1980年
牡馬
クラシックを狙うなら史実での三冠馬ミスターシービーしかない。この世代には、オールドファンなら史上最強マイラーに挙げるニホンピロウイナーもいる。競走成績にこだわるなら上記2頭が有力候補になる。
渋いところなら、史実の第4回ジャパンカップで、シンボリルドルフ、ミスターシービーの両三冠馬を破って日本馬として初勝利したカツラギエースがいる。こちらは、中距離G1路線で活躍できる。
秋の天皇賞で皇帝シンボリルドルフに土をつけたギャロップダイナや、ミスターシービー不在の有馬記念の勝馬リードホーユー、クラシックでシービーと死闘を演じたメジロモンスニーなど、名馬の好敵手も多い。
牝馬
この年の牝馬は能力的には小粒だが、その中でも、悲運の名牝シャダイソフィア、オークス馬ダイナカールなどがお薦めである。トライアルで強かったが本番で重馬場に泣いた天才少女ダスゲニーなど個性派もいる。
1981年
牡馬
能力的には、競馬史上最強馬の1頭と名高いシンボリルドルフが抜けている。他の馬でルドルフを負かすのは至難であり、競走成績にこだわるならルドルフを取るしかない。国内だけでなく、欧州の三冠も狙える能力設定になっている。
皐月賞まではルドルフの好敵手と言われ、ルドルフを選ぶまでは名手岡部が手綱を取っていたビゼンニシキも強いが、クラシックではルドルフにまず敵わない。ルドルフ不在のマイル路線ならなんとかGⅠを狙うこともできるが、マイル路線には1歳上の強豪ニホンピロウイナーがいて、活躍できる場が少ない。
他には、宝塚記念の勝馬スズパレード、ジャパンカップで2着に入ったロッキータイガー、何かと世間を騒がせたというステートジャガーが比較的能力が高い。史実の菊花賞でルドルフを僅差まで追い詰めたゴールドウェイも悪くない。
牝馬
この年の牝馬は能力的には小粒で、特にお薦めできる馬はいない。その中でも、桜花賞馬ダイアナソロンやオークス馬トウカイローマンが能力的には上位である。クラシックで善戦したロングレザーもそこそこ強い。
1982年
牡馬
能力的には、皐月賞と菊花賞を制したミホシンザンが最有力で、距離適性の幅も広く様々な距離で活躍できる。
サクラユタカオーの能力も抜けているが、対応できる距離が狭く(中距離のみ)、所有しても出走レースの選択には苦労しそうである。また、セリで非常に高額になるのも厄介なところ。
史実でのダービー馬シリウスシンボリも上記2頭に次ぐ能力を持っている。しかし、史実における海外での度重なる惨敗が評価に響いたのか、ダービー馬としては低めの能力設定をされている。過度の期待はできない。
史実での天皇賞馬クシロキングもそこそこ強いが、ウイニングポスト8で実際にGⅠ勝利にまで漕ぎつけるのには根気が要りそうである。
他には、スダホーク、サクラサニーオーあたりがそこそこ優秀で、重賞で善戦できるくらいにはなるだろう。ダート路線なら、史実でも大いに活躍したライフタテヤマが強い。(当時の札幌記念はダートだった)
牝馬
この世代の牝馬も小粒で、お薦めできる馬が少ない。その中でも、桜花賞馬エルプス、短距離で強かったタカラスチール、エリザベス女王杯の勝馬リワードウイング、オークス馬ノアノハコブネあたりが能力的に上位である。
1983年
牡馬
能力的にはニッポーテイオーが抜けているが、距離適性がマイルから中距離なので、クラシックを狙う馬ではない。距離適性は限られているものの、海外のマイル・中距離レースでも勝負になるほどに成長する。
クラシックを狙うなら距離適性が広く、能力も高く設定されているダービー馬ダイナガリバーを選ぼう。
メジロデュレン(距離適性が広い)、フレッシュボイス(マイル~中距離)、ダイナコスモス(マイル~中距離)あたりがそれに次ぐ実力馬である。
史実では早期引退となったためにゲームでは早熟設定となっているが、マイル~中距離ならダイシンフブキもそこそこ強い。
牝馬
この世代には、牝馬三冠を達成したメジロラモーヌがいる。能力的にもかなり高く設定されているので、競走成績を重視するなら、ラモーヌを取ろう。
ラモーヌの能力が抜けているため、他の馬で牝馬クラシックを獲るのは困難だが、ジャパンカップ3着のダイナアクトレスや重賞5勝の女傑ダイナフェアリーが能力的には上位である。
1984年
牡馬
スターホースがひしめく世代で、1歳下のアイドルホース・オグリキャップと死闘を演じた怪物タマモクロス、地方からやってきて中央G1を3勝した野武士イナリワン、二冠馬サクラスターオー、ダービー馬メリーナイスなど錚々たる顔ぶれになっている。
前3頭は中距離から長距離、メリーナイスはマイルからクラシックで活躍できる。いずれも能力値が高く設定されていて、所有すれば自身の代表馬になるだろう。
その他、ゴールドシチー、ホクトヘリオス、マティリアルなどの個性派が上記に続く。ゴールドシチーは中距離から長距離、ホクトヘリオスはマイル、マティリアルはマイルから中距離で活躍できる。
牝馬
牝馬では、二冠馬マックスビューティの能力が抜けており、エリザベス女王杯の勝馬タレンティドガールがそれに次ぐ。マイルから中距離で活躍した女傑コーセイ、マイルで活躍したシンウインドもそこそこ強く設定されている。
1985年
牡馬
1984年生まれに続き、1985年もスターホースがひしめく世代。芦毛の怪物オグリキャップ、天皇賞春秋制覇のスーパークリーク、マイルで凄まじい切れ味を見せたサッカーボーイ、府中2000で好走した四白流星のヤエノムテキなどがいる。いずれも能力が高く設定されているので、所有すれば自身の代表馬になるだろう。
前述のスターホースたちの能力が非常に高く設定されているので、他の馬で負かすのは困難だが、サクラチヨノオー、メジロアルダン、バンブーメモリーなどの実力馬や、ミスターシクレノン、ダイユウサクなどの個性派もいる。
競走成績にこだわるなら、オグリキャップとスーパークリークを取るのがよいだろう。サッカーボーイ、ヤエノムテキも十分強いが、上記2頭を負かそうとしても苦労するはずである。もちろん、これだけの顔ぶれなので、完全に好みで選んでしまって、ただ応援するのも面白いかもしれない。
牝馬
この年の牝馬は小粒であり、お薦めできるほどの馬は少ないが、マイルCSで人気のバンブーメモリーを破ったパッシングショットや、桜花賞馬のアラホウトクが能力的には抜けている。
ヤエノムテキが惚れていたという面白い噂があったシヨノロマン、オークス馬コスモドリームもそこそこ強い。他にはタマモクロスの妹でエリザベス女王杯の勝馬ミヤマポピーもそれなりに強い。
1986年
牡馬
この年の牡馬は小粒で、お薦めできるほどの馬は少ない。ダービー馬ウィナーズサークルや菊花賞馬バンブービギンの能力が抜けているが、他の世代のスターホースに勝てる器とは言いがたい。
上記2頭に次ぐのは、ドクタースパート、オサイチジョージ、カリブソング、リアルバースデーなどである。
牝馬
この世代の牝馬は小粒で、お薦めできるほどの馬は少ない。桜花賞馬シャダイカグラ、オークス馬ライトカラーあたりが能力的には上位である。
エリザベス女王杯を最低人気で優勝したサンドピアリスが上記2頭に続き、ホクトビーナス、メジロモントレーなどもそこそこ強い。
1987年
牡馬
能力的に抜けているのは、メジロマックイーンとアイネスフウジン。前者は、古馬の中長距離路線、後者はクラシックで活躍する。
他にも実力馬が多く、メジロパーマー、メジロライアンは前記2頭の好敵手として活躍するだろう。うまくいけば、負かせる可能性もある。
マイル路線ならダイタクヘリオスの能力が抜けている。ダートならトウケイニセイが非常に強く、海外GⅠも狙える。善戦マンの印象が強いが、晩成のオールラウンダーのカミノクレッセも重賞からGⅠ戦線で非常に長く稼いでくれる。
また、非凡な素質を持ち将来を嘱望されながら、故障によって才能を奪われた未完の大器ヤマニングローバルもこの世代である。
牝馬
華麗なる一族の末裔ダイイチルビーが能力的に抜けている。距離適性は短距離~マイルであるためクラシックとは無縁だが、得意距離では牡馬と互角以上に渡り合える能力を持っている。牝馬クラシック戦線なら、アグネスフローラとキョウエイタップが活躍するだろう。
史実で「鉄の女」と称されたイクノディクタスもお薦めで、史実どおり長く活躍してくれるはずである。
1988年
牡馬
二冠馬トウカイテイオーの能力が抜けており、中距離からクラシックで大活躍できる。競走成績にこだわるなら、まずトウカイテイオーを取ろう。マイル路線ならヤマニンゼファーも非常に高い能力を設定されている。
他には、重賞で安定した成績を残したナイスネイチャやフジヤマケンザンなどの実力馬がいる。史実での菊花賞馬レオダーバンもそこそこ強い。
牝馬
この年の牝馬は小粒でお薦めできるほどではないが、牝馬クラシックで活躍したシスタートウショウ、イソノルーブル、リンデンリリーなどが能力的には抜けている。
1989年
牡馬
二冠馬ミホノブルボンの能力が抜けている。競走成績にこだわるなら、まずブルボンを取ろう。あわよくば(ライスシャワーの凡走が発生すれば)、三冠も狙える。
ライスシャワーがそれに続くが、距離適性が長距離に偏っているので、活躍できるレースは限られてくるだろう。しかし、プレイヤーが所有することによって予後不良の運命から救うことができるので、余裕があれば所有したい。
短距離馬で活躍したサクラバクシンオーも非常に高い能力を持っているので、史実どおりに短距離界の王者として君臨できる。
上記に続いて、レガシーワールド、トロットサンダーなどの実力馬もお薦めである。天皇賞で2度の惜敗に泣いたセキテイリュウオーもそこそこの能力を持っている。
牝馬
ニシノフラワーとシンコウラブリイの能力が抜けており、共に距離適性は短いものの、牡馬と互角に戦うことができる。クラシックならアドラーブル、タケノベルベットなどが能力的に上位である。
ハードなローテーションの末の故障で波紋を呼んだサンエイサンキューもこの世代の牝馬である。能力的には平凡だが、思い入れがあれば、所有して悲運から救ってあげることもできる。
1990年
牡馬
能力的にはビワハヤヒデとウイニングチケットが抜けている。春の天皇賞を狙うならビワハヤヒデのほうを取ろう。クラシックなら両馬互角に近い。
この世代は他にも実力馬が多く、ナリタタイシン、ダンツシアトル、マーベラスクラウン、ネーハイシーザー、サクラチトセオーなど史実でのGⅠホースが高い能力設定になっている。
ステージチャンプ、ハギノリアルキング、トーヨーリファールなど、史実の重賞で活躍した馬もそこそこ強い。
牝馬
ノースフライトとホクトベガの能力が抜けている。両馬とも牡馬と互角に渡り合うことができる。前者はマイル、後者は中距離を主戦場とする。特に、ホクトベガは予後不良の運命から救うことができるので、できれば所有したい。
クラシック路線ならベガの能力が抜けている。牝馬三冠も狙える器である。ライバルと言うには能力的に物足りないが、ユキノビジンがそれに次ぐ。