Phantasy Star Online 2


略式複合テクニックの活用法

概要

マールーから略式複合テクニックを習う

略式複合テクニックとは

略式複合テクニックとは、少し前に実装された新要素で、従来の複合テクニックのようなゲージ蓄積を必要とせず、PPさえあれば何時でも発動できる複合テクニックのことを指します。

名称に「複合テクニック」という言葉が含まれていますが、実際には従来の複合テクニックと挙動も威力も用途も全く違うので、別物の新テクニックだと捉えたほうがよいでしょう。

習得方法

ゲートエリアにいるマールーのオーダー「新たな技術に興味はある?」を完了すると、テクターの新PA「ヘヴィーハンマー」と共に、下記3種の略式複合テクニックを習得することが可能。

  • [雷+風] レ・ザンディア
  • [炎+闇] レ・フォメルギア
  • [氷+光] レ・バーランツィア

略式複合いる?

はい、多分要ります。人によっては好みに合わなかったり、性能や挙動に不満があったりして、大人気というわけではないようですが、使いようによっては便利ですよ。個人的には、とても良い新要素だと思っています。

実践知識

レ・ザンディア

レ・ザンディア

竜巻でエネミーを集めてダメージを与えます。略式複合の中で最もよく使われる便利なテクニックで、主に雑魚エネミーを一箇所に集める用途で使用されますが、集めるついでに結構なダメージも与えるので複合テクニックのゲージの伸びも良いです。ショック付与効果もあります。

エネミーを一箇所に集めたほうが他のプレイヤーも攻撃しやすいと思うので、マルグル形式の緊急クエストでも活躍します。ただし、雑魚処理に強い一方で、単体には大したダメージを与えられないので、単体ボスなどに対しては効果的ではありません。

このように、従来のゾンディールの代替にもなりうる非常に使いやすい略式複合テクニックなのですが、デメリットも存在します。

第一のデメリットは消費PPが非常に大きいこととです。使用中にボタンを連打し続けると、さらに大量のPPを消費して効果時間を伸ばすことができますが、すぐにPPが枯渇してしまいます。この技を多用したい場合は効果的なPP回復手段を用意することをお勧めします。

第二のデメリットは使用中はその場から動けないことです。ソロの時などに敵のど真ん中でこれを始めると、エネミーに殴られて妨害されたり、エネミーにお手玉にされたりするリスクがありますね。なるべく離れた位置から使うべきでしょう。

レ・フォメルギア

レ・フォメルギア

かなり広い範囲に対して炎と闇の大爆発を起こします。爆発と同時に後方に大きく飛び退くという (あまりうれしくない) 挙動もセットになっております。「攻防一体の技」ということなのでしょうが、この後方に下がる挙動がこのテクニックの利便性を損なっているのも悲しい事実。

一発「ドカン!」とまあまあの威力のダメージを与えますが、ここで後ろに大きく飛び退いて戦線から一気に離脱してしまうので、臨戦状態が一旦中断されてしまい、連続で攻撃を続けることができません。なかなか使い所が難しいテクニックだと言えるでしょう。

体感的な印象ですが、一応バーンの付与率はかなり良いようなので、森林や凍土のように炎を弱点とするエネミーが多数出現するエリアの高難度を攻略する時には、雑魚の群れに最初に一発ブチかまし、まあまあのダメージを与えつつバーンを付与してやるとよいかもしれませんね。

なお、ボタンを長押しすると、炎と闇の魔力を纏った大きな槍を構えてゆっくり突進する技になります。これも使い所が難しいですが、動き回りながらバーンを付与するのに使えそうです。

レ・バーランツィア

レ・バーランツィア

氷と光の力で周囲の敵にダメージを与えます。レ・フォメルギアと異なり、発動後にその場から大きく移動したりしないので、連続で繰り出せばそこそこのダメージを与えることができます。体感的には、フリーズの付与率もかなり良いと感じます。

ボタンを長押しすると、魔力の翼で空中を飛翔しながら氷と光の弾を射出するという (シューティングゲームのような) 挙動に変化します。威力のほどは大したことはないのですが、挙動のキレが良く利便性に優れています。このテクニックの主力はこちらなのかもしれません。

飛翔中の移動速度は前方には遅いのですが、ロック対象を中心にして左右へ動く時はかなりキレが良く、ボスの攻撃なども容易に躱せます。ボスのヘイトが自分に向いている時 (ソロ含む) に攻防一体の技として使用すると立ち回りの幅が広がりますね。

オメガ・マスカレーダの猛攻を回避するのにも使えますし、フリーズ効果を持っているのでフレイムディアモスの攻撃を躱しながら凍結特殊ダウンを誘発する用途にも使えます。ダメージ以外の部分に着目すると、とてもユニークで面白い技だと思います。

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