小技・裏技
保険セーブは当週以外で
トロフィー獲得等のためにどうしても負けたくないレース前にセーブを残す場合、レース当週ではなく少し前の週にしたほうがよい。レース当週のセーブデータをロードしても枠順は既に決まっており、同じ作戦を指示すると展開までほとんど同じになる。
レースの数週間前にセーブを残しておくと、騎乗する騎手を変更したり、他の所有馬を出走させたりすることが可能なので、枠順や展開を大きく変えることができる。また、オート進行する場合も、古いセーブをロードしてやり直すと結果が変わりやすい。
産み分け・進路変更
前項と少し関連する内容になるが、ウイニングポスト8ではイベントが発生した場合、既に結果の一部が決まっていることがある。このようなイベントの後にセーブをしてロードを繰り返しても、結果が変わることはない。
例を挙げると、2月1週に妊娠するイベントが発生した時点で子供の性別は既に決まっており、騎手が引退する時点で翌年調教師になるかどうかが既に決まっている。この場合、何度ロードを繰り返しても子供の性別が変わることはなく、引退騎手の進路が変わることもない。
上記のような確率や運が絡む要素をセーブ&ロードで操作したい場合は、イベントが発生する前にセーブを残す必要がある。例えば、男女の産み分けをしたい場合は1月4週に、騎手が引退した後の進路を変えたい場合は12月4週にセーブデータを残さなくてはならない。
子孫の進路変更の例外
前項のとおり、子孫の進路は早い段階で決定されており、ギリギリの段階でセーブ&ロードをしても結果は変わらない。ただ、例外的にギリギリの段階で結果が変わる要素もある。
毎年12月4週に中学3年生の子孫が騎手を志すかどうかの分岐があるが、これについては、その時点で進路が決定されていないため、12月4週に残したセーブをロードすることによって結果を変えることができる。同様に騎手課程にいる子孫が騎手になるかどうかも変化する。
運動能力が優れた子孫ほど、騎手を志したり、騎手課程を修了して騎手になることが多いが、実際のプレイにおいては、運動Sの子孫が騎手以外の職業を志したり、騎手課程で挫折することが往々にして起こる。確実に子孫を騎手にしたい場合は12月4週にセーブを残して望む結果が出るまでロードするとよい。
※2017年度版より実装された新要素「お守りボーナス」には、「子供の進路相談」というボーナスが存在し、金のお守りを2つ奉納することによってプレイヤーの子供が16歳になる前などに進路を選べるようになった。
下級馬も練習用・親睦用に
効率のみを考えると下級レースで悪戦苦闘しているような馬は引退させるほうがよいのかもしれないが、こういう馬は今後親しくなりたい騎手に任せて友好度を上げるとよい。遠征などでは有力騎手が乗ってくれることもある。
また、こういう馬は将来性がある若手騎手や子孫騎手の練習用に使うこともできる。一流になれない馬だからといって捨ててしまうことはない。
重賞開催場所でデビュー
新馬戦でトップジョッキーに乗ってもらいたい場合は、なるべくトップジョッキーが行きそうな開催(格の高い重賞がある開催)の新馬戦に登録すると、ついでに乗ってもらえる可能性が高い。
海外遠征で騎手の友好度を稼ぐ
トップジョッキーには有力馬の騎乗依頼が集まり、結果として所有馬に乗ってくれる機会が相対的に少なくなるため、一般的な騎手と比べて友好度が上昇しにくい。国内では、友好度の高い騎手でもより強い馬を選ぶ傾向があり、なかなか友好度が稼げないことがある。
一方、海外の重賞に遠征する所有馬の騎乗を依頼すると、友好度の低い騎手でも確実に騎乗してくれる上に、レースに勝てば一般競走より多く友好度が上昇する。短期間で有力騎手との友好度を上げたい場合は、海外遠征する所有馬の手綱を任せると効率的である。
豆知識
違う作戦を試そう
関連する補完能力(サブパラメータ)が優れていれば、本来の脚質以外でも好走することが可能。具体的には、勝負根性があれば差し馬であっても逃げ・先行が可能になり、瞬発力があれば先行馬であっても差し・追込が可能になる。
本来の脚質で走るよりも好結果を生むこともあるので、いつも包まれて馬群が捌けない差し馬を先行させてみたり、いつもバテて後続に差される先行馬を後方からレースをさせてみることは決して無駄ではない。
先行有利
現実の競馬が圧倒的に先行有利であるのに対して、ウイニングポスト8では脚質による極端な有利不利が無いようにバランスが調整されている。それでも、COM騎手のコース取りの判断が良くないことも影響して、やはり圧倒的に先行馬が有利であるように思われる。
特に国内ローカルやアメリカの小回りではその傾向は顕著であり、直線が長い欧州の競馬場であってもインコースに密集した馬群にわざわざ自分から突っ込んでいくこともあり、後方から競馬をする馬は特に取りこぼしが多くなる。
差し馬の前が壁になる展開は競馬ゲームとしてリアルと言えばリアルではあるが、外を悠々と回って勝てるだけの能力とメンバー構成のレースであっても、ウイニングポストのCOM騎手は何故か(COMだから当然のように)内に固執して惨敗し、プレイヤーの血圧を上げる。
馬に十分な能力(勝負根性や賢さなど)があることが前提だが、メンバー的に余裕があるレースでは差し馬であっても先行を指示したほうが意外な好結果を生むことが多い。
使い減り
具体的な数値を確認できないため、ともすれば安易に考えがちな競走寿命であるが、多くのレースに使っているとその悪影響はすぐに現れてくる。やはり、長く活躍してほしい一流馬は無駄なレースに一切使わないほうがよい。
大レースへの出走に必要な賞金を十分稼いでいる場合は、GⅠを中心に年5~6レース程度にとどめておいてもよいだろう。本番のGⅠのみで構成された鉄砲使いのローテーションも効果的である。強い馬は鉄砲でもやはり強い。
長所強化より弱点克服
ウイニングポスト8では、低いパラメータほど育成や調教で伸びやすい。長所が全く伸びないわけではないが、調教期間が同じだと仮定すると、弱点のほうが遥かに早く成長する。
2016年度版では、新要素「調教方針」とそれに付随する「長所強化」と「弱点克服」の一括変更指示が実装され、調教内容に関する具体的な指示が出せるようになった。
本来、各所有馬に合ったメニューを個別に設定するほうが望ましいが、一括変更を活用する場合は「弱点克服」のほうが効率的に所有馬の能力を育成することができる点に留意したい。
騎手の背景と将来性
公式な情報として確証を得たことはないが、ウイニングポストが現在のシステムになったシリーズ4作目(ウイニングポスト4)あたりから、騎手の能力・将来性と背景の間に一定の相関が見られる。何を以って一流・超一流とするかは各人の判断を俟つしかないが、大レースでの勝利数などを考慮すると当たらずとも遠からずではないだろうか。
背景 | 主な騎手 | |
---|---|---|
超一流 | ダートコースと電光掲示板 | 岡部幸雄、田原成貴(実名化)、武豊、福永祐一、岩田康誠 |
一流 | パドック | 武邦彦、柴田政人、小島太、南井克巳、的場均、横山典弘、蛯名正義、柴田善臣、四位洋文、幸英明、後藤浩輝、中舘英二、和田竜二、川田将雅 |
一般 | 芝コースとスタンド | 該当多数につき割愛 |
調教師との面識
毎年11月2週には、調教師がプレイヤーの牧場を訪れて素質馬を預かりたいと申し出てくるイベントが発生することがある。イベント発生の条件が緩いため馬の素質を見極めるためのイベントとしての意義は乏しいが、新しい調教師と面識を持つ絶好の機会となる。
牧場が大きくなって素質馬がコンスタントに出るようになれば、毎年のようにイベントが発生する。無視しても問題が無いイベントだが、預託の選択肢が広いに越したことはないので、オート進行でゲームを進めている時でもこのイベントはチェックしておきたい。
※2017年度版より実装された新要素「お守りボーナス」には、「調教師と知り合う」というボーナスが存在し、金のお守りを2つ奉納することによって、新しい調教師と面識を持つことができるようになった。
お守りボーナスの活用
2017年度版より実装された新要素「お守りボーナス」には、強力な効果を持つボーナスが多数存在する。中でも、一度実行すれば以降のプレイを通して永久に効果が得られるボーナスはできるだけ早く実行しておくのが望ましい。
具体的には以下に挙げるボーナスが永久効果に該当し、いずれもコストパフォーマンスに優れているので、お守り奉納所を導入したらすぐに実行することをお勧めしたい。
守 | 種類 | 効果 | |
---|---|---|---|
強化トレーニングの効果大 | 金1 | 永久 | 強化トレーニングの効果が上がる |
牧場施設の工事期間を短縮 | 銀1 | 永久 | 牧場施設の工事期間を25%短縮する |
牧場施設の工事費用を割引 | 銀2 | 永久 | 牧場施設の工事費用を25%割引する |
牧場施設の月維持費を割引 | 銀2 | 永久 | 牧場施設の月維持費を25%割引する |
牧場長候補増員 | 銀5 | 永久 | 牧場長候補として、「日高悠希」が追加される |
子供の出産時の顔選択 | 銀1 | 永久 | プレイヤーに子供が生まれた際、顔を選べる |
子孫・男性の顔の追加 | 金1 | 永久 | 一族から男の子が生まれた際の顔の候補が増える |
子孫・女性の顔の追加 | 金1 | 永久 | 一族から女の子が生まれた際の顔の候補が増える |
子供の進路相談 | 金2 | 永久 | プレイヤーの子供が16歳になる前などに進路を選べる |
チェックしたいイベント
ゲーム終盤になると、トロフィー獲得やその他の目的のためにオート進行を多用することがあるが、以下の時期には一時停止してイベントなどをチェックするとよい。
特に幼駒イベントは所有幼駒の素質を知る良い機会となるし、仮にイベントが発生しなかったとしても、逆に考えれば、その年は当該イベントの発生条件を満たすほどの素質馬がいないという事実が判るという意味で役立つ。
チェックすること | |
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1月1週 | ローテーション設定/調教方針設定 |
3月3週 | リーダー馬イベント(1歳馬) |
4月1週 | 出産イベント(暁・流星・シュンライ等)/調教方針設定 |
5月2週 | 種付け(無駄なイベントを避けるため、月初は避ける) |
6月3週 | 再種付け/有馬&西村&椎野の注目馬イベント/早熟新馬の管理 |
7月1週 | 虹の馬イベント(1歳馬)/調教方針設定 |
8月3週 | 有馬&西村&椎野の注目馬イベント |
9月1週 | 柵越えの馬イベント(1歳馬) |
9月3週 | 有馬&西村&椎野の注目馬イベント/早め・遅め新馬の管理 |
10月1週 | 調教方針設定 |
11月2週 | 調教師イベント/晩成新馬の管理 |
12月1週 | 朱鷺坂注目馬(アオチュー)イベント |