰えるということですね。ボーナス探索でソールレセプター付きのユニットがまとまって手に入ることもあるので、とりあえず実行しておくとよいでしょう。
コレクトサーチ
PSO2esには「コレクトサーチ」というコンテンツがあり、1日1回無料で本家PSO2で取得中のコレクトシートのゲージを少しだけ伸ばすことが可能です。
僅かしかゲージが伸びないので、季節緊急のコレクトシートのように簡単にコンプリートできるものに使ってもあまり意味がないのですが、元々ゲージの伸びが悪いSPシートに使うとそれなりに効果を実感できるでしょう。
es産特殊能力
PSO2esでは、PSO2本家では入手できない特殊能力が付与された装備がドロップします。代表的なものが「ソールレセプター」と「ファクターレセプター」です。前者は既に市場に溢れかえって安値に落ち着いていますが、後者は産出量が少ないので未だに高額で取引されています。
これらのレセプター装備はPSO2本家のOP付けで使用するためのアイテムですから、PSO2esをプレイしない人やレセプターを自分で掘る時間がない人からの一定の需要があります。こういったアイテムを掘ってマイショップで売却すればかなりの収益を上げられるでしょう。
現在、レセプター武器は6スロット以上、ソールレセプターユニットは5スロット以上、ファクターレセプターユニットは全てが高値で取引されています。レセプターは掘るのに時間がかかるので無理してやる必要はありませんが、余裕があれば試してみることをお勧めします。
es産装備
PSO2esでしか手に入らない装備品のうち、デザインが良かったり性能が良かったりするものが高値で取引されています。
こういうものは基本的に1プレイヤーに1つあればよく、レセプター装備のように繰り返し消費されるわけでないのと、多くのプレイヤーが金策として市場に大量に流すことが原因ですぐに値段が落ち着いてしまう傾向がありますが、それでもそれなりの利益を上げられるでしょう。
PSO2es倉庫
PSO2本家のキャラクタと連動してPSO2esをプレイすると、PSO2es倉庫 (容量100) が使えるようになります。容量は控えめですが、あるのとないのでは大違いなので、無料で使わせてもらえる倉庫が追加で欲しい場合にも、PSO2esとの連動は役立ちます。
【重要】端末引継情報をメモしよう!
モバイル端末用ゲームの常として、PSO2esのアカウントを他の端末に引き継ぐ際には認証用のパスワードが必要になります。端末の故障、データの破損などの理由で他の端末にアカウントを引き継ぐ必要が生じるかもしれないので、認証用パスワードを必ず控えておきましょう。
PSO2esにログインしたら、「その他」→「システム」→「端末引き継ぎ情報」と進み、画面に表示されるパスワードをメモして下さい。スクリーンショットに保存したり、カメラで撮影してもよいでしょう。引き継ぎの際にはそのパスワードを入力することになります。
イドラ (強く推奨)
概要
本家PSO2をプレイしているSEGA IDと連携してスマホゲーム「イドラ」をプレイすると、PSO2内で使用できるイドラポイントが配布されます。配布されたポイントはPSO2内でイドラ関連のアイテムの入手などに使用可能です。
PSO2esと比べると実用的なサービスが少ないのが難点ですが、今後サービスが更新・拡充されることがあるかもしれないので、現在はイドラに興味がなかったとしても、とりあえず始めておくとよいのではないかと思います。
PSO2との連携方法
イドラとの連携はイドラ内のオプション画面で行います。まず、戦闘を含むプロローグを全て完了し、ホーム画面が使用できるところまで進めます。ホーム画面まで来たら、「オプション」→「システム」→「アカウントの連携」と進み、必要事項を入力すれば完了です。
イドラポイント獲得条件
イドラポイントは以下行動時に獲得されます。
- ログインボーナス取得時: 300pt
- クエストをクリアした時: 50pt
- イドラバトルへの参戦時: 100pt
1週間の最大獲得可能ポイントは10,000ポイントです。上限値リセットは毎週月曜日の午前4時に行われます。
SG稼ぎに最適
最近のアップデートでオート戦闘機能や自動再戦機能が実装されたことにより、放置状態でイドラポイントを効率良く稼げるようになりました。イドラやイドラグッズに興味がない人でも、何かの片手間にポイントを稼いでおき、毎週SGと交換しておくとよいでしょう。
引き継ぎについて
イドラでは、アカウントを他の端末に引き継ぐ際にSEGA IDを使用します。端末の故障などで引き継ぎの必要が生じた時は、タイトル画面左下の「引き継ぎ・サポート」をタップしてサポートメニューを開き「データ引き継ぎ」を選択し、SEGA IDで引き継ぎ作業を行いましょう。
職人の印 (現在は非推奨)
直接的な「金策 (メセタ稼ぎ)」ではありませんが、節約することによる間接的な金策として紹介します。
ジグの「反復加工訓練」は週1回達成することができ、報酬として貰える職人の印は各種アイテムと交換できます。特に★13以上の装備の強化やパフェの圧縮、スキルリングの強化に必要となるラムダグラインダーとの交換が便利です。
「反復加工訓練」では、合計11個の職人の印を入手でき、複数のキャラで達成することが可能なので、 [11個×キャラ数] の職人の印 (ラムダグラインダー) を入手することが可能です。
以前は、職人の印でラムダグラインダーを確保するのが効率的だったのですが、2019年4月24日の大型アップデートでデイリーミッションが実装されたことにより、ジグのオーダーによるラムダグラインダーの入手の重要性は下がりました。
デイリーミッションでは、ドリンクを飲むだけでラムダグラインダーが3つも貰えるので、そちらで数を確保するほうがよいでしょう。また、クエストでもよくドロップするようになったので、職人の印オーダーはスルーしてもよいと思います。
PAフラグメント (推奨)
PAディスクやテクニックディスクを分解して得られるPAフラグメントは、武装エクステンドやテクニックカスタマイズ (通称テクカス) 等のクラフト素材として一定の需要があります。
武装エクステンドが下火になっている現在では、PAフラグメント (打撃) と (射撃) が底値になっていることが多く、利益を上げることはおろか、購入すらされないこともありますが、テクカスに使われる (法撃) はフォースや法撃テクター、ファントムから一定の需要があります。
法撃を主体とするクラス以外は、どうしてもテクカスしなければならないわけではないので、PAフラグメント (法撃) を売却してメセタに換えてもよいでしょう。一方、法撃職の場合は売却せずに自分のテクカス用に残しておくことを強くお勧めします。
利益率から考えてPAフラグメント販売を主たる収入源にするのは難しいのと、ディスクのためにクエストを回すのは退屈して精神的に疲れる可能性があるので、レベリングや素材集め等のついでにやるほうがよいでしょう。
なお、分解できるディスクはLv.11以上のものに限られるので、最低でもVH以上、できればSH以上のクエストに参加してディスクを入手する必要があります。
ゴード系素材 (推奨)
ニア・デスト・グリモ
以前は一部ユニットのクラフトに使用されるだけだったゴード系素材も、最近はアトラ武器の入手や★14~15武器のカテゴリ変更に大量に必要となったため、需要が高まりました。
最近需要が高まっているゴード素材は、打撃用のゴードニア、射撃用のゴードデスト、法撃用のゴードグリモで、いずれもクラフト関連ショップでシルバ素材と交換するか、★13以上の武器を分解することで得られます。
金策として考えた時の利益はさほど高くはありませんが、自分が必要な時に使用する分を購入しなくて済むだけでも大きな節約になりますから、効率良く★13武器を手に入れて分解し、必要十分な量のゴード系素材を確保することをお勧めします。
従来から★13武器を入手する手段としては緊急クエストのドロップが最高効率でしたが、2019年後期に実装されたアルティメットクエスト「艦内潜入:敵大型戦艦」や2020年春に実装されたディバイドクエストのような常設クエストでも大量にドロップするようになりました。
手に入った★13武器をマイルームの端末で分解してゴード系素材に換えて必要な分を残し、余剰分はマイショップで売却するとよいでしょう。とはいえ、大した利益にはならないので、今後新たに実装される武器の入手に備えて、全部売ってしまわないほうがよいと思います。
リアス・アムス・レグス
一方、★13武器の普及に伴って武器系ゴード素材の市場価格が落ち着く一方、★13リバレイトユニットの素材として大量に必要となるユニット系ゴード素材が高騰を見せています。
購入非推奨というわけではありませんが、ユニット系のゴード素材はユニット系シルバ素材と交換して入手すると大きな節約になるでしょう。
ショップエリア南東にあるカメオのリサイクルショップ内には「クラフト関連ショップ」が存在し、シルバ系素材をゴード系素材に交換してもらえます。つまり、ユニット系シルバ素材を用意して持っていけばユニット系ゴード素材が手に入るというわけです。
シルバ系ゴード素材は★12ユニットを分解することで得られますが、必要十分な数の★12ユニットを所有していない場合もあるでしょう。その場合は、2019年のウェポンズバッヂ交換で得られるレイシリーズのユニットを分解して入手するのをお勧めします。
ウェポンズバッヂSPは、ナノンのショップで過去のウェポンズバッヂと交換するか、ティフリスのショップでフォトンブースターと交換するか、いずれかの方法で手に入ります。
まとめ
ゴードニア/デスト/グリモ
緊急クエストやディバイドクエスト、ULTクエスト「艦内潜入」で★13武器を獲得して分解することで入手。金策効果は薄いが、自分に必要な分を自前で用意することで節約を図れる。
ゴードリアス/アムス/レグス
2019年以前のウェポンズバッヂをナノンの店(ショップエリア南東)でウェポンズバッヂSPに交換してもらう。または、ティフリスの店(ショップエリア2階西側)でフォトンブースターをウェポンズバッヂSPに交換してもらう。
2019年以前のウェポンズバッヂが不足している場合は、アドバンスクエストで大量にドロップするフォトンブースターを集めるとよい。
十分な数のウェポンズバッヂSPを確保したら、ナノンの店(ショップエリア南東)で、サーキュレイ、サーカレイ、サークレイと交換してマイルームで分解しユニット系シルバ素材を得る。
分解で得たシルバ素材をカメオのリサイクルショップ(ショップエリア南東)でゴードリアス、ゴードアムス、ゴードレグスに交換してもらう。
現状では金策効果が高いので、過去のウェポンズバッヂが余っていればマイショップで販売してもよいでしょう。もちろん、今後ために売らずに置いておくのも節約という観点で賢明です。
Funスクラッチ品 (非推奨)
気軽に引けるFunスクラッチの景品として当たるアクセサリーやロビーアクションは、マイショップ市場に大量に出回って底値近くに落ち着くことが多いため、基本的に金策には不向きです。
しかし、シーズン毎に異なる景品が配布されていることが原因で、一定期間休んでいて特定の期間のFunスクラッチを引けなかったプレイヤーからの需要はあります。そのため、しばらく倉庫に寝かせておけば、まあまあの価格まで市場価値が上がるケースがないとは言えません。
ただし、大抵のプレイヤーは自分が欲しいFunスク品を既に持っていることが多く、期待通りに値段が上がるわけではないので、金策目当てでスクラッチを引くのはお勧めできません。
あくまでも自分が要らないアイテムやタブったアイテムを安値で引き取ってもらえることもある程度に考えておくほうが賢明です。
ACスクラッチ品 (非推奨)
AC (現金相当) で引けるACスクラッチは、Funスクラッチのように気軽に引けるわけではないことに加えて、ファッションと実用の両面で魅力的な景品がラインナップされていることが多いため、景品をマイショップで販売する目的で利用するユーザーも存在します。
確かに、人気キャラクターの再現に必要なコスチュームやアクセサリー、グレース系特殊能力アイテムがうまく引ければ一攫千金もありますが、そうそう狙って人気アイテムを引けるわけではないので、金策目当てで少額だけACスクラッチを引いても空振りに終わることが大半です。
ACスクラッチをメセタ金策に使える人がいるとしたら、目当ての品を引き当てるまで引き続けられるだけの額を投資できる人ということになるでしょう。それだけの金額をACスクラッチに使える人には大きなリターンが見込めます。
ACスクラッチに多額の投資をできない場合は、自分が欲しい品がラインナップされている時に遊びとして無理がない範囲で引き、その際に出た不要品を売るだけにしておくほうが無難です。
エンペ・エンブレイス (非推奨)
ボーナスクエストや緊急クエストなどに登場するエンペ・ラッピーがドロップする「エンペ・エンブレイス」付きの武器は、従来から金策として市場に流され、そこそこの値段で取引されてきました。現在もそれなりの需要はあります。
しかし、最近はエンペ武器の供給過多により市場価値が暴落し、これを販売して稼ぐのはあまり現実的ではなくなってきました。運営もエンペ武器が多くのプレイヤーに行き届いてほしいと考えているのか、エンペ・ラッピーが色々な場所で出現するようになっているのが一因です。
したがって、自分用のエンペ武器を残し、その上で余った分を安値で引き取ってもらう程度に考えておくほうがよいでしょう。
ボーナスクエスト (強く推奨)
高レベル帯で真価を発揮
大量の経験値が得られるとしてレベリングで重宝されるボーナスクエストは、キャラクターのレベルによって獲得経験値の量が変動するので、高レベル帯でプレイするほど真価を発揮します。
低レベル帯でプレイしても低レベルに見合った経験値 (非常に少ない経験値) しか得られないので、なるべく期限いっぱいまでボーナスキーを温存し、レベリングしたいキャラが少しでも高いレベルになってからプレイすることをお勧めします。
再優先でやって下さい
ボーナスキーはイベントやキャンペーンで気前よく大量に配布されることがあり、消化しきれないくらい溜まってしまうことがあります。本来なら喜ぶべきはずのプレゼントが、往々にしてレベリング地獄への切符という呪いのアイテムになってしまっているの本当に皮肉なことです。
しかし、ボーナスクエストは他のあらゆるレベリング方法と比べ物にならないほど短時間で大量の経験値を得られるコンテンツです。どれだけ面倒でも、できるだけボーナスキーを無駄にしないことをお勧めします。特にLv.80以降のレベリングはこれ無しでやるほうが地獄を見ます。
ブーストを利用して一気に消化
PSO2の日や報酬期間、その他の期間限定イベントなどによるブーストも適用されるので、ボーナスキーの有効期限内にPSO2の日や報酬期間などが重なる場合は、その日 (期間) にアイテムブーストも併用してプレイしましょう。そうすれば一気にレベルを上げることが可能です。
2019年4月24日の大型アップデートで新設されたアークスミッションにより、ボーナスキーの確保がとても楽になりました。デイリーで東京【銀】、ウィークリーで東京【金】が貰えるので、ブーストデーの1週間前からミッションを消化してキーを溜め込んでおくとよいでしょう。
★10武器で金策
ある程度高いレベルのキャラクターでボーナスクエストをプレイすると、★10武器がドロップします。ボーナスクエストをまとめてプレイした日には相当数の★10武器を入手できるでしょう。
エクスキューブやフォトンスフィアにリサイクルして自分で使うもよし、そのまま売却してメセタに換えるもよしです。相場の関係で多少利率は下がりますが、保管しやすいフォトンスフィアにリサイクルしてからまとめて出品するという手もあります。
スキルリングで金策
ボーナスクエストでは大量の経験値が得られるので、スキルリングを装備してプレイすると、キャラクターが成長するだけでなく、スキルリングの強化上限も一気に上昇します。
そうやって強化上限を (理想は20まで) 上げたリングをマイショップで売却することで利益を上げることが可能です。注意しなければいけないのは、需要があるリングを出品する必要があることですね。需要の無いリングは安値でも全くと言ってよい程売れません。
ショートミラージュのようなテク職に不可欠なリングや、「必須リング」などと呼ばれている各クラスの火力に直結するリングなどが利益につながるでしょう。とはいえ、素材のように繰り返し消費されるわけではないので、過剰な期待は禁物です。
あまり高く売ることはできないと思いますが、一応よく使われているリングは下記のようなものです。
- 各クラスの必須級リング各種
- L/ショートミラージュ(テク職)
- L/ジャンピングドッジ
- L/マグエキサイト
- L/アトマイザーラバーズ
- L/ステルスアタック(Foなど)
- L/クイックブラスター(A.I.S.用)
- L/アーリィライズ(A.I.S.用)
- R/Cストライク打射法(上位リングの材料)
- R/バーンガード(対ファレグなど)
- R/フリーズガード(対ブリザードバンシーなど)
- R/パニックガード(対DFダブルなど)
新登場の【虹】はさらにウマい!
最近になって新たに実装されたボーナスクエスト【虹】は、大量の経験値だけでなく、クラスキューブや特殊能力移植パスが確定で手に入ります。運が良ければ、強化上限値+1がドロップすることもあります。
ボーナスクエストのレベリングは結構退屈なものですが、稀少なボーナスキー【虹】は従来の【金】【銀】とは比較にならないほどのメリットが詰め込まれています。他のキーは腐らせても、【虹】だけはできるだけ腐らせることがないように期限以内にキッチリ使い切っていきましょう。
クラスキューブ稼ぎ
すでにレベル95までカンストしているプレイヤーさん向けですが、ボーナスクエストはクラスキューブを稼ぐのにも最適です。
クラスキューブはDFエルダーの緊急クエストやULTクエスト「異世界の残滓」でも入手できますが、短時間で大量に確保したいなら、ボーナスクエストに優るものはないでしょう。
PSO2の日や報酬期間などのブーストデーの少し前から、所有キャラ全員でデイリーミッションを回してボーナスキー【銀】を大量に貯め込んでおき、ブーストデーにボーナスキー【金】にリサイクルして一気に消化するのをお勧めします。
特殊能力移植パスや★15武器の入手など、最近はクラスキューブを要求されるコンテンツが増えてきているので、定期的にボーナスクエスト・マラソンをやってドッサリ貯め込んでおくとよいでしょう。
フランカの食材 (推奨)
エネミーの体の一部を食材としてフランカに納品するクライアントオーダーは、低レベル帯での経験値稼ぎに最適です。片っ端から受注して全て達成すると、概算でLv.30のキャラがLv.40になれるくらいの経験値が得られます。特にサブキャラの育成時に便利ですよ。
フランカに納品するための食材はマイショップで他のプレイヤーから購入しても構いませんが、節約や金策という点は、自分で用意したほうがよいでしょう。
まずメインキャラとサブキャラ全員でフランカのクライアントオーダーをできるだけ多く受注し、それぞれのサポートパートナーに採取に向かわせます。しばらくの間は、サポートパートナーの派遣を繰り返し、十分な数の対象アイテムを確保することをお勧めします。
そして、入手した食材をレベリングしたいキャラ (Lv.30前後が最適) にまとめて納品させます。余った分は、保管しておけば次のサブキャラ育成時に使用できますし、マイショップで販売すれば小遣い程度の稼ぎにはなります。
Lv.30~40のレベル帯は経験値チケットでスキップしても構わないのですが、次のサブキャラの育成時や新クラス実装時のレベリングのために経験値チケットは温存しておくほうが得策だと思うので、なるべくフランカのオーダーを活用することをお勧めします。
アドバンスクエスト (推奨)
概要
アドバンスクエストはかつて高難度クエストとして実装され、後発の上級者向けコンテンツにその地位を譲った後は経験値稼ぎ用のクエストとして愛用されるようになりました。
現在では、その地位もバスタークエストに脅かされ、役目を終えて過疎コンテンツへの一途を辿りつつありますが、未だにソロで気軽にできる経験値稼ぎの場としては健在です。
リスクはできるだけ上げて
アドバンスリスクが上がると経験値量が多い侵食エネミーの出現率が上がり、レベリング効率が飛躍的に向上するので、できるだけアドバンスリスクを上げて始めることをお勧めします。装備に自信があれば、思い切ってリスク50から行くのも悪くありません。
クエスト開始やリスクアップに必要となるアドバンスカプセルの大量確保には、バスターメダル交換やチーム専用ショップが便利ですよ。
Lv.40~55までのレベリングに最適
アドバンスクエストは、VHとSHのみの構成となっており、Lv.40以上のキャラクターが対象となります。経験値量はSHのほうが多いのですが、VHのエネミーのほうがHPが格段に低いので、効率を考えるとVHのほうがよいと思います。特にリスクアップ時はその傾向が顕著です。
メセタン狩り
PSEバーストが発生するとレアエネミーの出現率が上がるので、大量のメセタをドロップするメセタンが出現することがあります。1回のバースト中に2、3体出現することもあります。
確実にメセタンを出現させる方法はありませんが、アドバンスクエストはPSEバーストが起こりやすく設定されているので、メセタンの出現率はイメージよりかなり高いです。
個人的な体験としては、Lv.40のキャラをLv.75までレベリングし終わった時に所持金を確認すると、数百万メセタが貯まっていたこともあります。
モデュレーター堀り
過去に流行った金策に「モデュレーター堀り」というものがありました。これは、アドバンスクエスト中に低確率で発生するアークス模倣体のEトライアルでモデュレーターという特殊能力付きのユニットを入手してマイショップで売るというものです。
現在でもモデュレーターの本質的価値は変わりませんが、同系統でより扱いやすいアクスMAXという特殊能力が登場したことによって、モデュレーターの市場価値は低下し、金策としてモデュレーターが掘られることは少なくなりました。
とはいえ、数値においては僅かながらモデュレーターがアクスMAXを凌いでいるので、今でもこちらが欲しいという人もいるでしょう。4s以上ならそこそこの値段が付くこともあるので、掘りに行く必要はないと思いますが、偶然手に入った時は出品してみるとよいかもしれません。
【重要】最近はメリットが少ない
前述のとおり、かつてアドバンスクエストは優れたコンテンツでした。しかし、最近は、デイリー・ウィークリーミッションでボーナスキーが簡単に手に入るようになり、経験値チケットもキャンペーンで頻繁に配布されるため、ここでレベリングをする意義は薄れてきました。
一応フォトンブースターが手に入るという意義はあるのですが、その主たる交換アイテムであるアルティメットブースターがディバイドクエストの週間報酬などでも手に入るため、態々ここで集めなくてもよいという状態です。
強いて言えば、アドバンスSHにはデバフⅤの特殊能力因子を持つレボルシオシリーズの武器を掘るという意義は残っているので、必要があれば通ってみてもよいかもしれません。まあ、ほとんどドロップしませんが…。
ただ、同一種のエネミーばかりが多数出現するという仕様が、ティアミッションの討伐数条件を満たすという目的には便利ですね。
幻惑の森 (推奨)
Lv.55からの経験値稼ぎに
PSEバーストが狙えるならアドバンスクエストでもよいのですが、Lv.55からの経験値稼ぎには幻惑の森 (VH) もオススメです。エネミーの出現数が比較的多いのと経験値がそこそこ多いことが理由です。クエスト開始のためにカプセルが要らないのもよいですね。
DF素材
幻惑の森にはオメガ系のダークファルスが出現するので、DFレヴリーやDFソールが付いた素材を入手することができます。特に、以前は入手が容易ではなかったダブル・ソールやアプレンティス・ソールが大量に手に入ってくるのは助かりますね。
現在はDFペルソナの緊急クエストで大量にドロップするDFレヴリー素材とDFソール素材が市場に出回っているため、市場価値が暴落して金策用の商品にはなりませんが、同緊急クエストが終了し素材の供給が止まった時のために一定数確保しておいて損はありません。
エルダー・レヴリー
幻惑の森のオメガ・ヒューナルはユニットをドロップする確率 (数) が非常に低いため、結果的にエルダー・ソール、エルダー・レヴリーのユニット素材を集めるのが難しくなっています。
エルダー・ソールはエンドレスクエストのDFエルダー戦でも手に入りますが、エルダー・レヴリーは現状において確実な入手方法がほとんど無いため、DFペルソナの緊急クエストが終了して供給が止まると以前のように価格が暴騰する可能性があります。他のDFレヴリーも緊急が終了すると多少は値段が上がることが予想されます。
現状のマイショップ市場においてエルダー・レヴリーに高値がつくことはなくなりましたが、元々は入手が困難な稀少な素材なので、倉庫が圧迫されるというような差し迫った理由がなければ安値で手放さないほうがよいかもしれません。
ファーブラ・ソールで金策
強力な特殊効果「マナ・レヴリー」が実装されたことによって、その素材となる特殊能力が高値で取引されるようになりました。その中でも、特に供給量が少ないファーブラ・ソール付きの武器やユニットに高い値が付くことをよく見かけます。
ファーブラ・ソール付きの装備は、主に幻惑の森に出現するエネミーがドロップし、武器は7s以上、ユニットは5s以上が特に高く売れ、6sの武器や4s以下のユニットもまあまあの値段で売ることができます。
多スロットの武器は主にボスがドロップするスペシャルウェポンを鑑定することで得られ、3s以上のユニットもボスからドロップすることが大半です。確実性に乏しいので主たる収入源にするのは難しいですが、このOPが手に入った時は高値で売れることを思い出しましょう。
暗影渦巻く壊れた世界 (推奨)
概要
現在のPSO2では、おすすめクエストの4段目に獲得経験値ブーストがかかったクエストが日替わりで登場します。その中でも「暗影渦巻く壊れた世界」は、最も効率が良いクエストとして多くのプレイヤーのレベリングに利用されています。
主にプレイヤーが集まるのは回転効率が良いSHで、その他の難易度ではソロまたは少人数になる可能性がありますが、VH以下をやるのであれば、ソロでも特に問題ないでしょう。
SHをソロでやる場合は出現するボスを一人で撃破できるだけのキャラと装備が必要です。アドバンスクエストVHや幻惑の森VHなどのボスより遥かに手強いので、どちらかと言えば、このクエストは既に良質な装備を所有しているプレイヤーのサブキャラ育成に向いています。
このクエストでのレベリングは、だいたいLv.50~75くらいが適していると思われます。それ以上になるとこのクエストを回したとしてもかなり時間がかかるので、バスタークエストやボーナスクエストでのレベリングに移行したほうがよいでしょう。
【重要】最近はメリットが少ない
この「暗影渦巻く壊れた世界」はレベリングに愛用されてきたクエストではありますが、デイリー・ウィークリーミッションでボーナスキーが簡単に手に入るようになり、経験値チケットもキャンペーンで頻繁に配布される現在では、ここでレベリングをする意義は薄れてきました。
個人的には、ここを回せるだけの気力があるなら、所有キャラ全員でデイリーミッションを回してボーナスキーを確保し、ボーナスクエストでレベリングするほうが楽な気がします。
エンドレスクエスト (現在は非推奨)
廃れるレッサー金策
エンドレスクエストでドロップするレッサー系特殊能力は、かつては上級者に愛用されることが理由で、マイショップ市場でそこそこ高い値段で売買されていました。
しかし、特殊能力移植パスの登場により、上級者たちが目標とする特殊能力構成が大きく変わってしまったため、現在では以前のようにレッサー系特殊能力が高値で取引されることは見かけません。
それでも、まったく需要がなくなったわけではないので努力が無駄になるというわけではありませんが、金策目当てでエンドレスを回しても期待はずれになることが多いでしょう。
経験値稼ぎ
エンドレスクエストをレベリング目的でプレイする人はさほど多くないかもしれませんが、ボスが多く登場するので、そこそこの経験値が得られます。経験値ブーストアイテムを使用して回せば、VHでも十分な量の経験値を獲得することが可能です。
「暗影」が経験値以外に得るものが乏しいことに対してエンドレスクエストはレッサー系ユニットを集めることができるので、個人的には「暗影」よりもエンドレスクエストのVHを回すことのほうが多いですね。何事においても、複数の見返りを得られるのはおいしいと思います。
バスタークエスト (推奨)
バスタークエストは数あるクエストの中でも特に獲得経験値量が多く、多くのプレイヤーに効率的なレベリングの場として活用されていました。物質的な面においても、防衛に失敗して敗北した時にそれまでのドロップアイテムが貰えるというメリットも人気のひとつでした。
上記のメリットと内容の面白さから個人的には好きなクエストなのですが、一般的にはあまり人気が無いようで、常設のバスタークエストは人が集まらないことが少なくありません。
また、予告バスター緊急で発生することもなくなり、突発でもほとんど発生しなくなったため、現状ではまともにプレイできない状態が続いています。
緊急クエスト (参加必須)
概要
現在のPSO2において最も主要なコンテンツとなっているのが、多人数参加型の緊急クエストです。現在の緊急クエストには、予告緊急と呼ばれる予定通りに発生するものと、ランダム緊急と呼ばれるランダムで発生するものがあります。
現在の仕様では、新設されたコンテンツは予告緊急として時間割どおりに発生し、過去のコンテンツはランダム緊急として時折発生するという形態になっています。
内容においては、移動しながら雑魚とボスを倒していく周回型、強力な巨大ボスを討伐するレイド型、迫り来る敵から味方の施設 (塔) を守りつつボスを撃退する防衛型に大別されます。
万能クエスト
緊急クエストは育成面・物質面の両方で非常に優れたクエストです。強力なレア装備、キューブやスフィアの原料となる大量の★10~11武器、稀少な特殊能力が付いた素材、大量の経験値、コレクトファイル対象エネミーの出現など、あらゆるメリットが詰め込まれています。
とりあえず緊急クエストにさえ参加しておけば他には参加しなくても大丈夫というコンセプトでゲームがデザインされているのではないかと感じられるほどです。
そのため、幸か不幸か、現在では「緊急に参加すればするほど得、参加しなければ他のプレイヤーとの差が広がる」という図式になっています。
もちろん、どのクエストに参加すれば得なのか分かりやすいことは悪いことではないですし、単一のコンテンツで様々なメリットが得られるのはプレイヤー側としても本来はありがたいことです。
しかし、緊急クエストと常設クエストの見返りの差があまりにも大きすぎて、一部のプレイヤーから「PSO2は緊急ゲー」などと揶揄されているのも事実。
いずれにしても、現状において最高効率を誇る緊急クエストに参加しないのは自ら不利益を背負うことになってしまうので、賛成派は当然ながら嬉々として、反対派も嫌々ながら実利のために、緊急クエストに参加してドロップ品を狙ったりレベリングをしたりしています。
ここを読まれている人の中にも緊急クエストに良い印象を持っていない人がいるかもしれませんが、現在のPSO2は緊急ありきで回っているところもあるので、金策やレベリングの効率を考えるなら、参加できる時は参加しておくことをお勧めします。
トリガークエスト (推奨)
全般
参加者を集められる人向きですが、トリガークエストで稀少な特殊能力素材やキューブ・スフィアの原料となる★10~11武器を集めることができます。人数を揃えられない場合は、ソロ用に調整された「輝光を屠る輪廻の徒花」か「輝光を砕く母なる神」をプレイするとよいでしょう。
エーテル・ファクターの素材
現状では、エーテル・ファクターの素材となるヤマト・ファクターとマザー・ファクターがマイショップ市場で不足して高値になっています。幻創戦艦・大和やエスカファルス・マザーが出現するクエストで上記の特殊能力が付いた素材を入手できれば、金策と節約の両面でお得です。
とはいうものの、現在では、「輝光を砕く母なる神」のUHでマザー・ファクターが入手しやすくなったことに加え、ヤマト・ファクターが季節緊急のドロップに仕込まれることが増えたため、無理に回す必要はないと思われます。
オメガ・メモリアの素材
現状では、オメガ・メモリアの素材となるイストリア・ソールとオメガ・レヴリーがマイショップ市場で不足して高値になっています。エリュトロン・ドラゴンが出現するクエストで上記の特殊能力が付いた素材を入手できれば、金策と節約の両面でお得です。
とはいうものの、現在では、DFルーサー緊急のUHでオメガ・メモリアの現物がドロップするようになったので、無理に回す必要はないでしょう。
レイ武器
ダークファルス・ダブルと深遠なる闇の二連戦になる「輝光を屠る輪廻の徒花」では、レイシリーズの武器がドロップすることがあります。多スロットのレイ武器が手に入れば、因子使用でアストラル・ソールを付与する際にスロット拡張 (穴あけ) で苦しまなくて済むのでお得です。
実際には、レアドロップ倍率+250%を使用していてもレイシリーズの武器はなかなかドロップしないので火急の用には役立ちません。レイ武器を狙う場合は、あくまでもエクスキューブ材となる★10~11武器を目的として気長にやることをお勧めします。
また、2020年春に実装されたディバイドクエストでも、アストラル・ソール因子を持つユニオン武器が大量にドロップするようになったので、レイシリーズの武器を目的にして「輝光を屠る輪廻の徒花」を回す意義は薄れました。
異世界の残滓 (推奨)
クラスキューブ
アルティメットクエスト「異世界の残滓」では、クラスキューブがドロップすることがあります。1回につき0~5個ドロップするように設定されているようで、体感的には1~2個落ちることが多いように感じます。
最近は、特殊能力移植パスや★15武器の交換に大量のクラスキューブが必要になりました。一応、ボーナスクエスト【虹】やティアミッションパス、緊急クエストでフォローしてくれてはいますが、クラスキューブは未だに多くのプレイヤーにとって十分な確保が難しい素材です。
この「異世界の残滓」は、不足しがちなクラスキューブの供給源としてなかなか優秀なので、時折足を運んでみるとよいでしょう。
妙撃の志2
異世界の残滓では、人気のSOP「S2追加:妙撃の志2」が低確率でドロップすることがあります。実際には滅多にドロップしませんが、現状では常に高値で取引されているので、運良く出れば一攫千金も夢ではありません。
ファーブラ・ソール (現在非推奨)
かつては稀少性が高く高値で取引されていたファーブラ・ソールですが、現在では入手経路が増えたことや、マナ・レヴリーの付与アイテムが実装されたことにより、商材としての価値が無くなってしまいまいした。
深層度1を回そう
上記のアイテムを狙うだけなら深層度1で構わないので、短時間でサクっと終わらせることも可能。キャンプシップとフィールドを往復する時間を含めても、★15武器があれば5周するのに10分もかからないでしょう。
ディバイドクエスト (強く推奨)
概要
2020年春に実装された「ディバイドクエスト」は、装備強化・金策の両面で非常に優れたクエストです。最大4人~8人でプレイできますが、ソロでも無理なく遊べるバランス調整になっているので、固定パーティーを組んでいないプレイヤーでも気楽に始められるのがうれしい。個人的にもお気に入りです。
★14武器・★13武器
ディバイドクエストでは、★14武器や★13武器が他の常設クエストと比べ物にならないほど大量にドロップします。エクスキューブにリサイクルするもよし、プラム系素材やゴード系素材に分解するもよし、そのままマイショップに出品して小遣いを稼ぐもよし、ですね。
もちろん、大量にドロップすることによって市場に出回る量が増えてしまっているので、そのまま売って大金を稼ぐことはできません。しかし、自分が使用するエクスキューブの素材として買わなくてよくなるので、節約面では大いに役立ちます。
ユニオン武器
ディバイドクエストでは、アストラル・ソールの特殊能力因子を持つユニオン武器が多くドロップします。8スロットのものはなかなかドロップしませんが、運よく入手できれば、自分で使ってよし、売ってよしのお宝になります。実際に、ユニオン武器の8スロットは少し前まで因子武器金策の花形でした。
ところが最近は、少スロットの武器でガーディアン・ソールを作成して8スロットに移植するプレイヤーも増えたことから、8スロットのユニオン武器が高値で取引されることは少なくなりました。
どういうことかというと、かつて8スロットのユニオン武器を高値で買ってアストラル・ソールを付与していた上級者層がガーディアン・ソールに流れたことにより、8スロットのユニオン武器の需要が減ったのです。
ガーディアン・ソールの作成にはアストラル・ソールが必要ですが、少スロットで作成して移植する場合は素材が8スロットである必要がないので、もはや8スロットのユニオン武器にかつてのような人気はなくなってしまったのです。
とはいうものの、自分で使用する分には十分強力ですし、そこそこの値段では売れるので、全く無意味というわけではありません。
グラテス武器
ディバイドクエストでは、レッサー系の特殊能力因子を持つグラテス武器が大量にドロップします。8スロットのものも比較的よくドロップするので、数を確保するのは容易でしょう。
最近は、武器にレッサー系特殊能力を付ける人が減ったので金策効果は薄くなりましたが、そこそこの値段では売れるので、全く無意味というわけではありません。自分用に使うのも悪くないのですね。不要ならゴード系素材に分解するか、エクスキューブにリサイクルしてしまうとよいでしょう。
稀少な素材
ディバイドクエストでは、強力な武器やユニットの素材となるアイテムやモジュールがドロップします。
- モジュール/シバ
- モジュール/ヴァルナ
- モジュール/ミトラ
- モジュール/エクゼクル
- 閃機片エメル
- 閃機晶グラーニア
また、このうち、上記の3つのモジュールは週間ポイント報酬としても配布されており、マイショップでのトレードが可能です。
新装備の実装による需要の急増・急減だけでなく、バラマキクエスト・買い占めによる供給の急増・急減の影響を受け、ディバイド産モジュールは常に市場価値が変動しています。
こういう事情でなかなか相場が安定しないのですが、本来は確実な金策効果が見込めるアイテムです。
自分用のモジュールはなるべく安い時に買うようにし、売却する時は過剰供給が終わって価格が元の値段に落ち着いてからにするとよいでしょう。
サブキャラ育成 (強く推奨)
概要
サブキャラのメリット
メインのキャラだけを使うのも悪くありませんが、現在のPSO2ではサブキャラを育成すると多大なメリットが得られます。ここまでに紹介した金策やレベリングの大半は複数キャラで実行できるので、人数がいるほどメリットも大きくなります。
一人のキャラを育成するのも大変なのに複数のキャラを育成するなんてとても無理!と思われる人もいるかもしれませんが、効率的なサブキャラ育成方法は別項を設けて詳述するのでご心配なく。この項ではまず、サブキャラを所有するメリットについて説明します。
個人的な意見としては、プレミアムセットより、拡張倉庫より、素材倉庫より、スクラッチより、まずはサブキャラの作成に投資することを強くお勧めします 。
注意点
サブキャラを作成する上で注意することとしては、後で名前を変更したくなった時にACが必要になることと、種族や性別の変更ができないことが挙げられます。単なる頭数ではなく一人のキャラとしてきちんと育成するつもりの場合は、名前、種族、性別を適当に決めると後悔します。
個人的には倉庫専用キャラは作らない主義なので、一人ひとりキャラクリをしてコーディネートもしているのですが、倉庫専用キャラを持つことに抵抗がない人は、倉庫専用キャラを作っておいて、「気が向いたらキャラクリ」でもよいのではないでしょうか。
なお、今後の調整によってサブキャラを所有していることによるアドバンテージの一部または全部が失われる可能性があるので、キャラ作成と育成はご自身の判断と責任において実行して頂くようお願いします。何が起こっても当方は責任をお取りすることができません。
クライアントオーダー
ヤーキスやファイナのガラクタ調達オーダーは、品物さえ揃っていれば各キャラで報告できます。また、サブキャラが増えるとガラクタをギャザリングする人員も増えます。大人数で掘って大人数で報告すればメセタ稼ぎが一段と捗ります。
もちろん、デイリーミッションやウィークリーミッションも各キャラで達成できます。高額報酬ミッションの受注条件はLv.50なので、そこまでは頑張ってレベルを上げないといけませんが、一度Lv.50になれば以降ずっとウィークリーミッションに使えます。
ジグの「反復加工訓練」も各キャラで受注・達成できるので、職人の印を毎週まとめて確保することが可能です。また、デイリークラフトも各キャラで達成できるので、PAフラグメントやリリパリウムもどんどん溜まっていきます。
フランカやクレシダをはじめとするNPCから依頼される調達オーダーでも、所有キャラクター全員のサポートパートナーに採取に行かせれば、対象アイテムを大量に集めることができます。そして、まとめて素材倉庫に放り込んでおけば管理も報告もとても楽になりますね。
PSO2es
PSO2esもキャラクター別の管理になっているので、行動力が尽きても順番に別のキャラに切り替えていけば、大人数で素材を掘ることが可能です。弱いエリアで掘るだけなら、強い武器を持っていなくても大丈夫です。
ビンゴ
期間限定ビンゴは各キャラで達成できます。キャラクターの人数分だけレオンティーナ証書や能力追加成功率+、SGなどを入手できるというわけです。新ビンゴ実装のアップデート直後の17時~1発目の緊急までの間、キャラを変えてロビーを走り回っている人が多いのはそのためです。
キャラ倉庫
キャラクターには必ず専用のキャラ倉庫 (容量300) が与えられるので、新しいキャラを作成すると他の様々なメリットに加えて、無料でいつまででも使える倉庫が付いてくるということになります。倉庫のためにサブキャラを多数所有しているという人も多いのです。
全スキルツリー初期化パス
運営によるバランス調整が行われると、恒例として (アカウント単位ではなく) 全キャラクター一人ひとりに全スキルツリー初期化パスが配布されます。すなわち、キャラクターの人数分の全スキルツリー初期化パスが手に入るというわけです。
この初期化パスは貰った本人以外のキャラクターが使用しても構わないので、貰ったパスの全部をメインキャラのスキル初期化に使用することも可能です。
ディバイドクエストの週間報酬
ディバイドクエストの週間ポイント報酬は、所有キャラクター各々が個別に貰うができます。100万ポイント獲得次第キャラを変えていけば、報酬をキャラの人数分だけ獲得することが可能。もちろん、好きな報酬だけ狙うのもアリです。例えば、閃機片エメルだけが目的の場合は35万ポイントで次キャラに移ってもOK。
とはいうものの、ディバイドマラソンはかなり疲れるので、普通は週に2~3キャラでコンプリートする程度になりますが、気合があれば10キャラ~20キャラでコンプリートして報酬を大量に手に入れることもできます。中には、それくらいプレイしてカッツリ稼いでいる人もいるかもしれませんね。
他Ship派遣
概要
サブキャラを所有することによる利点の中でも、特に大きな恩恵をもたらすのがこの複数サーバー派遣です。これはサブキャラを他のShip (サーバー) に派遣することで、Ship毎に回数制限があるコンテンツをできるだけ多くプレイしようという意図によって行われます。
レイド緊急
現在、レイド型の緊急クエストは1つのShipにつき1回だけしか参加できないので、1つのShipにしかキャラがいない場合は1回しか参加できません。しかし、他のShipにキャラを派遣しておけば、そちらでもう1回参加することができます。
現在のレイド型緊急は (野良で) 7分~15分くらいで終わることが多いので、他Shipにキャラがいれば、だいたい3回~5回参加することができます。当然ながら、その分だけレアアイテムを手にするチャンスが増え、キューブ材となる★10~11武器は確実に3~5倍の数が手に入ります。
例えば、緊急クエスト「悲劇を願う破滅の虚影」の場合なら、シオン武器やシオンユニットの入手チャンスが増え、キューブやスフィアの原料となる★10~11武器は通常の3倍近く手に入り、希粒石エレボスや武器フォーム変更補助券も3倍近く手に入ることになります。
また、旬の緊急以外にも、参加チャンスが限られている過去のレイド緊急が予告でやってきた時に、 (現在では) 稀少になってしまった特殊能力素材を派遣人数分だけ集めることができるのも大きな利点になっています。
コレクトファイル
コレクトファイルはShip別で管理されているので、他のShipでは新たに異なるコレクトシートを入手することができます。Ship毎に違うアイテムを集めるのもよいですし、あるShipで再入手の時間待ちをしているシートを別のShipで入手して達成することも可能です。
マイショップ
マイショップ市場はShip別に管理されているので、Ship毎に30枠まで出品することができます。また、稀少な迷彩やコスチューム、ロビアクなどの高額アイテムを購入する場合も派遣中の各Shipを回って最も安値が付いているものを見つければ、かなりの節約が見込めるでしょう。
注意点① 出費が痛い
現在、Ship移動にかかる費用は700ACという高額設定になっており、以前ほど気軽に行えなくなりました。そのため、頻繁にShip間を往復するというのは現実的ではありません。数ヶ月~半年に1回くらいのペースで、貯め込んだ資産を持ち帰ってくるのがよいのではないでしょうか。
注意点② 否定的な意見もある
ここまで述べたとおり、実行すれば大きな恩恵を得られるShip派遣ですが、時間的・経済的な理由でしない/したくない人もいますし、やろうと思えばできるけどそこまでガチでやりたくない人もいます。また、単純にそういう遊び方に否定的な印象を持つ人もいます。
したがって、「Ship派遣すれば簡単に〇〇できる」とか「〇〇が欲しければShip派遣くらいして当たり前」というような考え方を他のプレイヤーに押し付けるのは絶対にいけません。
また、Ship派遣による成果物 (大量のレアアイテム、豊富なリソース、行商で得たメセタ etc) をフレンドやチームメンバーに披露するのもやめておいたほうがよいと思います。その人がShip派遣に良い印象を持っていない場合は、貴方にも良くない印象を持つかもしれません。
もちろん、複数Shipでプレイするのは規約に違反しない正当な遊び方ですから、レイド緊急回しでも、コレクトシートマラソンでも、行商でも、何でも好きなことを堂々とやればよいのですが、そういうプレイを快く思わない人にも配慮して、なるべく静かにやることをお勧めします。
サブキャラ育成ガイド
下準備① アイテム確保とHr/Ph/Et開放
経験値チケットの確保
PSO2本家のログインボーナスとPSO2esのログインボーナスを利用して、獲得経験値チケットをできるだけ多く確保しておきましょう。イベントやキャンペーンで大量にバラ撒かれることもあるので、そういう機会も見逃さずに効率よく入手することをお勧めします。
フランカのオーダー
所有キャラ全員でフランカのオーダーを手分けして受注します。そして、しばらくの間、それぞれのサポートパートナーに採取に向かわせて対象アイテムを大量に確保しましょう。
Hr/Ph/Etクラス開放
次に、いずれかのクラスを2種類Lv.75まで上げてヒーロークラス/ファントム/エトワールクラスを開放しましょう。どれをLv.75まで上げるか迷う場合は、Fi、Gu、Suなどの職を選んでおけば、後々Gu/Fi、Su/Fiとして何かと便利な使い途があるのでお得ですよ。
HrやPhやEtを開放する理由はサブキャラをHrやPhやEtで育成するためです。推奨理由は、サブクラスを使用しないのでレベリングの手間が半分であることと、既存クエストはもちろん、今後実装されるクエストにも対応しやすいと予想されることです。
念のためにおさらいしておきますが、Hr/Ph/Etの開放条件はキャラ別ではなくアカウントの称号として管理されています。
つまり、一度いずれかのキャラで2種類のクラスをLv.75まで上げておけば、所有キャラ全員(新規キャラ含む)が初めからHrやPhやEtになることが可能です。一人ひとりのキャラで2種類のクラスをLv.75まで上げる必要はないので、無駄なレベリングをしないように気をつけましょう。
そんなミスするヤツいる?
はい、この私が以前に一度やってしまいました。
皆さんは気をつけて!
育成手順
チケットとCOでLv.40に
フランカのオーダーで納品する食材アイテムが揃ったら、獲得経験値チケットとCOを利用して、サブキャラをHrクラスで順にLv.40まで上げていきましょう。Lv.30までは経験値獲得チケットを使い、Lv.30からLv.40まではフランカのCOを使うことをお勧めします。
ADクエストでLv.50に
所有しているサブキャラがLv.40になったら、PSO2の日や報酬期間など経験値ブーストが実施されている日を利用して、アドバンスクエストで一気にLv.50まで上げてしまいましょう。
こうやって全員をLv.50まで順に上げていけば、毎週全員でウィークリーの高額ミッションを消化して効率的な金策ができるようになります。
装備はマイショップでノクス武器やブリサユニットを揃えればよいでしょう。Hrの場合は装備条件が緩い★13のTマシンガン「シャライラパシュテ」を用意すると捗ります。★14武器がバラ撒かれている現在なら、条件が緩いディム武器をマイショップで購入してくるのもオススメです。
暗影SHでLv.70に
全キャラを一気にレベリングというわけにはいきませんが、ブーストデーにアドバンスクエストVH、幻惑の森VH、暗影渦巻く壊れた世界SHなどを利用して、順番にLv.70まで上げていきましょう。一日で全員は難しいですが、気長にやれば意外と早く終わります。
装備はノクス武器やブリサユニットをメインにして、キャラの能力値が上がったら、紋章で貰えるデモニアセイバーやデュアルバードに切り替えるとよいでしょう。余裕があれば、PP盛りをしたユニットも用意するとクエストの回転効率が上がります。
★14武器がバラ撒かれている現在なら、条件が緩いディム武器をマイショップで購入してきて紋章を節約するのも賢いやり方です。今後もHrやPhをメインにプレイするのであれば、レオンティーナ証書Bで貰えるフォボスシリーズも良い選択だと思います。
エンドレスVHでLv.75に
金策用のレッサー素材が掘れるエンドレスクエストVHでLv.70のキャラをLv.75までレベリングします。もちろん、暗影SHやADでLv.75まで上げても構いません。金策とレベリング両狙いで行くか、レベリング一本で行くか、好みで選択するとよいと思います。
Lv.75以降はボーナスクエストで
これ以降は、ボーナスクエストでレベリングしたほうが効率が良いでしょう。ボーナスキーに余裕がある場合は、もっと低レベルから (Lv.55くらいから) ボーナスクエストでレベリングしたほうがよいかもしれません。
ボーナスキーについて
2019年4月24日のアップデートで新設されたデイリー/ウィークリーミッションにより、ボーナスキーが以前より格段に入手しやすくなりました。このような現状でもボーナスキーはメインキャラの育成に温存するのが望ましいのですが、以前ほど惜しむ必要はないでしょう。
上記手順をスキップする超スピード育成
概要
PSO2esで配られる経験値10万チケット、キャンペーンでバラ撒かれる経験値100万チケット、デイリー/ウィークリーミッションで手に入るボーナスキーを併用することで、冒頭の画像で紹介したように1キャラを2~3時間でカンスト帯まで育成することも可能です。
実際にはキャラクターの造形を調整したり衣装をコーディネートしている時間も含まれる2~3時間なので、レベリング自体の時間はもっともっと短く、多分1時間程度で済んでいると思われます (また次キャラを作る際に計測してみることにします)。
なお、Phの場合ならロッドの武器アクションを、Etの場合ならウォンドのルミナスフレアを活用することで、東京【金】を無理なく50秒から1分くらいでクリアすることが可能です。
手順
- Lv.25くらいまで10万チケットを複数使ってスキップ
- コフィーにレベルキャップを開放してもらう
- Lv.40まで経験値100万チケットでスキップ
- コフィーにレベルキャップを開放してもらう
- Lv.50まで経験値100万チケットを複数使ってスキップ
- (この時点でウィークリー要員として完成)
- コフィーにレベルキャップを開放してもらう
- 経験値ブーストデーにLv.70までボーナスクエスト東京【金】でレベリング
- コフィーにレベルキャップを開放してもらう
- 経験値ブーストデーにLv.95までボーナスクエスト東京【金】でレベリング
効率的な日課
全般
PSO2esとイドラにログイン
PSO2esにログインしてログインボーナスを貰い、クイック探索も実行しておきます。PSO2esに興味がなければ、ここでログアウトすればOKです。同じくイドラの方にもログインしてログインボーナス (イドラポイント) を貰っておきましょう。
PSO2esで得た経験値チケットは今後作成する新キャラクターの育成のために確保しておき、イドラで得たポイントはSGなどと交換するとよいでしょう。
異世界の残滓
興味がない人はスルーでよいと思いますが、ULTクエスト「異世界の残滓」が意外とオススメ。武器フォーム変更補助券、クラスキューブ、ファーブラ・ソール素材、SOPカプセル「S2追加:妙撃の志2」など、苦労の見返りとなるアイテムは意外と少なくありません。
おすすめクエスト
おすすめクエストを回すのは結構面倒なのですが、ボーナスクエスト無しでLv.80以上のレベリングをやるのは大変なので、いずれかのキャラクターでおすすめクエストを回して、ボーナスキーを集めることをお勧めします。キーを使用するのはできるだけブーストデーにしましょう。
※補記:現在では、おすすめクエストを回すより、ウィークリーミッションを回してボーナスキー【銀】や【金】を入手するほうが断然ラクなので、面倒な場合はおすすめクエストをスルーしてもよいと思います。ミッションだけで十分な数のボーナスキーを確保できます。
サブキャラ金策
全キャラの日課
まずマイルームでデイリークラフトをこなした後、デイリーオーダーの高額納品クエストをチェックし納品できるものは納品して報酬をもらいます。デイリーブースト対象オーダーはとりあえず受注だけしておきます。VH・SHのボス討伐オーダーも受注だけしておくとよいでしょう。
デイリーオーダーのチェックが終わったら、ヤーキスに納品するガラクタを掘るためにギャザリングに赴きましょう。惑星ナベリウスは遺跡、惑星ウォパルは海岸を推奨。他の惑星はどこでもかまいません。NPCを連れて行くと群がる雑魚エネミーを処理してもらえるので便利ですよ。
ギャザリングで手に入った遺跡ブドウや海岸オリーブはそのまま出品してもよいですし、肉野菜炒めに調理してから出品してもかまいません。自分用にキープしておいてもよいでしょう。
エンドレスでデイリー討伐消化
デイリーオーダーで討伐依頼されるボスエネミーの大半はエンドレスクエストのVHに出現します。VHには出現しないボスエネミーもSHを回れば遭遇することができる場合が多いです。討伐オーダーは時間効率を考えて一般クエストよりエンドレスで消化するとよいでしょう。
緊急クエスト参加
現在のPSO2で最高効率を誇る緊急クエストに参加します。複数のShipにキャラを派遣している場合は、複数のShipでレイド緊急に参加すれば、レアアイテムを引き当てるチャンスも増え、エクスキューブの原料となる★10~11武器、レアドロップアイテムを効率良く集められます。
デイリー/ウィークリーミッション
2019年4月24日の大型アップデートで実装されたデイリー/ウィークリーミッションによってボーナスキーの確保はとても楽になりました。とりあえず全キャラで3日間全デイリーミッションを消化してウィークリー報酬のボーナスキー【金】を人数分確保しておけばOKです。
ウィークリーミッション金策 (週1回)
ウィークリーミッションを所有キャラ全員で回してメセタを稼ぎます。ガラクタをヤーキスに2つ渡すかバル・ロドス討伐オーダーで「COで一定メセタ獲得」を消化し、適当な装備を強化(分解)して「アイテム強化 (分解)」を消化するだけで約160万+20万も手に入ります。
タイムアタックやエクストリームクエスト、敵を100体撃破などの戦闘系ミッションを消化するのが面倒な場合は、上記の2つだけで貰える160万メセタで十分でしょう。人数がいれば多少単価が下がっても全く問題ないほど十分な量のメセタが稼げます。
ヤーキス金策 (週1回)
日々のギャザリングで入手したガラクタを所有キャラ全員でヤーキスに納品してメセタを稼ぎます。普段ギャザリングでガラクタを確保しておく手間はありますが、報告するだけで60万メセタがすぐに手に入るので、効率という点ではトップクラスです。
職人の印 (現在は非推奨)
ジグの「反復加工訓練」を所有キャラ全員でクリアして職人の印を集めます。面倒くさいですが、これをやっておけば、ラムダグラインダーが不足して困るという事態を避けられます。
2019年4月24日の大型アップデートで、ドリンクを飲むだけでラムダグラインダーが3つも貰えるデイリーミッションが実装されました。上記のジグのオーダーを消化するより遥かに楽なので、ミッションで数を確保できている場合は、ジグのオーダーをスルーしてもよいと思います。
ブーストデーにやること
ボーナスキーを一気に消化
ブーストデー (PSO2の日・報酬期間など) には、溜め込んだボーナスキーを一気に消費して (主にメインキャラの) レベリングをすることをお勧めします。ブーストの有無は効率に多大な影響を及ぼすので、ガチでレベリングをするならブーストデーに限ります。
アクス・フィーバー掘り
PSO2の日には、限定レアエネミーのアクスラッピーを狩ってアクス・フィーバー付きの素材を集めるとよいでしょう。最近は、アクス・フィーバー素材がマイショップ市場に溢れかえっていることにより金策効果は下がりましたが、自分用に掘っておいても損はありません。
優雅な日々を
本当の効率とは…
前項でまとめたようなプレイをこなしていけば、メセタも素材も十分な量を確保することができるでしょうし、短期間に高レベルのサブキャラを多数育成することも不可能ではないと思います。高レアリティの武器やユニットも無理なく手にすることができるでしょう。
私個人としても、前項で紹介したようなプレイを一定期間繰り返し、メセタを貯めたり素材を集めたりしていました。キューブやレアアイテムも自分が納得がいく数を確保することもできました。
しかし、実行してみればすぐに痛感することですが、前項で紹介したような日課はイメージとは比べ物にならないほど多くの時間を使います。そして、ふと考えてみると、自分の時間の大半をPSO2のプレイに費やしていることに気づいたのです。
心から楽しんでやっているうちはよいのですが、自分が決めたスケジュールをただ営々とこなし、次々と実装される新しい目標を消化していくだけ… どこまでやってもキリがない金策とレベリング、そして装備更新。PSO2の中ですら、やりたことをする時間がないというジレンマ。
オンラインゲームだから当たり前と言ってしまえばそれまでですが、最近はこの悪しき連鎖をできれば何とかしたいと思う気持ちが大きくなる一方でした。
本項では、ここまでの総括として、「本当の効率とは何か」ということについて考えてみようと思います。
できるだけ好きなコンテンツだけを遊びたい、作業プレイをできるだけやめたい、PSO2をプレイする時間を減らして他の事にも時間を割きたい、けれど、PSO2は続けたいし、レアアイテムやコスやロビアクも欲しい、最前線の緊急にも参加したいという人の参考になれば幸いです。
ここから述べることはあくまでも一個人のスタイルの紹介です。真剣に求道的なプレイを頑張っている人たちの熱意に水を差すつもりは毛頭ありません。
① 金策を一本化する
PSO2をプレイするに当たって最後まで付いて回るのが、装備更新や特殊能力付与、ファッションに伴う金欠です。これを解消するためにあれこれ金策するのですが、そのためだけに長時間ゲームに縛られるのは実生活に悪影響を及ぼします。
色々な金策を紹介してきましたが、やはり最も効率が良いのは、現在だとウィークリーミッションだと思います。マイショップでのアイテム販売のように運に左右されず、ただ単にミッションをやれば毎週確実に決まった額が手に入るのですから。
週に1回少しだけウィークリーミッションをやって金策は終わりにするのが、現在のところの自分なりの答えです。他の金策をやめて空いた時間は好きなコンテンツだけを遊ぶことに当てています。もちろん、ゲームを切って他のことをするのにも使っています。
② レベリングはブースト中だけ
メインキャラ・サブキャラのいずれも、ブーストデー (PSO2の日など) だけ頑張ってレベリングするようにしました。その分、キャラの成長が遅れて周囲から置いていかれますが、私はもともと野良メインのぼっち勢ですから、他の人に差をつけられても大した問題ではありません。
金策の一本化と同じく、レベリングをやめて空いた時間は、好きなコンテンツを遊ぶのに費やしたり、ゲームを切って他のことをするのに使っています。
ちなみに、おすすめクエストやミッションによるボーナスキーの確保はブーストデーの一週間前から行います。そして、ブーストデーに使い切って終わりという流れですね。おすすめクエストも4段目は開始前の30秒が勿体無いので、普段は上の3つだけやるようにしています。
現在は、デイリーミッションとウィークリーミッションで確実にボーナスキーが手に入るようになったので、おすすめクエストをやらずにミッションだけでボーナスキーを集めることのほうが多いですね。
③ 最高効率の緊急のみ頑張る
最も効率が良い緊急クエストだけShipをまたいで3回参加し、レアドロップを狙いつつエクスキューブ材を確保することにしています。その他の緊急クエスト、期間限定クエスト、常設クエストは、気が向いたときだけ参加するようにしました。
新しいスケジュール
- 週に1回ウィークリーミッションを少々
- 月に1回 (または2回) だけレベリング
- 効率が良い緊急を複数Shipで回す
以上です。最近は主にこれだけです。
かなりスッキリしたかと思います。ミッション報酬のおかげで金欠という状態までにはならず、ブーストデーには一応レベリングするのでキャラが弱いままということにもなりません。複数Shipで緊急を回すのでキューブも不足せず、レアドロップも約3倍チャンスがあります。
このようなスタイルに変えてからは、好きなコンテンツを好きな時にプレイできるようになり、PSO2以外のことに時間を使えるようになりました。謂わば、こんな記事を書く時間も作ることができたということになりますね (笑)
付録:SG金策
PSO2の日 (強く推奨)
ご存知、PSO2の日にはログインするだけで22SGのチケットが2枚配られます。特別なアクションを実行しなくてもログインすればビジフォンからすぐに回収できるので、毎月2日は忘れずにログインしましょう。
22日のプレミアムセット限定PSO2の日も、プレミアムメンバーに限り22SGのチケットが2枚配布されます。プレミアムに入っている人はこちらも忘れずに回収しておきましょう。
イドラポイント (強く推奨)
イドラポイントとSGを交換することができます。
- 10SG:800pts (週に5個限定)
- 5SG:800pts (週に5個限定)
レートが悪い5SGのほうは交換せずに10SGだけ交換してもよいと思います。
ちなみに、イドラポイント交換はShip別に管理されているので、今いるShipでアイテムを上限まで交換しても、別のShipで再び交換することができます。
例えば、Ship10でイドラポイントを4000ptsを使って10SGを上限の5個交換したとします (50SG獲得)。Ship10では来週まで10SGと交換することはできません。しかし、例えばShip4にいるキャラでログインすれば、そこで再び10SGを上限5個まで交換できます (さらに50SG獲得)。
SGを目当てにしてイドラポイントを貯めている場合は、Shipをまたいで10SGのほうだけ交換するほうが圧倒的にオトクということになります。
イドラとPSO2の連携方法については、こちらを参照して下さい。
PSO2ログインボーナス (推奨)
ログインボーナスとして一定日数ごとに10SGが配布されます。とりあえずログインしておけば、数日おきに10SGが貰えるのですから、毎日たとえ30秒でもとりあえずログインすればよいのではないでしょうか。
異世界の残滓 (推奨)
オメガ・マスカレーダと闘うアルティメットクエスト「異世界の残滓」では、10階層進むごとに30SGのチケットが手に入ります。SG目当てで嫌々プレイするのは疲れますが、こういうコンテンツが好きな人にはなかなか良い「ご褒美」ではないでしょうか。
ちなみに、「異世界の残滓」はこのSG以外にも色々とメリットが多いクエストなので、こういうコンテンツが嫌いでない人にはオススメです。
カジノ (推奨)
カジノコインとSGを交換することができます。
- 10SG:コイン1000 (週に1個限定)
- 5SG:コイン1700 (週に6個限定)
カジノコインが有り余っている場合を除いて、レートがひどい5SGのほうは交換せずに10SGだけを交換するのをお勧めします。
カジノのコインはカジノゲームをプレイして貯めてもよいのですが、普通は一切プレイしないほうが収支が良くなると思うので、カジノコインパスをコインに換えたら景品交換カウンターに直行しましょう。
カジノゲームで稼ぎたい場合は、報酬期間やその他のブーストデーにだけプレイするほうがよいと思います。
PSO2esログインボーナス (非推奨)
PSO2esログインにログインすると毎日1SG貰えるのですが、これだけのために態々ログインするのは超面倒なのでお勧めしません。クイック探索やコレクトサーチの「ついで」ということであればオススメです。
アークスビンゴ (非推奨)
アークスビンゴは、アカウントではなく所有キャラクター別に管理されているので、キャラクターの所有数だけビンゴを達成して景品のSGを取得することができます。そのため、ビンゴはSG回収用イベントとして現在まで多くのアークスに愛用されてきました。
私も一時は所有キャラクター全員でアークスビンゴを回してSGを回収しまくっていたのですが、どうも最近は多数のキャラクターで回すのが難しい条件が多いような気がします。偶然かもしれませんが、意図的に多キャラ勢が荒稼ぎできないようにしているフシを感じるのです。
正直なところ、多数のキャラクターでビンゴを回すのはかなり退屈な作業なので、楽に回させないように運営が意図的に「締めている」のであれば、敢えて回さないのもアリでしょう。嫌々長時間ビンゴを回しても時間と気力の浪費になってしまいますからね。
ビンゴカードをチェックして「今回は楽に回せそうだ」というときだけ、多数のキャラクターで回すほうがよいと思います。
ボーナスクエスト禍津 (非推奨)
ボーナスクエスト禍津をクリアするとSGが配布されます。
- 金:30SG
- 銀:10SG
禍津のボーナスキーを狙って「おすすめクエスト」を回すのは苦行になると思うので、個人的にはお勧めできません。ティアミッションのために「おすすめクエスト」を回していたら偶然禍津のボーナスキーが手に入ってきたという時だけ回収しておけばよいと思います。
特別付録:ガチ勢の得意技 (非推奨 or 厳禁)
はじめに
注意点!
ここでは、かなりの数のガチ勢や上級者の人たちが実行しているエグい金策を紹介します。比較的問題のないもの、社会通念上はアウトでもPSO2の利用規約上はセーフなもの、グレーなものやアウトなものが含まれます。したがって、基本的にこのような金策は非推奨とします。
趣旨
オンラインゲームが衰退する主な理由は多くの場合、引退や休止によるユーザーの減少です。そして、ユーザーの減少を助長する一因となるのが、様々な挫折による脱落だと考えられます。そして、挫折による脱落を引き起こすのは大抵の場合は格差です。
一般的にこのようなことは話題にせず触れないでおくのがベターとされています。しかし、今回公開しておこうと思った理由は、金策効率の格差がそのままゲームプレイの格差に繋がっていることを広く知ってもらうほうがPSO2の将来のためになると思ったからです。
なぜ上級者ほど金策に必死なのか
上級者といえば、知識が深くプレイスキルが高い人達なのに、なぜエグい金策をして必死に装備を更新するのでしょうか? 装備の弱さを知識やPSでカバーできるのであれば、エグい金策をしてまで装備を更新する必要などないはずです。最強装備なんて無用の長物でしょう?
もちろん、カバーするだけでよいのであれば、上級者なら皆そつなくやってのけることでしょう。カバーするだけでよいのであれば…
しかし、装備の弱さを知識やPSでカバーし、かつトップレベルの成績を維持することはほとんど不可能に近いのです。彼らが最強武器やユニットを逸早く集め、最高クラスのOPやSOPを付けたがるのは、知識やPSでは装備の格差を覆せないことをよく知っているからです。
上級者はゲームの理解者です。自身に最大の益をもたらす選択を知っています。すなわち、上級者の言葉ではなく行動こそがゲームの本質を如実に表しているのです。
例えば、知識やプレイスキルが同程度の上級者AとBがいて、Aは中程度の装備、Bは最高装備だった場合、ほとんどの場合Bのほうが好成績を収めるでしょう。
また、プレイスキルが中程度で最高装備のAと、プレイスキルが高く中程度の装備のBがいた場合、良い内容のプレイをするのはBでしょうが、結果として残る成績(タイムやスコア)はAとBでほとんど変わらず、同程度になるかもしれません。
良いプレイをしても結果として出てくる成績が中程度なら上級者としても面白くありませんよね。最近は称号の条件が好タイムでのクリアになってるものも多いので成績は報酬にも直結します。また、プレイ内容が良くてもスコアやタイムが平凡ではSS映えも良くないですからね。
いくら「PSこそが重要」だと言ったところで、必死に最強武器の素材や高級SOPカプセルを集めたり、あらゆる手段を用いて経済的・物質的優位を確立しようとする上級者の後ろ姿から我々が学べるものは少なくありません。彼らの足跡こそがPSO2の実情と言えるでしょう。
どんな分野であれ、上級者の行動にほとんど間違いはありません。彼らが言っていることではなく、やっていることをそのまま参考にすればよいのです。
もちろん、練習や勉強をしなくてもよいと言っているのではありません。彼らは人一倍練習も勉強もしています。しかし、練習や勉強をして上手くなっても装備が弱いと思うような結果が出せないということなのです。
強い装備が余裕を産む
良いプレイをするだけなら練習や勉強でカバーできます。例えば、制限時間が長いオメガ・マスカレーダやファレグのようなエネミーなら、練習さえすればタイムが遅くても勝てます。また、ファレグのSランクを除けば、タイムが遅いことがことさらデメリットにもなりません。
しかし、固定メンバーでの高速緊急回しやディバイドクエスト、エンドレスクエストなど、スピードを問われるクエストでは単に操作が上手いだけでは不十分であり、そこに強力な装備が加わってはじめて対応できるようになっています。
火力型SOPが不備なく入っていると仮定し、平均的な攻撃力の武器を装備していると考えると、ドリンクやツリーの効果を含めた最終攻撃力(弱プレ使用時はステに換算して加算した攻撃力)が4000前後の中堅層には厳しく、4000後半くらいでようやく及第点に達するかどうか。
実際には、紙装甲でない程度のHPを確保しつつ、最終攻撃力が5000半ばから6000くらいないと余裕を持ってプレイできないような設計になっています。
称号などを獲得するために、無理をしてたった一度だけ好成績を収めるというのであれば、HPや防御を捨て火力に偏った紙装甲ユニットを身に着け、ドリンクやアイテムで火力を補うことで対応できなくはありません。現にそういう方法で対応している人も多いことでしょう。
しかし、素材集めのために何度も周回するとなれば「少しくらい被弾しても大丈夫」「多少ミスっても間に合う」ということが極めて重要です。モチベーションという精神的な側面でも、報酬という物質的な側面でも、クエストの失敗は効率上最も好ましくないからです。
実情を知った上での選択
このように、メセタによって得られる資産の格差はゲーム内の格差に直結しているのです。そして、そのことをよく知っている(腹の底から痛感している)上級者の一部は一般プレイヤーが実行しないような方法でメセタをかき集めています。
このような現状の中でどうプレイするかはアナタ次第。比較的問題のなさそうな金策を取り入れるのか、そういうのは雲の上の廃人の世界として傍観を決め込むのか。
練習や勉強はスコアやタイムを伸ばすものではなく、スコアやタイムのロスを最小限に抑えるものです。どれだけ完璧に(近い)プレイをしても現在の装備の限界を超えるスコアやタイムは出ません。スコアやタイムを飛躍的に伸ばすのは装備がもたらす火力だからです。
最新装備の火力は非常に大きなものですから、逆に言えば、この私のように完璧から程遠いプレイしかできない者でも、強力な装備を所有することであらゆるクエストの成績を飛躍的に伸ばすことが可能です。そして、強力な装備を作るのに必要なのが大量のメセタ(か時間)なのです。
くれぐれも練習と勉強で装備の格差を覆そうとして挫折してPSO2のことを嫌いにならないように気をつけましょう。必死にドライビングテクニックを磨いても乗用車で競技用スポーツカーに追いつくのは至難の業でしょう? (というか、さすがに無理ですねコレは)
ちなみに、個人的な意見を述べると、現在どれだけ難しいとされているクエストでも、いずれは緩和されたり強力な装備がバラ撒かれたりして楽にクリアできる時が来るはずなので、その時まで気長に好きなことだけやるのが一番だと思います。
当然、緩和を待って目標を達成しても世間的には「いまさら」です。しかし、最終攻撃力が既に6000程度に達している上級者が今クリアするのも、将来のあなたがバラマキ装備の最終攻撃力6000でクリアするのもやっていることは本質的には同じ。世間の評価が異なるだけです。
歴史は繰り返す。必ず色々なものが緩和されます。その時を待つべし。
どうしても待てないという人は、練習と勉強も大事ですが、金策でメセタを確保して強力な能力が付いた装備を作成したほうが圧倒的に早く目標に到達できるでしょう。
当サイトはガチプレイを推奨する立場ではありませんが、下記によく行われているガチ金策を紹介し、社会通念上も規約的にも問題ないものを「ホワイト」、いずれかに問題がありそうなものを「グレー」、いずれかまたは両方に大いに問題があるものを「ブラック」とします。
当サイトが応援するのは「ホワイト」まで。基本的に「グレー」や「ブラック」は非推奨または厳禁という姿勢です。とはいえ、他のプレイヤーの行動を知らないようでは、不毛な努力に時間と精力を費やしたり、カモにされて被害を受けかねないので、紹介だけはしておきます。
ガチ金策①:合成素材屋 (ホワイト)
概要
利用規約に抵触せず、金策効果が比較的高いのが素材屋です。極度に素材の素材を買い占めたりしなければ、大して他のプレイヤーの害にもならず、適正価格で販売すれば喜ばれることすらなくはありません。
素材屋で利益を上げるためには素材の素材をタダ同然で手に入れる必要があるため、良い素材が手に入る緊急クエストが予告で何度もやってきた時が仕入れ時期になります。
素材屋はマイショップ市場に投げ売りされている素材で多スロットのものを少しずつ確保しています。そして、報酬期間にカタリストなどを作り出して販売して利益を上げるのです。
最近は、特殊能力移植パスの実装によって上級者たちが目標とするOP構成が大きく変わったため、少スロットの素材にも需要があります。
また、強力なガーディアン・ソールとアブソリュート・グレアが新登場したことにより、その素材となるOPも高騰を見せています。
よく使われる商材はだいたい以下のものです。
武器用
- オメガ・メモリア
- レヴリー・カタリスト
- エーテル・ソール
- ファクター・カタリスト
- フォトナー・グレア
- グレア・カタリスト
- クラックⅢ~
- ドゥームブレイクⅢ
ユニット用
- オメガ・メモリア
- レヴリー・カタリスト
- エーテル・ソール
- ファクター・カタリスト
- ソール・カタリスト
- クラックⅢ~
- ドゥームブレイクⅢ
利益が上がる理由
素材屋をやるような人たちは、大抵は倉庫用のキャラを多数所有して素材を大量に溜め込んでいる上、そのキャラたちが毎週のウィークリーミッションで「能力追加成功率+30%」を大量に確保するので、生産コストが安く抑えられているのです。
同業者同士の競合
最近はみな同じことを考えているためか、報酬期間に高級素材が比較的安価に落ち着いていることがあるので、素材屋にあまり旨味は無いようですが、生産コストが安いのでそれなりの利益は上がっていることでしょう。
また、素材屋が増えて価格競争が発生し素材を安く買えるようになるのであれば、購入者サイドにとっては好都合なので、素材屋が増えることは好ましいとも言えなくはありませんね。
弱点
なお、この金策にはライバル店の存在だけでなくシステム的な弱点が存在します。
2019年の夏頃から報酬期間限定のACリサイクルで、高級OPを直接付与できるアイテムが販売されることが多くなりました。このような時には、付与アイテムが大量に出回ることにより、武器やユニットという現物素材の価格が暴落することがあります。最近では、悪質行為によるBAN騒動もあった2020春の報酬期間のオメガ・メモリア事件が記憶に新しいですね。
2020春の報酬期間が始まる前のオメガ・メモリアの現物素材は5000~6000万メセタでしたが、ACリサイクルで交換できるオメガ・メモリア付与アイテムが約3000万メセタ程度で市場に大量に出回ったことにより、付与アイテムより利便性に劣る現物素材の価格が1500万メセタ程度まで大暴落しました。
かつては堅い商売だった素材屋も安全に儲けるのは難しくなったようです。運営が次に何を実装してくるかまでは、インサイダーでもない限り知りえないのですから。
ガチ金策②:天然素材屋 (ホワイト)
前項で紹介した合成素材屋とは異なり、天然素材を売る素材屋もいます。合成素材屋の弱点は少額とはいえ生産コストが発生することです。頑張って作っても売れなければ利益どころか赤字になることすらあります。
一方、拾ってきたままの素材には加工のコストがありません。コストがかかるとすれば保管コストくらいのもので、売れなければ分解・リサイクル等で処分すれば実質上はノーダメージです。まあ、大抵は合成屋と兼業なのでしょうけど、天然素材屋はリスクが小さくて済みます。
最近は、特殊能力移植パスの実装によって上級者たちが目標とするOP構成が大きく変わったため、少スロットの素材にも需要があります。新登場のガーディアン・ソールとアブソリュート・グレアの素材となるOPも高騰を見せています。
よく使われる商材はだいたい以下のものです。
武器用
- アプレンティス・ソール
- EP4地球産のファクター
- オメガファルスのレヴリー
- ファーブラ・ソール
- イストリアソール
- オメガ・レヴリー
- EP6フォトナーのグレア
- EP6ロボットのグレア
- クラックⅠ
- ディバインオーダー
- ディム武器 (ステⅥ因子)
- レイ・ユニオン武器 (アストラル・ソール因子)
- 深遠シオン武器 (レヴリー・カタリスト因子)
- バジリス武器 (フレイズ・ディケイ因子)
- フォルニス武器 (フレイズ・ウィーク因子)
- グラテス武器 (レッサー因子)Ⅰ
- ラミア武器 (各種カタリスト因子)
- レボルシオ武器 (各種デバフⅤ因子)
- ディバインレセプター (限定SGスク品で付与)
ユニット用OP
- ダークファルスのソール
- EP4地球産のファクター
- オメガファルスのレヴリー
- ファーブラ・ソール
- イストリアソール
- オメガ・レヴリー
- EP6フォトナーのグレア
- EP6ロボットのグレア
- クラックⅠ
- レッサーⅠ
- ドゥームブレイクⅢ
- ファクターレセプター
- カタリストレセプター (限定SGスク品で付与)
SOP
- S1:錬成の志
- S2:六色の志
- S2:妙撃の志2
- S2:時流の恵
- S3:花海雪の歌2
- S3:妙撃の志2
- S3:時流の恵
- S4:累加追撃
- S4:静心の志
- S5:錬成萌花
- S6:癒蝕頑強
- S7:輝静の恵
- S8:舞空の援
素材
- 強化上限値+1
- 特殊能力付与アイテム各種
ガチ金策③:固定メンバー (ホワイト)
上級者たちが行っている極めて健全な金策のひとつに、強力な固定メンバーによる特定クエストの周回という手法があります。トリガーも大人数で持ち寄れば一人あたりの負担が小さくなるので、強いメンバーが集っているチームほどこの金策の効果は高いはずです。
狙い目はもちろん高級SOPがドロップするクエスト。季節緊急や新エンドレスなどでしょう。マイショップで検索すると、そのようにして獲得したと思しき「S8:舞空の援」「S5:錬成萌花」「S4:累加追撃」などが並んでいますね。
装備もPSもイマイチで火力が出ない私などには全く無縁の世界ですが、PSO2にしては珍しく「頑張った人たちが頑張っただけ得をする」現象なので、実に結構なことだと思っています。
ガチ金策④:買い占め→転売 (グレー)
現実世界でもPSO2内でも嫌がられる金策として、特定アイテムを買い占めて転売する行為が挙げられます。社会通念上はアウトとされる転売ですが、現実社会でもPSO2内でも経済に大した悪影響を及ぼさないためか、看過される傾向があります。
商材として狙われるのは、主に期間限定ACスクラッチ品、高級OP素材、SOP素材などです。特にバランス調整や新OP登場の余波を受けないACスクラッチ品(衣装・ロビアク)などは転売屋にとってリスクが少ない優良物件。再販までに売りさばけば莫大な利益を上げられるのでしょう。
ガチ金策⑤:デュープ→ダンピング (ブラック)
価格の上昇を招く転売が看過される一方で、現実社会でもPSO2内でも制裁の対象となるのは不当廉売(ダンピング)のほうです。こちらは経済に深刻な悪影響を及ぼすため、実社会では独占禁止の観点から処罰され、PSO2では利用規約違反として処分されるようです。
記憶に新しい2020年春の大量BANも、公式には発表されていませんが、複数アカウントでオメガ・メモリア付与アイテムを取得し、実際の相場の半額くらい (約3000万メセタ) で不当廉売して利益を上げたアカウントが対象だと噂されています。
公式の利用規約を確認したところ、複数アカウントの所有自体は規約違反ではないようです。運営が必要と判断すればメインアカウント以外を停止させたり、いずれかのアカウントで規約違反をすれば他のアカウントも同時に停止できるとの旨が記載されているだけでした。
2020年春の大量BANでは、公式サイトに「複数アカウントの利用者」ではなく「複数アカウントを利用した悪質行為」の該当者を処分したと記載されていたので、今回利用停止になったアカウントは実際に何らかの悪質行為を行ったと考えられます。
その「悪質行為」というのが具体的にどのような行為なのかは外部の人間には分かりませんが、一般常識に照らし合わせて「悪質行為」と判断されかねないことは避けるべきでしょう。
ガチ金策⑥:需要の操作 (グレー)
現実世界でもよく行われている「ステマ(ステルス・マーケティング)」の一種です。具体的な内情は知りませんが、かなりの利益を上げていることだと思います。
もし、何か売りたいものがあった場合、客に「必要」または「欲しい」と思わせないことには売ることができません。購買意欲がない客は決して何も買わないからです。
そういう時に便利なのが「オススメ」というやつです。Web上には大量のオススメ記事やオススメ動画が溢れており、そういうものを見て何かの購入を決めた人も少なくないはずです。
PSO2のオススメ記事などもゲーム内ではその一種のようなもの。具体的には「初心者でも簡単にできるステオール100盛り」とか「これで上級者になれる低コストの特化200盛り」のような記事や動画の中に、素材を売りたいが為のステマが混入していないと言い切れますか?
もちろん、ほとんどのブロガーや動画作成者は純粋な善意で紹介してくださっているのでしょうけど、それがかえって絶妙な迷彩となって、ステマで儲けたいプレイヤーやRMT業者が作ったコンテンツとの判別が難しい状況です。
人気ブログや人気チャンネルを持っていない者でも、攻略wikiのコメント欄、有名ブログのコメント欄などでステマすることは極めて容易です。
また、オススメとは逆に不安を煽る商法もよく使われます。例えば、「〇〇にはこれくらいの装備で来い」とか「〇〇くらい持っていて当たり前」のようなものです。こういうのはコンプレックス産業と類似した性質を持っていて、巧みに不安や劣等感を刺激します。
もちろん、こちらも本当に心からそのように思ってそういう発言をしている人もいるでしょう。しかし、そうやって不安を煽ってキャラ倉庫に眠っている大量の不良物件を売りさばきたいだけかもしれませんよ。
特殊能力の構成を自分で考えることに慣れているプレイヤーなら、紹介されている構成の有用性やコストパフォーマンスを確認して参考にすべきかどうか判断できると思いますが、あまり考えずに面倒だから何となくオススメ記事・動画に頼ってきた人はご注意あれ。
ステ値が高くてもHPやPPが低すぎて実戦であまり役に立たないかもしれませんよ?
ガチ金策⑦:ランキング談合 (グレー)
PSO2のランキングで頻繁に談合が行われているのは周知の事実です。運営も対処しないようなので、この程度は「ルールの範囲内」ということでセーフなのでしょう。
さて、談合がどうして金策に関連するのかと言いますと、システム的に同着1位の報酬を少人数で独占することが可能だからです。
例えば、前回のスペースマガツのランキングで「暗影」を固定メンバーで回して全員で一位を取る快挙を成し遂げた人たちがいるようでした。そのこと自体はルールの範囲内で全く問題ないのですが、パスワードで鍵のかかったそのセッションに本当に12人のプレイヤーがいたのかどうかは本人たちのみぞ知ることです。
件の「暗影」の場合、現在の装備であれば1人で回すことが十分可能なはずです。ということは、休憩時に交代できるように、もう1人プレイヤーがいれば2人で回し続けることが可能。
では、その二人の本アカウント2つと、それぞれのサブアカウント5つずつの計12アカウントで回し、1位景品を一人で6人分せしめることも可能なはず。
もちろん、今回の優勝者に限ってはそんなことをやってないと思っていますが、同着ありのランキングでは、この手の金策が今まで散々行われてきたでしょうし、これからも毎度行われることでしょう。
ガチ金策⑧:ライバル店潰し (ブラック)
どんな分野でもライバルを潰す最良の方法は、真っ向勝負ではなくライバルの戦意を挫く心理戦。ここオラクルのマイショップでもライバル店の神経を消耗させてマイショップ市場からの撤退やPSO2からの引退を強いる悪辣な手法が横行しているようです。
PSO2のマイショップでは、プレイヤーIDの検索によって見ず知らずの他人の店舗に直接アクセスすることが可能です。そこで潰したい店舗の商品を常時監視して、その店に出品されているものと同じアイテムをすべて出品額より少し安く値付けして出品するとのこと。
中々品物が売れない被害店舗が相場をチェックすると必ず自分よりわずかに安く出品している店が存在することになり、そのうちやる気を無くしてマイショップに出品しなくなるのだとか。また、その際、相手に監視されていることを気づかせるようなシンボルアートや文言を入力するそうです。怖いですね。
ライバル店のチェックを効率良くやるために、フレンドパートナー利用画面からサブアカウントでフレンド登録依頼を出してフレンド関係になって、ログイン状況を監視したりマイショップ検索をしやすくしたりもするようです。これをやられてゲーム自体が嫌になる人もいるそうです。
タチが悪いのは、暴言や脅迫のようなはっきりとした証拠を残さないため規約違反にもならないし、処罰もされないということです。まさに「証拠さえ残さなければ何をやってもよい」という証拠主義の法治国家の歪をそのままリアルに再現したような事案です。
やはり、よくわからない人からのフレンド依頼は断っておいたほうが無難です。また、ゲーム内の競争に執念を燃やしている人に目を付けられないように無闇に交友を広げないほうが良いのかもしれませんね。
ガチ金策⑨:インサイダー (ブラック)
ここからお話することは、あくまでも推測の範囲であって確証も何もありません。「普通に考えれば、こういう事態に発展するリスクがある」ということをお話しているだけということをご理解下さい。
一般に、内情を知る者をゲームに参加させないというのが、ゲームの公平性を保つための鉄則です。
例えば、競馬では、調教師や騎手は馬券(勝馬投票券)を買うことができません。これは、競走馬の仕上り具合や当日の作戦などの内情を知る者(調教師・騎手)に馬券を買うことを許せば、内情を知らない一般のファンより圧倒的に有利になってしまい、著しく公平性を欠くことになるからです。
実際には、馬主は馬券を買えるという特例があったり、調教師や騎手も親戚や友人に馬券を買わせるという抜け道があって、本当に公平性が保たれているとは言い難い状況なのですが、建前上は公平性を保つためのルールが規定されていると言えるでしょう。
ところが、PSO2では、ゲームのプレイヤーの中から開発スタッフを募集しています。
もしかすると、開発スタッフとして従事中はプライベートでPSO2をプレイさせないなどの厳しい規則があるのかもしれません。しかし、普通に考えれば、プライベートでもPSO2をプレイするでしょうし、勤務中に知り得た内部情報を基にしてプレイを最適化していくことでしょう。
もちろん、どんな業種にも守秘義務がありますから、その人に普通のモラルがあれば、知り得た情報を外部に漏らすことはしないと思います。しかし、自分のプレイに活用するのは避けられません。知っていれば、どうしても得をする(損をしない)選択をするのが人情というもの。
個人的な話をすると、私はかつて、ある業界に社員として身を置いていたことがあるため、その業種が提供する商品の中で顧客にとって有利な(安全な)商品と不利な(危険な)商品を知っています。守秘義務があるので、他者に話すことはありませんが、少なくとも自分が不利な(危険な)商品を選択することはありません。
例えば、最近流行りの最強OPユニットのベースを作ろうとしている人がいると仮定します。その人は、アスソ+エテファク+マナレヴ+クラックⅤの素材を大枚叩いて購入または自作したとします。
もし、その人がガーディアン・ソールとアブソリュート・グレアの近日登場を知っていたとしたら、それでも買ったり作ったりしたでしょうか。
アストラル・ソール、エーテル・ファクター、マナ・レヴリーの付与アイテムが、ミッションバッヂのリサイクルショップに並ぶと知っていたら、それでも買ったり作ったりしたでしょうか。
ガーディアン・ソールとアブソリュート・グレアの話はネット上に噂が出回っていましたが、その時点ではあくまでも「リーク情報」「解析情報」「噂」として流れていただけで、確証はありませんでした。しかし、内情を知る者にとっては確定事項です。知っている者は確信を持って取捨選択ができるのです。
内部情報を知るということは、金策・節約にとって如何に有利なことか。
企業が政治家に癒着しようとするのも、今後予定されている法案などを知って自社の利益を図りたいからでしょう。今後制定される(かもしれない)条例などを事前に知ることができれば、他社に先んじて新プロジェクトの準備をすることができるのですから。
PSO2の「一緒に創ろう」の募集もかなりの期間掲示されているので、現プレイヤーの中に内部情報を知るプレイヤーが相当数いることでしょう。もちろん、そういう人たちはPSO2の大ファンでしょうし、正しいモラルもお持ちでしょうから、それを外部に漏らすことはしないと思います。
しかし、今後「ゴミ」になることが判っているアイテムを手放したり、今後価値が上がることが判っているアイテムを確保したりすることはすると思います。そして、それは多分、長期間で1億、2億メセタというようなレベルではなく、実に短い期間で100億、200億メセタというレベルの利益になることが予想されます。
それだけのメセタがあれば装備更新も楽にできるでしょうし、時折開催されるランキングでも事前にクエスト内容を知っていれば上位を狙えるチャンスも増えると思います。当然ながら、強い装備を必要とする難関クエストや難関称号だって一般プレイヤーよりは楽に達成できると思います。
だからといって、外部の人間である我々がどうこうすることはできないのですが、そういうものだと割り切ってプレイするのが精神衛生上好ましいのではないでしょうか。金の成る木を持つ者とそうでない者は、もともと住む世界違うのだと初めから割り切っておくほうがよいと思います。
インサイダーによる悪事は露見しにくいという難点があるのでどうしようもないですからね。
仮に内部情報をゲームプレイやRMTなどに悪用している不届き者が存在し、それを特定できたとしても、SEGA側は「当社は社員教育を徹底している」という建前を崩せないでしょうし、本人は当然「自分は内部情報を利用していない。直感と才覚で利益を上げただけだ。」と言い張るだけでしょうから。
もし、そういう不届き者を善用する方法があるとしたら、インサイダー(と思しき人物)のマイショップで売られているアイテムはいずれ「ゴミ」化する可能性があるかもしれないということと、インサイダーが買い占めているアイテムは今後価値が上がるかもしれないということを思い出してみることくらいですかね。
ガチ金策⑩:解析 (ブラック)
前項で紹介した「インサイダー」が内部情報を悪用する者なら、本項で紹介する「解析」は外部から内部情報を暴き出す手法です。当然ながら、解析行為はPSO2の利用規約に違反する行為であり、場合によっては法律にも触れるため厳禁です。
実際にどのような方法でゲームデータを解析しているのか判りませんが、実装前からTwitterなどで噂されていたガーディアン・ソールやアブソリュート・グレアは後に実装されましたし、合成の組み合わせもほぼ間違いありませんでした。
いずれにしても、前項の「インサイダー」と同様、今後実装されるコンテンツを他者に先んじて知ることができるというのは圧倒的なアドバンテージです。
このリーク情報のお陰で損をしなくて済んだ人、リーク情報を知らなかったために損をした人、そんな情報があったことすら知らなかった人。三者三様の喜悲劇がありそうです。
また、この手の違反行為を行う者は、往々にして犯行を外国人の仕業に見せかけるという手口を好みます。これはネット上における不届き者の常套手段で、「悪いことは不良外人がやったことだ」と見せかけることによって、自身の悪事を隠蔽しつつ利益のみ得ることができるという仕組みです。
こういう情報は活用しないのが一番ですが、目に入ってしまったものは仕方がないので、「そういうものが実装されるかもしれない」と思っておく程度に止めて拡散しないようにしましょう。