概要
はじめに
本ページでは、難易度Survivalの具体的な攻略法を解説します。私自身の実際のプレイに基づく攻略法なので、あらゆる状況に対応できることは検証済ですが、さらに優れた攻略法や効率の良い方法もあると思います。あくまでも、当サイトのプレイにおける攻略の一例として、納得できる部分だけお使いいただけると幸いです。
ルールのおさらい
制限・制約
- 定期的に睡眠・食事・水分をとる必要がある
- 総重量が激減
- 総重量以上の荷物を持つと手足にダメージ
- 弾薬に重量が存在
- ファスト・トラベルが使用できない
- 寝具で休む時以外セーブできない
- 寝具の種類によって眠れる時間が異なる
- コンパスに敵の位置が表示されない
- スティムパック、食料等の回復速度低下
- 戦闘終了後に重傷が自動回復しない
- 戦闘終了後に仲間が自動回復しない
変更点
- 与えるダメージがNormalの75%
- 受けるダメージがNormalの3倍
- 伝説の敵の出現率がNormalの3倍
- リスポーン頻度が低下
- 所持している空のボトルに水源で給水できる
睡眠・食事・水分
睡眠・食事・水分が不足すると疲労が発生し、APの最大値が減少する。十分な睡眠・食事・水分を取ると、疲労により減少したAPの最大値は回復する。また、自然な生理現象としてだけでなく、薬物の使用による脱水症状や、カフェイン摂取による空腹も発生する。
疾病
病原体を持つ動物の攻撃や不衛生な寝具での睡眠によって疾病に罹患することがある。疾病は抗生物質を用いるか、医師の治療を受けないと回復しない。また、実際には、衛生的と思われる寝具で睡眠をとった際にも、何故か一定確率で疾病に罹患する。なお、疾病はハーブ治療薬で予防することが可能だが、逆に、RAD回復薬を使用すると、副作用で疾病罹患率が上昇する。
内容 | |
---|---|
不眠 | 必要な量の睡眠が取れない |
無気力 | APの回復速度が半減する |
疲労 | より頻繁な睡眠が必要になる |
寄生虫 | 空腹を満たすのに通常より多くの食料を要する |
衰弱 | ダメージ耐性が低下する |
感染 | 感染の進行に伴ってダメージを受ける |
攻略の一例 (始計篇)
方針
放射能ダメージや疾病の治療の為に医師を確保したいところだが、クイックセーブもファスト・トラベルもできないので、敵から逃げまくって医師がいるロケーションを発見し、以降ファスト・トラベルで訪れるような作戦は不可能である。かといって、レベル14になるまでは、居住地に自分で診療所を配置することもできない。
まずは、サンクチュアリ周辺を根城にして医療以外の自給自足を目指し、徐々に北部と北西部の居住地に進出するのが無理がない戦略と思われる。そして、緊急時には、比較的に安全にたどり着ける場所にいる医師の治療を受けることで急場を凌ぐことにする。
戦闘では、最低ランクのレイダーの攻撃でも体力の半分~致命傷相当のダメージを受けるので、スニーキング状態からステルス攻撃をメインにし、少しでも危険を感じたらすぐに逃げるようにする。基本的に勝算が無ければ戦わない。
初期SPECIALと序盤のPerk
とにかく早くレベルアップしたいので、一定確率で経験値ボーナスが得られるIdiot Savantを習得することにする。それから、危なくなったらいつでも水中に逃げられるように、Aquaboy (Aquagirl) を習得することにした。上記の2つPerkを習得することと、今後居住地の発展に不可欠なPerkを習得する為に、初期SPECIALを以下のように決定。
- Strength: 3
- Perception: 2
- Endurance: 5
- Charisma: 7
- Intelligence: 3
- Agility: 3
- Luck: 5
商店の確保
序盤は所持キャップが少ないので実際に取引ができるわけではないが、緊急時に備えて商人へのアクセスを確保する。具体的には、サンクチュアリから南東にいったところにあるドラムリン・ダイナーに向かい、トルーディとウルフギャングの諍いを平和的に解決する (説得にはある程度高いランクのCharismaが必要)。以降、しばらくの間、不用品の売却と不足品の購入はここで行う。コンコードを迂回すれば接敵しない。
食料、水、財源の確保
サンクチュアリの廃品を解体してウォーターポンプをできるだけ多く配置し、以降ウォータポンプから生産されるきれいな水で水分を補給する。また、余った分は、ドラムリン・ダイナーにいるトルーディやウルフギャングに売却してキャップに換える。
次に、サンクチュアリ内にベッドをいくつか用意してから、入植者募集ビーコンを設置する。やってきた入植者には、何らかの野菜の栽培を担当させて食料源とする。ビーコンに必要な材料や野菜の苗木が不足する場合は、水を売って得たキャップでトルーディから購入する。
もちろん、自分用のベッドやコンテナなど、今後のプレイに必要なオブジェクトも配置して、睡眠 (セーブ) や収納が快適に行えるようにしておく。
ここまでの作業で、睡眠、水分補給、食事の三要素が不足なく行えるようになった。また、水や食料を常時携行しておいて、常に補給できるようにしておくことも忘れずに。ショートカット登録しておくと便利である。
あと2つだけPerkを
基本的な準備は整ったが、念を入れてもう少し準備したい。まず、サンクチュアリでの工事で経験値を得てレベルが上がっている場合は、あと2つPerkを習得しておきたい。
1つ目は、未調理の食料から受ける放射能ダメージを大きく低下させるLead Bellyである。常に調理できるだけの材料があるとは限らないので、野菜を生で食べられるようにする為である。例えば、マットフルーツを食した場合、Lead Bellyがあると1食当たりのRADSダメージが1以下に軽減される。1回の食事に必要な量はマットフルーツなら2個なので、マットフルーツを主食にすれば、今後は放射能ダメージをほとんど気にせずに食事を行えるようになる。
次に、難易度Survivalを始めるとすぐに気づくことだが、荷物を持てる総重量が非常に少なくなっている。平均的なStrengthのキャラクターの総重量は100強で、このままでは普通にプレイすることは困難である。そこで、総重量を増強するLone Wandererを習得したいのである。このPerkは、ドッグミートを連れていても効果を発揮するという素晴らしい特長があり、特に序盤で大きな援けとなる。もちろん、しばらくは主人公とドッグミートの二人旅である。
Dr. パトリシアにアクセス
前項までの作業でほとんどの必需品は揃ったが、最後にコベナントを発見しておくことをお勧めする。コベナントはドラムリン・ダイナーから東へ進んだところにある湖畔の町で、入口で安全テストさえ受ければすぐに入ることができる。
コベナントにはDR. パトリシアという医師が常駐しているので、重篤な疾病に罹患した場合はここで治療を受けるとよい。ダイナーから東に直進してもほとんど接敵せず、湖は泳いで渡ればよいので、序盤でも安全にたどり着ける。心配なら、ミスティック・パインを中継点にして建物1階にあるベッドでセーブするとよい。
ここまでのプレイで、難易度Survivalでとりあえず生き抜いていくだけの準備は十分に整ったはずである。次項では、戦力を強化していく手順を紹介する。
また、以降具体的に記載しないが、連邦の北部⇒北西部⇒中部という形で居住地を開拓して、全居住地にセーブ用のベッドを設置していこう。もちろん、きれいな水と食料の確保も行い、キャラクターがレベル14になったら、全居住地に診療所を配置して医師を置くことを推奨。
攻略の一例 (侵攻篇)
パワーアーマーの確保
USAF衛星基地オリビア付近に墜落したベルチバードの残骸付近からパワーアーマーを確保する。気楽に各地を巡って回収できないSurvivalでは特に貴重なフュージョン・コアを消費するが、パワーアーマーを装着すれば、余程のことがない限り殺されることはないので、今後、クエストの戦闘などで苦労した場合は、パワーアーマーを使うとよい。
驚くほど素晴らしい話の1巻を確保
可能であれば、体力が自動回復する効果を習得できる雑誌「驚くほど素晴らしい話 #01 My Brain and I... (A Twisted Love Tale)」を入手したい。同誌があるボストン市長用シェルターへの旅程は多少タフだが、敵を相手にしなければ、戦闘を行うことなく到達できる。
内部にはタレットが数台あるだけで、生物の敵がいないので、辿り着くことさえできれば、雑誌の回収自体はさほど困難ではない。ただし、最深部まで進むと、人造人間が随所に出現してまず生還できないので、雑誌を取ったらすぐに来た道を引き返すこと。
ゴミの街の馬鹿な商人の話を確保
難易度Survivalでは、リスポーンが発生するまでにより長い時間が必要になる。さらに、ファスト・トラベルが使用できないことが災いして頻繁にクリア済ロケーション付近を徒歩で通過することが多くなるため、なかなかリスポーンが発生せず、必然的に物資の確保は商店に頼らざるを得なくなりがちである。
したがって、できるだけ早い段階で取引の値段が有利にすることが望ましい。幸い、取引価格を良化する「ゴミの街の馬鹿な商人の話」シリーズの中の3冊が、序盤に訪れやすいロケーションにあるので、その3つ確保してしまうことをお勧めする。
具体的には、ウォールデン・ポンド、スーパーウルトラ・マーケット、ミスティック・パインで回収できる。いずれも、ボス部屋のような危険な場所に置かれているわけではないので、必要最低限の敵だけ排除して回収するとよい。
武器Perkの習得と強武器の確保
武器の選定はプレイスタイルに直結するので画一的に特定の武器を推奨することはできないが、こだわりがないのであれば、セミオートのライフルをメインにしてRiflemanを習得することをお勧めしたい。セミオートライフルには、狙撃ライフルやショットガンも含まれるので、全てのレンジに対応できるからである。
具体的には、きれいな水を売って得たキャップで、Vault 81で販売されているオーバーシアー・ガーディアンと、コベナントで販売されているジャスティスを購入することをお勧めする。
オーバーシアー・ガーディアンにはダメージが倍になる「ツーショット」の特殊効果があり、ジャスティスには敵をよろめかせる特殊効果がある。いずれも、ゲームの終盤まで使用できる強力な武器なので、購入時の出費は痛いが、決して無駄にならない。
注意点としては、オーバーシアー・ガーディアンは、ツーショットの効果の副作用による反動が強烈であるため、フルオート射撃はもちろんのこと、セミオートの連射でも、銃が暴れてまともに狙うことができないことが挙げられる。
反動を軽減する最高級のアタッチメントを装着したとしても、実用に耐えうる安定感は得られないので、狙撃に特化させて一撃必殺の武器にすることを推奨。RiflemanのPerkを習得して急所にステルス攻撃を行えば、中盤までに出会うほとんどの敵は一撃で倒すことができる。
防御を整える
アーマーを強化して全身に着込むことは可能だが、総重量の制限が厳しいSurvivalでは、重い防具は好ましくない。防御の強化に対するアプローチは各人各様だと思われるが、個人的には、レールロードのサイドクエスト「Jackpot」を完了すると解禁される衣類の強化をお勧めする。
クエスト「Jackpot」を発生させるには、レールロードのメインクエスト「Boston After Dark」を完了するだけでなく、共通のメインクエストを進めて「The Molecular Level」を発生させる必要がある。必然的に、ケロッグやZ2-47 (コーサー) を戦闘で撃破しなければならない。また、バージルが身を隠している輝きの海の洞くつへも二度も往復しなければならないのである。
上記の鬼門で苦戦する虞があるが、そこさえ乗り越えて衣類の強化が可能になると、後のゲームプレイがかなり楽になるので、パワーアーマーを駆使して、強敵を何とか打ち破りたいものである。無論、行く手を阻む全ての敵を排除する必要はなく、フィールドでは接敵をできるだけ避けるようにするのが得策である。
主要ロケーションへの安全なアクセス
前項に挙げたクエストやその他の用で、主要ロケーションたどり着く必要に迫られる場合があるが、クイックセーブができないSurvivalではできるだけ接敵せずに到達することが望ましい。特にグッドネイバーやダイアモンドシティがあるボストンは、相対的に敵が強い上に、ビルの屋上などに陣取っていることが多いため、迂闊に足を踏み入れるのは危険である。
まず、連邦北部とダイアモンドシティには、ドラムリン・ダイナーを始点として西側の居住地を通過するルートを行くことをお勧めする。なお、Vault 81 の入口の前にあるキャンプにはマットレスが置かれており、最大5時間の睡眠とセーブが可能である。
次に、グッドネイバーやパーク・ストリート駅へは、バンカーヒルでセーブして南下するルートを推奨。ただし、真っすぐ南下して橋を渡ると強敵がひしめくエリアに入ってしまうので、チャールズ川を泳いで西に進み、チャールズビュー野外劇場に一度たどり着いてから、ボストン・コモンを経由して、北西側から接近するのをお勧めしたい。この経路を使えば、接敵せずにグッドネイバーやパーク・ストリート駅に入ることができる。