Dragon's Dogma


レンジャー

ジョブ概要

威力の高い遠距離攻撃に特化した一撃必殺の狙撃手。破壊力のある大弓を扱える唯一のジョブです。ファイターと同等に物理攻撃力が成長し、スタミナが飛躍的に伸びます。

ストライダーの上級職という位置付けですが、使用可能なダガースキルは減少し、通常の弓は装備できません。「降らし射ち」「爆ぜ射ち」のように手軽でそこそこ強いスキルがないため、ストライダーからのジョブチェンジは単純なメリットではなく、個性の変化と考えた方が良いでしょう。

シューティングゲームにおけるスナイパーライフルのように、スコープのような視点で対象をズームして狙撃できるスキルや、全スタミナを消費して渾身の一矢を放つスキルなど、"重い"スキルが多く、ストライダーとは対照的です。それゆえにスキルの使いどころの見極めを要求されるジョブと言えます。

育成

覚者・ポーン共通

弓も物理攻撃には変わりなく、遠回りになりますが、ウォリアーのアビリティ「奮迅」(物理攻撃力+20%)は習得しておきたいところです。

レンジャーのアビリティ「耐風」は、"風圧の影響を受けない"という一見地味なスキルですが、ゲーム終盤に登場するドラゴン系との戦闘において、"羽ばたき"を受けても風圧でよろけなくなるのは非常に大きなメリットです。最終的にどのジョブに就く場合でも役に立ちます。

大弓のカスタムスキルについては、高性能なものが揃っているので、どれを選ぶか迷ってしまいますが、素早く繰り出すことができ、連射が利く「綴れ射ち」は局面を選ばず強力です。また、レンジャーの真骨頂ともいえる「全霊弓」も一撃必殺の切り札として活用したいスキルです。

「全霊弓」は全スタミナを消費して大ダメージを与えるスキルですが、ダメージ量は残りスタミナ量に依存します。そのため、物理攻撃力も重要ですが、スタミナ量が重要な要素になります。

他の戦士系ジョブの場合は、ウォリアーで物理攻撃力を徹底的に鍛えてから元のジョブに戻ってくるという育成が有効ですが、レンジャーで「全霊弓」を切り札にするつもりなら、スタミナの成長率が良いジョブでレベルを上げなければいけません。

奇しくも、レンジャーが最もスタミナの成長率が良いので、他のジョブで鍛える場合でも、目当てのアビリティを習得したらすぐにレンジャーに戻った方が良いでしょう。

覚者

他にも良いスキルがありますが、迷ったら、狙撃スキル「流星射ち」をお勧めします。混戦時には、敵を怯ませる「仕込み爆音矢」や広範囲を攻撃できる「鳳凰射ち」のようなスキルも有効です。

ポーン

臨機応変な状況判断力に乏しいポーンに「鳳凰射ち」「渦巻き射ち」などはあまり上手に使いこなせません。同様に「仕込み軟体矢」も使いどころがよくわからないようです。「流星射ち」をセットしても実際に使用しているかどうか不明であり、使用していたとしても命中率が上がっているかどうかもよくわからないため、他のスキルの方が良さそうです。

「仕込み爆音矢」はある程度上手に使いますが、同じ相手に何度も連続して使うという状況によく陥ります。ダメージ量が期待できないスキルのため、覚者かサポートポーンが対象を倒すまで、同じ相手をひたすら怯ませ続けるだけというあまり賢くない使い方になってしまうというわけです。

結局、単純にダメージを与えるだけの「とどめ射ち」が無難ではないかという結論に至ります。

成長率

レベルアップ時のステータス上昇値は、レベル帯によって異なります。具体的には、レベル2~10、10~100、101~200の3つの段階で成長率が変化します。レベル101以降は顕著な能力上昇は期待できないようになっています。

レベル11~100

HP  :+21
スタミナ:+30
物理攻撃:+4
魔法攻撃:+3
物理防御:+2
魔法防御:+2

レベル101~200

HP  :+5
スタミナ:+15
物理攻撃:+2
魔法攻撃:+0
物理防御:+1
魔法防御:+1

スキル・アビリティ

カスタムスキル、ノーマルスキル、アビリティは以下を参照願います。