Dragon Age: Origins


スキル・タレント・スペル

スキル(Skills)

スキルとは

スキルとは、戦闘に直接影響を及ぼさないが、Dragon Age: Origins のゲームを有利に進めるために役立つ技能の総称です。具体的には、アイテムの作成や話術などの技能があります。

スキルの習得

キャラクターは、レベルが3つ上がるごとに、スキルを習得するためのポイントを1ポイント獲得します。例外的に、ローグはレベルが2つ上がるごとに1ポイント獲得します。

獲得したポイントを習得したいスキルに振り分けることで習得することができます。スキルの習得には、能力値やレベルなど他の条件を満たす必要がある場合もあります。

スキルの種類

話術(Coercion)

Coercion reveals new dialogue option that can convince other characters to change their minds, somtimes revealing new paths through a plot or more favorable terms for deal. If a Persuade option appears in dialogue, your chance of success is determined by your rank in Coercion and your cunning score. If an Itimidation option apprears instead, success depends on Coercion and your strength score.
(説明書より抜粋)

意訳:話術スキルによって、NPCの考えを変えさせうる選択肢が会話に追加される。ストーリーに新たな展開が生じたり、より良い条件で取引できる場合もある。"説得"の選択肢の成功率は、話術スキルのランクと狡猾さの値によって決まる。"脅迫"の選択肢の成功率は、話術スキルのランクと筋力によって決まる。

NPCと会話する際に、通常の選択肢以外の応答が可能になるスキルです。上記の通り説得や脅迫が常に成功するわけではありませんが、通常より良い条件で物事を進めることができる場合が多くなります。

盗み(Stealing)

Characters who have learned to steal can attempt to pick the pockets of other characters, whether friendly, neutral, or hostile, although a high rank in the skill is necessary to steal during combat.
(説明書より抜粋)

意訳:盗みのスキルを習得したキャラクターは、ターゲットが敵か味方か中立かにかかわらず、スリをすることができる。ただし、戦闘中にスリをするとなると、高いランクのスキルが必要になる。

NPCからスリをするためのスキルです。スリの成功率は、盗みスキルのランクとキャラクターの狡猾さによって決まります。

罠作り(Trap-Making)

Characters who have learned this skill can construct traps or lures from common components, so long as they also possess a plan to build the mechanism. The second and forth rank of this skill also increase the range at which the character can detect enemy traps. Note that while all chracters who have learned this skill can set traps, only rogues can disarm them.
(説明書より抜粋)

意訳:このスキルを習得したキャラクターは、レシピがあれば、ありふれた素材から罠を作り上げることができる。このスキルのランク2、ランク4を習得すれば敵の罠を発見できる範囲が広がる。このスキルを習得したキャラクターなら誰でも罠を仕掛けることができるが、ローグしか罠を解除することはできない。

罠を作成、設置するために必要なスキルです。作成するだけでなく、設置することためにもこのスキルを習得する必要があることに留意しましょう。使うためだけならランク1を習得するだけで十分です。また、ローグしか罠を解除することはできません。

生存術(Survival)

Survival lets a character detect enemies who would otherwise be hidden. Higher ranks also bestow bonuses to nature resistance and physical resistance.
(説明書より抜粋)

意訳:生存術を習得すると、習得していない者には発見できない敵を発見することができる。高ランクになると、自然耐性と物理耐性にボーナスが付与される。

本来、敵は戦闘状態になるまでミニマップに表示されませんが、このスキルを習得すると、初めから敵の位置が表示されるようになります。罠を活用するプレイヤーにはより役立つでしょう。

高いランクまで習得すると、より強い敵の位置が分かるようになります。逆に言えば、高ランクまで習得しないと、強い敵の位置を知ることができないため、生存術を最大限に活用したい場合は、スキルポイントを多く割くことになります。

薬草学(Herbalism)

Herbalism allows a character to make a wide variety of potions, poultices, salves, balms, elixers, and so forth, whenever raw ingredients and a recipe are at hand. At higher ranks, the character can complete more difficult recipes, producing particularly potent items.
(説明書より抜粋)

意訳:薬草学を習得すると、材料とレシピがあればいつでも様々なポーション、回復薬、軟膏、香油、エリクシールを作ることができるようになる。高ランクまで習得すると、より高度なレシピをマスターし、強力なアイテムを作れるようになる。

回復薬を作るためのスキルです。レシピと材料がないと作成できませんが、アイテムは誰でも使用できます。

毒薬調合(Poison-Making)

Poison-Making focuses on mixing deadly substances that the character can apply to melee weapons, inflicting extra damage and often leaving enemies immobile. Those skilled in this art can also create explosive bombs and flasks designed to be hurled at the enemy. As with Herbalism and Trap-Making, creating items using this skill requires a recipe and raw ingredients. Note that this skill is required not just to create poisons - it is also requried to use them.
(説明書より抜粋)

意訳:毒薬調合とは、近接武器で敵に追加ダメージや移動不能効果を与える劇薬を調合することに特化したスキルである。このスキルに習熟した者は、敵に向けて投擲する爆弾や毒薬も作ることができる。薬草学と罠作成と同様、このスキルでアイテムを製造するためには、レシピと材料が必要になる。このスキルは毒薬を作るためだけでなく、使うためにも必要であることに注意が必要である。

毒薬を製造するために必要なスキルです。使うためにも必要になることに留意しましょう。使うだけならランク1を習得するだけで十分です。

戦闘訓練(Combat Tactics)

For warriors and rogues, each rank in this skill opens up a new tier of weapon talents that the character can learn, as well as providing other small profits. Although mages cannot learn weapon talents, this skill significantly increases the damage they can take from an attack before it interrupts an attempt at casting spells.
(説明書より抜粋)

戦士やローグは、このスキルを強化する度に、少しの支援効果に加えて、上位の武器タレントがアンロックされる。魔道士は武器タレントを習得できないが、このスキルを習得することによって、スペルの詠唱が妨害されてしまうまでの許容ダメージを大きく増大することができる。

戦士やローグにとっては、上位の武器タレントを習得するためにどうしても必要になるスキルです。魔道士は武器タレントを習得できないので必須ではありませんが、魔法の詠唱を中断せずに踏ん張れるダメージ量が増えます。

簡単に言うと、少々のダメージを受けたくらいでは怯んで詠唱をやめなくなり、詠唱中に受ける攻撃による妨害に対して強くなるという意味です。

作戦(Combat Tactics)

Each rank in this skill increases the number of slots available on a character's combat tactics sheet. Since each slot governs one conditional action during combat - for example, instructing a mage to heal any character whose health falls below 50% - having more slots available means you can design more elaborate battle plans for your party.
(説明書より抜粋)

意訳:このスキルの各ランクを習得するごとに、キャラクターの作戦スロットが拡大される。1スロットにつき、戦闘時における1つの条件行動が定義されるので(例:魔道士に体力が半分以下の仲間を回復させる)、多くのスロットが使えることはすなわち、パーティにより精緻な作戦を与えることができるということである。

作戦で使えるスロットが増えます。スロットの数だけ条件を設定できるので、コンピューターに任せることが多い仲間には効果的なスキルです。

タレント(Talents)とスペル(Spells)

タレント

タレントとは、戦士やローグの特殊技能のことです。一般的なRPGにおける"必殺技"のようなものと考えて差し支えありません。敵に通常攻撃以上のダメージを与えるもの、自分や味方の能力を上昇させるもの、敵の能力を低下させるものなど、様々な種類があります。

スペル

スペルとは、魔道士が使う魔法の呪文のことです。タレントと同様、攻撃、支援、回復など様々な種類のスペルがあります。

タレントやスペルの習得

キャラクターのレベルが1つ上がるごとに、タレントやスペルの習得に必要なポイントを1ポイント獲得します。そのポイントを振り分けることでタレントやスペルを習得できます。つまり、レベルが1つ上がるごとに、1つタレントやスペルを習得できることになります。

タレントやスペルの種類

アクティブ(Activated)

アクティブとは、その都度使用するタイプのタレントやスペルです。敵を攻撃する必殺技や魔法はほとんどアクティブ型です。使用時にスタミナやマナを消費します。

パッシブ(Passive)

パッシブとは、いわゆる"永久効果"のことです。習得すると、恒久的に効果を発揮し、スタミナやマナを消費しません。パッシブ型のタレントやスペルの習得は、単純にキャラクターの"強化"と考えれば良いでしょう。

持続(Sustained)

持続とは、予めスタミナやマナを一定量消費して一時的に効果を発生させるタイプのタレントやスペルです。一度発動させれば、スタミナやマナが枯渇するかプレイヤーが手動でそのタレントやスペルの使用を止めるまで発動されたままになります。使用を中止すると、消費されていたスタミナやマナは回復します。

一部の持続タレントやスペルはスタミナやマナを消費しないため、プレイヤーが手動で止めるまで効果が続きます。一方、常時スタミナやマナを消費するタイプの持続タレントやスペルもあり、発動直後から一気にスタミナやマナの消費が始まり、しばらく後に枯渇します。