Winning Post 8


最優秀賞の一族独占

概要

最優秀賞の定義

全般

最優秀賞の一族独占とは、年末の表彰で馬主・生産者・騎手・調教師の4部門すべての最優秀賞を自分の一族が同時に受賞することを指し、トロフィー「エンディング④」の条件となっています。なお、同トロフィーの条件となる「最優秀賞」の定義がバージョンによって微妙に異なることに注意が必要です。

また、この条件が指す「一族」とは主人公の血を引く子孫を指し、嫁や婿など子孫と結婚した人物は含まれません。例えば、息子の妻(嫁)が既存キャラクターの穂高さくらである場合、彼女を牧場長に就任させて最優秀賞を受賞させても条件を満たしたことにはなりません。

バージョン間の差異

2015年度版における「最優秀賞」とはリーディングを獲ることを指しており、子孫騎手や子孫調教師が騎手大賞や優秀技術調教師を獲る必要はありません。一方、2016年度版にて、子孫騎手と子孫調教師がリーディング(最多勝利)のみ1位で年末を迎えたところ、エンディング④が発生せず、トロフィーの獲得に至りませんでした。

他の条件を変えずに子孫騎手と子孫調教師が三部門(騎手大賞・優秀技術調教師)すべて1位で年末を迎えると、年末表彰の開始時点で関連トロフィーが獲得され、翌年初にエンディング④が発生しました。色々なパターンで検証したわけではありませんが、2016年度版では騎手・調教師が3部門すべてで1位になることがトロフィーの条件となっているようです。

ウイニングポスト8 トロフィー「エンディング④」

進路

子孫が現役調教師、現役騎手として活躍している必要があるため、必然的に2015年以降の架空期間で達成することになります。強い史実馬を独占的に生産するような攻略法は用いることができません。

また、確実に子孫を騎手や調教師にする方法がないため、子孫の進路についてはある程度は運任せになります。一応、教育の方針で勉強や運動を指定することによって、調教師や騎手になる可能性を高めることはできますが、最終的には本人の意思次第です。

最優秀賞一族独占の手引き

一族独占

子孫を調教師にする

騎手は一番初めの仕事として選ばれる職業なので、子孫の数が増えれば自然と騎手になるものが現れてきます。子孫の中に現役騎手が3~4名いることも珍しくなく、子孫を騎手業に就かせることに苦労することはまずありません。

一方、調教師は最後に選ばれる職業なので、運が悪いとなかなか子孫調教師が現れません。子孫が調教師になるルートは2つ存在し、一つ目は騎手引退後に調教師デビューするルート、もう一つは牧場従業員、厩務員を経てデビューするルートが確認されています。

いずれも幼少期に勉強を得意としていたかどうかが影響を及ぼすようですが、頭脳明晰な子孫でも調教師を志望しないことも多く、優秀賞の一族独占以前に、子孫を調教師に就かせることに苦労することが多いでしょう。

即決の方法はありませんが、まず、牧場従業員・厩務員を経るルートは期待せず、騎手引退後に調教師になるルートで子孫調教師を作ることにしましょう。騎手引退後に調教師になる場合は、必ず引退の翌年にデビューするからです。

騎手が引退する直前にセーブをしておき、年末を迎えて騎手が引退後したら、オート進行で1年経過させて再度年末を迎えます。ここで当該子孫がめでたく調教師になればそのデータでゲームを進め、調教師にならなければロードしましょう。

注意する点は騎手が引退する直前にセーブすることです。騎手を引退した後、内部的には既に進路が決まっているらしく、調教師にならない場合は引退後のセーブデータを何回ロードしても当該人物が調教師になることはありません。

最優秀馬主賞

最優秀馬主賞は最も受賞が易しい賞です。素質馬を多数所有すれば、毎年当然のように受賞することができるでしょう。海外牧場を開設していて米国や欧州でさらに10頭ずつ所有できる場合は、余程のことがない限り、獲りこぼすことはありません。

ただし、当然のことながら、一族独占を目標とする時には、自牧場で生産した馬のみを所有して最優秀馬主賞を受賞しなければなりません。他牧場で生産された馬を活躍させると、自牧場が最優秀生産者賞を逃してしまうからです。すなわち、自牧場で素質馬を生産し、自分が所有するという形で受賞しなければならないということです。

最優秀生産者賞

最優秀生産者賞は受賞の難度が比較的高い賞です。まず、自家生産馬全体の質を高めないといけません。生産馬の質を高めても、強力なライバル牧場(祝永・社台)が毎年のように上位に食い込んでくるので、自牧場が普段リーディングを獲っていても、肝心な時に足元をすくわれる場合があります。

自家生産の質を高める方法やライバル牧場を弱体化させる具体的な方法は以下のページを参考にしてください。

次に考えなければならないのは、所有馬の出走レースです。普段はある程度走らせたら引退させるような平凡な馬でも、このときばかりは引退時期を遅らせてフルで頑張ってもらいましょう。ちなみに、競走寿命を飛躍的に延ばす2つ目の温泉を増設しておくことをお勧めします。

出走レースの選定は各プレイヤーの判断になる思いますが、全体的には以下を参考にしていただくとよいでしょう。

  • スピードS:賞金が高い海外GⅠ(ドバイ・BC・香港など)
  • スピードA:国内GⅠ路線(ステップGⅡから本番へ)
  • スピードB:国内重賞路線(GⅢ・GⅡをメインに目標はGⅠ)
  • スピードC:国内重賞路線(ハンデ重賞・ローカル重賞・牝馬限定重賞)
  • スピードD:国内OP路線(オープン特別)

さらに効率的に賞金を稼ぎたい場合は、高額賞金レース一覧の頁も参考にしてください。

最多勝利調教師

この賞の受賞は比較的易しく、自牧場で生産した素質馬を全て子孫調教師に預託するだけで獲得することが可能です。デビュー直後でパラメータが低い状態でも問題ありません。だいたい40頭程度預託すると、最優秀馬主賞と同時受賞することができるでしょう。

最多勝利騎手

上位騎手になればプレイヤーの所有馬以外に多く騎乗できるので、最多勝利騎手の受賞は難しくありません。デビュー直後から有力馬の手綱をどんどん任せて特性やパラメータを強化しておくと、比較的短い期間で一流騎手に育ちます。

ただし、トップジョッキーになるまでに一定期間下積みが必要なので、全有力馬の手綱を任せたとしても、デビュー直後に獲得するのは難しいでしょう。また、強力なライバル騎手がいる場合は、その一部または全部が引退するまでリーディングを獲得できない場合もあります。

ただ、馬主、生産者、調教師は所有馬が決まっているのに対し、騎手は騎乗馬が流動的であるため、セーブ&ロードすると勝数がかなり変わります(年間15勝前後)。

馬主、生産者、調教師に最優秀賞を獲れるだけの駒が揃っており、後は騎手のみとなったら、年始にセーブして年末までオート進行してみましょう。一族全員がリーディングであればそのまま年末表彰を迎え、騎手が2~3位にいるのであればロードしてやりなおしてみてください。15勝程度の差であれば、逆転することがあるからです。